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水垣偉弥、61秒で敗れる。デメトリアス・ジョンソン、5度目の防衛:9.27 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2014-09-28 (Sun)13:30
UFC 178: Johnson vs. Cariaso
2014年9月27日(土/現地時間) 米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナ
 バンタム級で5連勝の水垣偉弥は、3年ぶりの試合の元王者・ドミニク・クルーズと対戦したが、わずか61秒でTKO負け。悲願の王座挑戦への道を閉ざされた。フライ級王者・デメトリアス・ジョンソンは8位のクリス・カリアソを1Rから攻め続け、2Rにアームロックを極め5度目の防衛に成功した。
  レポート:井原芳徳

  
  ※WOWOWライブで9/29(月)午後11:00~再放送


第6試合 バンタム級 5分3R
○ドミニク・クルーズ(10位、元王者)
×水垣偉弥(八景ジム/5位)
1R 1'01" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

昨年10月の公開練習での水垣
 水垣は5月24日のラスベガスでのUFC 173で当時10位のフランシスコ・リベラに判定3-0で完勝。試合後、「5連勝なので、今日メインで勝ったほうに挑戦させてほしい」と話した。そのメインではヘナン・バラオンが防衛に失敗し、T.J. ディラショーが新王者に。元々その大会では水垣はディラショーと戦う予定だった。
 クルーズは2011年10月、現フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンを相手に王座防衛して以来、3年ぶりの試合。バンタム級では9戦全勝の快進撃を続けていたが、怪我が相次ぎ長期欠場し、今年2月、当時暫定王者だったバラオンとの統一戦をキャンセルした際に王座を返上していた。復帰戦ではコンディションの不安を払拭すると共に、水垣の王座挑戦の夢をあっさりと粉砕することに。
 
 1R開始しばらく、クルーズはケージの中を大きく回って距離を取るが、右のジャブストレートをフェイントにして一気に胴タックルで飛び込み、マットに叩きつけるように豪快にテイクダウン。水垣に一旦立たれそうになるが、クルーズはすぐさま再びタックルを仕掛けて倒すと、ケージ際まで水垣を追い詰め、うつぶせの水垣に左のパウンドを連打する。水垣は立って逃げようとするが、中腰で右のパンチをもらうとダウン。最後は座った状態の水垣に、クルーズが押し込みながら右のパンチを休むことなく何発も打ち込み、水垣がぐったりしたところでレフェリーがストップ。わずか61秒でクルーズが完勝し、王座奪還の狼煙をあげた。




第11試合 UFCフライ級チャンピオンシップ 5分5R
○デメトリアス・ジョンソン(王者)
×クリス・カリアソ(8位)
2R 2'29" アームロック
※ジョンソンが5度目の防衛戦

 ジョンソンは12年9月にベナビデスを破って王者となり、以降はダドソン、モラガ、ベナビデス、バガウディノフを下し4度防衛、6連勝中。カリアソはバンタム級時代に水垣に勝ったこともあり、現在は3連勝中だ。元々は先日の日本大会で堀口恭司と戦う予定だったが、カード変更となりジョンソンへの挑戦権を獲得した。
 ジョンソンはスイッチ、カリアソはサウスポー。1R、両者素早く動き続け、1分半過ぎにジョンソンがタックルでテイクダウンを奪取。ハーフ、サイド、トップと動きながらコントロールする。3分過ぎ、カリアソはケージを背に立つが、ジョンソンが押し込んだ状態が続く。残り30秒で離れると、ジョンソンが右のロングフックと左膝を連続でヒットし、カリアソがバランスを崩す。
 2R、カリアソが右ローを放った際に、バランスを崩して尻餅をつき、ジョンソンが上に。サイドに移行し、腕を両足で挟んでのヒューズポジションからパウンドを連打。最後はアームバーを極めタップアウト。圧勝で5度目の防衛に成功した。


第10試合 ライト級 5分3R
○ドナルド・セローニ(5位)
×エディ・アルバレス(14位、元ベラトール王者)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 かつてDREAMでも活躍したアルバレスが、ベラトールとの契約を終えUFC初参戦。昨年11月から4連勝中のセローニが迎え撃つ。1R、10センチ背の高いセローニに対し、アルバレスは細かく動きながらフェイントを仕掛ける。接近戦になるとクリンチアッパーとフックを連打。2分過ぎにケージに押し込み、離れると左右のフック。ボディ打ちも絡めて上下に散らすのが巧い。セローニも伸びのある膝を放つが、アルバレスは反応してかわし続け、1Rのポイントを取る。
 2Rに入ると、セローニがようやく積極的になり、左ミドルと右膝が当たり出し、アルバレスの手数が落ちる。セローニが右ローを連打すると、アルバレスの動きが止まり、アルバレスは苦し紛れにタックルに行くが、セローニは軽々とかわす。その後もセローニが左ミドル、前蹴り、ハイなど放ち続け攻勢をキープ。ポイントを取り返す。
 3R、セローニが左右のローと右膝を当て、パンチの連打で下がらせる場面も、アルバレスの右ボディの後に左ハイも当てる。さらに右ローを当て続けると、アルバレスは耐え切れなくなりついにダウン。セローニは上からパウンドを落とし続け試合終了。アルバレスはUFC初戦を落とすと共に、セローニは5連勝で王座挑戦に大きく近づいた。


第9試合 フェザー級 5分3R
○コナー・マクレガー(9位)
×ダスティン・ポワリエ(5位)
1R 1'46" TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)

 3連勝のポワリエ、11連勝のマクレガーの一戦。マクレガーはアイルランドから大挙訪れた応援団の大声援を受ける。1R、ガードを低くし回転系の蹴りを放つマクレガーに、ポワリエはコツコツと左ストレートを当てる展開。じわじわ激しさを増すかと思われたが、試合はいきなり終わることに。マクレガーが右ジャブを連打した後、左ストレートを放つ。これが前かがみになっていたポワリエの後頭部に当たると、ポワリエは前のめりで崩れ、すぐさまマクレガーがパウンドを連打したところでレフェリーストップがかかった。後頭部への打撃は反則だが、故意ではなく、結果が覆る可能性は低そうだ。


第8試合 ミドル級 5分3R
○ヨエル・ロメロ(10位)
×ティム・ケネディ(6位)
3R 0'58" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 キューバ出身のロメロは2000年のシドニー五輪レスリングフリースタイル85kg級の銀メダリスト。ケネディはジャクソンズMMA、米軍特殊部隊所属。両者とも4連勝と好調だ。ロメロはサウスポー、ケネディはスイッチ。両者慎重な試合運びだが、ロメロが左ストレートを的確にヒット。 ケネディのタックルをロメロが切り、逆にタックルでテイクダウンを奪い好印象を残す。
 2Rもロメロのタックルをケネディが切り続ける展開。ケネディはクリンチアッパーやバックブローで打開を狙う。ロメロは防御は堅いが、終盤にケネディがクリンチアッパーからの右ストレートの連打でロメロをフラフラに。執念で劣勢を跳ね返す。
 インターバルが終わるが、しばらくロメロは椅子に座ったまま立ち上がらず。試合放棄にも見えたが、レフェリーが再開を促すと立ち上がり続行。ロメロは口が開いた状態で3Rをスタートするが、早々に前に出て左と右のストレートを連打するとどちらもクリーンヒットしケネディがダウン。ロメロはまだフラフラながらも必死でパウンドを連打し、逆転勝利をおさめたが、3R開始前の遅延行為の影響で観客からブーイングを浴びた。


第7試合 女子バンタム級 5分3R
○キャット・ジンガーノ(1位)
×アマンダ・ヌネス(8位)
3R 1'21" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 ジンガーノはレスリングで全米女子学生王者にもなったことがあり、MMA8戦全勝。端貴代、ミーシャ・テイトにも勝っている実力者。膝の負傷明けで1年5ヶ月ぶりの試合だ。ヌネスは9勝3敗で、勝った試合は全てKOか一本の危険な相手だ。
 開始すぐ、先手を取ったのはヌネス。差し合いを制して上になるとハーフからコントロール。ジンガーノが下から腕十字を狙うがヌネスは振りほどき、上からパウンドと肘を落とす。それでも下から腕十字を狙うと、ヌネスが足を取りに行ったところでリバース。いったんスタンドに戻ると豪快にヌネスを投げ飛ばすが、ポイントはヌネスにつく内容に。
 だが以降のジンガーノは安定したファイトで、2Rは最初から組み付いてテイクダウンを先取。ハーフからパウンドと肘を落とす。一瞬足の取り合いになるがジンガーノはハーフを維持する。3Rも首相撲の膝蹴りから、首投げでジンガーノがハーフに。マウントからパウンドを連打したところでレフェリーがストップ。終わってみれば圧巻の強さで王者・ロンダ・ラウジーへの挑戦に前進した。


第5試合 ライト級 5分3R
○ホルヘ・マスヴィダル(12位)
×ジェイムス・クラウス
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)

第4試合 ウェルター級 5分3R
○スティーブン・トンプソン
×パトリック・コーテ
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第3試合 ウェルター級 5分3R
○ブライアン・エバーソール
×ジョン・ハワード
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

第2試合 ライト級 5分3R
○ケビン・リー
×ジョン・タック
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

第1試合 バンタム級 5分3R
○マニー・ガンバーリャン
×コディー・ギブソン
2R 4'56" フロントチョークスリーパー

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