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江幡塁&重森陽太、ラジャダムナンで敗れた相手にリベンジ:10.23 後楽園

MAGNUM 42
2016年10月23日(日) 後楽園ホール
 梅野源治がディファ有明でラジャダムナン王座を獲得したのと同じ頃、江幡塁と重森陽太は5月のタイ・ラジャダムナンスタジアム遠征で判定負けした相手を日本に招き再戦。塁は4R左ローで、重森は5R判定勝ちでリベンジに成功すると、ラジャ王座挑戦を熱望した。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント 56kg契約 3分5R
〇江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
×セーンピチット・STDトランスポート(タイ)
4R 0'51" TKO (レフェリーストップ:左ローキックでダウン後)

 双子の江端兄弟の弟・塁は5月にラジャダムナンで判定負けした相手との再戦。1R開始間もなくから、塁はプレッシャーをかけて、左ボディを時折ヒットする。セーンピチットは笑顔を浮かべるが、まだ1R目のせいか攻めて来ず、塁も連打にまとめるほど追い込むことはできない。



 2Rに入ると、塁が圧力を強め、セーンピチットをロープに下がらせて左右のロー、左ボディをヒットし続け優勢。3Rも同様に攻め、じわじわとダメージを蓄積させる。終盤は少しスピードが落ち、疲れが見えてしまったが、4Rに入り回復すると、左ローを強打。するとこれが効き目を発揮し、セーンピチットは右足を伸ばしたまま立ち上がれず、レフェリーがストップ。塁は天を仰いで両手でガッツポーズをして喜び、睦と抱き合った。



 マイクを持った塁は「リベンジ果たすことができました。ありがとうございます。前回から短期間でチャンスをくれた伊原会長、ありがとうございます。今年、山あり谷ありでしたが、リベンジできました。デビューして9年、来年26歳です。会長、ビッグチャンスをください。3年前と違います」と話し、ラジャダムナン王座再挑戦を熱望した。


第10試合 メインイベント 日本フライ級タイトルマッチ 3分5R
×泰史(伊原道場本部/王者)※初防衛戦
〇石川直樹(治政館ジム/1位)
4R 1'18" TKO (レフェリーストップ:左肘打ちによる眉間のカット)
※石川が新王者に

 両者は3月の王座決定戦で戦い、泰史が延長戦の末に判定勝ちし第8代王者となり、今回完全決着を期待されての一戦が用意された。
 泰史が1Rからパンチのコンビネーションを駆使し、左ストレートをうまくヒット。2Rもその流れが続き、ヒットも少しずつ増やしていたが、終盤、泰史の左ストレートのタイミングで石川が左肘を合わせ、泰史の額を切り裂いて血だるまにし、泰史はドクターチェックを受ける。



 再開後、後が無くなった泰史は圧力を強めてパンチを連打。石川はぐらつくがゴングに救われる。3Rも泰史が右ローを効かせつつ、パンチを当てて優勢。石川は首相撲に持ち込んで膝を当てて流れを時折寸断する。泰史はなかなか出血が止まらず、眉間にたっぷりワセリンを塗って4Rに突入するが、すぐ取れてしまい2度目のドクターチェックが入る。それでも再開したが、石川が首相撲に持ち込んだところで仲レフェリーがブレイクし、泰史の傷口を見て両手を振りストップした。



 リベンジを果たし初のベルトを巻いた泰史は「クールに決めようと思っていたんですけど、うれしいですね。前回負けて、この日のことだけ考えて生きてきました。これからは世界を目指すのはもちろん、強い日本人と戦いたいです」とさらなる浮上を誓った。


第9試合 70kg契約 3分5R
△緑川 創(藤本ジム/元日本ウェルター級王者)
△シップムーン・シットシェフブンタム [Sibmean Sitchefboonthum](タイ/ラジャダムナン認定ウェルター級2位、オームノーイ認定同級王者)
判定1-1 (シーナ49-48/仲48-49/少49-49)

 アンディ・サワーにも勝ったことのある緑川は現在4連勝で、うち3試合はタイ人相手にTKO勝ち中。ボクシングの内山高志からもパンチを習い、29歳の今、一番脂が乗った時期だ。そこで用意されたのがラジャの21歳の現役ランカー。サウスポーに構え、時折放つ左ミドル、ハイは鋭く、バック肘でも緑川を脅かす。



 だが緑川は連打をもらうことなく、圧力をかけ続け、シップムーンをロープ際に下がらせ、左ロー、左右のボディを着実に叩き込んでダメージを与える。シップムーンは強打をもらうと表情を変えて肘を振って前に出て来るが、緑川はかわす。緑川はボディにパンチを散らしつつ顔面にもパンチをヒットする。



 しかし緑川はなかなか3連打以上につなげられず、シップムーンも時折ミドルやハイを返すため、決定的な差を印象付けることができない。そのことが示すような採点となり緑川は引き分けに終わったが、このクラスのタイ人と対等に渡り合えるスキルを示したことは今後に十分つながるだろう。


第8試合 57.5kg契約 3分5R
〇重森陽太(伊原道場稲城支部/日本フェザー級王者)
×ターレーグン・ポー・アーウタレーバーンサレー(タイ)
判定2-0 (50-48/49-49/50-48)

 塁同様、重森も5月にラジャダムナンで判定負けした相手との再戦。2R途中まで、両者慎重な試合運び。終盤、ようやく重森が左ストレートと右ミドルの連打を決めると、ダーレーグンもニヤリと笑って右ローを強打し、少し試合が動きだす。3R、重森がパンチ、ミドル、ローを少しずつ増やすが、ダーレーグンも時折左右のミドルを強打し、まだ大差はない。
 4R、重森が左ローを効かせると、ダーレーグンは組んできて崩しを決めるように。左右のミドルもヒットを増やしていき、少しダーレーグンに流れが傾きかけたが、重森は終盤、左右のパンチの連打を効かせ、ダーレーグンを後退させ反撃する。
 5Rも重森がダメージの残るダーレーグンに右ミドル、ローを当てて攻勢をキープし判定勝ち。日本でリベンジを果たすと「僕もラジャのベルトを狙っていますので、挑戦お願いします」とアピールし、最後は「イソラサック・トレーナーが今日で終わりなんですけど、これからも試合前にお願いします」等と話し、今後のバックアップを頼み、イソラサック氏と抱き合った。




第7試合 63kg契約 3分3R
〇勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
×トックタック・トップキング(タイ/CRAZY WOLF/元タイ南部ライト級王者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

 王座を2度防衛し3連勝中の勝次が、34歳・95戦のタイ人・トックタックと対戦。バックステップで左ミドルを当てるトックタックをなかなか詰めきれずにいた勝次だが、2Rと3R終盤に一気に距離を詰めて右ストレートを当ててぐらつかせる場面を作り判定勝ちした。


第6試合 70kg契約 3分3R
〇喜多村誠(伊原道場新潟支部/日本ミドル級王者)
×ジャントーン・エスジム(カンボジア/エスジム)
3R 2'18" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

 34歳のジャントーンのパンチに下がる場面もあった喜多村だが、3Rに右ハイと右ストレートの連打でダウンを奪うと、最後は右ストレートでジャントーンを撃沈した。
 喜多村はマイクを持つと「KOしたら言おうと思っていたんですが、ラジャダムナン・スーパーウェルター級チャンピオンのT-98選手と来年試合がしたいです。僕もここから這い上がります。できれば年内もう1試合したいです」と、自身の現状を謙虚に受け止めつつアピールした。



第5試合 58kg契約(肘無し) 3分3R
〇高橋亨汰(伊原道場本部/日本フェザー級8位)
×角☆チョンボン(CRAZY WOLF/KAISERスーパーフェザー級王者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)

第4試合 ウェルター級(肘無し) 3分3R
△大槻翔太(伊原道場本部/日本3位)
△ツトム(TIA辻道場)
判定1-0 (28-28/28-27/28-28)

第3試合 ライト級 3分3R
△ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエルジム/日本4位)
△渡邉涼介(伊原道場新潟支部)
判定1-0 (30-30/30-29/29-29)

第2試合 ライト級(肘無し) 3分2R
△熊井亮介(伊原道場本部)
△TASUKU(CRAZY WOLF)
判定1-0 (19-19/20-19/20-20)

第1試合 ライト級 3分2R
×中田憲四郎(藤本ジム)
〇松崎祐樹(トーエルジム)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)

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