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アンデウソン、自らの蹴りで骨折。ワイドマンに連敗:12.28 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2013-12-29 (Sun)14:33
UFC 168 - Weidman vs. Silva 2
2013年12月28日(土/現地時間) 米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデン・アリーナ
  レポート:井原芳徳


第試合 UFCミドル級チャンピオンシップ 5分5R
○クリス・ワイドマン(王者)
×アンデウソン・シウバ(挑戦者)
2R 1'16" TKO (レフェリーストップ:左スネの骨折)
※ワイドマンが初防衛

 両者は7月に対戦。アンデウソンが余裕のノーガード戦法を繰り広げたが、ワイドマンのパンチをもらった後もノーガードを続け自滅。まさかのKO負けで11度目の防衛に失敗した。今回リベンジ戦のアンデウソンはいつになく神妙な表情でオクタゴンに入場する。
 1R、サウスポーでがに股スタンスのアンデウソンに対してワイドマンが片足タックルからケージに押し込むが、離れてアンデウソンが首相撲でワイドマンを捕まえて右膝を放った際、ワイドマンが右のフックを首元に一撃。ひるんだアンデウソンに上からパウンドを連打し試合を終わらせようとする。アンデウソンはクロスガードで防御しようとするが、ワイドマンは肘も駆使して着実にダメージを与える。スペースを作ってからの肘とパンチが特に正確だ。
 2R、スタンドの攻防で蹴りの応酬となるが、決着は意外な形で訪れる。ワイドマンが右ミドルをボディに強打した後、アンデウソンが左のインローを放つが、ワイドマンが左膝でカットした際にアンデウソンがスネを骨折。そのままアンデウソンは倒れこみ試合終了。前回とは全く違う形ながらもアンデウソンがまたも自滅する形で敗れる結果となった。
 だがそこまでの展開で前回同様、ワイドマンが強さを存分に見せつけたのは事実。最後のアンデウソンのローにも反応してカットできたからこそ呼び込めた勝利だった。試合後のインタビューでワイドマンは「どんなことがあっても彼は最強のファイターだ」「まだ自分は12戦目で新参物だ」と謙虚に語ったが、その姿勢が彼の強さを作り上げたのだろう。


第試合 UFC女子バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
○ロンダ・ラウジー(王者)
×ミーシャ・テイト(2位)
3R 0'58" 腕ひしぎ十字固め
※ラウジーが2度目の防衛

 両者は昨年3月のストライクフォースでのチャンピオンシップで対戦し、ラウジーが1R腕十字で勝利。ラウジーが新王者となった。その後両者ともUFCと契約し、リアリティショーのTUFのコーチとしても舌戦を繰り広げてきた。北京五輪柔道銅メダリストのラウジーは、ストライクフォース時代も合わせれば3度目、UFC王者後は2度目の防衛戦となる。
 1R、ラウジーはパンチの打ち合いから組み付いて崩し、肘とパンチと膝も絡めて先手。一旦離れるも、テイトの蹴り足をすくって上になると、腰を上げてパウンドを落とす。下からテイトは腕十字を狙うが、ラウジーは持ち上げて外す。テイトはリバースに成功するが、下からラウジーは三角絞めを狙いつつ、肘とパンチを当ててテイトを痛めつける。テイトは耐えてスタンドに戻し、血だるまになりながらもパンチの打ち合いで場内を沸かせる。テイトは足をかけてテイクダウンを狙うが、腰の重いラウジーは踏みとどまって逆に大外刈りでテイクダウンに成功。その後もラウジーがテイクダウンを奪い、終始主導権を維持している。ラウジーはプロ8戦目で初めて2Rに突入するが、格の違いを存分に見せつけており、値打ちを下げてはいない。
 2Rもダメージが残るテイトを度々柔道技でテイクダウン。ラウジーがじわじわと宿敵のテイトを痛めつけている印象だ。テイトは下からシザースを狙うがテイトは防いでマウント。バックを奪いながら腕十字を仕掛ける。これも極めきれなかったものの、横三角絞めでテイトをコントロールし続ける。そして3Rも序盤からテイクダウンを奪うと、今度は腕十字をガッチリと極めてタップアウト。3Rまでかかったものの圧勝で王座防衛を果たした。
 試合後、テイトがラウジーに握手を求めたが、ラウジーは拒否。観客からブーイングを浴びた。インタビューでもラウジーは「握手はできませんが、選手とは尊敬しています。ブーイングでも歓声でも私に向かって何をされてもうれしいですが、家族に向かってされることは許せません」と強気の態度を貫いた。


第試合 ヘビー級 5分3R
○トラヴィス・ブラウン(6位)
×ジョシュ・バーネット(5位)
1R 1'00" KO (肘打ち)

 バーネットはUFC復帰戦でミアにKO勝ちして以来の試合。ブラウンはアリスター、ナパオンに勝利している201センチと長身のファイターだ。1R、ブラウンが長いリーチを生かした左ジャブと首相撲でバーネットを翻弄。首相撲で崩し、バーネットの顔面に膝蹴りを入れてダメージを与えると、そのまま膝立ちでタックルで組み付くバーネットに対し、ケージに背中をつけながら、横から突き刺すように右肘をバーネットのこめかみ付近に連打。するとバーネットは顔面血だらけで前のめりに崩れレフェリーストップ。ブラウンがナパオン戦同様のパターンで圧勝した。ムエタイをMMAに昇華した新しいスタイルは王座戦線でも脅威となるはずだ。


第試合 ライト級 5分3R
○ジム・ミラー(10位)
×ファブリシオ・カモエス
1R 3'42" 腕ひしぎ十字固め

第試合 フェザー級(151.5ポンドキャッチウエイト) 5分3R
○ダスティン・ポワリエ(6位)
×ディエゴ・ブランダオン
1R 4'54" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※プランダオンが6.5ポンドオーバー

第試合 ミドル級 5分3R
○ユライア・ホール(5位)
×クリス・レーベン(6位)
1R 5'00" TKO (パンチのダメージによる棄権)

第試合 ライト級 5分3R
○マイケル・ジョンソン
×グレイゾン・チバウ
2R 1'32" TKO (レフェリーストップ:左ストレート)

第試合 フェザー級 5分3R
○デニス・シヴァー
×マニー・ガンバーリャン
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第試合 ウェルター級 5分3R
○ジョン・ハワード
×シアー・バハドゥルザダ
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第試合 ウェルター級 5分3R
○ヴィリアム・マカリオ [William Macario]
×ボビー・ヴォルカー
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第試合 フェザー級 5分3R
○ロビー・ペラルタ
×エステファン・パーヤン [Estevan Payan]
3R 0'12" TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)

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