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ISKA王座戦で志朗防衛、麗也戴冠。HIROYUKI、瀧澤博人を圧倒:5.14 後楽園

WINNERS 2017 2nd
2017年5月14日(日) 後楽園ホール
 志朗はISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王座の初防衛戦でスペインの選手をローで追い詰め3R左フックでKO勝ち。後輩の麗也もポルトガル人を3Rで仕留めISKAオリエンタルルールインターコンチネンタル・フライ級(53.5kg)王座を獲得した。HIROYUKIは瀧澤博人に大差をつけ判定勝ちし日本バンタム級王者となった。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 スペシャルマッチ テレビ埼玉杯 ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R
○志朗(治政館/BeWELLジム/王者)
×アドリアン・ロペス [Adrian Lopez](スペイン/ダイソンジム/挑戦者、ISKAムエタイ・スペイン・バンタム級王者)
3R 1'50" KO (左フック)
※志朗が初防衛

 志朗は昨年1月に獲得した王座の初防衛戦。挑戦者のロペスは戦績18勝(9KO)5敗3分の22歳。
 1R開始すぐから、志朗が圧力をかけ、右ローを連打。ロペスはその場で両足を上げてステップして、効いていないというジェスチャーを見せる。志朗はロープに詰めると、相手の不意を打つ右ハイをクリーンヒットし、ロペスはぐらつく。ロープに跳ね返ってマットに体はつかなかったが、ダウンに近いダメ―ジを与えることに。その後も志朗が右ロー、右ストレートを当て続けロペスを圧倒する。
 2R以降もその流れは変わらず、志朗が右ロー、膝蹴りで主導権。3R、右ローを連打してコーナーに詰めると、右ボディフックを聞かせてからの顔面への左フックでダウンを奪取。ロペスはマウスピースを吐き出して、うずくまったまま立ち上がれず、志朗のKO勝ちとなった。
 完勝で初防衛に成功した志朗は「母の日ということでお母さんに勝利をプレゼントしたいと思います」と笑顔でマイクアピール。なお、この試合のドキュメンタリーが、テレビ埼玉で6月16日(金)20時から放送される。




第9試合 スペシャルマッチ テレビ埼玉杯 ISKAオリエンタルルール(肘無し)インターコンチネンタル・フライ級(53.5kg)王座決定戦 3分5R
○麗也(治政館/BeWELLジム/ISKA世界6位、元日本フライ級王者)
×ヘルダー・ビクター [Hélder Victor](ポルトガル/ISKAムエタイ・ポルトガル・フライ級王者)
3R 2'25" TKO (レフェリーストップ:右膝蹴りで2ダウン後)
※麗也が王者に

 麗也はタイ・バーロー(英国)と王座決定戦を予定していたが、大会3日前に相手の変更が発表された。代役のビクターは戦績30戦25勝3敗2分の22歳。長身の選手だが、麗也はパンチを絡めながら右ローをコツコツをヒットし続け1Rから優勢。ビクターも右ローを返しており、大きく均衡状態が崩れているわけではないが、ISKAルールはマストシステムのため、麗也がポイントを先取する展開だ。
 2Rも麗也は右ローを放つが、左のインロー、ミドルの比重も高める。ビクターも左右のローをお返しし、ほぼ五分の状態が続いていたが、終盤に麗也が右ストレートを当ててビクターを後退させ、若干好印象を残す。
 すると3R、麗也は再び右ローのヒットを増やすと、ビクターの足が流れるように。じわじわと後退させてコーナーに詰めると、麗也は左右のボディフックを連打。さらに右の膝蹴りを顔面に当ててから、左の膝をボディに突き刺し、ついにダウンを奪うことに成功する。ビクターは10カウントギリギリでファイティングポーズを取り、試合は続くが、ダメージは大きい。再び麗也が右膝蹴りをボディに当てるとあっけなく2ダウン目。ビクターは今度も10カウントギリギリで構えるが、和田レフェリーは遅いと判断しストップした。
 完勝でベルトを巻いた麗也は「日本に強い選手がまだいるので、勝って自分の価値を上げたい」と今後の展望を語った。




第13試合 メインイベント 日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R
×瀧澤博人(ビクトリージム/王者)
○HIROYUKI(藤本ジム/2位、元日本フライ級王者)
判定0-3 (和田45-50/仲45-50/宮沢45-50)
※HIROYUKIが新王者に

 両者はデビュー間もない2013年5月に戦ったことがあり2R判定ドローに終わっている。
 1R、HIROYUKIがリング中央に構え、瀧澤の前足に左右のローを集中。瀧澤は早くも右足が腫れ、なかなか攻撃が出せない状況が続く。終盤にはHIROYUKIがバックスピンキックも放って攻勢を印象付け、ジャッジ2者から評価される。新日本キックではタイトルマッチでは3Rまでポイントが発表される。
 2Rに入ると瀧澤が少し距離を縮め、右ストレートのヒットが少し増え挽回。だがHIROYUKIも随所でローを返し、完全に流れは作らせず、終盤には飛び膝やバックスピンキックを放つ。ジャッジは1者がHIROYUKIにポイントをつける。



 3R序盤、瀧澤が左ミドルを当てた後、HIROYUKIが右のロングフックを放つと、これがクリーンヒットし瀧澤はぐらついて後退。HIROYUKIは深追いはせず、右ローなどでじわじわダメージを与える。ジャッジ3者ともHIROYUKIにポイントをつける。
 4R、瀧澤が左ハイを当てると、パンチラッシュで反撃。さらに左フックを当てるとHIROYUKIはのけぞるが、すぐさま右ストレートをお返しするとクリーンヒットし瀧澤はダウンする。瀧澤が立った後もHIROYUKIは慎重に右ローを当て続ける。終盤、瀧澤がまたも右ストレートを当てて挽回しかけるが、HIROYUKIは頭を突き出して挑発しながら右ストレートをお返しする。
 5RもHIROYUKIが三日月蹴りも絡めつつ、左フックでぐらつかせ、右ロー、左ボディ、右フックなどを当て続け優勢をキープ。瀧澤は鼻血を出し、目が虚ろで、攻撃は出すがほとんど効かせられず試合終了。HIROYUKIが大差をつけ判定勝ちすると、涙を流して喜んだ。 



 見事2階級制覇を達成したHIROYUKIは「これまで何度も辞めようと思ったんですが、応援してくれる人たちのおかげで勝てました。私事ですが嫁のお腹に2人目の子供がいます。その子供にもカッコいい父ちゃんの姿を見せられるよう頑張ります」とアピール。最後は婦人と長男と共に記念撮影し喜びを分かち合った。





第12試合 セミファイナル 70kg契約 3分5R
×緑川 創(藤本ジム/元日本ウェルター級王者)
○ドウアンソンポン・ナヨエイターサラ(タイ/ルンピニー認定スーパーウェルター級4位、ラジャダムナン同級3位)
判定0-3 (椎名47-49/宮沢48-49/仲48-49)
※ドウアンソンポンが950g計量オーバーで減点1

 1R、ドウアンソンポンはサウスポーに構え、左ミドル、右ローを強打し観客をどよめかせる。2R、緑川はパンチで前に出るが、ドウアンソンポンはパンチの打ち合いでも左ストレートを当て、バック肘のような大技でも観客を驚かせ、左ミドルもこれまで同様にヒット。はっきり差をつけ、計量オーバーの減点1を埋める。
 3Rは緑川が右ローを当てるとドウアンソンポンはぐらつき、右ボディ、右ストレートもヒットし挽回するが、ドウアンソンポンは耐えて4Rに入ると、ステップで距離を取って緑川のパンチを防ぎ、左のテンカオのヒットを増やすように。左ミドルも強打し続け、ポイントを取り返す。
 5Rはドウアンソンポンが序盤に緑川の右ローのタイミングで左フックを合わせ、緑川はスリップ。ダウンではないものの印象は悪い。その後もドウアンソンポンはステップで距離を取りながらロー、ミドル、前蹴りなどを当て続けて緑川を寄せ付けず、減点無しでも差をつける点数で判定勝ちした。




第10試合 52kg契約 3分3R
△石川直樹(治政館ジム/日本フライ級王者)
△幸太(ビクトリージム/日本フライ級3位)
判定1-1 (29-30/30-29/29-29)

 石川が首相撲からの膝、肘、ミドル、幸太は左ボディ、右ストレートなどのパンチ主体の構図で、2Rまで石川が若干手数で上回る状態が続いたが、3Rは終盤に幸太がパンチのヒットを増やして挽回し、ドローに持ち込んだ。




第8試合 69kg契約 3分3R
○政斗(治政館ジム/日本ウェルター級2位)
×小林 準(RIKIX)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)

第7試合 62kg契約 3分3R
○永澤サムエル聖光(ビクトリージム/日本ライト級1位)
×モンコンデート・シットウウボン(タイ/元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)

第6試合 67kg契約 3分3R
×大槻翔太(伊原道場本部/日本ウェルター級3位)
○ジン・シジュン [陳 時準](韓国)
1R 2'07" KO (右ストレート)

第5試合 61.5kg契約 3分3R
×直闘(治政館ジム/日本ライト級2位)
○松永尚泰(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級5位)
3R 1'38" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる額のカット)

第4試合 54kg契約 3分3R
△逸可(トーエルジム/日本バンタム級7位)
△田中亮平(市原ジム)
判定1-1 (30-29/29-30/29-29)

第3試合 バンタム級 3分3R
○馬渡亮太(治政館ジム)
×サックシット・ラジャサクレック(タイ)
2R 2'43" TKO

第2試合 52.5kg契約 3分2R
○細田昇吾(ビクトリージム)
×山脇魁斗(隆拳塾)
判定3-0 (20-19/20-19/20-19)

第1試合 54kg契約 3分2R
△翼(ビクトリージム)
△古村匡平(立川KBA)
判定1-0 (20-19/19-19/19-19)

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