Home > REPORTS > UFC > ヴァンダレイ&ハントが豪快KO勝ち。岡見&水垣、接戦制す:3.3 埼玉

ヴァンダレイ&ハントが豪快KO勝ち。岡見&水垣、接戦制す:3.3 埼玉

  • UFC
  • 更新・2013-03-03 (Sun)22:50
UFC on FUEL TV 8 - UFC JAPAN 2013
2013年3月3日(日) さいたまスーパーアリーナ
 14,682人の観衆を集めた1年ぶりのUFC日本大会。ヴァンダレイ・シウバがPRIDE時代に活躍したこの会場に6年半ぶりに登場し、当時を彷彿とさせる激しい打撃戦をブライアン・スタン相手に繰り広げKO勝ちを果たした。マーク・ハントも213センチの巨漢・ステファン・ストルーブを左右のフックで撃沈。ヴァンダレイとハントが期待通りの千両役者ぶりを発揮しKOオブザブナイトを獲得した。日本勢では岡見勇信、水垣偉弥、徳留一樹が判定勝ち。五味隆典、廣田瑞人、福田力は判定負けに終わった。
  レポート&写真:井原芳徳



第11試合 ライトヘビー級 5分5R
○ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)
×ブライアン・スタン(米国)
2R 4'08" KO (左フック)

 ヴァンダレイのPRIDE時代からの入場テーマ「Sandstorm」がさいたまスーパーアリーナに鳴り響くと、この日最大の歓声に。ブラジル人とアメリカ人の観客もこの日多数来場したため、場内に飛び交う声援はアメリカの大会に近い雰囲気となる。
 両者ともこのムードに呼応するように、試合開始すぐから激しいパンチの打ち合いを展開。先にバランスを崩したのはスタンだが、すぐに体勢を立て直して右フックを当て返すと、ヴァンダレイがスリップ。タックルを仕掛けて防御する。スタンはヴァンダレイを突き放すと、今度は左フック。ヴァンダレイは膝から崩れ落ちる。だがその後のスタンの蹴りが軽めのローブローとなったことが幸いし、ヴァンダレイは体力回復。しばらく静かな攻防になったものの、ラウンド終盤にも両者足を止めての打ち合いを繰り広げて場内を沸かせる。




 2Rも両者スタンド勝負。お互い1Rのような勢いは無く、慎重な攻防がしばらく続くが、残り1分になるとヴァンダレイは前へ。すると右フックと左フックが連続でクリーンヒットしスタンが真後ろにダウン。シウバが追い打ちのパウンドを放つとスタンが動けなくなり試合終了。セミファイナルのハント戦に続く豪快なノックアウト劇に観客は総立ちとなった。





第10試合 ヘビー級 5分3R
○マーク・ハント(オーストラリア)
×ステファン・ストルーブ(オランダ/9位)
3R 1'44" TKO (レフェリーストップ:左フック)



 ハントは日本大会に2年連続出場。現在3連勝と好調だ。対戦相手のストルーブも4連勝中で、UFC最大の213センチの身長を誇る。1R、スタンドの攻防の後、組みついてきたハントをストルーブがグラウンドに引き込むと、足を効かせてリバーサルに成功。そのままマウントポジションを奪い、パウンドの連打で痛めつけた後、バックマウントを奪って腕十字を狙いに行く。ハントは十字を外し上になり、終盤にはサイドポジションを奪うが、1Rのポイントを許す。
 2Rに入るとハントが左ストレート、右フックを当てて反撃。脇を差して果敢にもグラウンド勝負に持ち込むと、ストルーブに下から足関節技、腕十字を仕掛けられるが、しのいでサイドポジションを奪う。しかしキープが不安定で、ストルーブは下からタックルを仕掛けてリバーサルに成功。マウントを奪い、再びパンチを落として腕十字を狙う。これは失敗して、ハントが上になってパウンドを落とすがタイムアップ。このラウンドもポイントを取られてしまう。
 だが3R、ハントは本職の打撃で勝負を徹底すると、一気に攻勢に。右ストレート、左フックを的確に当て、じわじわとストルーブにダメージを与える。すると下がり気味になってきたストルーブに、右フックと左フックを連続でクリーンヒット。ストルーブの巨体がマットに崩れ落ちる。ハントは追撃せず、ストルーブはそのまま立ち上がれず試合終了。ハントの豪快なKO勝ちに場内は大きく盛り上がった。なお、ヴァンダレイとハントがこの日のノックアウトオブザナイトを揃って受賞。ベストバウト賞はヴァンダレイとスタンが獲得している。それぞれ賞金は5万ドルだ。





第9試合 ライト級 5分3R
×五味隆典(久我山ラスカルジム)
○ディエゴ・サンチェス(米国)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)



 1R、スタンドの打撃戦の後、サンチェスがタックルでテイクダウンに成功。だが五味がすぐスタンドに戻すと、場内は五味コールに包まれる。だが右のミドルを捕まれて下になると、いったん立ち上がったサンチェスに足関節技の奇襲を仕掛けられピンチに。五味は反応して防御したものの、印象の悪い状態で1Rを終える。
 2Rはスタンドの打撃戦主体に。サンチェスがサウスポー、五味がオーソドックスでお互い時折パンチを当てるが、なかなか均衡は崩れない。五味は構えをスイッチし、活路を見出そうとするが、なかなか糸口をつかめず。3Rになるとスイッチの頻度を増やすが、それでも状況は変わらない。試合終盤に足を止めて両者打ち合い、ややサンチェスが優勢になったところでタイムアップ。判定は割れ、サンチェスに軍配が上がるが、場内はブーイングに包まれた。


第8試合 ミドル級 5分3R
○岡見勇信(和術慧舟會東京道場/4位)
×ヘクター・ロンバード(キューバ/8位)
判定2-1 (28-29/29-28/29-28)



 1R、ロンバードがスタンドの攻防でプレッシャーをかけてくるが、岡見は片足タックルでテイクダウンに成功。すぐスタンドに戻され、パンチを浴びたが、中盤にも片足タックルから肩を押すように再びテイクダウン。終盤にもロンバードがスタンドに戻したため、ジャッジのポイントが割れたが、2者からポイントを奪うことに成功する。
 2Rはしばらくスタンドの攻防が続くが、ロンバードに1Rほどプレッシャーは無い。中盤に岡見は片足タックルからテイクダウンに成功すると、マウントポジションを奪ってチャンス。このラウンドのポイントを取る。
 3Rは後の無いロンバードが、開始すぐからパンチラッシュで攻勢。岡見はタックルを仕掛けこのラウンドも上になろうとしたが、ロンバードに切られて下に。パウンドの連打をもらってしまう。その後いったんスタンドに戻したものの、終盤のタックルも切られて下になり試合終了。結局2Rまでのポイントを守りきる形で岡見が勝利。試合後の岡見は「去年のこと(逆転負け)もあったし、今回も最後どうしようもない戦い方でしたけど、勝てて良かったです」と話し、安堵の表情を浮かべた。これで岡見は3連勝に。




第7試合 フェザー級 5分3R
×廣田瑞人(CAVE)
○ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 廣田はストライクフォースの試合を経てUFC初参戦。ヤヒーラは2007年大晦日のDynamite!!でのKID戦以来5年ぶりの日本での試合だ。1R、ヤヒーラが得意の柔術を駆使しグラウンドで廣田を圧倒。序盤からバックマウントを奪うと、下に振り落されるタイミングで腕十字を狙い、廣田が立って脱出しようとしてもすぐにタックルでグラウンドに引きずり戻し、ラウンド終盤には肩固め、チョークで攻め立てる。2Rもヤヒーラがタックルで上になり、肩固めを狙って攻勢。このラウンドもポイントを取られてしまう。



 だが3R、廣田はヤヒーラにテイクダウンを許さず、じわじわヤヒーラのスタミナを奪う。ライト級から転向の廣田だったが、その影響を感じさせず。中盤に下になってしまったものの、リバーサルに成功すると腕十字を狙ってチャンス。ヤヒーラも十字を外すとバックを狙いに来るが、廣田は対処して脱出する。スタンドに戻ると、ややバテた様子のヤヒーラに飛び膝をヒットして形勢逆転。組んできたヤヒーラをがぶると、パウンドを連打して反撃する。判定では2Rまでのポイントを取ったヤヒーラに軍配が上がったものの、3Rの攻勢で廣田が観客に好印象を残したため、ヤヒーラに対し大きなブーイングが飛んだ。


第6試合 ウェルター級 5分3R
○キム・ドンヒョン(韓国)
×シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

 1R、ドンヒョンがバハドゥルザダをケージに押し込んでからテイクダウンに成功すると、あっさりとマウントを奪取。バハドゥルザダに脱出されそうになるとオンブの状態で攻め続け、終盤にはバックマウントに。2Rも上になると、サイド、マウントと移項し、肘を落として主導権を維持する。
 3Rもドンヒョンが序盤からタックルで上になり、マウントから肩固めを仕掛ける。これは極まらず、マウントに戻ると、なかなか仕留めきれないドンヒョンに対してブーイングが飛んだが、これに刺激された様子のドンヒョンはモンゴリアンチョップのような形で両手同時にパウンドを落として観客を沸かせる。TKO勝ちにはつなげられなかったが、文句なしの判定勝ちでUFC2連勝とした。


第5試合 ミドル級 5分3R
×福田 力(GRABAKA)
○ブラッド・タヴァレス(米国)
判定0-3 (28-29/28-29/27-30)

 1R、タヴァレスの蹴りをつかんで福田が上になるが、タヴァレスは下から三角絞め狙い福田の攻撃を封じる。スタンドに戻ると打撃戦でタヴァレスがやや手数で上回り、1Rのポイントを取る。
 2Rもタヴァレスが左ジャブ、右前蹴り、右ストレート、右ハイを随所で的確に当てて優勢。福田は時折左ミドルを当てるが、なかなか主導権を握れない。3Rになるとタヴァレスの手数も落ち、福田の手数がやや上回るが、ジャッジ2者からポイントを得るにとどまり試合終了。タヴァレスが逃げ切るような形で判定勝ちし、連勝を3に伸ばした。


第4試合 バンタム級 5分3R
○水垣偉弥(シューティングジム八景)
×ブライアン・キャラウェイ(米国)
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)



 1R、キャラウェイのタックルを切り続け、水垣が右ストレート、左ボディフック、左アッパーをヒット。終盤にキャラウェイにテイクダウンを許し、バックマウントを取られるが、ジャッジは2者が水垣にポイントを付ける。
 2R、打撃戦で水垣がやや優勢だったが、右ストレートのカウンターでキャラウェイの右ストレートを浴びてダウン。水垣は組みついて防御しようとするが、キャラウェイはすかさずギロチンで捕まえて引き込み、リバーサルでマウントへ。水垣はギロチンを外したが、その後はバックマウントを取られる。
 2Rのポイントを取られた水垣だが、3Rに入ると左ストレートでダウンを奪い返し形勢逆転。その後も左ストレートでキャラウェイを苦しめ続け、キャラウェイ得意のグラウンドにも持ち込ませず試合終了。ポイントを取り返す。結局1Rのスプリット判定がそのまま総得点にも反映される形となり、水垣が判定勝ち。裁定が下された瞬間、涙を流して大喜びした。09年4月のWEC初参戦から負けと勝ちを繰り返していたが、今回が初の連勝だ。




第3試合 ライト級 5分3R
×クリスチアーノ・マルセロ(ブラジル)
○徳留一樹(パラエストラ八王子)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 1R序盤、マルセロの右ストレートを連続で浴びてしまった徳留だが、中盤に組みついて上になると、左のパウンドを的確に落として攻勢に。マルセロに鼻血を出させる。
 2Rも序盤から上になり、パウンドを落として攻勢。中盤に下になったが、終盤には再びスタンドに戻し、僅差の内容ながらもこのラウンドもポイントを奪う。
 そして最終ラウンド、序盤のパンチの打ち合いで右フックを当ててマルセロをダウンさせ、中盤にもテイクダウンを奪ってパウンドを落として攻勢をキープ。フルマークの判定勝ちでUFCデビュー戦を白星で飾った。



第2試合 バンタム級 5分3R
○アレックス・キャセレス(米国)
×カン・ギュンホ(韓国)
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

第1試合 ウェルター級 5分3R
×マルセロ・ギマラエス(ブラジル)
○イム・ヒョンギュ(韓国)
2R 4'00" KO (顔面への左膝蹴り)

Home > REPORTS > UFC > ヴァンダレイ&ハントが豪快KO勝ち。岡見&水垣、接戦制す:3.3 埼玉

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

キングダム立川コロッセオ
JR中央線「立川」徒歩5分、多摩モノレール「立川北口」徒歩6分
月謝3ヶ月分無料(先着順限定数)&完全無料体験キャンペーン中!! 総合格闘技、柔術、キックボクシング等豊富なクラス。 初心者・女性・キッズ専用クラスも開設。 かなり気楽な雰囲気のジムです。

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について