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五味・水垣・福田が判定勝ち。漆谷&手塚は黒星:11.10 マカオ

  • UFC
  • 更新・2012-11-11 (Sun)13:55
UFC MACAU - FRANKLIN vs. LE
2012年11月10日(土) マカオ・コタイアリーナ
 日本から5選手が参戦した今大会。五味隆典はマック・ダンジグ相手に苦戦も、判定2-1で勝利しUFC戦績3勝3敗の五分に戻した。水垣偉弥と福田力はパウンドを有効に使い完勝したが、漆谷康宏と手塚基伸は判定負けに終わった。なお、大会後には、さいたまスーパーアリーナでの2度目の大会が来年3月3日に開催されることも発表された。
  レポート:井原芳徳



第9試合 メインイベント ミドル級 5分5R
×リッチ・フランクリン
○カン・リー
1R 2'17" KO (右フック)

 初のマカオ大会のメインは、元UFC王者のフランクリンと元ストライクフォース王者のリーの対戦。両者サウスポーに構え、お互いタイミングを計るような状態が続いたが、フランクリンが左ローを当てた直後、リーがサッと踏み込んで右フックをアゴにクリーンヒット。これ一発でフランクリンが伸びてしまい、場内は大歓声に。長丁場の興行をスッキリした形で締めくくった。


第8試合 ライトヘビー級 5分3R
○チアゴ・シウバ
×スタニスラブ・ネドコフ
3R 1'45" 肩固め

第7試合 ウェルター級 5分3R
×パウロ・チアゴ
○キム・ドンヒョン
判定0-3 (26-30/27-30/27-30)

09年の修斗での中蔵戦直後の五味
第6試合 ライト級 5分3R
○五味隆典(久我山ラスカルジム)
×マック・ダンジグ
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

 1R、五味がサウスポー、ダンジグがオーソドックスに構え、フェイントをかけあって攻撃の機会をうかがう状態が続く。中盤、ダンジグがパンチで距離を詰めたタイミングで、五味が両脇を刺してテイクダウンに成功。30秒ほとでスタンドに戻され、お見合いが続くが、残り20秒にダンジグがタックルで飛び込んで上になりパウンドを連打。最後に好印象を残す。
 2Rの五味はオーソドックスにスイッチ。左ジャブをうまく突いていき、中盤には左ボディも効かせ、ダンジグのタックルもうまくさばく。しかし次第に五味も疲れてきた様子を見せ始め、パンチも大振りに。残り90秒にタックルでテイクダウンを許す。五味はいったん立ち上がりそうになるが、ダンジグは隙を突いてギロチンを極めチャンス。五味の動きに合わせて時間いっぱいまでギロチンの状態をキープし、このラウンドのポイントを奪う。
 だが3R開始すぐ、組んできたダンジグに五味が右フックを当ててダウンさせることに成功。上になった五味はパウンドを狙うが、うまくスペースを作ることができない。スタンドに戻ると、残り1分、五味がガードを下げて打ち合いを要求。場内は湧き上がるが、ダンジグは応じずタックルを仕掛け、五味は突き放す。
 裁定は判定にもつれ込み、五味に軍配。1Rの判定が割れた模様で、1Rはダンジグが取ったと判断した観客からはブーイングも飛んでいた。五味はこれでUFC戦績3勝3敗の五分に。この試合がファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。


第5試合 ライト級 5分3R
×ジャン・ティエカン
○ジョン・タック
判定0-3 (28-29/27-30/28-29)


第4試合 バンタム級 5分3R
○水垣偉弥(シューティングジム八景)
×ジェフ・ホーグランド
判定3-0 (30-25/30-27/30-27)

 今大会は水垣の試合からが本戦扱いに。1R、ホーグランドがタックルでテイクダウンを狙うが、耐えた水垣が逆に上になる。ホーグランドは下から腕十字を狙うが水垣は対処し、スペースができると的確にパウンドを振り落してダメージを与える。
 2Rも1分過ぎに水垣が上になり、パウンドをコツコツとヒット。ホーグランドが立とうとすると、素早くバックに回り込んでグラウンド状態を維持する。トップポジションに戻り、残り1分近くでブレイクがかかるが、水垣が左フックでホーグランドをひるませて再び上に。このラウンドもポイントを取る。
 3Rも30秒ほどで水垣が上に。いったん立たれ、すぐグラウンドに戻すが、膠着ブレイクがかる。終盤にも水垣があっさりと上になり、肘打ちでホーグランドの顔面を切り裂くことに成功。TKO勝ちとはならなかったものの、ポイントで大差をつけ完勝。UFC戦績を3勝2敗の勝ち越しとし、WEC時代を含めると5勝5敗の五分とした。

第3試合 バンタム級 5分3R
○アレックス・カサレス
×手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会/パンクラス・バンタム級1位)
判定2-1 (30-27/28-29/30-27)

 UFC緊急参戦の手塚はパンクラスの試合の時同様、奇抜なマスクをかぶって入場。カサレスもブルース・リーを敬愛する選手で、アフロヘア―が印象的だ。1R、両者サウスポーに構え、長いリーチのカサレスのパンチを、手塚がかいくぐって片足タックルでテイクダウン。ケージ際でサイドポジションを奪うが、膠着してしまいブレイクがかかる。手塚は再び片足タックルに行き、しつこく食らいつくがカサレスは外す。上になろうとしたカサレスを、手塚は足関で捕まえようとしたが、カサレスは外してバックに回り込んでコントロール。カサレスがやや優勢でラウンドを終える。
 2R、カサレスのサイドキックに合わせて、手塚がタックルでテイクダウンに成功。だがカサレスが長い足をうまく使って手塚と距離を作り、その先の攻撃を阻む。スタンドに戻ると、カサレスはサイドキック、サイドステップ、池本誠知のようなダブルパンチといったトリッキーな打撃を駆使し、観客を沸かせる。手塚も菊野克典のような三戦(さんちん)の構えを見せて呼応してみせるが、その先の攻撃は無く、ポイントを奪われるまま2R目も終える。
 3Rはスタンド勝負が続き、お互いなかなか有効打が出せない。手塚は中盤に片足タックルを仕掛けるが、カサレスにあっさりと対処されてしまう。終了間際に手塚はタックルで上になりかけるが、不完全なまま試合終了。カサレスも有効打自体は乏しかったせいか、判定は割れたものの、各ラウンドの主導権を握ったことでポイントを稼ぎ勝利。手塚のUFC初戦は黒星に終わった。


第2試合 フライ級 5分3R
○ジョン・リネカー
×漆谷康宏(フリー)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

 リネカーは22歳のブラジル人。1R、漆谷がサウスポーに構えて左の蹴りを狙い、リネカーがスピードのある右のパンチを狙う。次第にリネカーのプレッシャーが強まると、残り30秒、漆谷が左の飛び膝を放ったが、やや躊躇したような跳び方になってしまい、直後に左フックを合わせられダウンを喫する。
 2Rもリネカーがボディ打ちも絡めたパンチで優勢の滑り出し。漆谷もパンチを当てるが、リネカーはお構いなしで前に出て、回転の速いパンチで漆谷を苦しめる。終盤にはリネカーが右のインローもうまく当てるように。
 3R、序盤に漆谷がローを連打するが、タイミングを計ったリネカーが右フックで漆谷をダウンさせる。すぐ漆谷はスタンドに戻し、左ハイと右ストレートを連続で当てて少しリネカーを苦しめたが、左の飛び膝の連打に右のパンチを合わせらてしまい後退。その後もリネカーが主導権を維持し、リネカーの判定勝ちに。漆谷はUFC 2戦2敗と厳しい立場に追い込まれた。


第1試合 ミドル級 5分3R
×トム・デブラス
○福田 力(GRABAKA)
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)

 福田のセコンドには菊田早苗、最近まで出稽古していたAKAのジョン・フィッチがつく。1R開始30秒足らずで、福田はサウスポーから右フックを振りながらタックルでテイクダウンに成功する。スタンドに戻され、デブラスの右フックや右ミドルを浴びてしまうが、終盤にもタックルで上になる。
 2Rもデプラスが細かくパンチをヒットするが、福田もパンチや左の前蹴りで応戦。押し込んでからテイクダウンにつなぐことができないものの、次第に打撃でも手数で上回るようになる。
 3Rは福田が1分足らずでテイクダウンに成功。ケージ際でハーフとトップを行き来しながら、パウンドをコツコツと当て続ける。残り1分、ブレイクがかかるが、疲れたデブラスは反撃できず試合終了。福田が2R以降のポイントを確実に奪い、UFC戦績を2勝2敗の五分に戻した。

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