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相手変われどプラン変えず。T.J. ディラショー、2連続5R KO勝ち:8.30 サクラメント

  • UFC
  • 更新・2014-08-31 (Sun)13:50
UFC 177: Dillashaw vs. Soto
2014年8月30日(土/現地時間) 米国カリフォルニア州サクラメント・スリープトレインアリーナ
  レポート:井原芳徳


第8試合 UFCバンタム級チャンピオンシップ 5分5R
○T.J. ディラショー(王者)
×ジョー・ソト(挑戦者)
5R 2'20" KO (右ハイキック)
※ディラショーが初防衛

 当初、5月24日(現地時間)に王座を争ったディラショーと前王者・ヘナン・バラオンのリターンマッチを予定していたが、バラオンが減量中に体調を崩しドクターストップ。アンソニー・バーチャク [Anthony Birchak] とUFCデビュー戦を行う予定だった元ベラトール&タチパレスファイト王者のジョー・ソトが挑戦者に抜擢された。この試合以外に目玉が無い大会で、ディラショーの地元のため、やや強引ながらも試合を成立させたが、それでも王者とそれなりに渡り合える選手を用意できるのがUFCの強さだ。

 1R、ディラショーが左のガードを下げながら軽快にステップ。左ミドルをソトがつかむとタックルを仕掛けるが、ディラショーはかわして素早くバックに回り込みコントロールする。スタンドに戻ると、ソトも右のパンチを合わせるように。お互い手の内を研究する時間がほとんど無かったせいもあってか、慎重な展開が続いたが、終盤に接近戦でパンチを交錯させる。大差の無いラウンドだが、バックコントロールの場面を作ったディラショーがポイントを取ったか?
 2Rは序盤から接近戦でパンチを交錯させ、何発かソトが右のフックをヒット。ディラショーは距離を取って時折スイッチしつつジャブやストレートを細かく返し続ける。手数差でディラショーがポイントを取るラウンドに。
 3Rもスタンドの展開が続き、ディラショーが細かいパンチを当て続け主導権。2分半過ぎには胴タックルでテイクダウンを決め、バックに回ろうとするが、ソトは反応してスタンドに戻す。終盤にはディラショーがパンチの連打から左ハイを決め、しっかり好印象を残しポイントを重ねる。
 4Rもディラショーがスタンドでペースを維持、3分半過ぎにタックルでテイクダウンを奪取。またも動いてバックを取りに行くが、これもソトが3R同様に脱出し、残り時間が短いためそのまま終了。ディラショーが点差を広げる。
 5R開始前、ディラショーは両手を広げ笑顔で観客を煽る余裕も見せる。序盤、左ハイをきっかけにパンチの連打でチャンス。ソトは右眉あたりを切り出血する。そしてバックステップで距離を取ると、パンチの連打でソトを後退させた後、ガードが下がった隙を逃さず右ハイをこめかみにクリーンヒット。ふらつくソトに駄目押しの左ストレートとパウンドを叩きこみ豪快にKOした。

 ディラショーは前回のバラオン戦も4Rまで攻勢を維持し、5Rに左ハイからの左ストレート、パウンドのラッシュで終わらせており、試合時間もわずか6秒差。相手が変わろうと試合運びのイメージは変えず、それを最後まで貫いたと考えられる。
 しっかりメインを締めて初防衛にも成功したディラショーは「厳しい状況だったがサクラメントの仲間のために戦った。ずっとバラオンのことを考えていたので、今後のことは少し休んでゆっくり考えたい」とコメント。敗れたソトは「やっとUFCで戦う夢がかなった。ここでインタビューしてもらうことも夢だった。負けたけどまたチャレンジしたい」と話し、再起を誓った。


第7試合 ライト級 5分3R
○トニー・ファーガソン
×ダニー・カスティーリョ
判定2-1 (28-29/29-28/29-28)

 1R、右足を痛めややステップのぎこちないカスティーリョに、ファーガソンが圧力をかけ、スタンドから左脇と首を抱えてダースチョークを仕掛け、グラウンドに引き込む。残り1分にカスティーリョが脱出し上になるが、ファーガソンは下から肘を当てる。ポイントはファーガソンが取る。
 2Rもファーガソンが左ミドル、左インローを当てるなどスタンドで主導権。タックルをかわすと回転しながら膝十字を仕掛ける。下になったがリバースを仕掛けて一瞬上になったり、下から肘を何発も当てたりと積極的なのはファーガソン。しかしラウンド後半は背中をマットにつけ続けたため、評価を下げるジャッジがいても不思議ではなく、ポイントは割れそうだ。
 3R、ファーガソンは自ら背後に倒れて、もぐりこむように足関節技を狙い、腕狙いに移行。外されるとスタンドに戻るが、カスティーリョが豪快に持ち上げテイクダウン。これまでのラウンド同様、カスティーリョは上になって固め、下からファーガソンが肘やパンチを当てる展開になる。カスティーリョは終盤、ファーガソンのガードを超え、両足の腕にマウントになり、最後は肩固めの体勢になり試合終了。攻勢を印象付けポイントを取る。
 判定はやはり割れたが、2票を獲得しファーガソンが勝利した。ジョー・ローガンの試合後のインタビューも、カスティーリョに肩入れするような内容で、観客もカスティーリョを評価する声が多かったが、遠目では上になっている選手が好印象になりがち。近くやモニターで試合を見る人との評価が割れる典型的な試合だった。


第6試合 女子バンタム級 5分3R
○ベチ・コヘイア(10位)
×シャイナ・ベイズラー
2R 1'56" TKO (レフェリーストップ:右ストレート連打)

 1R、ベイズラーが首相撲からの膝を当てた際、コヘイアが倒して上に。ベイズラーが下から足を登らせつつ肘を頭に当てる。スタンドに戻り、ケージ際の押し込み合いの攻防が続くが、ベイズラーがパンチをもらいながらもしぶとくタックルで組み付きテイクダウン。ギロチンを狙った状態でラウンドが終わる。ポイントはグラウンドで主導権を握ったベイズラーが。
 だが2Rに入ると、序盤からコヘイアが積極的に前に出てパンチを当て優勢に。ケージに詰めて顔を押しながら右肘を当て、ジャブでリズムをキープし、ボディにもパンチを散らす。そして右のストレートを連続でヒットし、ベイズラーが防御できなくなったところでレフェリーがストップした。試合後は何度も腰の周りで両手を動かし、ベルトを巻くジェスチャーで、王座挑戦を希望した。


第5試合 ライト級 5分3R
○ディエゴ・フェレイラ
×ラムジー・ニジェム
2R 1'53" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)

 1R、スタンド主体の攻防で、ニジェムが伸びのあるストレートを的確に当て、手数で優勢。すぐスタンドに戻るも、2度テイクダウンを奪う。だが残り1分、強引に振り回したフェレイラの左フックが当たり、ニジェムはフラフラに。フェレイラがグラウンドに持ち込み、腕十字を狙いチャンスを作る。2Rも序盤にフェレイラがパンチを効かせ、ギロチンでチャンス。またもスタンドに戻ると、今度は前に出てきたニジェムに下がりながら右フックをクリーンヒットし、マットに沈めてパウンドの連打で試合を終わらせた。


第4試合 ライト級 5分3R
○ヤンシー・メディロス
×デーモン・ジャクソン
2R 1'54" フロントチョークスリーパー

 1Rからスタンドの攻防が続き、ほぼ互角の展開が続いたが、メディロスの左のパンチのヒットが次第に増え優勢に。2Rにジャクソンに押し込まれるが、立ったままギロチンを仕掛け、そのままひねり倒して横から押さえながら絞めてタップを奪った。


第3試合 ミドル級 5分3R
○デレク・ブランソン
×ロレンツ・ラーキン
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第2試合 ヘビー級 5分3R
○アンソニー・ハミルトン
×ルアン・ポッツ [Ruan Potts]
2R 4'17" TKO

第1試合 ライト級 5分3R
○クリス・ウェード
×ケイン・カリゾサ [Cain Carrizosa]
1R 1'12" フロントチョークスリーパー

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