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コーミエがライトヘビー級王者に。ワイドマン、ベウフォートを粉砕:5.23 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2015-05-24 (Sun)13:39
UFC 187 : Johnson vs. Cormier
2015年5月23日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナ

  レポート:井原芳徳


第試合 UFCライトヘビー級王座決定戦 5分5R
×アンソニー・ジョンソン(1位)
○ダニエル・コーミエ(3位)
3R 2'39" チョークスリーパー
※コーミエが新王者に

 ジョン・ジョーンズが4月に交通事故を起こした後に逃亡し逮捕されるという不祥事を起こして王座をはく奪され、ジョーンズに挑戦予定だったジョンソンと1月にジョーンズに判定負けしたコーミエによる王座決定戦が組まれた。ジョンソンは07年から12年にUFCに上がり、一旦契約解除されたが、WSOF等で6連勝しUFC復帰。フィル・デイヴィス、ホジェリオ、グスタフソンを連破し王座挑戦にたどり着いた。コーミエはジョーンズに負けるまではMMA 15戦無敗、UFCでもミア、ネルソン、カミンズ、ヘンダーソンを破り4連勝の快進撃を続けていた。
 1R、ジョンソンの左ジャブからの右フックでコーミエがダウン。だがコーミエはすぐ立つと、突進して来たジョンソンに組みつき、抱え上げてから片足タックルや金網に押し込んだりしてコントロールする。2004年アテネ五輪レスリング4位の組み力を見せ付け、いったん離れた後もジョンソンの打撃を封じ、何度か押し込み若干優位に試合を運ぶ。
 2R、コーミエがジョンソンの左ミドルをつかんでから、抱え上げてケージの中央に運んでテイクダウン。ハーフからアームロックを狙い、パウンドと肘を当てて4分以上主導権をキープ。ジョンソンは左まぶたを切られ苦しそうだ。
 3Rもジョンソンがパンチを連打すると、コーミエにタックルを仕掛けられる。ジョンソンは切って逆にタックルを仕掛けて倒すも、すぐコーミエに立たれ押し込まれる。コーミエは再びタックルに失敗しても、すぐ背後に回りこみ、パウンドをジョンソンの脇の下からねじ込み、チョークを狙う。そして出血の止まらないジョンソンの顎の下に腕を回して絞め上げると、ジョンソンはタップ。コーミエが突然のチャンスを見事物にし、ライトヘビー級の頂点に立った。ベルトを巻いての勝利者インタビューでは「ジョン・ジョーンズ、しっかりしろ、俺は待ってるぞ」とアピール。不祥事を起こした前王者ジョーンズにエールを送った。


第試合 UFCミドル級チャンピオンシップ 5分5R
○クリス・ワイドマン(王者)
×ヴィトー・ベウフォート(3位、元ライトヘビー級王者)
1R 2'53" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※ワイドマンが3度目の防衛

 ワイドマンはアンデウソンとの2度の王座戦で勝利し、昨年7月のリョート戦でも2度目の防衛を果たし、MMA 12戦無敗、UFC 8連勝と敵なしの状態が続いている。ベウフォートは12年にライトヘビー級王者のジョーンズに挑戦し敗れたが、以降はビスピン、ロックホールド、ヘンダーソンをKO。19歳でデビューし、38歳になった今も衰え知らずだ。
 1R、サウスポーで時計回りで動くベウフォートに、ワイドマンがタックルを仕掛けると、ベウフォートは切って脱出。ワイドマンが体勢を立て直す前に、ベウフォートが左ストレートを当てると、真っ直ぐ下がったワイドマンにパンチと肘のラッシュ。ワイドマンは左まぶたを切られ出血する。だがベウフォートがしつこくパンチで前に出続けると隙ができてしまい、ワイドマンはタイミングよく胴タックルを仕掛けテイクダウンに成功。ハーフガードから長い手でパウンドを連打するとベウフォートの動きが止まり、マウントにあっさりと移行。パウンドを何十発も落とし続け、ベウフォートが亀になったところでレフェリーがストップ。終わってみればワイドマンの圧勝だった。


第試合 ライト級 5分3R
○ドナルド・セローニ(3位)
×ジョン・マクデッシ
2R 4'44" TKO (棄権:左ハイキックによる顎の負傷)

 当初セローニと対戦予定だった2位のハビブ・ヌルマゴメドフが負傷欠場。代役としてマクデッシが抜擢された。セローニは昨年1月から6連勝で絶好調。身長はマクデッシより頭一つ大きく、左ジャブで距離を作りつつ、左右のロー、左ハイ、左ストレートを的確にヒットし主導権を握る。マクデッシもボディ打ちから顔面パンチを狙うが流れは作れない。
 2Rはセローニが左の顔面狙いの膝蹴りや左肘も使うようになり、1R同様に打撃戦で主導権。マクデッシは鼻柱から出血するが、攻撃をもらった後に耐えてパンチやローを返し、セローニも少しずつ口が開いて疲れてきた様子を見せる。だがセローニが左ハイをクリーンヒットした直後、マクデッシはダウンはしなかったものの、手でTの字を作って試合放棄の意思表示。唐突な幕切れあったが、マクデッシはアゴの異常を訴え、何度も場内にセローニの強力な膝・肘・ハイの映像が流れると、観客も納得した様子だった。


第試合 ヘビー級 5分3R
×トラヴィス・ブラウン(3位)
○アンドレイ・アルロフスキー(8位、元王者)
1R 4'41" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

 1R、ブラウンのパンチに合わせ、アルロフスキーが右ストレートをクリーンヒットしてからパンチラッシュ。だがブラウンはブロックして耐えると、左フックを返すが、アルロフスキーの右ストレートをもらい再び動きが止まる。さらにパンチを交錯させた後、アルロフスキーの近距離での右バックハンドブローでブラウンがダウン。アルロフスキーはパンチラッシュでブラウンを金網に詰めると、ブラウンの右フックでアルロフスキーもダウンしてしまい、まさかの展開に場内は大いに盛り上がる。
 だが、ブラウンは攻撃の余力が無く、足元がふらつき、パンチの空振りが続く。最後はブラウンが金網を背にした状態で、アルロフスキーが右アッパー、右ストレートをアゴに連続でクリーンヒット。立ったまま亀になったブラウンを見てレフェリーがすぐさまストップした。ヘビー級らしい迫力十分のファイトに場内は沸きあがった。


第試合 フライ級 5分3R
○ジョセフ・ベナビデス(2位)
×ジョン・モラガ(5位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

 1R、モラガの右ハイを捕まえベナビデスが右フックを当てて倒し上に。サイドから首を抱えてコントロールし、ギロチンを狙うとすっぽ抜けるが、すぐに再び上になる。モラガは金網を背にして立ち上がると、しばらく押し込まれた後、スープレックスを決めるが、ベナビデスはすぐに立ち、残り30秒に反り投げでまたも上に。レスリングの攻防で優位に立ちポイントを取る。
 2R、モラガはスタンドの打撃戦で右ローをコツコツヒット。ベナビデスが顔をしかめる画面も。すると右ミドル、右ストレートも当たり出す。だがモラガは突如頭部をカットし、ベナビデスは押し込んでテイクダウン。2分以上ハーフで押さえ込み、肘を落とす。中盤以降コントロールしたベナビデスがポイントを取る。
 3R、劣勢のモラガはパンチと蹴りで必死に前に出て、ベナビデスも応戦して場内は盛り上がる。だがしばらくモラガが攻めあぐねる状態になると、ベナビデスがタックルを決めテイクダウンを奪取。トップキープを続け、このラウンドのポイントも取る。結局、3Rともポイントを取る完勝で、王者・デメトリアス・ジョンソンへの再挑戦に向けてさらに一歩近づいた。


第6試合 フライ級 5分3R
○ジョン・ドッドソン(1位)
×ザック・マコウスキー(9位)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第5試合 ウェルター級 5分3R
○キム・ドンヒョン(8位)
×ジョシュ・バークマン
3R 2'13" 肩固め

第4試合 ミドル級 5分3R
×ユライア・ホール
○ハファエル・ナタウ
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第3試合 ウェルター級 5分3R
×マイク・パイル
○コルビー・コビントン [Colby Covington]
判定0-3 (27-30/28-29/27-30)

第2試合 ライト級 5分3R
○イスラン・マカチェフ [Islam Makhachev]
×レオ・クーンツ [Leo Kuntz]
1R 2'38" チョークスリーパー

第1試合 フライ級 5分3R
○ジャスティン・スコッギンス [Justin Scoggins]
×ジョシュ・サンポ [Josh Sampo]
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

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