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堀口恭司、フライ級王者ジョンソンに5R4分59秒一本負け:4.25 カナダ

  • UFC
  • 更新・2015-04-26 (Sun)13:39
UFC 186 : Johnson vs. Horiguchi
2015年4月25日(土/現地時間) カナダ・ケベック州モントリオール:ベルセンター
 UFC 4戦全勝、修斗時代含め9連勝の快進撃を続ける堀口恭司が、UFCフライ級王者・デメトリアス・ジョンソンに挑戦。1Rの打撃戦こそ渡り合えたものの、2R以降はパンチのタイミングで何度も倒され続け、最終5Rも攻め込まれると、残り1秒に腕十字を極められタップアウト。過去5度防衛している王者が盤石の強さを見せつけた。
  レポート:井原芳徳


第12試合 UFCフライ級チャンピオンシップ 5分5R
○デメトリアス・ジョンソン(王者)
×堀口恭司(KRAZY BEE/7位)
5R 4'59" 腕ひしぎ十字固め
※ジョンソンが6度目の防衛
 
昨年9月の日本大会の前の公開練習での堀口
 堀口は13年に修斗世界フェザー級(60kg)王座を獲得し、同年10月にUFCに初参戦。今年1月のラスベガスのUFC 182でルイス・ゴーディノーに判定勝ちし、UFC 4戦全勝、修斗時代含め9連勝の快進撃を続けている。
 ジョンソンは12年9月にジョセフ・ベナビデスとの初代王者決定戦を制し、以降はジョン・ダドソン、ジョン・モラガ、ベナビデス(再戦)、アリ・バガウディノフ、そして昨年9月のクリス・カリアソ戦まで5度の防衛に成功。高速ステップからのプレッシャー、正確なパンチ、5Rまで疲れ知らずの心肺能力を前に、堀口よりも上位のランカーの多くが散り、向かうところ敵なしの状態だ。
 堀口も持ち味は伝統派空手仕込みの細かい前後のステップから繰り出される鋭い蹴りとパンチ。無敵のジョンソンを崩せる可能性を十分に秘めている。両者ともKO負けが一度も無い点でも共通する。過去に日本人では宇野薫、桜井“マッハ”速人、岡見勇信がUFC王座に挑戦したが、いずれも敗れている。堀口は今回に備え、ヘビー級王者のベラスケスの所属するAKAに出稽古したが、その成果が出るかも気になるところだ。

 1R、いきなり堀口が右ミドルを当てると、ジョンソンは何度もスイッチして右ローをお返し。堀口は右ボディストレートから左ストレートを放つと、ジョンソンの顔をかすめる。堀口がまたも右ミドルを強打すると、ジョンソンは蹴り足をつかんでケージに押し込む。堀口は1分ほどで突き離すが、素早いステップで動くジョンソンに詰められると右フックをもらってしまい、すぐジョンソンは押し込んでテイクダウン。堀口は金網を背にした状態が続くが、ジョンソンがマウントを取ろうとした隙に脱出。左ミドルを返すが、テイクダウンを取られたことでポイントを奪われたか。
 2R、堀口が左右のストレートから左膝のラッシュを仕掛けるが、ジョンソンは組み付いて防御。テイクダウンを狙うが、逆に堀口が足を掛けてテイクダウンを奪うことに成功する。しかしジョンソンは30秒ほどで脱出。堀口のパンチのタイミングで飛び込みテイクダウンを奪う。堀口は1分ほどで立つが、すぐジョンソンがテイクダウンを再度奪取。その後も立てば倒される状態が続き、ジョンソンのパンチもスタンドでもらう場面が増え、堀口の右目が少し腫れる。
 3Rも同様で、堀口が倒されて立つ展開が続き、ジョンソンのペース。中盤にはケージ中央でテイクダウンを奪い、3分半過ぎにサイドポジションへ。終盤にはサイドから両足で相手の片腕を挟んで押さえ込むマット・ヒューズ・ポジションの状態から鉄槌を連打し、堀口は防戦一方。鼻血を少し出す。
 4Rも堀口のパンチのタイミングでジョンソンが倒す展開。堀口は疲れの色が濃くなり、背中や腕も各所に赤い腫れができている。ジョンソンの蹴り足をつかんで倒そうとする場面もあったが、力が入りきらず逆にバランスを崩してしまう。ジョンソンは疲れ知らずで、顔も綺麗なままだ。
 ジョンソンが4Rともポイントを取って迎えた5R、開始早々にジョンソンがテイクダウンを奪いサイドへ。一度堀口は脱出するが、パンチを当てられず再び倒される。ジョンソンがアームロック、チョークを狙うと、堀口は脱出するが、これもまたすぐ倒される。残り1分、ジョンソンは堀口の背後に回りチョークを狙うと、堀口は脱出するが、ここでも攻められず。最後はジョンソンがヒューズ・ポジションからパウンドを連打し、残り1秒に腕十字を極めタップアウト。ジョンソンが最後まで極めをあきらめないファイトで、堀口を完璧に粉砕した。


第11試合 215ポンド(97.5kg)契約 5分3R
○クイントン・ランペイジ・ジャクソン
×ファビオ・マルドナド [Fábio Maldonado](ライトヘビー級12位)
判定3-0 (29-28/30-27/30-27)

 ジャクソンは2年半ぶりのUFC登場。ベラトールで3連勝後、契約問題で今回のUFC復帰も一時は敗訴したが、控訴して勝訴し、ギリギリで出場が決まった。マルドナドはプロボクシング22戦全勝21KO勝ちというストライカーで、UFCは5勝4敗。最近では昨年10月にはハンス・ストリンガーにTKO勝ちしている。
 1R、ジャクソンがプレッシャーをかけ、パンチと膝を的確にヒット。2Rも攻勢だったが、マルドナドの左ボディストレートをもらうとガードが下がってくる。終盤にはテイクダウンを取られる場面も。3Rも打撃戦が続くが、互いに決定打に乏しいまま終了。観客からはブーイングも飛んだが、ジャクソンが判定勝ち。勝者インタビューでジャクソンは「UFCに戻れてうれしい」と話していた。


第10試合 ミドル級 5分3R
○マイケル・ビスピン(10位)
×CB・ダラウェイ(11位)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第9試合 160ポンド(72.6kg)契約 5分3R
○ジョン・マクデッシ
×シェーン・キャンベル
1R 4'53" TKO

第8試合 バンタム級 5分3R
×イーブス・ジャボウィン
○トーマス・アルメイダ
1R 4'18" TKO

第7試合 ウェルター級 5分3R
○パトリック・コーテ
×ジョー・リッグス
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第6試合 女子バンタム級 5分3R
○アレクシス・デイヴィス(3位)
×サラ・カフマン(5位)
2R 1'52" 腕ひしぎ十字固め

第5試合 ライト級 5分3R
○チャド・ラプリーズ
×ブライアン・バルベレナ [Bryan Barberena]
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第4試合 ライト級 5分3R
○オリヴィエ・オービンメルシー [Olivier Aubin-Mercier]
×デビッド・ミショー [David Michaud]
3R 3'24" チョークスリーパー

第3試合 ウェルター級 5分3R
○ノーディン・タレブ [Nordine Taleb]
×クリス・クレメンツ
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第2試合 女子ストロー級 5分3R
○ヴァラリー・ルターノー [Valérie Létourneau]
×ジェシカ・ラコシー [Jessica Rakoczy]
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第1試合 女子ストロー級 5分3R
○ランダ・マルコス [Randa Markos]
×アイスリング・デリー [Aisling Daly]
判定3-0 (30-27/29-28/29-28)

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