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アンデウソン・シウバ、まさかの自滅で王座陥落:7.6 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2013-07-07 (Sun)14:16
UFC 162
2013年7月6日(土/祝) 米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナ
 UFCミドル級で無敵の38歳のベテラン・アンデウソン・シウバが11度目の防衛戦。余裕のノーガード戦法を繰り広げたが、クリス・ワイドマンのパンチをもらった後もノーガードを続け自滅。まさかのKO負けで王座から陥落すると、王座戦線からの撤退を表明した。
  レポート:井原芳徳  (c)Photo Courtesy of UFC

  ※大会の模様はWOWOWライブにて7/8(月)23:00より再放送されます。


アンデウソン・シウバ、クリス・ワイドマン(c)Photo Courtesy of UFC
第11試合 UFCミドル級タイトルマッチ 5分5R
×アンデウソン・シウバ
○クリス・ワイドマン [ウェイドマン]
2R 1'18" KO (左ストレート)
※ワイドマンが新王者に

 アンデウソンは11度目の防衛戦。現在17連勝、UFC 16戦全勝と、38歳の今でも無敵の強さを誇る。ワイドマンはレスリングのNCAAのトップでの活躍を経て、MMA9戦9勝、UFC5戦5勝の29歳。過去にデミアン・マイア、マーク・ムニョスに勝利している。身長、リーチもほぼ互角で、知名度はまだ低いが、隙の無い強さを期待されての抜擢だ。
 1R、30秒ほどでワイドマンが勢いのあるタックルでテイクダウンに成功。上からパウンドを落とし、膝十字固め、ヒールホールドを狙う。アンデウソンは引きぬいて脱出するが、PRIDE時代に長南亮にヒールホールドで敗れており、ワイドマンの狙いは悪くない。スタンドに戻ると、アンデウソンはノーガードで腕を振って、トリッキーな動きを絡めて挑発。ワイドマンのパンチをスウェーし続けるが、自身の攻撃は乏しい。時折左ハイを放つがワイドマンはブロックし続ける。ポイントはワイドマンだが、アンデウソンは「いつでもKOできるから問題ない」と言わんばかりの試合運びだ。ところがこの油断が裏目に出ることに。
 2Rもアンデウソンがトリッキーな動きを絡めつつ、ノーガードで挑発。だがワイドマンは惑わされずにチャンスを伺い続けると、左のストレートをアンデウソンのアゴにヒットする。アンデウソンは腰が一瞬崩れ、視線が飛ぶが、ノーガード戦法を変えずにいると、前に出たワイドマンが立て続けに左のストレートをヒット。ダウンしたアンデウソンにワイドマンがダメ押しのパウンドを2発叩き込んだところでレフェリーがストップ。アンデウソンがまさかの自滅で王座から陥落した。
 まさかのアップセットに成功したワイドマンは「アンデウソンのことは尊敬しています。リマッチを望むのであればやります」とコメント。アンデウソンの自滅を意識した謙虚な言葉だったが、1R最初のテイクダウンや、アンデウソンの動きに惑わされない試合運びや、1チャンスを逃さずものにした正確な打撃は、王者としての説得力を十分持つものだった。
 アンデウソンはリマッチについて「いや。クリスを尊敬しています。ベルトのために戦うことはもう辞めます。ブラジルの家族の元に戻ります」と話し、司会のジョー・ローガンに「引退か?」と尋ねられると「いや。あと10戦残ってる。ベルトは目指さないということだ。まずはブラジルの家族の元に戻って、リラックスさせて欲しい」と説明した。


第10試合 フェザー級 5分3R
○フランク・エドガー
×シャールズ・オリベイラ
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)

 1R、開始すぐからエドガーがプレッシャーをかけ、右ストレートをヒット。オリベイラのタックルを潰して上になる。1分ほどでスタンドに戻るが、飛びついたオリベイラを潰して今度も上に。オリベイラも下から腕十字を狙うが、エドガーは動きを読んですぐ立ち上がる。スタンドの攻防で、オリベイラは首相撲からの膝蹴り、エドガーは右ボディから左フックの連打を決める。合間にお互いテイクダウンを狙い、残り20秒にエドガーが上になるが、オリベイラは下から肘で応戦。両者とも休まないスピーディーな動きで場内を盛り上げる。ポイントはテイクダウン差でエドガーか?
 2R、しばらくスタンドの攻防が続き、2分過ぎにまたもエドガーが上になるが、オリベイラはこの展開でも下から肘を当て、足を登らせようとして主導権。1分ほどでスタンドに戻ると、お互いにパンチをヒット。均衡状態が続いたが、終了間際にエドガーがオリベイラを抱え上げテイクダウンに成功。このラウンドもオリベイラがうまく戦っていたが、最終的にポイントはエドガーか?
 3R、序盤にエドガーが右のパンチをきっかけに連打を決める。猪木アリ状態になっても、オリベイラの寝技に付き合わずスタンド勝負を望む。するとオリベイラの右のパンチを当たり出し、エドガーは鼻血を出して苦しげな表情を浮かべるが、残り2分を切るとエドガーが再びパンチを当てて挽回。観客を沸かせる。残り1分半、打撃を嫌ったオリベイラのタックルをエドガーが潰して上に。パウンドを的確にヒットし続け印象を良くする。場内がフランキーコールに包まれる中試合終了。オリベイラに手を焼きつつも、きっちりポイントを撮り続けるファイトを展開し、エドガーが勝利した。


第9試合 ミドル級 5分3R
○ティム・ケネディ
×ホジャー・グレイシー
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)

 ホジャーはUFC初参戦。1R、ケネディのパンチのタイミングでホジャーが最初のタックルを決め、テイクダウンに成功。1分ほどでケネディは立ち上がるが、3分過ぎに再び押し込んでテイクダウンに成功すると、ケネディの動きに合わせてバックマウントを奪取し、チョークを狙い続ける。だがケネディは落ち着いて防御し、終了間際に反転して上になりパウンドを連打。ホジャーは少し鼻血を出す。
 2Rもホジャーがケネディのパンチをかいくぐって組み付くが、足を掛けての投げに失敗してしまい下に。ケネディは背後に回りこみ、重みのあるパウンドを連打し反撃する。ホジャーはスタンドに戻すが、ケネディに押し込まれ続ける。3分すぎに再びケネディがテイクダウンに成功。残り1分で膠着ブレイクがかかるが、体力を消耗したホジャーの組み付く動きは緩慢で、逆にケネディに押し込まれてしまう。ケネディがポイントを取り返すラウンドに。
 3Rはしばらくスタンドの攻防。ケネディが右ローを当てつつ、組み付いてテイクダウンを狙う。2分過ぎ、ホジャーが一瞬テイクダウンに成功するが、押さえこむパワーがなく、すぐケネディが立ち上がる。残り1分、手数は少ないがケネディがパンチとローをコツコツヒット。ホジャーは苦しそうな表情を浮かべたまま反撃できず試合終了。1R終盤から優位をキープしたケネディが判定勝ちした。


第8試合 ミドル級 5分3R
○マーク・ムニョス
×ティム・ボッシュ
判定3-0 (30-26/30-27/29-28)

第7試合 フェザー級 5分3R
○カブ・スワンソン
×デニス・シヴァー
3R 2'24" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第6試合 ミドル級 5分3R
○アンドリュー・クレイグ
×クリス・リーベン
判定2-1 (29-28/28-29/30-27)

第5試合 ライト級 5分3R
◯ノーマン・パーク
×徳留一樹(パラエストラ八王子)
判定3-0(30-27/30-27/29-28)

 徳留は3月のUFC日本大会でのクリスチアーノ・マルセロとのUFCデビュー戦で判定勝ちし、今回がUFC 2戦目。3月いっぱいで仕事を辞め、格闘技一本の生活で連勝を狙う。1R、サウスポーの打撃戦で、パークが左フックを時折当てやや優勢。パークが徳留をケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、2分過ぎにパークのテイクダウンを潰して徳留が上になる。だがパークは下から三角等でプレッシャーをかけ、残り30秒にリバーサルに成功。ポイントは割れても不思議では無いが、序盤の打撃の差でパークか?
 2R、スタンドの打撃戦でパークの左フックが連続でヒット。逆に徳留の左フックは空を切り、中盤にタックルでテイクダウンを許す。3分過ぎ、徳留はケージの支柱を背中にして立ち上がり離れるが、飛び膝にいった直後にタックルで再びテイクダウンを許す。徳留は脱出するが、パークはがぶりの状態で徳留をコントロール。徳留は逆に片足タックルでテイクダウンを狙うが、あっさりとかわされラウンド終了。パークが確実にポイントを取るラウンドに。
 3R、徳留が胴タックルからテイクダウンに成功しかけるが、パークはケージをつかんでがぶりの状態に。レフェリーは注意するに留まりブレイクはかけない。その後、逆にパークがテイクダウンを狙うが、徳留は潰して上に。しかしパークも上をキープさせず中盤にはスタンドに戻す。徳留も右ハイと左ハイをヒット。当りは浅いがその後のタックルで豪快にテイクダウンに成功。しかしパークはケージを背中にして立ち上がり、完全に流れを作らせない。終盤にもパークが連続でタックルでのテイクダウンを決め好印象を残す。結局、パークが確実にポイントを取り続け判定勝ち。完敗ではないが、徳留は自分の流れを作れないままの試合となってしまった。


第4試合 ヘビー級 5分3R
◯ガブリエル・“ナパオン”・ゴンザガ
×デイブ・ハーマン
1R 0'17" KO (右フック→グラウンドパンチ)

第3試合 ライト級 5分3R
◯エジソン・バルボーザ
×ハファエロ・オリヴェイラ
2R 1'44" TKO

第2試合 ウェルター級 5分3R
◯ブライアン・メランコン [Brian Melancon]
×セス・バジンスキー [Seth Baczynski]
1R 4'59" KO

第1試合 ウェルター級 5分3R
◯マイク・ピアース
×デビッド・ミッチェル
2R 2'55" TKO

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