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五味隆典、1年ぶりの試合は判定勝ち。ジョン・ジョーンズ、7度目の防衛:4.26 ボルチモア

  • UFC
  • 更新・2014-04-27 (Sun)14:05
UFC 172: Jones vs. Teixeira
2014年4月26日(土/現地時間)米国メリーランド州ボルチモア・ボルチモアアリーナ
 五味隆典は昨年3月の埼玉大会で右拳を骨折して以来1年ぶりの試合。J.Z.カルバンに勝った実績のあるアイザック・ヴァリーフラッグとの打撃戦を制し判定勝ちし、9月20日の埼玉大会への出場を熱望した。メインイベントではジョン・ジョーンズがUFC 5戦全勝のグローヴァー・テイシェイラをフルマークの判定で下し、ライトヘビー級王座7度目の防衛を果たした。
  レポート:井原芳徳


第10試合 UFCライトヘビー級チャンピオンシップ 5分5R
○ジョン・ジョーンズ(王者)
×グローヴァー・テイシェイラ(2位)
判定3-0 (50-45/50-45/50-45)
※ジョーンズが7度目の防衛

 ジョーンズは昨年9月のトロント大会で6度目の防衛に成功したが、アレクサンダー・グスタフソンに苦戦した。今回は調整具合が気になるところ。テイシェイラはブラジル出身で柔術黒帯を持ち、元王者のチャック・リデルの弟子で、2012年5月のUFC初参戦から5連勝で王手をかけた。
 1R、左ミドルや膝蹴りを関節蹴りを放つジョーンズに対し、テイシェイラは臆することなくプレッシャをかけパンチや右ミドルをお返しする。ジョーンズは構えをスイッチしながら左ジャブ、回転肘、カカト落としも駆使。有効打数で若干ジョーンズが上か。差し合いではカンヌキも極め、テイシェイラの右腕にダメージを与える。
 2R、ジョーンズの関節蹴りでテイシェイラのバランスが一瞬崩れると、ジョーンズは左肘をヒット。だが長い左手を突き出した際にサミングの反則があり、レフェリーに注意を受ける。再開後、テイシェイラが左右のフックと右ボディフックの連打でジョーンズをケージに詰めて優勢に。しかしその後、ジョーンズがバックスピンキック、肘、関節蹴り、肩パンチを返して挽回。最終的に好印象を残しポイントを取る。
 3Rもスタンドの攻防が続き、ジョーンズが攻める時間が長い。テイシェイラが右アッパーを当てるとジョーンズの動きが一瞬止まる場面もあったが、すぐケージ際から逃げてステップで離れ、追撃を許さない。ジョーンズが肘を当て続けるうちに、テイシェイラは右眉をカットし大出血する。終盤にはジョーンズが左ミドル、右ボディを当てケージに詰める。テイシェイラも右アッパーを返すがかなり苦しそうだ。
 4Rもジョーンズの優勢は変わらず。膝、肘、アッパーを的確に当て続ける。終了間際にはタックルでテイクダウンを奪いパウンドを連打。テイシェイラを仕留めにかかる。
 5Rもジョーンズがテイシェイラをケージに詰め肘のラッシュ。テイシェイラもアッパーをお返しし、不屈の闘志を見せる。だがジョーンズは落ち着いて対処し、変幻自在の肘でテイシェイラを圧倒。3R以降はほぼワンサイドゲームで7度目の防衛を果たした。


第9試合 ライトヘビー級 5分3R
×フィル・デイビス(4位)
○アンソニー・ジョンソン(14位)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 ジョンソンは12年1月にヴィトー・ベウフォートに敗れて以来のUFC出場。この試合含め3度の計量オーバーを犯したためUFCを追放されたが、タイタンFC、WSOFなどでアンドレイ・アルロフスキー、マイク・カイルといった元UFCファイターら相手に6連勝と活躍し、UFCにカムバックした。相手は絶対王者・ジョーンズとの対戦を熱望するデイビスだ。
 1R中盤、ジョンソンが右アッパーを効かせるとデイビスが後退。デイビスのタックルを切り右のパンチを連打すると、デイビスは左まぶたをカットする。その後もジョンソンが右ローを効かせた後にパンチの連打を当てたりと優勢をキープする。2Rもジョンソンがパンチと蹴りを当て続け攻勢。デイビスはローを効かされステップがぎこちない。3Rもジョンソンの攻勢に変化はなく、ジョンソンがフルマークで完勝した。


第8試合 ミドル級 5分3R
○ルーク・ロックホールド(5位)
×ティム・ボッシュ(13位)
1R 2'08" アームロック

 1R開始すぐ、ロックホールドがタックルのがぶりの体勢から横三角絞めを極めチャンス。ボッシュはポイントをずらすが、ロックホールドはその体勢のまま、右腕をアームロックで極めタップを奪った。


第7試合 ライト級 5分3R
○ジム・ミラー(9位)
×ヤンシー・メディロス
1R 3'18" フロントチョークスリーパー

 ミラーがサウスポーからの左ボディストレートを効かせると、メディロスをコーナーに押し込んで膝を当てた後、投げを放つ。これはスッポ抜けてしまったものの、すぐさまミラーは得意のギロチンを極めタップを奪い快勝した。


第6試合 フェザー級 5分3R
○マックス・ホロウェイ
×アンドレ・フィリ
3R 3'39" フロントチョークスリーパー

第5試合 フライ級 5分3R
○ジョセフ・ベナビデス
×ティム・エリオット
1R 4'08" フロントチョークスリーパー


2012年12月の記者会見での五味隆典
第4試合 ライト級 5分3R
○五味隆典(久我山ラスカルジム)
×アイザック・ヴァリーフラッグ
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 五味は昨年3月の埼玉大会のディエゴ・サンチェス戦で右拳を骨折し、1年ぶりの復帰戦。ヴァリーフラッグはサンチェスと同じジャクソンズMMA所属の36歳で戦績19戦14勝(5KO/3一本)4敗1分。2011年からストライクフォースで2戦2勝し、ジェシアス・カバウカンチ [J.Z.カルバン] にも判定2-1で勝利している。ストライクフォース消滅後の昨年2月からUFCに参戦し、初戦はイーブス・エドワーズに判定2-1で勝ったが、続く今年1月のファイトナイトでの2戦目ではエリアス・シルベリオに判定3-0で敗れている。
 1R、五味は構えをスイッチしつつ、ジャブやフックをヒット。ヴァリーフラッグは細かく動いて前に出て左右のフックを当ててくる。中盤、ヴァリーフラッグが蹴りに失敗してスリップすると五味は上に。ヴァリーフラッグはケージを背に立とうと動くが、五味はバックを取ってチョークを仕掛ける。極められず脱出を許すとスタンドの攻防のまま終了。五味がポイントを取るラウンドとなるが、自軍に戻る時に口が開き、久々の試合での緊張も相まってか、少し疲れた様子だ。
 2R、ヴァリーフラッグの右ローをもらいつつも、五味は右フックをお返し。時折構えを変えつつ、左ボディ、左ジャブも的確に当て続ける。ヴァリーフラッグも細かくパンチや膝を返すが、連打やビッグヒットで印象を残すのは五味のほうか。ヴァリーフラッグは右まぶたが腫れてきた。
 だが3R、五味が中途半端にタックルに入ったところでバランスを崩すと、ヴァリーフラッグに潰され、横からパウンドの連打を浴びてしまう。脱出するとケージ際での差し合いの攻防が増え、互いに膝とパンチで削り合う。離れて五味がパンチの連打を当てると場内は湧き上がる。ヴァリーフラッグは鼻血を出し苦しそう。だが差し合いを制したヴァリーフラッグが、残り30秒にテイクダウンを奪い、バックを取りかける場面も。最後は五味が上になるが、全体の印象はヴァリーフラッグが上で試合終了。3Rはポイントを取り返されたものの、五味が復帰戦を白星で飾った。
 五味は試合後、WOWOWの中継でのインタビューで「少しアメリカの試合も慣れて、世界中のトップファイターとできるのが一番の幸せですね。35にもなってもみんなに付き合ってもらってるんで。相手も同い年でいい試合ができました。まだまだ勝ちます。日本大会に出て、タイトルマッチやりたいね(笑)。これから本当に強い相手になってくると思うけど、みんなで夢を追いかけられるよう頑張ります」と持ち前の陽気さたっぷりにコメントした。


第3試合 女子バンタム級 5分3R
○ベシ・コヘイア [Bethe Correia]
×ジェサミン・デューク [Jessamyn Duke]
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)

第2試合 ライト級 5分3R
○ダニー・カスティーリョ
×チャーリー・ブレネマン
2R 0'21" KO (右フック)

第1試合 バンタム級 5分3R
○クリス・ビール
×パトリック・ウィリアムス
2R 1'51" KO (飛び膝蹴り)

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