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ロンダ・ラウジー、ついに敗れる。ホーリー・ホルムが左ハイでKO:11.15 メルボルン

  • UFC
  • 更新・2015-11-15 (Sun)15:08
UFC 193: Rousey vs. Holm
2015年11月15日(日) オーストラリア・メルボルン・エティハドスタジアム
  レポート:井原芳徳


第13試合 UFC女子バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
×ロンダ・ラウジー(王者)※7度目の防衛戦
○ホーリー・ホルム(7位)
2R 0'59" KO (左ハイキック)
※ホルムが新王者に

 ラウジーは8月のリオデジャネイロのUFC 190でベチ・コヘイアをわずか34秒でKOし、6度目の防衛に成功。4試合連続1R KO勝ち、12戦全勝という圧倒的な強さで、挑戦者も探すのも困難になりつつあり、ボクシング転向も噂されるほどだが、今回はボクシングのWBC・WBAで世界タイトル獲得経験のあるホルムが選ばれた。
 ホルムはボクシングのキャリア初期はキックボクシングでプロ3試合を経験。11年からMMAの試合にも上がり7連勝すると、今年2月からUFCと契約し、ラケル・ペニントン、マリオン・ルノーに判定勝ちしている。左ハイキックといった蹴り技も得意とするが、この打撃スキルの高さが勝利を呼び込むことになる。

 UFC史上最多の56,214人の観衆が見守る中、試合がスタート。1R、サウスポーのホルムが広いケージをフルに使って、前に出るラウジーをかわしながら、左ストレートをヒット。ラウジーは早くも鼻血を出し、1分過ぎに組み付くが、ホルムは離れパンチを返す。それでもまたラウジーが組み付いて倒し、下から腕十字を狙うが、体勢が悪く、ホルムは腕を引き抜いて立ち上がると場内がどよめく。ホルムはその後も自分の距離をキープし、左ストレート、左フックを当て続け、サウスポーに対応できなラウジーが次第にぐらつくように。終盤、ラウジーも左フックを当て、一瞬ぐらついたホルムがラウジーに組み付いて、ラウジーを倒すが、グラウンドの展開は警戒してすぐに立ち上がる。打撃で優勢のホルムがポイントを先取するまさかの展開に。

 手応えを感じた様子のホルムは、2Rもその戦法を貫き、左ストレートを当て続け、サイドキックもヒット。前のめりで右フックを振るラウジーを軽々とかわす場面も。そして鼻血を出して息苦しそうなラウジーに、ホルムが左ストレートを当ててついにダウンを奪う。膝立ちのラウジーはすぐに立ち上がるが、背中を向けた体勢で、前を向いたタイミングでホルムがここまで温存していた得意の左ハイをラウジーの首筋にクリーンヒット。ラウジーがマットに背中から倒れると、レフェリーはすぐさまストップし、ホルムが女子MMA史に残り歴史的な一勝をあげた。


第12試合 UFC女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
○ヨアンナ・イェンジェイチック(王者)
×ヴァレリー・レターノー(8位)
判定3-0 (49-46/49-46/50-45)
※イェンジェイチックが2度目の防衛

 イェンジェイチックは6月のベルリン大会のジェシカ・ペネ戦でTKO勝ちして以来2度目の防衛戦。対するレターノーはUFC 3戦全勝で挑戦権を獲得したカナダの選手だ。
 1R、イェンジェイチックがワンツーから右ローを放つが、レターノーは蹴り足をすくって倒して上に。ハーフで押さえようとするがイェンジェイチックは立ち上がる。レターノーはイェンジェイチックを金網に押し込み続ける。だが離れると、イェンジェイチックが得意の右の顔面狙いの前蹴りをクリーンヒット。その後も右肘や右ミドルも当て、好印象を残してポイントを先取する。
 2Rもイェンジェイチックが右ローを当て、右ミドルをレターノーに捕まれて金網に押し込まれるが、右肘を返し、あらゆる局面でしっかり打撃を当てて好印象を残す。レターノーも簡単には崩れず、打ち合いで右ストレートや左ミドルを返すようになってくるが、呼応するようにイェンジェイチックは回転を上げ、時折スイッチしながら着実に当て続け、このラウンドもポイントを取る。
 3Rもイェンジェイチックはペースを崩さず右ロー、左ジャブ等の攻撃を続け、中盤にはまたも右の顔面前蹴りをクリーンヒットする等して攻勢をキープする。右まぶたを腫らしたレターノーはほとんど攻撃を返せいない状態になってきた。4R以降も同様で、ヨアンナは集中力を切らさず、右ストレート、右ロー等を当て続けてポイントを重ね、文句無しの判定勝ちで防衛に成功した。


第11試合 ヘビー級 5分3R
○マーク・ハント(8位)
×アントニオ・ペザオン・シウバ(11位)
1R 3'41" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

 両者は13年12月のオーストラリア大会のメインで戦い、5Rドローに終わっており、再びハントのホームとなるオーストラリアで決着戦が組まれた。
 1R、ハントがケージ中央に陣取り、ボディに散らしながら顔面にパンチを狙い、鋭い右ロー、右ミドルもヒットさせ主導権。じわじわプレッシャーを強めると、右の返しで左フックをクリーンヒット。半身で後退するシウバに右ストレートを当て、巨体をマットに沈めた。


第10試合 ミドル級 5分3R
×ユライア・ホール(10位)
○ロバート・ウィテカー(14位)
判定0-3 (28-29/27-30/27-30)

 9月の埼玉大会でゲガール・ムサシを逆転KOし大きなインパクトを残したホールが、地元オーストラリアのウィテカーと対戦。1R、スタンドの展開が続き、中盤にホールが3回転のバックスピンキックを放ち観客を沸かせるが、ウィテカーが組み潰して上になりパウンドを落としサイドへ。マウントを取ろうとするが失敗しサイドに戻る。だが再び肘を落とすと、嫌ったホールの背後に回りバックマウントの体勢に。終盤はホールが返して上になるが、長時間主導権を握ったウィテカーがポイントを先取するラウンドとなる。
 2R、ウィテカーの左ジャブがホールの右目に入りドクターチェック。ホールは時折キレのあるパンチやバックスピンキックや左ミドルを放つ。ウィテカーはうまくサークリングして連打を免れるが、攻撃を返す場面が乏しい。ポイントはホールか。
 3Rは勝負をかけたウィテカーの左フックが序盤から炸裂。ホールは背中を向けて嫌がり、なんとかウィテカーの腕をつかんでラッシュを防ぐ。そして中盤に離れると、ホールはハイキック、飛び膝、組んでの膝で挽回。終盤はウィテカーも前に出てパンチを返し、ホールは背中を向けて印象を悪くする。結局、ホールの身体能力を凌駕し、随所の強気な攻めが光ったウィテカーが3者に支持され判定勝ちした。


第9試合 ヘビー級 5分3R
×ステファン・ストルーブ(14位)
○ジャレッド・ロショルト
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第8試合 ライト級 5分3R
○ジェイク・マシューズ
×アクバル・アレオラ [Akbarh Arreola]
2R 終了時 TKO (ドクターストップ)

第7試合 ウェルター級 5分3R
○カイル・ノーク
×ペーター・ゾボタ
1R 2'01" TKO (レフェリーストップ:右前蹴り→グラウンドパンチ)

第6試合 ライトヘビー級 5分3R
×アンソニー・ペロシュ
○ジャン・ヴィランテ
1R 2'56" KO (右ストレート)

第5試合 フライ級 5分3R
×リッチー・ヴァクリック [Richie Vaculik]
○ダニー・マルチネス
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

第4試合 ミドル級 5分3R
○ダン・ケリー
×スティーブ・モンゴメリー
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第3試合 ウェルター級 5分3R
○リチャード・ウォルシュ
×スティーブ・ケネディ
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)

第2試合 ウェルター級 5分3R
×アントン・ザフィア [Anton Zafir]
○ジェイムス・ムンタスリ [James Moontasri]
1R 4'36" TKO

第1試合 フライ級 5分3R
○ベン・ウェン [Ben Nguyen]
×ライアン・ベノイ
1R 2'35" チョークスリーパー

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