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ヌネスが2度目の防衛。ドス・アンジョスとセフードが快勝:9.9 カナダ

  • UFC
  • 更新・2017-09-10 (Sun)16:01
UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2
2017年9月9日(土/現地時間) カナダ・アルバータ州エドモントン:ロジャーズ・プレイス
  レポート:井原芳徳  情報協力:UFC日本広報(Photos courtesy of Zuffa LLC / Getty Images)
  中継:DAZNUFCファイトパス、FOXスポーツ&エンターテイメント(9/16(土)22時~)


第11試合 メインイベント UFC女子バンタム級タイトルマッチ 5分5R
〇アマンダ・ヌネス(王者)
×ワレンチナ・シェフチェンコ(1位)
判定2-1 (47-48/48-47/48-47)
※ヌネスが2度目の防衛

 ヌネスは去年3月にシェフチェンコに3R判定勝ちし、続く試合でミーシャ・テイトを破って王者となり、昨年12月にはロンダ・ラウジーを秒殺し初防衛。今回は2度目の防衛戦だ。シェフチェンコは長年キックとMMAを並行し、15年12月からUFC専属となり、UFC3勝1敗。唯一の黒星はヌネス戦で、今年1月でジュリアナ・ペーニャに腕十字で勝利すると、オクタゴンの中でヌネスとの再戦を誓いあった。
 当初、フライ級王者デメトリアス・ジョンソンの防衛戦がメインイベントだったが、挑戦者のレイ・ボーグのウイルス感染症により中止となり、この試合がメインに格上げとなった。元々この試合も7月のUFC 213のメインイベントだったが、ヌネスの副鼻腔炎(ちくのう症)で試合当日に中止になっていた。

 1R、ヌネスが中央から左ジャブを突きながら右ロー、右ストレートを放つが、サウスポーのシェフチェンコは金網を背にしてどっしり構えつつ、ほとんど攻撃を出さない。手数差でヌネスがポイントを先取する。
 2Rも同様だが、少しシェフチェンコが左ストレートを出すようになる。スーパーマンパンチやバックスピンキックを絡め、うまく当たらないものの、ヌネスは距離が少し遠くなり、手数も落ち、シェフチェンコの手数が目立つようになる。
 3Rもスタンドで同様の構図。シェフチェンコは左足のスネを切り出血する。左のパンチは空振りが増える。ヌネスは左右の前蹴り、右ロー等を当てる。相変わらず大差は無く、観客にはフラストレーションの溜まる展開だが、ヌネスが盛り返した印象だ。
 4Rも同様な構図で、シェフチェンコの左のパンチの空振りは多いものの、右ローや左膝をヒット。ヌネスはヒットは減るものの圧力をかけ続ける状態は変わらず。採点の難しいラウンドだが、僅差でシェフチェンコか。

 5R、序盤こそシェフチェンコが前に出てパンチを連打するが、ヌネスが下がってかわすと、4Rまで同様の構図に戻る。中盤、ヌネスがタックルから金網に押し込むが、シェフチェンコは耐え、元の構図に。そしてヌネスが組み付いてきたタイミングでシェフチェンコが首を抱えて投げに失敗すると、ヌネスは倒してバックを取る。一旦シェフチェンコが立つが、再びヌネスはテイクダウン。シェフチェンコはクロスガードを解かず、ヌネスがトップキープして試合を終える。

 判定はなぜか割れたものの、2Rと4R以外はペースを握ったヌネスに軍配が上がった。敗れたシェフチェンコは試合後のインタビューで判定に不満を述べ続け、「2・3・4Rは私が取っていた」と主張。ヌネスは「きわどい勝利だったとは思わないわ。私にとっては明白な勝利。彼女は数回いいパンチを打ってきたけれど、各Rで優勢だったのは私」と反論した。


第10試合 ウェルター級 5分3R
×ニール・マグニー(6位)
〇ハファエル・ドス・アンジョス(10位、元ライト級王者)
1R 3'43" 肩固め

 ドス・アンジョスは6月のシンガポール大会からウェルター級に階級アップし、当時11位のタレック・サフィジーヌに判定勝ち。今回は191cmと長身のマグニーとの試合が組まれた。
 1R、ドス・アンジョスはサウスポーに構え、右ローでマグニーの足を刈って倒す。ムエタイの強豪の多いシンガポールのEVOLVE MMAで練習しており、その成果を印象付ける。さらハーフガードでしっかり押さえつつ、空間を作っては肘を落とし、中盤過ぎにはサイド、マウントと移動。背中を向けそうになるマグニーを馬乗りのままコントロールしつつ、素早く肩固めを極めてタップを奪取。柔術にムエタイを融合させた見事な攻めで完勝した。
 インタビューでドス・アンジョスは「ウェルター級には俺の身長は低すぎるなどと言う連中もいたが、俺は身長の高い奴らに対して最善を尽くして戦っている。次回はベルトをかけてファイトしたいね」と話した。


第9試合 フライ級 5分3R
〇ヘンリー・セフード(2位)
×ウィルソン・ヘイス(5位)
2R 0'25" KO (右ストレート→グラウンドパンチ)

 08年北京五輪レスリング金メダリストのセフードはMMA 10連勝でデメトリアス・ジョンソンの王座に挑戦するも1R TKO負け。続く前回12月のTUFコーチ対決ではジョセフ・ベナビデスに判定1-2で惜敗している。ヘイスも4月に絶対王者ジョンソンの餌食になって以来の試合となる。
 1R、サウスポーのヘイスに対し、セフードが前手の突き合いから右のフックと左右のボディをヒット。右のテンカオも強烈だ。ヘイスのタックルも軽々と切り続け、右ハイも当て、終盤には片足タックルで倒し、あらゆる局面で差を見せつける。そして2R、セフードがノーモーションの右ストレートをクリーンヒット。ダウンしたヘイスにパウンドを連打したところでレフェリーがストップした。オクタゴンサイドで試合を見ていたジョンソンも手を上げて見事なフィニッシュを称えた。


第8試合 ライトヘビー級 5分3R
〇イリル・ラティフィ(10位)
×タイソン・ペドロ(13位)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

 ペドロはUFC 2試合、オーストラリアのローカル大会の4試合含め、全て1RでKO・一本勝ちしているサモア系の新鋭。1R、長身のペドロが圧力をかけて右ローを当てるが、ラティフィは中盤、タックルからテイクダウンに成功して上四方へ。ペドロは体を曲げてラティフィの頭に足を挟んで動いてから脱出する。ペドロが左ハイを放つと、ラティフィは蹴り足をつかんで倒し、長い足をさばいて再び上四方になるが、ペドロは先ほどと同じパターンで脱出する。2テイクダウンでラティフィにポイントがつきそうだが、ジャッジ2者はペドロにつける。
 2R、お互いスタンドで打撃を慎重に狙う状況が続き、中盤にラティフィが金網に押し込んでから、抱え上げてテイクダウンに成功。立たれた後も押し込み続けて主導権を維持する。
 3Rもスタンドの攻防が続き、ペドロは手数もスピードも落ち、ラティフィがどちらでも上回る状態。2R以降未経験のペドロはスタミナ不足を露呈する。またも中盤にラティフィがテイクダウンを奪うと、疲れたペドロは脱出できず、ラティフィがトップキープして試合終了。ペドロが熟練者からの洗礼を浴びる試合となった。


第7試合 フェザー級 5分3R
〇ジェレミー・スティーブンス(8位)
×ギルバート・メレンデス(ライト級14位)
判定3-0 (30-26/30-26/30-25)

 かつて青木真也、川尻達也にも勝ったメレンデスは、13年からUFCに参戦するも1勝4敗と不振。3連敗中で今回がフェザー級に階級を下げての初戦となる。だがスティーブンスのほうが体がガッシリとした印象で、右ローを連打して1Rからメレンデスをぐらつかせる。メレンデスは左膝の下が腫れ、自ら寝転ぶ状態を繰り返す。
 2R、メレンデスは前に出てパンチを狙うが、足取りがぎこちなく、スティーブンスは回ってかわしながらパンチとローを当て続け主導権を維持する。メレンデスはサウスポーにスイッチするが、スティーブンスは前に出ているメレンデスの右足にもローをヒット。2Rもメレンデスはローをもらって倒れる場面が2度ある。
 3Rもスティーブンスがパンチ、ローを当て続け主導権。ボディ打ち、顔面膝、肘打ちも絡めて圧倒する。終盤、スリップしたメレンデスの上になり、パウンドを当て試合終了。スティーブンスの完勝に終わった。


第6試合 女子バンタム級 5分3R
×サラ・マクマン(6位)
〇ケトレン・ヴィエラ [Ketlen Vieira](13位)
2R 4'16" 肩固め

第5試合 女子バンタム級 5分3R
〇サラ・モラス
×アシュリー・エバンス・スミス(15位)
1R 2'51" 腕ひしぎ十字固め

第4試合 フェザー級 5分3R
×ギャビン・タッカー
〇リック・グレン
判定0-3 (25-30/24-30/27-29)

第3試合 ライト級 5分3R
×ミッチ・クラーク
〇アレックス・ホワイト
2R 4'36" TKO

第2試合 ヘビー級 5分3R
×ルイス・エンリケ
〇アルジャン・ブラー [Arjan Bhullar]
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第1試合 ライト級 5分3R
〇ケイジャン・ジョンソン
×アドリアーノ・マルチンス
3R 0'49" KO

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