Home > REPORTS > SRC > ウェルター級GPS決勝はK太郎×Yasubeiに:10.30 両国

ウェルター級GPS決勝はK太郎×Yasubeiに:10.30 両国

  • SRC
  • 更新・2010-10-31 (Sun)00:30
SRC 15
2010年10月30日(土) 両国国技館
 SRCウェルター級GPシリーズは下馬評どおり中村K太郎とYasubei榎本が圧勝で決勝進出。SRCバンタム級ASIAトーナメントは各団体推薦のシード4選手が勝ち残ったが、田村彰敏と中原太陽は判定2-1の辛勝だった。いずれも次戦は「戦極 Soul of Fight」12.30 有明コロシアム大会で行われる。
第10試合 ライトヘビー級 5分3R
○泉 浩(プレシオス)
×ジェームス・ジキック(英国/ロンドン・シュート・ファイターズ)
判定2-1 (木村30-29/小林29-30/豊永30-29)



 1R開始間もなく、リーチのあるジキックの左ジャブで、泉が右目尻を出血。ドクターチェックを受ける。再開後も出血が止まらず、終盤にジキックの右ストレートをもらってぐらつくが、直後にジキックが右のテンカオを放ったことが幸運に。苦し紛れの泉のタックルが決まり、上になって難を逃れる。
 2Rはジキックのスピードが落ち、泉も慎重になり、スタンドでの静かな攻防が続く。泉はフェイントを仕掛けながらの右フックを数度当てるが、その先が続かない。
 3Rもスタンド主体で、なかなかどちらにも流れの傾かない状態が続いたが、残り1分、泉がタックルでテイクダウンに成功。ジキックの腕十字の仕掛けを潰してサイドを取り、マウントに移行しようとしたところで脱出を許すが、そのまま試合終了。

 結局、1Rのジキックの打撃、3R終盤の泉のグラウンドの評価でジャッジが割れる形となったが、泉に軍配。マイクを持った泉は「もし年末、去年みたいな合同興行があるのなら、ぜひ石井(慧)とやってみたいと思います」と、柔道メダリスト対決を希望するアピールを繰り広げたが、苦戦のせいもあってか、観客の反応は鈍かった。

 なお、SRCは大会の休憩明け、「戦極 Soul of Fight」なるイベントを12月30日に有明コロシアムで開催すると発表した。「日本最大級の格闘技フェスティバル」をテーマに、朝11時から夜9時まで、日本格闘競技連盟の加盟団体の計25~30試合ほどが行われ、その中でSRCの試合も8~10試合組まれる。噂されていた大晦日のDynamite!!とのバッティングは回避した格好。泉×石井について、SRCを主催するWVRの向井徹代表は「石井選手はDynamite!!に出ると思うので、我々が呼んでやることは無い。ニーズがあれば考えたい。可能性は無い訳じゃない」と語った。


第9試合 ライト級 5分3R
×横田一則(GRABAKA)
○ブライアン・コッブ(米国/チーム・ペイン&サファリング)
判定1-2 (豊永28-28○/芹澤30-29/松宮28-28○)

 初参戦のコッブは前日の公式計量をクリアできず、減点1からスタート。得意のレスリングを武器に、再三タックルを仕掛け、横田の背後にしがみつく展開を繰り返す。
 2R中盤、横田のローでコッブがスリップした際、一気に攻め込んで腕十字を狙おうとするがチャンスを活かせず。3Rもコッブにバックからチョークを狙われる等、印象を悪くする。横田にダメージはほとんど無かったものの、主導権をなかなか奪わせてもらえないまま試合終了。
 判定の得点上では1-0のドローだったが、同点の場合は試合全体の内容から評価して片方を勝者とするシステムにより、コッブが2票を獲得し勝利。廣田が返上し空位となっているライト級王座を目指す横田に黄信号が灯った。


第8試合 ライト級 5分3R
○真騎士(ベネズエラ/SRC育成選手/パンクラス・ライト級王者)
×國奥麒樹真(フリー)
1R 4'46" TKO (レフェリーストップ:右アッパー→グラウンドパンチ)

 レオ・サントスの負傷欠場で、サントスに敗れた國奥が急遽出場。レスリングの元ベネズエラ代表の真騎士相手に、果敢にタックルを仕掛け、打撃でも右ミドルや左インローをうまく当てる等、コンディションの良さを見せる。だが絶好調の真騎士にはそれもお構い無し。1R終盤、右アッパーで國奥をダウンさせると、すぐさま顔面を蹴り上げる。それでも國奥はタックルでしがみついてきたが、体を反転させて脱出すると、立ち上がった國奥に再び右アッパー。真後ろに倒れた國奥の顔面に、すぐさまパウンドの連打を叩き込み、あっさりと試合を終わらせた。



第7試合 ライトヘビー級 5分3R
○高橋義生(SRC本部道場)
×イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀雄異種格闘技ジム)
1R 2'28" タップアウト (アームバー)

 開始間もなく、高橋が首投げに失敗すると、チャンソプにバックを奪われパウンドの連打を浴びる。だが後頭部狙いの反則のため、和田良覚レフェリーが注意しブレイク。高橋は救われ、スタンドの攻防に戻る。するとチャンソプのパンチに合わせてタックルでテイクダウンに成功し、パスガードしてからすぐさま両足でチャンソプの腕を挟み込んでアームバーを極め、タップを奪った。


第6試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 準決勝 5分3R
○中村K太郎(和術慧舟會東京本部/元修斗ミドル級(76kg)環太平洋王者)
×和田拓也(SKアブソリュート/元パンクラス・ウェルター級王者)
1R 3'30" タップアウト (グラウンドパンチ)

 開始しばらく、スタンドの攻防が続いた後、K太郎がコーナーに和田を押し込んでテイクダウン。すぐさまサイドポジションを奪うと、和田の右腕を両足で挟んだままのマット・ヒューズ・ポジションで、パウンドを何発もヒットし続けると、和田はタップ。K太郎が無傷で決勝に進出した。




第5試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 準決勝 5分3R
×奥野“轟天”泰舗(CAVE/修斗ミドル級環太平洋5位)
○Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
判定0-3 (小林25-30/松宮25-30/福田27-30)

 大方の予想通り、Yasubeiが得意の打撃で奥野を圧倒する試合に。1Rには右ボディフックの連打で奥野をダウンさせ、終盤にはパンチと膝の連打で追い詰める。2Rも攻勢を維持し、奥野がパンチの連打でバランスを崩した隙に左フックを当てて再びダウンさせる。奥野も時折笑みを浮かべたり、手を広げたりして挑発しつつ、左フックをヒットさせることもあったが、最後までYasubeiの猛攻を食い止めることができなかった。YasubeiとK太郎の決勝は12月30日の「戦極 Soul of Fight」で行われる予定だ。


第4試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝 5分2R
○中原太陽(和術慧舟會GODS)
×石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場/修斗ライト級(65kg)環太平洋5位)
判定2-1 (豊永○18-18/小林19-20/福田○20-20)

 1R、両者サウスポーに構え、積極的な打撃戦。中原が左フックで石渡をぐらつかせ、一気にラッシュを仕掛けるが、耐え凌いだ石渡の右フックがクリーンヒットし、中原がダウン。石渡は鉄槌のラッシュで猛反撃する。中原はなんとか耐えてスタンドに戻るが、またも石渡の右フックでダウン。石渡は再び鉄槌のラッシュを仕掛ける。ところが石渡が踏みつけを狙うと、中原は膝十字でその足を捕獲してチャンス。石渡は苦痛の表情を浮かべるが、ラウンド終了のゴングまで耐え抜く。

 2R、中原は打撃に付き合わず、序盤からタックルでテイクダウンに成功。その先の攻めが無くスタンドに戻されるものの、中原の左フックの的確さが向上する。その攻防中、石渡のパンチが偶然に中原の目に入り、ドクターチェック。石渡にレフェリーから注意が言い渡される。再開後も石渡の左ミドルがローブローとなってしまい、注意累積2回によりイエローカードが出される。再開後の試合時間は残り30秒。中原はタックルで上になり、コーナー際で攻めこめないまま終了のゴングを聞く。
 判定の得点上では0-1のドローだったが、マストシステムにより中原に軍配。1Rの中原の2ダウンと、最後の膝十字のキャッチを、どう天秤にかけるかの判断でジャッジの評価が分かれる結果となった。とはいえ内容面では大会後半戦をしのぐ、ベストバウトと言っていいほどのものに。トーナメントでは脱落したものの、トーナメント後に石渡の再浮上が十分期待できる試合だった。


第3試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝 5分2R
○田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/元修斗世界ライト級(65kg)王者)
×佐藤将光(坂口道場 一族)
判定2-1 (豊永19-18/小林19-20/松宮19-20)

 1R、序盤からタックルでテイクダウンに成功した田村は、ギロチンのプレッシャーをかけ続け、佐藤が立ってからもその状態をキープする。だが佐藤は突き放すと、左ミドルで田村が下がった直後、田村のタックルに右アッパーを合わせ、田村の右まぶたをカットする。ドクターチェック後、田村はタックルでグラウンドに持ち込んだが、佐藤はパウンドを捕まえて下から腕十字を狙いチャンスをつかむ。
 2Rも序盤、田村のタックルに合わせた佐藤の左アッパーがヒット。田村はそのまま上になったが、右まぶたからの出血が激しく、再びドクターチェックを受ける。同じポジションで再開後、田村は上からプレッシャーをかけ続け、残り1分半でパスガードに成功。しかしその先が続かず、一旦立ち上がると佐藤の下からの蹴り上げを浴びてしまう。
 判定は割れ、田村に軍配。田村のダメージが有効打によるものか、偶然によるものかの判断基準の違いで評価が割れたと考えられるが、いずれにせよ佐藤の下馬評を覆す健闘が光る試合だった。





第2試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝 5分2R
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場/チームZST)
×高橋 渉(Laughter 7)
判定3-0 (豊永20-19/松宮20-18/大橋20-18)

 1R、カニ挟みの奇襲に失敗した清水だが、スタンドに戻すとタックルで上に。高橋が足関を狙えば、パウンドで痛めつけ、バックを奪うと腕十字を仕掛けてチャンスを作る。
 2Rも2度目のタックルで上になると、バックマウントをキープしながらチョークやアームロックを狙い主導権。終盤もカニ挟みや下からの蹴り上げなどで積極的に攻め、判定勝利をおさめた。


第1試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝 5分2R
○井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/パンクラス・バンタム級王者)
×ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
判定3-0 (豊永20-18/松宮20-18/小林20-19)

 井上が得意のレスリングを活かし、1Rも2Rもトップポジション、バックポジションから攻勢。2R残り1分には、パウンド、頭部への膝蹴りと攻めまくり、文句なしの勝利をおさめた。結局、トーナメントは各団体推薦のシード4選手が勝ち残る結果となった。準決勝は12月30日の「戦極 Soul of Fight」で行われる予定だ。

Home > REPORTS > SRC > ウェルター級GPS決勝はK太郎×Yasubeiに:10.30 両国

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

格闘技医学会
有楽町線・副都心線直通 東武東上線「朝霞」南口 徒歩1分
強くなるを、医学する。現場で役立つ格闘技医学を研究/公開/実践中!

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について