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コーミエ、ジョンソンを返り討ちしライトヘビー級王座防衛:4.8 ニューヨーク

  • UFC
  • 更新・2017-04-09 (Sun)19:16
UFC 210: Cormier vs. Johnson 2
2017年4月8日(土/現地時間) 米国ニューヨーク州バッファロー:キーバンク・センター
 UFCライトヘビー級王者のダニエル・コーミエは2年前の王座決定戦でも戦ったアンソニー・ジョンソンを2Rチョークスリーパーで返り討ちし2度目の防衛。ジョンソンは引退を表明し、コーミエは愛憎入り混じるマイクアピールで元王者・ジョン・ジョーンズとの防衛戦を希望した。
  レポート:井原芳徳  情報協力:UFC日本広報  Photos courtesy of Zuffa LLC / Getty Images
  中継:DAZN(第9~13試合のメインカードを1か月配信)


第13試合 メインイベント UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R
○ダニエル・コーミエ(王者)
×アンソニー・ジョンソン(1位)
2R 3'37" チョークスリーパー
※コーミエが2度目の防衛

 両者は15年5月の王座決定戦で戦い、コーミエが3Rにチョークを極め勝利している。その後、コーミエはグスタフソンを破り初防衛に成功。昨年7月の暫定王者のジョン・ジョーンズとの統一戦はジョーンズのドーピング違反で流れ、代役のアンデウソンとのノンタイトル戦でコーミエは判定勝ちしている。対するジョンソンはその後、ジミ・マヌワ、ライアン・ベイダー、グローバー・テイシェイラに3連続KO勝ちし王座再挑戦に辿り着いた。
 1R、ジョンソンが圧力をかけてパンチを振るい、タックルから金網に押し込み続ける。コーミエはいったん、がぶりの体勢になると、そこから逆に金網に押し返す。膠着状態が続くがレフェリーは続行。残り1分でようやくブレイクがかかる。するとジョンソンはすぐ前に出て左ハイ、右の関節蹴りを連打。だがまたも押し込む状態となり膠着。差の少ないラウンドだが、打撃の積極性でジョンソンか。
 2R、ジョンソンがサウスポーの構えから左の膝を放つが、コーミエは蹴り足をつかんでタックルを仕掛け、そのまま押し込み続ける。1分ほどでジョンソンが押し返すと、抱え上げて倒すが、すぐコーミエは金網を背にして立ち上がり、またもジョンソンの左の膝蹴りをつかんでタックルを仕掛け返す。そして足をかけながら倒すと、逃げようとして背中を見せたジョンソンからバックマウントを奪取。細かくパウンドを当ててじわじわダメージを与えると、チョークを極めて試合を終わらせた。

 試合後、ジョンソンは「何も言い訳できません。強かったです。みなさんが大好きです」と話すと、突如涙を浮かべ「この試合が最後です。まだ誰にも言っていません。UFCは楽しかったです。ありがとう」と引退を表明。オクタゴンサイド席で見ていたジョン・ジョーンズに声をかけ「次はお前がやれ」と次期挑戦者に指名した。
 コーミエは15年1月に敗れた相手であるジョーンズとの防衛戦のことを聞かれると、ジョーンズを指さし「お前、全てを綺麗にして戦える状態になって、かかって来い。それまで待ってるからな。俺は2年も待っているんだぞ。最初はお前の勝ちだった。でも次はそうはいかん。奴のことはファイターとしては尊敬している。強いよ。でも話は試合出場ができる状態になってからだな」と話した。ジョーンズはドーピング違反による1年のサスペンドが7月に切れる。タイミング的にはコーミエの次の防衛戦にちょうどいいが、果たしてどうなるか?


第12試合 ミドル級 5分3R
×クリス・ワイドマン(4位)
○ゲガール・ムサシ(5位)
2R 3'30" TKO (ドクターストップ:膝蹴り)

 ワイドマンは15年12月にルーク・ロックホールドに敗れ王座陥落し、昨年11月のヨエル・ロメロとの再起戦でも3R飛び膝でKO負けし2連敗中。ムサシは昨年UFCで4戦全勝と波に乗っている。
 1R、1分過ぎにワイドマンが片足タックルでテイクダウンを奪取。いったん立たれても再びタックルで倒し、また数十秒でスタンドに戻るループが繰り返される。ムサシは途中で右足を痛めたか?ステップがぎこちなく、簡単に倒される状態が続く。
 だが2R、ムサシは序盤から左フックの後に右アッパーを連打して先手。しばらく押し込んでブレイクがかかる。するとワイドマンは1Rのようにタックルでテイクダウンに成功。1Rはその先の攻めが無かったが、2Rは上からじっくりプレッシャーをかけ、マウント、バックマウント、マウントと動きチャンスを作る。ムサシも動いてスタンドに戻すと左ジャブを連打。ワイドマンは苦し紛れにタックルを仕掛けるが、ワイドマンはがぶった状態でムサシの頭に膝を連打する。

 するとここでトラブルが発生する。ムサシが両手をマットにつけるかつけないかの微妙なタイミングで膝を2連打すると、レフェリーは反則とみなしてブレイクをかける。グラウンド状態での頭部への膝蹴りは反則だが、今年からグラウンドの定義が変更となっている。去年までは片手をマットにつけた状態はグラウンドだったが、今年からはスタンド扱いとなり、両手をつけないとグラウンドにならない。レフェリーはこのブレイクの後、片手が離れた状態と判断し、有効打と訂正する。さらに、ワイドマンは問題なく試合続行できそうな様子だったが、ドクターの「何曜日か」という質問に答えなかったため、ダメージが深いと判断され、ワイドマンにストップが宣告された。レフェリーの判断の難しい状況でのミス自体は仕方ないが、ドクターの杓子定規な判断が重なってしまい、両選手も観客も不満な結末に。ワイドマンは試合後のオクタゴンの中でのインタビューで「こんな結末は許されない。強くなって戻って来る」と、元気な口調で不満を述べた。


第11試合 女子ストロー級 5分3R
○シンシア・カルビーヨ [Cynthia Calvillo]
×パール・ゴンザレス [Pearl Gonzalez]
3R 3'45" チョークスリーパー


第10試合 ウェルター級 5分3R
○チアゴ・アウベス
×パトリック・コーテ
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

 アウベスは昨年11月にライト級でジム・ミラーと戦ったが、計量オーバーし判定負け。ウェルター級に戻しての初戦だ。 
 1R、スタンドの打撃戦で、アウベスが首相撲からの顔面狙いの右膝蹴り、右ローをヒット。残り1分、コーテが左ミドルを当てた後、アウベスが左手で蹴り足を一瞬つかんでから離して、すぐに左フックを当て、コーテをダウンさせ、上からパウンドを当てて攻め込む。
 2Rもアウベスが左肘、右ストレート、左インローを正確に当ててペースを握る。3分半ごろ、コーテがストレートの連打を当ててアウベスを下がらせるが、アウベスが右フックを当て返し、コーテの腰が落ちる。その後もアウベスが執拗にローを当て続ける。
 3R、ここまで劣勢のコーテはタックルを仕掛けて打開を図るが、アウベスは切り、押し返して足をかけテイクダウンを奪う。腰を上げてパウンドと肘をうまく落とし、コーテは顔面から出血する。スタンドに戻り、コーテは血だるまになりながらも圧力をかけて右アッパーを振り回すが、なかなか当てられず、最後はアウベスが飛び膝を軽く当てたところで終了。3Rともアウベスがポイントを取り完勝した。
 試合後、コーテはグローブをマットに置き「勝っても負けてもこれが最後のつもりでした。15年間ありがとうございました」と引退を表明。場内は大歓声に包まれた。


第9試合 ライト級 5分3R
×ウィル・ブルックス
○チャールズ・オリベイラ
1R 2'30" チョークスリーパー

 元ベラトール王者のブルックスは、昨年10月にUFCに初参戦。体重オーバーのアレックス・オリベイラと対戦し、3R TKO負けを喫して以来の試合となる。
 1R、40秒ほどでチャールズ・オリベイラが足をかけテイクダウン。ブルックスが金網を背にして立ち上がるが、すぐオリベイラがグラウンドに戻すと、バックに回りオンブの状態となり、チョークを極め、ブルックスはタップ。ブルックスはいいところなく完敗した。オリベイラは連敗を2でストップした。


第8試合 フェザー級 5分3R
○マイルズ・ジュリー
×マイク・デ・ラ・トーレ
1R 3'30" TKO

第7試合 ウェルター級 5分3R
○カマル・ウスマン [Kamaru Usman](11位)
×ショーン・ストリックランド
判定3-0 (30-27/30-26/30-26)

第6試合 フェザー級 5分3R
○シェーン・ブルゴス [Shane Burgos]
×チャールズ・ローザ
3R 1'59" TKO

第5試合 ライトヘビー級 5分3R
○パトリック・カミンズ(12位)
×ヤン・ブラホビッチ [Jan Błachowicz]
判定2-0 (29-28/28-28/29-28)

第4試合 ライト級 5分3R
○グレゴール・ガレスピー
×アンドリュー・ホルブルック
1R 0'21" KO

第3試合 ライト級 5分3R
×ジョシュ・エメット
○デスモンド・グリーン
判定1-2 (28-29/29-28/27-30)

第2試合 女子バンタム級 5分3R
○ケイトリン・チョケイジアン [Katlyn Chookagian]
×アイリーン・アルダナ [Irene Aldana]
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

第1試合 フライ級 5分3R
×ジェネル・ラウザ [Jenel Lausa]
○マゴメド・ビブラトフ [Magomed Bibulatov]
判定0-3 (26-29/26-29/26-29)

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