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ウッドリー、トンプソンとの再戦で辛勝。アリスター、ハントをKO:3.4 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2017-03-06 (Mon)12:30
UFC 209: Woodley vs. Thompson 2
2017年3月4日(土/現地時間) 米国ネバダ州ラスベガス・T-Mobileアリーナ

  レポート:井原芳徳 (情報協力:UFC日本広報/Photo courtesy of Zuffa LLC / Getty Images)


第11試合 メインイベント UFCウェルター級タイトルマッチ 5分5R
○タイロン・ウッドリー(王者)
×スティーブン・トンプソン(1位)
判定2-0 (48-47/47-47/48-47)
※ウッドリーが2度目の防衛

 両者は昨年11月の王座戦で戦い、ウッドリーが判定1-0でドロー防衛しており、決着戦がさっそく組まれた。
 1R、トンプソンがサウスポーに構えてオクタゴンの中央付近に立ち、ウッドリーが右回りで動き続ける。互いになかなか攻撃が出ず、観客からもブーイングが飛び、レフェリーもウッドリーに注意する。トンプソンがポイントを先取したか。2Rも同様で、お互い手の内を知ってか警戒が強い。今年からの判定基準だと、両Rとも10-10でもおかしくないが、ジャッジは3者とも10-9で両者にポイントが割れている状態だ。
 だが3R、序盤からウッドリーが片足タックルを仕掛け、テイクダウンに成功。金網付近でハーフガードとなり、コツコツパウンドを当てる。2分ほど経ってスタンドに戻り、ウッドリーが首相撲からの膝を当てるが、トンプソンが2分半過ぎに突き放し、再びプレッシャーをかける。パンチを的確に当て続け好印象だが、中盤までの印象でウッドリーがポイントを取ったか。
 4Rもトンプソンが圧力をかけ続け、左ハイ、左ストレートを随所で当て主導権。5R、さすがのウッドリーも少し前に出て来るようになるが、その先に攻撃が出ない。片足タックルもすぐ切られる。だがこれまでと違いウッドリーがプレッシャーをかける時間が長くなり、1分を切り、ウッドリーが右フックを振り回したのをきっかけにトンプソンを追いかけるようになると、右ストレートを連続で当て、一瞬倒れたトンプソンを金網に詰めてパンチラッシュ。最後に一気に試合が動き、ウッドリーがポイントを取る。10-8でも不思議では無い内容だ。



 結局、5Rの猛攻が決め手となり、ジャッジ2者が支持しウッドリーが判定勝ち。「トンプソンは前回よりずっと強くなっていました。5Rは頭を使って戦えましたが、苦しい試合でした」と振り返り、敗れたトンプソンは「いい試合ができました。彼は伊達に王者ではありません。また頑張ります」と王者の強さを認めつつも、「勝ったと思いました。私のほうがたくさんパンチを出していましたが、接戦だったので仕方ないです」と、採点には不満を示した。


UFCライト級暫定王者決定戦 5 分5 ラウンド
―ハビブ・ヌルマゴメドフ(1位)
―トニー・ファーガソン(2位)
中止 (ヌルマゴメドフの減量中の体調不良)

第10試合 ライト級 5分3R
×ランドン・バンナータ
○ダビッド・テイムル [David Teymur]
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)


第9試合 ミドル級 5分3R
×ラシャド・エヴァンス(元ライトヘビー級王者)
○ダニエル・ケリー
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

 エヴァンスがライアン・ベイダー、グローバー・テイェイラに2連敗し、37歳にしてミドル級に階級を落としての初戦で、試合は11か月ぶり。体つきもかなりシャープになった印象だ。ケリーは柔道で4度オーストラリア代表でオリンピックに出たことがある39歳で、昨年11月にはクリス・カモージィーに判定勝ちしている。
 1R、ケリーがサウスポーに構える前傾姿勢で右ジャブを突き、時折左のフック、ストレートを振るうが、エヴァンスも左ジャブを突きつつ、右フックをお返し。中盤過ぎ、エヴァンスが右フックからタックルを仕掛けるが、ケリーは切る。ケリーも組み付けば足を掛けて倒そうとするがエヴァンスは踏ん張る。ケリーが圧力をかける時間が長く、手数が多く、若干ながら好印象か。
 2Rも同様な構図だが、ケリーの左アッパーが炸裂すると、少しエヴァンスが苦しそう。組んでの展開でもケリーのパワフルさが目立つように。3分半過ぎ、エヴァンスがタックルでテイクダウンを奪うが、すぐケリーは立つ。終盤、エヴァンスの右ハイをもらうが、足をつかんで押し込み対処。トータルのパンチの手数ではケリーだが、エヴァンスの右ハイもジャッジに対するインパクトはありそうだ。
 3R、劣勢のエヴァンスは、インターバルで体力を戻すと、ジャブの頻度を高めつつ、右のパンチを先に当てる。だが2分過ぎあたりからケリーも圧力をかけて左のアッパー等のパンチを度々返すようになり、簡単に攻勢に戻す。右手でつかんでの左手のパンチも、柔道のベースが活きているようにも見える。終盤は激しくパンチを打ち合い終了。ケリーは指を突き上げて勝ち誇り、スプリットながらも大物食いを果たした。


第8試合 女子ストロー級 5分3R
×アマンダ・クーパー
○シンシア・カルビーヨ [Cynthia Calvillo]
1R 3'19" チョークスリーパー


第7試合 ヘビー級 5分3R
○アリスター・オーフレイム(3位)
×マーク・ハント(8位)
3R 1'44" KO (右膝蹴り)

 両者は08年のDREAM大阪城ホール大会で対戦しアリスターがわずか71秒、アームロックで一本勝ちしている。ハントは昨年7月のブロック・レスナー戦がレスナーのドーピング失格で無効試合になって以来の試合となる。アリスターは昨年9月にスティペ・ミオシッチのヘビー級王座に挑戦し1R KO負けして以来の試合だ。
 1R、ハントが右ローを当てると、アリスターはサウスポーに変え、左ストレートをヒット。その後はスイッチを繰り返す。ハントは右ローを蹴った際にアリスターにブロックされるとスネをカットし出血するが、それでも右ロー、右ミドルを蹴っていき、右フックを当てると場内がどよめく。アリスターも随所で左ミドル、右ローを返し、ほぼ五分の状態だったが、終了間際に集中力が落ちたか?逃げようと背中を向けて、金網に詰められてハントのパンチの連打をもらい、自ら印象を悪くしてポイントを失う。

 2R、アリスターはサウスポーに固定し、左ミドル、左ストレートを当てて先手。ハントは鼻血も出し苦しそうだ。するとアリスターは金網にハントを押し込んで膝をボディ、顔に当てるように。だが、中盤に離れると、ハントも近距離で右肘を当ててから反撃するが、アリスターは再びハントを金網に押し込んで防御しつつ膝を連打する。だがその状況でもハントは押しながら空間を作って右肘をヒット。お互いキックボクシングがベースだが、かつて彼らが活躍したK-1では見せられなかったムエタイ色の濃い技術の応酬となる。インパクトはハントが上と思われるが、判定は割れそうだ。
 3R、アリスターは追いかけてくるハントに背中を向けて逃げた後、またもハントを金網に押し込んで膝をボディに当てる。体力のある早い時間帯から先手を取ると、空間を作って左肘を当てて一瞬ひるませると、その隙を逃さず首を抱えて顔面に右膝を2連打。ハントは前のめりに崩れる、衝撃的なフィニッシュとなった。


第6試合 ヘビー級 5分3R
○マルチン・ティブラ
×ルイス・エンリケ
3R 3'46" TKO

第5試合 ヘビー級 5分3R
×ミアサド・ベクティック [Mirsad Bektić]
○ダレン・エルキンス
3R 3'19" KO

第4試合 バンタム級 5分3R
○ユーリ・アルカンタラ(15位)
×ルーク・サンダース
2R 3'13" 膝十字固め

第3試合 ヘビー級 5分3R
○マーク・ゴッドビアー
×ダニエル・スピッツ
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第2試合 ライトヘビー級 5分3R
○タイソン・ペドロ
×ポール・クレイグ
1R 4'10" TKO

第1試合 バンタム級 5分3R
○アルベルト・モラレス
×アンドレ・スーカムタス [Andre Soukhamthath]
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

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