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江幡睦、元プロムエタイ協会王者に苦戦も判定勝ち:9.18 後楽園

TITANS NEOS 20
2016年9月18日(日) 後楽園ホール
 江幡睦は2年前に弟・塁と接戦を繰り広げた元タイ国プロムエタイ協会スーパーフライ級王者のホントーンレックと対戦。1Rに睦がダウンを先取したが、33歳のベテランは打たれ強くKOはできず判定勝ち。しつこいボディ狙いの攻撃に手を焼いた試合だった。
  レポート&写真:井原芳徳


第13試合 メインイベント 54kg契約 3分5R
○江幡 睦(伊原道場本部/WKBA世界バンタム級王者)
×ホントーンレック・チョー・ファープリアンシー [Hongthonglek Chor.Fahpliansee](タイ/元タイ国プロムエタイ協会スーパーフライ級王者)
判定3-0 (櫻井48-47/仲49-47/少49-47)

 睦は4月の後楽園でのフォンペート戦で勝利後、7月27日にラジャダムナンでタイ人選手に3R TKO勝ちしている。タイでの経験を今回の試合にも生かしたいところ。ホントーンレックは2年前に睦の双子の弟の塁と接戦を繰り広げ判定負けした選手。現在33歳ながら、衰えぬ技術とタフさで睦を苦しめることに。
 1R、開始すぐからいつものように睦が前に出て、積極的に左ミドル、右ローなどをヒット。ホントーンレックはしばらく受けた後、左のローや前蹴りを返す。そして中盤、ホントーンレックが蹴りを放ったタイミングで睦が左フックを合わせると、ホントーンレックは尻餅をつく。ホントーンレックはすぐに立ち上がったが、シーナレフェリーはダウンを宣告する。タイならすぐ立てばダウンとならないのが一般的なため、ホントーンレックは苦笑いして不満げだ。実際、ホントーンレックのダメージは小さく、再開後は攻撃のテンポを上げ、スピードのある右ハイ、右肘で睦を脅かす。



 2Rもホントーンレックはマットに片手をつけて蹴るセンチャイキックや、ロープをつかんでのジャンピングハイを出し、観客を楽しませつつ、左ミドル、左フックを随所で強打。睦も左のミドル、ロー、ボディフックを返すが、ホントーンレックはひるまない。
 3Rも同様に睦は積極的にパンチと蹴りを打ち続けるが、ホントーンレックは耐え、中盤以降、左ミドル、右ロー、左フック等を手数多く当てて挽回。4Rも前半まで睦、中盤からホントーンレックという展開で、ホントーンレックは首相撲からの膝蹴りやテンカオもクリーンヒット。ボディ狙いの攻撃で睦を苦しめる。3Rもホントーンレックが若干優勢ではあったが、4Rはホントーンレックがはっきりポイントを取ったと言える展開になる。



 そのことを示すように、5R序盤は睦も疲労を隠せず、手数が落ち、ホントーンレックが右ミドルを強打するなど主導権を維持。とはいえさすがのホントーンレックも次第に動きが落ち、終盤、残りの力を振り絞るように睦が前に出て右ストレートを当てる等好印象を残す。



 裁定は判定に持ち込まれ、1Rにダウンで2点差をつけた睦が判定3-0で勝利。だが2R以降はホントーンレックを追い詰められず、逆に巻き返しを許し、ダウンが無ければドローという際どい内容となってしまった。とはいえホントーンレックは、フォンペートに負けず劣らずの曲者で、睦にとってはいい経験となる試合だったと言えよう。


第12試合 メインイベント 69kg契約 3分3R
△渡辺健司(伊原道場稲城支部/日本ウェルター級王者)
△小林 準(RIKIX/元MA日本スーパーウェルター級4位)
判定0-0 (シーナ29-29/少29-29/仲29-29)

 両者は昨年12月の藤本ジム主催大会で対戦し、小林が判定勝ちしている。1R開始しばらくオーソドックスだった小林だが、1分ほどでサウスポーに切り替えると、左ローのヒットが増えて優勢に。だが2Rは渡辺が首相撲で小林を捕まえる時間が長くなり挽回。両者とも決定打が乏しく、3Rは攻めあぐねる状態に陥ったが、終盤に渡辺がバックハンドブローを当てて印象を残し、かろうじてドローに持ち込むことに成功した。


第11試合 セミファイナル 73kg契約 3分3R
○斗吾(伊原道場本部/日本ミドル級王者)
×ペットウボン・ソーポーロ―クラビー(タイ/マレーシア&パトンスタジアム・ミドル級王者)
1R 2'36" KO (左ボディフック)

 長身の22歳、ペットウボンが伸びのある左右のミドルを当てるが、斗吾は動じずに圧力をかけ続け、右ボディストレートをヒット。これで手応えを得た様子で、続く左ボディフック一発でペットウボンをマットに沈め、観客を沸かせた。


第10試合 セミファイナル ヘビー級 3分3R
○天田ヒロミ(天田フィジカル&ボクシングスクール/元HEATヘビー級王者)
×マウロ・エレーラ [Mauro Herrera](アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/日本2位)
判定2-0 (櫻井30-29/シーナ29-28/仲29-29)

 エレーラは新日本キックに2度上がりいずれもKO勝ちしている29歳。少し体を絞った43歳のベテラン・天田が何発もボディにパンチを連打するが、エレーラはなかなか倒れない。2Rにはエレーラが右ローで天田をスリップさせる場面も。打たれ強いエレーラに手を焼いた天田だが、3Rには右フックでぐらつかせる場面を作り、判定2-0の僅差ながらも勝利をもぎ取った。





第9試合 セミファイナル 64kg契約 3分3R
×石井達也(藤本ジム/元日本ライト級王者)
○春樹(横須賀太賀ジム/日本ライト級3位)
2R 2'03" TKO (ドクターストップ:バックハンドブローによる唇のカット)

 サウスポーの石井が左ミドルを随所で当て、若干優位に試合を運んでいたが、春樹も時折右のストレートを返し、2Rに石井の蹴り足をすくってからのバックハンドブローの奇襲に成功しダウンを奪取。すると石井の上唇の左隅が欠けていることがわかりドクターストップ。春樹が一発逆転に成功した。


第8試合 セミファイナル 54kg契約 3分3R
○HIROYUKI(藤本ジム/元日本フライ級王者)
×ジョッキーレック・ケーウセン(タイ/元タイ東北フライ級王者)
判定3-0 (30-29/30-28/30-29)

 両者は昨年12月に対戦し、ジョッキーレックが判定勝ちしている。再戦の今回、ジョッキーレックの首相撲に度々捕まって膝をもらい続けたHIROYKIだが、大きなダメージは負わず、2R終盤に右肘で頭部を切り裂くことに成功。3Rには2度ドクターチェックが入る。ロープ際まで下がらせてから攻めあぐねる状況が続いてしまうが、肘でカットした攻撃が評価され、リベンジに成功した。


第7試合 ミドル級 3分3R
○今野 明(市原ジム/日本1位)
×本田聖典(伊原道場新潟支部/日本2位)
1R 1'17" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる頭部のカット)

第6試合 76kg契約 3分2R
×モハメッド・バハラミ(イラン/SHINWA MMA ACADEMY)
○古居良一(伊原道場本部)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)

第5試合 フェザー級 3分3R
×本間博行(伊原道場新潟支部/日本7位)
○皆川祐哉(藤本ジム)
判定0-2 (28-29/28-30/29-29)

第4試合 フェザー級 3分3R
○高橋亨汰(伊原道場本部/日本8位)
×山本ノボル(契明ジム/元MA日本バンタム級王者)
2R 1'52" TKO (レフェリーストップ:左ハイキックでダウン後)

 6戦全勝の19歳の新鋭・亨汰と、50戦・45歳の大ベテラン・山本の一戦。極真会館全日本ウェイト制2階級制覇の実績のある高橋佑汰の弟・亨汰が、サウスポーからの左のミドルで山本を圧倒し、2Rには右腕を上げられなくすると、右肘で左まぶたを切り裂き、右肘を再び当ててダウンを奪取。最後は左ハイでマットに沈め、圧巻の強さを見せつけた。


第3試合 女子52kg契約 2分3R
×ナディア・ブロン・バルビス(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/伊原会長カップREAL JAPANESE KICKBOXING II2015優勝)
○加藤みどり(エイワスポーツジム)
判定0-2 (28-29/29-29/28-29)

第2試合 バンタム級 3分2R
○馬渡亮太(治政館ジム)
×豊島加南洋(マイウェイジム)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)

第1試合 バンタム級 3分2R
○翼(ビクトリージム)
×KEITO(ダイケンスリ―ツリー)
判定3-0 (20-18/20-19/20-18)

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