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佐々木憂流迦、フライ級5位のヘイスに判定負け:2.11 ブルックリン

  • UFC
  • 更新・2017-02-13 (Mon)12:35
UFC 208
2017年2月11日(土/現地時間) 米国ニューヨーク州ブルックリン・バークレイズセンター

  レポート:井原芳徳  情報協力:UFC日本広報  Photos courtesy of Zuffa LLC / Getty Images

  中継:DAZN(第6試合以降) AbemaTVニコニコ生放送(第5試合まで)


第10試合 メインイベント 初代UFC女子フェザー級王座決定戦 5分5R
×ホーリー・ホルム(女子バンタム級2位・元同級王者)
〇ジャーメイン・デ・ランダミー [Germaine de Randamie](女子バンタム級10位)
判定0-3 (47-48/47-48/47-48)
※デ・ランダミーが王者に

 1R、ホルムがサウスポー、デ・ランダミーがオーソドックスに構え、距離を取って蹴りを放ちあう状況が続く。次第にデ・ランダミーが中央で構え、右のフックをホルムの蹴りの直後に当てるように。終盤、互いにテイクダウンを狙うが、ホルムが押し込んで終了。ジャッジは難しいが、パンチの印象でデ・ランダミーか。
 2Rもデ・ランダミーが圧力をかけ続ける。ホルムは掛け声をあげながら攻撃を出すが、回り続けて距離が遠く消極的な印象だ。中盤、ホルムがデ・ランダミーを金網に押し込むが、デ・ランダミーは耐えて押し返して左膝を連打する。その後も押し込む側が度々入れ替わるが、終了間際のブザーのタイミングでデ・ランダミーの右ストレートが炸裂し、ホルムの腰が少し落ちる。山場に乏しく、判断の難しいラウンドだが、デ・ランダミーのほうが票を取った可能性が高い。
 3Rもお互い距離を取ってデ・ランダミーが圧力をかける構図。お互い決め手が無い状態が続いたが、終了10秒を切り、ホルムの空手系の右ハイが当たり、デ・ランダミーがダウン。デ・ランダミーはすぐに立ち上がってパンチを返すが、印象を悪くし、ホルムがポイントを取る。
 4R、ホルムがデ・ランダミーをしばらく押し込むが膠着しブレイク。間合いの後、再びホルムが押し込み膠着するが、デ・ランダミーは防戦一方で印象を悪くする。終了と同時に場内にブーイングが響く。

 5Rも打撃でお互い消極的な状態が続くが、接近戦の打ち合いでホルムの左フックが当たり、少しデ・ランダミーの腰が落ちる。デ・ランダミーは組み付いて防御し、またもホルムが金網に押し込む状態が続く。その後も離れた際にホルムが左をヒットし押し込む。残り20秒で離れたが、互いに決め手無く終了。あえてポイントをつけるならホルムか。内容はともあれ、これで逆転かと思われたが、ジャッジ3者ともデ・ランダミーに1点差をつけ評価する採点だった。
 ベルトを巻いたデ・ランダミーは「接戦だった。3Rにはハイキックをもらってしまった。私はファイトしに来たけど、彼女は違った。オランダ! あなたの国にUFCチャンピオンが誕生したわよ」と喜びを爆発させ、次期挑戦者のクリス・サイボーグについて聞かれると、「私は誰とでも戦うつもりだけど、その前に怪我をした拳を治さないといけないから、そちらが先ね」と語った。



第9試合 ミドル級 5分3R
○アンデウソン・シウバ(7位、元王者)
×デレク・ブランソン(8位)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

 現在41歳のアンデウソンは昨年、ビスピンとコーミエに判定負け。13年の王座陥落から、ドーピングの失格の試合を含め5試合連続で勝ち星から遠ざかっている。
 1R、両者サウスポーに構え、距離を取ってしばらくお見合いを続ける。中盤、ブランソンがアンデウソンを押し込むが、展開が無く離れる。距離が縮まりブランソンが左右のフックを振り回すが、アンデウソンはかわして左ストレートを当て、一瞬ブランソンの腰が沈む。終盤、アンデウソンがブランソンを首相撲で捕まえるが、ブランソンはパンチを振り回し抵抗し何発かヒット。離れるとアンデウソンは飛び膝を放つが、スピードが無くそのまま押し倒され下に。随所で巧さを発揮したアンデウソンがポイントを先取する。
 2Rもお見合いが続き、中盤からアンデウソンがバックスピンキックやバックブローを放つが、ブランソンがタックルでテイクダウンに成功。しかしトップキープできず、すぐアンデウソンが金網を背にして立つ。終盤もお見合いとなり、アンデウソンはトリッキーなステップを見せるが、そこからの攻撃につなげられない。大差は無いが主導権を維持したアンデウソンがポイントを取る。
 3Rは、のらりくらりとかわすアンデウソンを、なかなかブランソンが攻略できない状況が続く。それでも細かくパンチを放ち続け、手数差をつけようと必死に応戦。3分過ぎ、ようやくタックルでテイクダウンに成功。アンデウソンは下からしがみつき、膠着状態で試合が終わる。ポイントをようやくブランソンが取ったが、アンデウソンが逃げ切り判定勝ち。試合後のインタビューでは約4年ぶりの勝利に大喜びした。


第8試合 ミドル級 5分3R
○ホナウド・ジャカレイ・ソウザ(3位)
×ティム・ボッシュ(13位)
1R 3'41" アームロック

 1R、ジャカレイがプレッシャーをかけ、右ミドルを放ち、タックルを仕掛けるなど主導権。中盤、ボッシュの右ローをすくって倒して、金網際でサイドポジションに。3分過ぎにマウントを奪い、ボッシュが逃げようとしたタイミングでアームロックを仕掛け、最後は両足でボッシュの頭を挟みながら搾り上げ、ボッシュがタップ。ジャカレイがボッシュに何もさせず完勝。試合後のインタビューでは王座挑戦を熱望した。


第7試合 ライトヘビー級 5分3R
○グローバー・テイシェイラ(3位)
×ジャレッド・キャノニア [Jared Cannonier]
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

第6試合 ライト級 5分3R
○ダスティン・ポワリエ(10位)
×ジム・ミラー
判定2-0 (28-28/30-27/29-28)

第5試合 ウェルター級 5分3R
○ランディ・ブラウン
×ベラル・ムハマッド [Belal Muhammad]
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)


第4試合 フライ級 5分3R
○ウィルソン・ヘイス(ブラジル/5位)
×佐々木憂流迦(フリー)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 元修斗環太平洋王者の佐々木は14年10月からUFCに上がり2勝(2一本)2敗。昨年5月のオランダ大会からフライ級に階級を下げ、ウィリー・ゲイツに2Rチョークで一本勝ちしている。12月の試合が相手のドーピング失格で中止となってしまったが、さっそく今回のランカーとの試合が用意された。対するヘイスは柔術がベースで、エリート、ベラトール等の活躍を経て13年からUFCに参戦し5勝(1一本)2敗。昨年7月にヘクター・サンドバルに1Rチョークで一本勝ちし2連勝中だ。

 1R、サウスポーで11センチ背が低いヘイスに対し、佐々木はオーソドックスに構えて右ミドル。1分過ぎ、ヘイスがタックル一発目でテイクダウンに成功するが、佐々木はアームロックを狙いながら30秒ほどで立ち上がる。佐々木はしばらく左ジャブをうまく当てていたが、中盤に再びヘイスがタックルでテイクダウンに成功。ハーフガードをキープして、顔にこすりつけるように肘を当てる。しばらくするとトップポジションとなり、佐々木はクロスガードで頭を抱えて膠着。終盤立ち上がるが押し込まれ終了。半分近い時間トップキープしたヘイスがポイントを先取する。

 2R、佐々木はサウスポーに構えを変えるが、右ジャブを放ったタイミングでヘイスがタックルを仕掛け、30秒ほどで再びトップを取ることに成功。マウントを狙って動くと、バックを取ることに成功するが、佐々木は下に落としてスタンドに戻す。今度は佐々木がタックルを仕掛けるが、ヘイスは切ってバックを狙いに行きつつトップを奪取。一旦立ってから佐々木の左足を引っ張り、そこから一気にバックマウントへ。執拗にチョークやフェイスロックを狙い続ける。残り20秒に佐々木は立ち上がるが、やみくもにパンチを振り回したところで再びヘイスがタックルでテイクダウンを奪取。ヘイスが完全にコントロールしたラウンドとなる。

 3R、佐々木はオーソドックスに戻し、セコンドのアドバイス通り右の蹴りを放つ。1分過ぎからは右膝も駆使するが、ヘイスも右フックをお返ししてからタックル。2分過ぎにはテイクダウンに成功する。佐々木は立ち上がるが、ヘイスはしつこくしがみつき、3分過ぎに離れる。佐々木が再びパンチ主体に戻ってしまうと、右のジャブのタイミングで、またもヘイスがタックルを仕掛けテイクダウンに成功。だが佐々木は脱出すると、立ち上がり際にヘイスのバックを取ることに成功。大逆転のチャンスで、チョークを狙い必死に鉄槌を落とすが、ヘイスは両手で佐々木の右手をつかみ続けて残り時間を耐え凌ぐ。佐々木は3Rのポイントを取り返すに留まり、判定負けでランカー食いとはならなかった。ランカー相手とはいえUFC 2勝(2一本)3敗の負け越しとなり、次戦があれば正念場となる。


第3試合 ライト級 5分3R
×ニック・レンツ
○イスラム・マカチェフ
判定0-3 (25-30/25-30/27-30)

第2試合 フェザー級 5分3R
○リック・グレン
×フィリップ・ノヴァー
判定2-1 (27-30/29-28/29-28)

第1試合 ウェルター級 5分3R
○ライアン・ラフレアー
×ホアン・ジュカオン・カルネイロ
判定3-0 (30-26/30-27/29-28)

フライ級 5分3R
―イアン・マッコール
―ジャレッド・ブルックス
中止 (マッコールの体調不良)

ヘビー級 5分3R
―マルチン・ティブラ
―ジャスティン・ウィリス
中止 (ウィリスのドクターストップ)

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