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ケイン・ベラスケス、ヘビー級王座奪還。岡見2連勝:12.29 ラスベガス

  • UFC
  • 更新・2012-12-30 (Sun)15:07
UFC 155 - Dos Santos vs. Velasquez 2
2012年12月29日(土/現地時間) 米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナ
  レポート:井原芳徳


第12試合 UFCヘビー級タイトルマッチ 5分5R
×ジュニオール・ドス・サントス(王者)
○ケイン・ベラスケス(挑戦者)
判定0-3 (43-50/44-50/45-50)
※ベラスケスが新王者に

 両者は昨年11月のタイトルマッチで対戦し、ドス・サントスが64秒でKO勝ちし王座を獲得。ベラスケスにとってはMMA11戦のキャリアで唯一黒星を喫した試合だ。ベラスケスは5月にアントニオ・シウバを破り、リベンジ&王座奪還のチャンスが獲得。試合ではその思いが開始いきなり爆発する。
 1R開始すぐ、ベラスケスがパンチで前に詰めてタックルでテイクダウンを奪うが、すぐにドス・サントスは脱出。その後もベラスケスはタックルを切られ続けるが、前に前に出て、パンチ、膝、ミドルを休むことなくヒット。ボディ狙いの膝蹴りとパンチで下に意識を向けさせた後、右フックをアゴに叩き込んでダウンさせ、パウンドを連打し、レフェリーストップ寸前まで追い込む。
 2Rは序盤からベラスケスがタックルでテイクダウンを奪うとパウンドを連打。必死で動くドス・サントスにしがみつき、立とうとしてもすぐグラウンドに戻す。3分半過ぎには腕十字を仕掛けて失敗し、スタンドに戻るが、ドス・サントスをケージに押し込んで優勢をキープする。
 1R終盤以降、ドス・サントスはずっと意識が朦朧としている様子。スタンドではずっとガードが下がったままだ。ベラスケスも攻め疲れてきているが、3Rも4Rもパンチとテイクダウンで攻勢を維持する。4R終盤あたりから少しドス・サントスも息を吹き返したが、反撃には及ばず、ベラスケスがテイクダウンを奪い続け優位を維持。苦しみながらも5R攻め続け、文句無しの判定勝ちで王座奪還に成功した。
 ベラスケスは「今までで一番苦しい試合だった。とにかく勝ちたかった。ドス・サントスはしぶとかった。このベルトが僕にとってのクリスマスプレゼントだ」と喜びを語った。


第11試合 ライト級 5分3R
○ジム・ミラー
×ジョー・ローゾン
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 1R、スタンドの打撃戦で、サウスポーのミラーの左のテンカオが炸裂すると、ローゾンが苦しむように。クリンチ状態でパンチと左肘を連打すると、右眉の上を大きくカットし出血する。ドクターチェック後もミラーがパンチで優勢だったが、ローゾンも右のテンカオをお返しし、一歩も引かない。
 ローゾンの傷は深く、2Rに入っても出血が止まらず。ミラーが上になり、ハーフとマウントを行き来するが、ローゾンが下からタックルでリバースに成功。その先は攻めあぐねたが、終了間際にはヒールホールドと膝十字固めで奇襲を仕掛ける。
 3Rはスタンドの攻防が続き、互いにパンチをヒット。ミラーが手数では上回るが、消耗が激しく、なかなか攻めきれずにいると、残り30秒にローゾンがカニばさみからアキレス腱固めで奇襲を仕掛ける。最後はフロントチョークを仕掛け、極まりかけたところで時間切れ。敗れたものの、最後まで勝負をあきらめないローゾンに観客は暖かい拍手を送っていた。


第10試合 ミドル級 5分3R
○コスタ・フィリッポウ
×ティム・ボッシュ
3R 2'11" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 1R、スタンドで均衡状態が続き、3分半過ぎにボッシュがタックルでテイクダウンを奪う。だが膠着状態となり、1分ほどでブレイク。お互いパンチを当て、終了間際にはボッシュの右の前蹴りでフィリッポウがひるむ。ボッシュがポイントを取るラウンドに。
 2Rもスタンドの攻防が続いたが、ボッシュは額から出血。フィリッポウの指がボッシュの右目に入り、一時中断の場面も。終盤、タックルに失敗しそのまま自ら下になると、フィリッポウのパウンドを浴びてしまう。
 3Rもボッシュはタックルに失敗し、またも自ら下になり、パウンドを浴びてしまう。出血とサミングの影響で視界が定かではない様子だ。いったんスタンドに戻ったが、再びボッシュは下になり、フィリッポウのパウンドを浴び続けたところでレフェリーがストップした。


第9試合 ミドル級 5分3R
○岡見勇信(和術慧舟會東京道場)
×アラン・ベルチャー
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)

 両者は揃って6年前のUFCデビュー戦で当たり、岡見が勝利している。1R、岡見がベルチャーをケージに押し込み、外掛けでのテイクダウンに失敗し、ベルチャーのギロチンに捕まるが、落ち着いて外して上に。ケージ際でサイドポジションを奪い、立たれそうになっても寝技で優位を維持し、1R目のポイントを奪う。
 2Rも岡見が1R序盤と全く同じパターンで上に。ベルチャーが強引にギロチンを狙ってくれたことが岡見にとっては幸いとなる。サイドポジションで膠着すると、やや早めながらレフェリーからブレイクをかけられてしまう。1分ほどで再びグラウンドに戻すことに成功するが、この際もハーフで膠着したところでブレイクをかけられる。
 3R、ベルチャーの右フックで岡見はバランスを崩す。岡見は足を掛けてのテイクダウンにも失敗し、ベルチャーが上に。岡見の動きに合わせてバックを取りに行く。しかし岡見は立ち上がってオンブの状態にして振りほどくと、ケージに押し込んでからテイクダウンに成功。ケージ際でハーフからマウントに移行し、1分以上パウンドを落とし続けて試合終了。全ラウンド好印象を残す試合運びで判定勝ちし、ベルチャーへの返り討ちに成功するとともに、8月の試合に続き2連勝を果たした。


第8試合 ミドル級 5分3R
×クリス・レーベン
○デレク・ブランソン [Derek Brunson]
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 1R、ブランソンが胴タックルでテイクダウンに成功。いったん立ち上がってサイドに回ると、肩固めを狙いながらマウントを奪い、ハーフに戻ってからもパウンド肘を落とし、レーベンを苦しめる。
 2Rはブランソンが2度目のタックルでテイクダウンに成功。だが1Rのように長時間上を維持できず、スタンドに戻されるとレーベンがパンチで次第に優勢になる。
 3Rもブランソンが2度目のタックルで上に。しかしこのラウンドも1分ほどで立たれ、スタンドの攻防では逃げ腰になってしまう。残り1分を切ったところで1テイクダウンに成功するが、終盤にも立たれてパンチをもらう。ジャッジは3者ともブランソンにポイントをつけたが、中盤以降はスタミナを切らし、課題の多い内容となった。


第7試合 バンタム級 5分3R
○エディ・ワインランド
×ブラッド・ピケット
判定3-0 (30-27/28-29/30-27)

第6試合 バンタム級 5分3R
○エリック・ぺレス
×バイロン・ブラッドワース
1R 3'50" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第5試合 ライト級 5分3R
○ジェーミー・バーナー
×メルヴィン・ギラード
判定2-1 (30-27/27-30/30-27)

第4試合 ライト級 5分3R
○マイレス・ジュリー [Myles Jury]
×マイケル・ジョンソン
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第3試合 ヘビー級 5分3R
○トッド・ダフィー
×フィリップ・デ・フライズ
1R 2'04" TKO (レフェリーストップ:左アッパー)

第2試合 フェザー級 5分3R
○マックス・ホロウェイ
×レオナルド・ガルシア
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

第1試合 フライ級 5分3R
○ジョン・モラガ
×クリス・カリアソ
3R 1'11" フロントチョークスリーパー

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