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ペティス、メレンデスから一本。ローラーがウェルター級王者に:12.6 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2014-12-07 (Sun)14:46
UFC 181: Hendricks vs. Lawler II
2014年12月6日(土/現地時間) 米国ネバダ州ラスベガス・マンダレイベイ

  レポート:井原芳徳


第11試合 UFCウェルター級チャンピオンシップ 5分5R
×ジョニー・ヘンドリックス(王者)
○ロビー・ローラー(1位)
判定1-2 (47-48/48-47/46-49)
※ローラーが新王者に

 両者はサンピエールの返上した王座を賭け3月のテキサス大会で対戦し、ヘンドリックスが3者とも48-47とつける判定勝ちで勝利している。ローラーはその後、5月にジェイク・エレンバーガー、7月にマット・ブラウンを下し、説得力十分な形で再挑戦にたどり着いた。
 1R、両者サウスポーに構え、 開始すぐからローラーが前へ。左膝をボディに叩きこむと、ヘンドリックスの表情が歪む。だがローラーの膝のラッシュを耐えると、ヘンドリックスはローラーを金網に押し込んでテイクダウンを狙い続け、ヘンドリックスを消耗させる。3分半で離れると、ヘンドリックスはパンチの連打からの左ローのコンビネーションでローラーの動きを止め、タックルでテイクダウンを奪取。ハーフで押さえて1R終了。終わってみればヘンドリックスのラウンドと思われたが、序盤のローラーの打撃を評価してポイントをつけたジャッジもいた。
 2R、スタンドのキックボクシングの展開で、ヘンドリックスは左右のロー、ローラーは右ジャブや右ハイをヒット。ヘンドリックスがローの手数を上げてじわじわ前に詰めると、またもケージに押し込みテイクダウンを奪う。3分半でスタンドに戻ると、ロー主体のヘンドリックスに対し、ローラーが左のアゴを突き上げる前蹴り、左ストレート、左ミドルをヒット。ヘンドリックスの動きが止まるが、ローラーの蹴り足をつかんでヘンドリックスが倒してアナコンダチョークを仕掛けたところでブザーが鳴る。打撃でチャンスを作ったローラーがポイントを取るラウンドに。
 3R序盤、ヘンドリックスがパンチから左ローのコンビネーションを度々決めて主導権。右のインローも絡め、着実にダメージを与える。ローラーが前に出る動きが遅くなってくると、3分半過ぎにヘンドリックスがタックルでテイクダウンを奪う。ローラーは立ち上がるが、ヘンドリックスは金網まで押し込んでタックルを仕掛け続け、残り30秒に再びテイクダウン。ヘンドリックスがこのラウンドのポイントを取る。
 4Rもヘンドリックスがパンチ、ローを当てると、またも金網に押し込む。1分ほどで膠着ブレイクがかかると、少し回復したローラーの左ハイがヒット。2度命中するが、ヘンドリックスは崩れず、少し休んでから3分過ぎにタックルでテイクダウンを奪取する。30秒ほどでローラーが立ち上がるが、再びヘンドリックスがタックル。手堅くポイントを取ろうとするヘンドリックにブーイングが飛ぶ場面も。ローラーはタックルを切りながらパンチと肘を当てるが、ブザーが鳴るとヘンドリックスは笑顔を浮かべながら立ち上がり、余裕を見せ付ける。テイクダウンではヘンドリックスだが、打撃の手数でローラーがポイントを取っていても不思議ではないラウンドだ。
 5Rも序盤からヘンドリックスがローラーを金網に押し込み、1分ほどで膠着ブレイク。ローラーは前に出てパンチを振るうが、有効打は与えられない。ヘンドリックスがタックルで押し込む展開が繰り返され、その都度ブーイングが起こる。だがローラーはタックルを切った状態でパンチと肘を当てると、ヘンドリックスは頭部から出血。ローラーがスタンドに戻すと、左ミドル、左ストレートの猛ラッシュ。大歓声の中、ヘンドリックスは耐え切り試合終了する。
 結局、ジャッジはヘンドリックスのテイクダウン、ローラーの打撃の評価で1R、2R、4Rの採点にばらつきが生じ、スプリットでローラーが勝利。悲願の王座奪取に成功したが、まだ二人の因縁は続きそうだ。


第10試合 UFCライト級チャンピオンシップ 5分5R
○アンソニー・ペティス(王者)
×ギルバート・メレンデス(1位)
2R 1'53" フロントチョークスリーパー
※ペティスが初防衛

 ペティスは昨年8月にベンソン・ヘンダーソンを1Rアームバーで仕留め王座獲得。その後、膝の靭帯を損傷し、1年3カ月ぶりに復帰する。メレンデスはストライクフォース、WECの王座奪取実績もある言わずと知れたベテラン。昨年4月のヘンダーソンの王座挑戦は判定2-1で惜敗したが、続く10月のディエゴ・サンチェス戦は判定3-0で勝利。ペティスの復帰を待つ形で王座再挑戦のチャンスが訪れた。
 1R開始すぐ、メレンデスが金網にペティスを押し込み、テイクダウンを狙いパンチを当てて主導権。1分半ほどして離れるが、再びメレンデスが押し込んで、抱えてテイクダウンを奪う。ペティスも立ち上がり際に右ハイを放つが、メレンデスはブロック。その後も再三ペティスを金網に追い込むが、ペティスも距離ができれば飛び膝や左ミドルを当てたりと、危険なムードを漂わせる。ポイントはメレンデスにつくが、ペティスも流れをつかみかけている。
 2Rも同様にメレンデスが前に出続ける、ペティスの左右のフックでメレンデスの腰が沈む場面も。ペティスはステップで距離を取るのがうまくなってきた。少しずつメレンデスを消耗させると、1分半過ぎ、メレンデスがタックルでテイクダウンを奪おうとすると、ペティスは切ってから不意打ちのギロチンチョークでグラウンドに引き込んでメレンデスを捕獲する。ペティスが一回転してマウントで締め上げたところでメレンデスがタップ。じわじわと流れを作り、ワンチャンスを逃さず見事一本を取り、UFC王者の勝負強さを印象付けた。メレンデスはMMA 12年、26戦で初の一本負けだった。


第9試合 ヘビー級 5分3R
○トラヴィス・ブラウン(3位)
×ブレンダン・シャウブ
1R 4'50" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第8試合 ヘビー級 5分3R
○トッド・ダフィー
×アンソニー・ハミルトン
1R 0'33" KO (パンチ)

第7試合 ライト級 5分3R
○トニー・ファーガソン
×アベル・トルヒーヨ [Abel Trujillo]
2R 4'19" チョークスリーパー

第6試合 バンタム級 5分3R
○ユライア・フェイバー(3位)
×フランシスコ・リベラ(11位)
2R 1'34" ブルドッグチョーク

第5試合 ミドル級 5分3R
×エディ・ゴードン
○ジョシュ・サマン
2R 3'08" KO (左ハイキック)

第4試合 ライトヘビー級 5分3R
○コーリー・アンダーソン
×ジャスティン・ジョーンズ
判定3-0 (30-27/30-27/30-26)

第3試合 女子バンタム級 5分3R
○ラケル・ペニントン [Raquel Pennington]
×アシュリー・エヴァンスミス
1R 4'59" ブルドッグチョーク

第2試合 バンタム級 5分3R
○セルジオ・ペティス
×マット・ホバー
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第1試合 フェザー級 5分3R
×アレックス・ホワイト
○クレイ・コラード
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

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