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女子新MMA大会旗揚げ。辻、勝利後に感涙

VALKYRIE 01 CAGE FORCE-EX
2008年11月8日(土) ディファ有明
 スマックの活動休止から約半年を経てスタートしたVALKYRIE。スマックの元王者・辻結花は試合後「一本・KOはできなかったけど、試合できたのが凄くうれしかったです」と話し、涙を浮かべた。
レポート&写真:井原芳徳

※ヴァルキリールール(略称VR)はパウンドあり、肘打ちは頭部のみ禁止。ノーヴァイス(初心者)ルール(略称NR)はパウンド無し、すべての肘打ちが禁止。


第6試合 メインイベント 女子フェザー級(52.2kg)VR 3分3R
○辻 結花(総合格闘技闇愚羅)
×V一 [ヴィーはじめ](Max柔術アカデミー&Yogaスタジオ)
判定3-0 (豊永=辻/礒野=辻/大藪=辻)

 スマック時代と変わらない入場曲で、花道から辻が登場。お馴染みの般若の面を花道の途中で脱ぎ、辻が表情をあらわすと、場内からは静かながらも温もりの伝わる拍手が巻き起こる。スマックで幾多のメインイベントを務めてきた辻が登場することで、ようやく日本の女子MMAが半年の冬眠から目覚めたという実感が沸いてくる。辻本人も「入場の時から鳥肌が立った」といい、いつもと違う緊張感を味わっていたようだ。



 辻は試合開始しばらく、リング中央でどっしりと構えた後、得意のタックルでテイクダウンを狙う。V一はそれを切ると、辻のボディに膝蹴りを返し、離れ際にはパンチを一発。辻の動きをよく研究してきているようだ。しかし辻は2度目のタックルでテイクダウンに成功。残り時間が少ないながらも、パウンドを落として印象を良くする。



 2Rも上になったのは辻。差し合いの攻防で辻が膝を放つと、V一がタックルで倒しにかかるが、辻はすぐさまリバースしてハーフガードに。セコンドの声を聞きながらケージに押し込みパウンドを落とすが、V一もセコンドの声を聞いて金網を手で押しながら向きを変えようとしたりと、両者ともケージを活かした戦いを繰り広げる。辻も試合後「ケージは楽しい」と振り返った。



 3Rに試合最大の山場が訪れる。辻がまたもタックルで上になり、マウントポジションをうかがいつつパウンドをラッシュ。しかしV一は下から腕をつかまえ十字を仕掛けて一発逆転のチャンス。辛うじて脱出したこの場面を辻は試合後「笑けてきた。試合前からそれがあると何回も言われてきたのに、殴るのに必死で」と関西弁で振り返っていた。

 ネームバリューから考えれば辻の圧勝も予想されたが、V一もアメリカで学んだ柔術を駆使し、07年の新人王トーナメントを制する等、末期のスマックで頭角を表していた選手。旗揚げ興行にふさわしい、両選手の持ち味が発揮される好勝負だった。



 試合後マイクを持った辻は「一本・KOはできなかったけど、試合できたのが凄くうれしかったです」と話し、涙を浮かべた。試合後の話によると「試合ができることの喜び、みんなで大会を成功させたいという思いもあり、最後は緊張感から開放されて泣けてきたんやと思う」と振り返った。茂木康子プロデューサーも辻と並んで涙を浮かべ、「第1試合からウルウルした」と話しつつ、「今日の苦労は序章に過ぎない」と気を引き締めていた。

 今後の戦いについて聞かれた辻は「1試合1試合悔いの無い試合がしたい」と答えた。シンプルな言葉だが、「試合ができることの喜び」のある今だからこそ、重みを感じた。


第5試合 女子フライ級(45.4kg)VR 3分3R
△大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
△玉田育子(AACC)
判定0-1 (豊永=ドロー/礒野=玉田/大藪=ドロー)

 玉田がたびたび大室をケージに押し込むが、大室はテイクダウンをさせない。ブレイクのたびに打撃戦が繰り替えされる点では下のWINDY対藤野と似ていたが、大室と玉田はカウンター狙いとなってしまい、派手さに欠ける。相性の悪さもあったかもしれないが、両者とも最後までいいところを発揮できないまま終了のブザーを聞いた。


第4試合 女子フェザー級(52.2kg)VR 3分3R
○WINDY智美(パンクラスism)
×藤野恵実(和術慧舟會GODS)
判定3-0 (豊永=WINDY/礒野=WINDY/大藪=WINDY)

 スケバン風のコスプレでの登場がすっかり板についた感のある藤野。試合でも気の強さを発揮し、WINDYの打撃に臆することなく、接近戦になると左のジャブやフックを命中させる。度々ケージに押し込むが、WINDYはテイクダウンを許さず。やはりWINDYの一撃一撃の威力は強烈で、左の前蹴りを何度も藤野の顔面に叩き込むようになると、藤野も少しずつ弱気な表情に。WINDYにも決定的なチャンスは無かったが、ダメージの差でWINDYに軍配。殺気あふれる戦いが、ヴァルキリーの方向性を示しているように感じた。

第3試合 女子ウェルター級(-61.2 kg)NR 3分2R
○ロクサン・モダフェリ(米国/和術慧舟會東京本部)
×米沢知佐(フリー)
判定3-0 (芹澤=モダフェリ/礒野=モダフェリ/大藪=モダフェリ)

 両ラウンドとも上になったロクサンが、米沢にリバーサルの隙を与えながら三角絞め・腕十字を狙う。総合デビュー戦の空手家・米沢だったが、セコンドの三島☆ド根性ノ助のアドバイスを聞きながら、度重なるピンチを脱出し、一本負けを逃れた。UFCの強豪とも渡り合った三島からは、ケージに押し込んで三角から逃げるアドバイスも飛んでいた。

第2試合 女子フェザー級(52.2kg)NR 3分2R
×内藤晶子(和術慧舟會RJW)
○♂ha@THE♀ [アゲハアットティーエッチイー](パラエストラ柏)※海老原まどかより改名
1R 2'45" 腕ひしぎ十字固め

 ムエタイ風の構えの内藤を、♂haは豪快な首投げで頭からマットに突き刺すようにテイクダウン。サイドを取ると腕十字を仕掛ける。見込み一本気味だったが、豊永レフェリーがストップした。

第1試合 女子フェザー級(52.2kg)NR 3分2R
△溝口麻美子(ALLIANCE)
△Sakura(和術慧舟會東京本部)
判定0-0 (芹澤=ドロー/松宮=ドロー/大藪=ドロー)


アマチュアマッチ 56kg契約 3分2R
森 雅絵(総合格闘技闇愚羅)
正法佳子(日本無名道硬氣功)
中止 (正法の欠場)

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