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ジョーンズ圧勝。五味完敗。水垣、UFC初KO勝ち:9.24 デンバー

  • UFC
  • 更新・2011-09-25 (Sun)20:55
UFC 135 Jones vs. Rampage
2011年9月24日(土/現地時間) 米国コロラド州デンバー・ペプシセンター
 24歳の超新生・ジョン・ジョーンズがランペイジ・ジャクソンに完勝し、ライトヘビー級王座初防衛に成功。五味隆典はネイト・ディアスに完敗し2連敗と崖っぷちに。水垣偉弥は元WECフェザー級王者をKOし存在感を示した。
  レポート:井原芳徳  ※ WOWOWライブ 再放送 10月5日(水)よる10:00 (WOWOW UFC番組HP


第10試合 UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R
○ジョン・ジョーンズ
×クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
4R 1'14" チョークスリーパー
※ジョーンズが初防御

 3月のUFC 128でマウリシオ・ショーグンを下し王者となったジョーンズが、元王者のジャクソン相手に初防衛戦。ジャクソンは試合前からジョーンズを鋭くにらみつけるが、ジョーンズは目線をそらし、ゴングが鳴ってからもジャクソンを小馬鹿にするように四つん這いで動く。そしてそのままタックルで押し込むと、鋭い膝蹴りをボディと足に連打。ギロチンを仕掛けるが、ジャクソンは脱出する。
 距離ができると、UFC史上最長の215センチのリーチを誇るジョーンズの独壇場。時折構えをスイッチしつつ、伸びのあるストレート、ハイ、前蹴りをヒットさせる。ラウンド終盤にはバック肘や回し蹴りも放ちジャクソンをヒヤリとさせる。ジャクソンはパンチを振り回すが、ジョーンズに軽々とかわされて為す術が無い。
 2Rに入ると、若干ジョーンズの動きも落ち、ジャクソンのプレッシャーが強まるが、有効打数ではジョーンズが上。ジャクソンの左足を狙った関節蹴り、三日月蹴りに近い当たり方の左ミドルが効果的だ。3Rに入ると、ジョーンズが片足タックルでテイクダウンに成功。軽々とマウントを奪い、肘を落とす。ジャクソンは脱出してスタンドに戻すが、右のまぶたから出血。ジョーンズの執拗な関節蹴りで左足も痛め、ラウンド一杯耐えたものの、コーナーに戻ってからまぶたの治療を受ける姿は苦しそうだ。
 そして4R、ジョーンズにとっては初体験のラウンドに突入したが、心配は杞憂だった。既に余力の無いジャクソンをパンチの連打で下がらせると、足を掛けてテイクダウン。ケージに押し込んで力任せにバックを奪うと、顎元に腕をねじ込んでチョークを極めタップを奪った。
 ジョーンズはハミル戦の打ち下ろしの肘での反則負けを除けば、これでプロデビュー以来14勝に。次は元王者でジャクソン戦含め3連勝中のラシャド・エヴァンスが、ジョーンズに挑戦する。一方、敗れたジャクソンは「次は日本でショーグンと対戦したい」とコメントした。ショーグンとは05年4月のPRIDEミドル級GP一回戦で対戦しTKO負けしている。UFCは来年2月26日のさいたまスーパーアリーナ大会が決まっており、日本でも馴染み深い両者の対決が実現すれば話題となりそうだ。


第9試合 ウェルター級 5分3R
×マット・ヒューズ
○ジョシュ・コスチェック
1R 4'59" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 ボクシングの攻防の中で、コスチェックがヒューズを片手で捕まえると、右のアッパーとフックの連打でヒューズをひるませる。その後もコスチェックがパンチを的確にヒットし続ける。終盤、ヒューズが首相撲から膝蹴りを放つと、コスチェックは強引に押し倒し、上からパウンドのラッシュ。弱ったヒューズに鉄槌を連打し、ヒューズが意識を失くした直後、ブザーの鳴る1秒前にレフェリーがストップした。
 昨年12月のタイトル挑戦で敗れて以来の再起戦に勝利したコスチェックは「レジェンドであるヒューズに勝ててうれしい」とコメント。今回でUFCから契約解除という話も出ているヒューズは「UFCには契約の続行を希望しているので返事を待ちたい。みんなの歓声を聞いてくれ」と煽ると、超満員の観衆からも拍手。37歳・UFC参戦12年の元王者に、果たして次のUFC登場はあるのか?


第8試合 ヘビー級 5分3R
×ベン・ロスウェル
○マーク・ハント
判定0-3 (28-29/27-28/27-29)

 1R、ハントの右フックに合わせて、ロスウェルがタックルでテイクダウンに成功するが、ハントは脱出。その後もタックルを切り続けるが、終盤にテイクダウンを許し、肘とパウンドを浴びてしまう。
 だがスタンドの攻防で、ハントのパンチを浴びたロスウェルは右眉を出血。2Rに入るとすでにバテてきた様子。ハントは鋭い右ローを連打し、ロスウェルのタックルも切ると、差し合いの攻防で外掛けを決めて逆にテイクダウンに成功。金網に押し込みながら鉄槌と肘を落とし、サイド、ニーオンザベリーとポジションを移行。一瞬立たれそうになるが、すぐに背後に回り込んでグラウンドをキープし、サイドから鉄槌を落とした後、腕十字を仕掛ける。時間切れとなるが、MMAファイターとしての成長ぶりを見せつける。
 3R、グロッキー状態のロスウェルに、ハントは右アッパーやバックハンドを放つ。ハントもバテているが、のらりくらりとした動きで観客を魅了。ショルダータックルでテイクダウンを奪い、終盤には左ハイキックも当ててロスウェルの額をカット。時間いっぱいとなり、もちろん判定はハント。これでUFC戦績は2勝1敗と勝ち越しに。好勝負を繰り広げ、今後トップ戦線で抜擢されそうな気配だ。


第7試合 ヘビー級 5分3R
○トラビス・ブラウン
×ロブ・ブロートン
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

09年5月修斗での中蔵戦後の五味
第6試合 ライト級 5分3R
○ネイト・ディアス
×五味隆典(久我山ラスカルジム)
1R 4'27" 腕ひしぎ十字固め

 大会のPPVの幕開けを飾ったこの試合。両者サウスポーに構え、10センチ背の高いネイトが、開始すぐから右ジャブを的確にヒット。五味は反応できず、ネイトの右ジャブと左ストレートの連打でダウンを喫する。ダメージは小さく、すぐに立ち上がったが、ネイトのプレッシャーに押される状態は続く。五味はオーソドックスに構えを変えるが、ジャブを浴びる状態は変わらず、自身の右フックは空振りを続ける。
 余裕のネイトはノーガードで挑発しながらジャブを当てるように。そして五味が再びサウスポーに戻すと、ネイトの左ストレートが炸裂し五味がまたもダウン。タックルで組みついて防御しようとすると、ネイトはかわしてバックを取ろうとする。これは振りほどいて五味はスタンドに戻すが、再びタックルに行き上になると、ネイトは待ってましたとばかりに三角絞めで五味を捕獲。五味は持ち上げてマットに叩きつけるが振りほどくことができず。最後はネイトが腕十字に移行すると、完全に極まり五味はタップするしかなかった。五味はこれでUFC 2連敗、通算1勝3敗になってしまった。


第5試合 ライト級 5分3R
○トニー・ファーガソン
×アーロン・ライリー
1R 終了時 TKO (ドクターストップ:顎の負傷)

第4試合 ミドル級 5分3R
×ニック・リング
○ティム・ボウチ [Tim Boetsch]
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)

第3試合 フェザー級 5分3R
○ジュニオール・アスンサオ
×エディ・ヤギン
判定3-0 (30-27/30-26/30-26)

第2試合 バンタム級 5分3R
○水垣偉弥(シューティングジム八景)
×コール・エスコベド
2R 4'30" TKO (レフェリーストップ:左フック)

 1R、水垣がサバ折りで先にテイクダウンに成功するが、エスコベドはすぐに立ち上がる。そしてケージに背中をつけながら、飛び付いて三角を仕掛けるが、水垣は落ち着いてテイクダウンし防御。スタンドに戻ると、エスコベドが膝や肘を放ってくるが、水垣も左ボディをお返しし、一歩も引かない。
 2Rに入るとその強気の戦いぶりがより有効に。コンビネーションの中で右フック、左ボディが度々ヒット。エスコベドの右ハイキックをもらっても、ひるまず前に出続ける。するとエスコベドの右フックのカウンターで、水垣の左フックが命中し、エスコベドがダウン。すぐにエスコベドは立ち上がるが、エスコベドがクリンチしても強引にパンチを当て続けてダメージを与える。そして最後は後ずさりするエスコベドに、右と左のフックを連打しノックアウトした。水垣はWEC時代を含めてUFC初のKO・一本勝ちで、これでUFC戦績も2勝1敗に。元WECフェザー級王者に完勝したことで、バンタム級戦線で再び脚光を浴びそうだ。


第1試合 ライトヘビー級 5分3R
○ジェイミー・テフナ
×リカルド・ロメロ
1R 0'47" KO (右アッパー)

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