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水垣偉弥、5連勝で王座挑戦に名乗り。菊野克紀、1R KO負け:5.24 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2014-05-25 (Sun)14:02
UFC 173: Barão vs. Dillashaw
2014年5月24日(土/現地時間) 米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデンアリー
 メインのバンタム級王座戦ではT.J. ディラショーが変則的な打撃を駆使しヘナン・バラオンの4度目の防衛を阻止。6位の水垣偉弥は10位のフランシスコ・リベラを下して連勝を5に伸ばし、王座挑戦に名乗りを上げた。UFC 2戦目の菊野克紀はトニー・ファーガソンとの打撃戦で1R KO負けを喫した。
  レポート:井原芳徳


第12試合 メインイベント UFCバンタム級チャンピオンシップ 5分5R
×ヘナン・バラオン(王者)
○T.J. ディラショー(4位)
5R 2'26" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※ディラショーが新王者に

 1R、スタンドの展開で、ディラショーがガードを下げて大きく回って左ハイや飛び膝で奇襲を仕掛けつつ、右アッパーをヒット。突然襲ってくる変則ファイトにもバラオンは落ち着いて構えを崩さなかったが、残り1分、ディラショーが右のロングフックをクリーンヒットしてバラオンをダウンさせる。大歓声に包まれる中、ディラショーはパウンドラッシュ。バックに回ってチョークを狙う。
 2Rもディラショーは変則スタイルを敢行。バラオンは1Rのダウンのダメージは感じさせず、随所でパンチをお返しするが、手数差でディラショーが優勢なままだ。3Rもディラショーが左右のストレートや左ハイ、左ミドルを的確に当て続け好印象。4Rも同様で、ディラショーのステップは止まらず、蹴りとパンチをヒットする。残り1分半にディラショーは上になると、パウンドを落とし攻勢を維持する。
 5Rもディラショーが的確に打撃を当て続け、最後は左ハイをクリーンヒットさせ、直後に左ストレートでダウンを奪取。力なくダウンしたバラオンに、ディラショーが鉄槌を連打したところでレフェリーがストップ。4度目の防衛戦のバラオンを最後はきっちり仕留め、見事王座獲得に成功した。


第11試合 ライトヘビー級 5分3R
○ダニエル・コーミエ(4位)
×ダン・ヘンダーソン(6位)
3R 3'53" チョークスリーパー

 1R、ヘンダーソンの右フックをかわし、コーミエが組み付いて足を掛けつつ、軽々とテイクダウンに成功。ハーフ、サイド、上四方、サイド、バックと動き、パウンドを落としたり、顔面に手のひらを押し付けながら滑らせて肘を落とすなどしてヘンダーソンを苦しめる。残り50秒、ようやくヘンダーソンが脱出し、テイクダウンを狙うが、コーミエは難なく防御。コーミエがポイントを取る
 2Rもコーミエがテイクダウンを奪いグラウンドでヘンダーソンをコントロール。サイドからパウンドと肘を落とし着実にダメージを与える。3Rもその流れは変わらず、コーミエがテイクダウンとグラウンドでヘンダーソンを圧倒。残り1分半にはチョークで絞め落としUFC 5連勝に。勝利者インタビューでは「ジョン・ジョーンズ、逃げないほうがいいぞ。俺はどんどん強くなっている」と王座挑戦をアピールした。43歳のヘンダーソンは「応援がある限り辞めない」と現役続行を明言した。


第10試合 ウェルター級 5分3R
○ロビー・ローラー(1位)
×ジェイク・エレンバーガー(5位)
3R 3'06" TKO (レフェリーストップ:左飛び膝蹴り→グラウンドパンチ)

 1R、ローラーがサウスポーから重みのある左ミドルを当て先手。エレンバーガーも終盤にかけて右のストレートやボディを合わせるようになるが、全般の主導権ではローラーが好印象か。
 2Rもスタンドの攻防が続くが、ローラーはプレッシャーをより強めてパンチのヒットも増やす。エレンバーガーは打撃戦を嫌い、中盤過ぎにタックルでテイクダウンを奪うが、ローラーはすぐ脱出して、がぶりの状態で胸元に左膝を一撃。その後もエレンバーガーがタックルでテイクダウンを奪うが、これもローラーがまもなく脱出。倒されても主導権を譲らない。ポイントはローラーか。
 3R、劣勢のエレンバーガーは強引にフックを振るって前進するが、ローラーはしのぐと中盤以降はプレッシャーをかけて元のペースに。右のジャブでケージ際に後退させると、左の飛び膝蹴りを顔面に当ててダウンを奪い、最後はパウンドの連打でフィニッシュ。王者・ジョニー・ヘンドリックスへの挑戦に向けしっかりアピールするファイトだった。


昨年10月の公開練習での水垣
第9試合 バンタム級 5分3R
○水垣偉弥(八景ジム/6位)
×フランシスコ・リベラ(10位)
判定3-0 (29-28/30-27/30-27)

 水垣は4連勝中。昨年12月にナム・ファンに判定勝ちして以来の試合だ。リベラはUFC常連となってから4連続負けなしで、前回は昨年11月にジョージ・ループにTKO勝ちしている。
 1R、開始すぐのパンチの交錯でリベラが左フックをヒット。だが水垣も次第にパンチの攻防でタイミングを合わせて右を当てるようになり、右のショートフックを叩き込みリベラをダウンさせる。水垣はハーフガードの状態で押さえてパウンドを狙うが、リベラは隙を突いて脱出。その後、ケージ際の差し合いの攻防が続き、リベラがテイクダウンを数度奪うが、すぐに水垣も跳ね返して、中腰でも右のパンチを当てる。ポイントは水垣が取る。
 2R、水垣が距離を詰めた際、リベラが右のハイキックを当て、水垣は左まぶたを切られて出血する。ケージ際でリベラはギロチンを仕掛け引き込む。水垣は頭をマットにつけて防御し、リベラが腕を外すと水垣が上に。パウンドを効かせつつ、バックに回りチョークを狙う。極められないものの、フェイスロックも織り交ぜ続けて好印象を残す。水垣の出血は止まり、このラウンドもポイントは水垣か。
 3R、スタンドのパンチの攻防で、水垣は右まぶたも切られるが、クリーンヒットはもらわず。リベラも少しずつ水垣のパンチをもらうと疲れが見え始め、不用意に右ローを放った際に水垣が右ストレートを合わせ、ダウンを奪うことに成功。ケージ中央でトップをキープし、ボディと体にコツコツとパンチを当てる。残り1分に膠着ブレイクがかかり、敗色濃厚のリベラは必死でパンチを振るうが、水垣はしっかりアゴを引きながらパンチを返し続け試合終了。このラウンドもポイントを取り、文句なしの判定勝ち。試合後のWOWOWのインタビューでは「5連勝なので、今日メインで勝ったほうに挑戦させてほしい」と話した。


第8試合 ライト級 5分3R
○ジェイムス・クラウス
×ジェイミー・バーナー
1R 終了時 TKO (ドクターストップ:左足首の負傷)

 1R、クラウスが右ロー、右の前蹴りを序盤から当てて攻勢。バーナーはローをカットした際に左足首を痛め、何度もスリップするなど動きが悪い。クラウスがグラウンドでもスタンドでも主導権を握る。1R終了後、バーナーにドクターストップがかかり試合終了となった。


第7試合 ライト級 5分3R
○マイケル・キエーザ
×フランシスコ・トリナルド
判定3-0 (30-26/30-26/30-27)

第6試合 ライト級 5分3R
○トニー・ファーガソン
×菊野克紀(ALLIANCE)
1R 4'06" KO (右フック)

 菊野は1月のシンガポール大会でUFCデビュー。判定勝ちしたものの、身長170cmの菊野に対し、190cmと長身のクイン・マルハーンを相手に、広いケージの中で距離感をつかめず苦戦した。今回も菊野はいつものスタイルを崩さず、ガードを下げてパンチを放つが、身長183cmでリーチの勝るファーガソンの左ジャブが当たりだすと菊野は劣勢に。パンチをもらい続けケージを背にして回る時間が長くなる。ファーガソンは中盤にテイクダウンを奪い、腕十字、ダースチョークを狙う。菊野は脱出したが意識朦朧としており、最後はファーガソンが右フックをクリーンヒット。菊野はマットに頭を打ち付けるようにして倒れ、ノックアウト負けしてしまった。


第5試合 バンタム級 5分3R
○クリス・ホールズワース
×チコ・カムス
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第4試合 ライト級 5分3R
○ミッチ・クラーク
×アル・イアキンタ
2R 0'57" ダースチョーク

第3試合 ライト級 5分3R
○ビンチ・ピチェル [Vinc Pichel]
×アンソニー・ニョクアーニ [Anthony Njokuani]
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)

第2試合 フェザー級 5分3R
○サム・シシリア
×アーロン・フィリップス
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第1試合 ウェルター級 5分3R
○リー・ジンリャン [Li Jingliang]
×デビッド・ミショー [David Michaud]
判定2-1 (29-28/28-29/30-27)

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