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江幡塁&重森陽太、タイ人を3Rで粉砕。勝次、ライト級王座防衛:7.3 後楽園

MAGNUM 41
2016年7月3日(日) 後楽園ホール
 5月29日、ムエタイの聖地・ラジャダムナンスタジアムに出場した江幡塁と重森陽太は、揃って判定負け。それから約1か月間隔ながら今大会に出場した両者は、今回もタイ人と対戦し、塁は左ロー、重森は右ハイで対戦相手をマットに沈めた。
  レポート&写真:井原芳徳


第13試合 メインイベント 56kg契約 3分5R
○江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
×ペットクラビー・ペットプームムエタイ [Phetkrabi Phetphun Muaythai](タイ/元プーケットスタジアム・バンタム級王者)
3R 1'53" TKO (タオル投入:左ローキックでダウン後)

 双子の江幡兄弟の弟・塁は、セミに登場する重森陽太と共に5月29日、タイのラジャダムナンスタジアムに出場したが、セーンピチット・STDトランスポートに判定負け。1か月の短い間隔だが、その経験を今回の試合で活かしたいところ。
 1R、塁が左右の鋭いローを当てると、ペットクラビーは笑顔を浮かべて痛みを誤魔化すが、ボクシング経験者なのか?時折放つパンチはスピードがあり、塁のアゴを何発か捉える。
 すると2R、ペットクラビーは前かがみでカードを下げるパンチ狙いの構えとなり、時折右ローは放つもののパンチ主体に。終盤に差し掛かり、塁の左ローがクリーンヒットすると、嫌がったペットクラビーは距離を詰めて右フックをお返し。その後もパンチの連打をもらった塁は唇を少し切り、表情が曇る。



 だがペットクラビーの反撃もここまでで、3Rに最初から塁が左ローを効かせると、ペットクラビーは前に出ることができなくなる。塁はパンチのフェイントを見せてから左のローにつなぐコンビネーションを多用しはじめ、最後はロープ際まで後退したペットクラビーにそのパターンで左ローをクリーンヒット。ペットクラビーはダウンすると足が棒のような状態で、なんとか立ち上がるもダウンカウント中にセコンドがタオルを投入した。
 塁は「久々にKOで勝てました。1か月前、タイで試合して、こんな短いスパンで試合することは滅多にありませんが、(伊原信一)会長のご厚意で成長できました。僕が目指すのはムエタイのベルトです。誰も達成できない軽量級のベルト目指します。1か月歯を食いしばり頑張りました、これからも応援よろしくお願いします」とアピール。これからも打倒ムエタイ路線を貫くことを改めて宣言した。




第12試合 メインイベント 日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
○勝次(藤本ジム/王者)
×永澤サムエル聖光(ビクトリージム/1位)
判定3-0 (仲49-48/少49-48/櫻井49-48)
※勝次が2度目の防衛

 勝次は昨年12月に春樹に判定勝ちして以来となる防衛戦。永澤とは昨年3月の王座決定戦で戦い、3R TKO勝ちしているが、今回は永澤の粘りが光る展開となる。
 1R、勝次が前蹴り、三日月蹴りをうまく当てて、若干優位に試合を運んでいたが。2Rに入ると永澤が圧力を強め、左右のミドルやローのヒットをじわじわ増やすと、ジャッジ1者は永澤がポイントをつけることに。
 3Rは勝次も手数を上げ、パンチとミドルの打ち合いで一進一退の展開となるが、終盤に勝次がヒットを増やし、ジャッジ3者から支持される。4Rは勝次がボディと顔面のパンチを散らしつつ、前蹴りやミドルも当て続け、はっきりポイントを取る内容に。
 5Rも序盤は勝次が優勢だったが、打ち合いで永澤も負けじとパンチを返し続けると、一進一退ながらも永澤のヒット数が少しずつ増し、勝次が耐える展開に。とはいえダウンは奪えず、勝次が逃げ切る形で永澤を返り討ちにした。
 勝次は「防衛戦はベルトを取りに行くより苦しいです。誰よりも練習したので、最後は自分に負けないように戦いました。KOできなかったんで、次回防衛戦でKO狙います」とマイクで話した。




第11試合 セミファイナル 57.5kg契約 3分3R
○重森陽太(伊原道場稲城支部/日本フェザー級王者)
×カターテープ・ポー・アリパーイ [Khathathep Por.Ariphai](タイ)
3R 0'39" TKO (タオル投入:右ハイキックでダウン後)

 重森は5月29日にラジャダムナンでタレーグン・ポー・アーウタレーバーンサレーに判定負けして以来の試合。今回もタイ人との試合で、カターテープは戦績48戦26勝(2KO)19敗3分の23歳だ。



 1R、カターテープの顔面狙いの右の前蹴りが重森に炸裂し、右のミドルも変則的な形で当ててくるが、重森も負けじと右ミドルをお返しすれば、一発一発の重みでは重森が上回り、じわじわとカターテープを削る形に。
 すると2R、カターテープが首相撲を多用するが、重森は互角に渡り合うと、離れればローを的確に当ててカターテープをぐらつかせる。そして3R、ローを効かせて動きを止めた後、右ハイをクリーンヒットし、見事マットに沈めた。




第10試合 セミファイナル 68kg契約 3分3R
○渡辺健司(伊原道場稲城支部/日本ウェルター級王者)
×松岡 力(藤本ジム/日本ウェルター級1位)
判定3-0 (30-28/28-27/30-27)

 昨年7月に引き分けた両者が再戦。両者慎重な試合運びが続くが、2R終盤、松岡が右のフックを放ったタイミングで渡辺が左のフックをカウンターでうまく合わせてダウンを奪取。3R、後の無い松岡がパンチラッシュで前に出て来るが、渡辺は今度は肘で松岡の額を切り裂いて血だるまにし、反撃を封じて決着戦を制した。


第9試合 セミファイナル 52kg契約 3分3R
△泰史(伊原道場本部/日本フライ級王者)
△ティンリー・リバイバル(タイ/元ラジャダムナン認定フライ級王者)
判定0-1 (シーナ29-29/少29-30/櫻井29-29)

 3月大会での石川直樹とのフライ級王座決定戦で勝利した泰史。今回は31歳のベテランタイ人との試合が用意されたが、1Rから回って距離を取るティンリーに翻弄され、左右のミドルや左ジャブをもらってしまう。その後も首相撲で度々攻撃を寸断され、3Rは時折コーナーに詰めてパンチを当てるも、最後まで攻めあぐねる試合となってしまった。


第8試合 70kg契約 3分3R
△喜多村誠(伊原道場新潟支部/元日本ミドル級王者)
△ナ・スンイル [Na Seung Il](韓国/オサン・サムサンジム/KBCウェルター級王者)
判定1-1 (仲28-30/宮沢30-29/櫻井29-29)

 1R、長身のスンイルがスピードのある左右のミドル、左ストレートを当て主導権。2Rも首相撲で膝を当て、ムエタイスキルの高さを印象付ける。だが喜多村は1Rからコツコツと左の奥足狙いのローを当て続け、3R終盤にはようやく効き目を発揮して、スンイルがバランスを崩してスリップするように。ジャッジの評価はコントロール重視とダメージ重視で割れ、ドローとなった。


第7試合 ライト級 3分3R
○春樹(横須賀太賀ジム/日本3位)
×大月慎也(治政館ジム)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第6試合 ライト級 3分3R
○ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエルジム/日本4位)
×古川真司(伊原道場新潟支部)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第5試合 ライト級 3分3R
○和己(伊原道場本部/日本8位)
×下東悠馬(藤本ジム)
判定3-0 (29-27/29-26/29-26)
※2R下東に右フックで2ダウン

第4試合 フェザー級 3分3R
○高橋亨汰(伊原道場本部)
×金子大樹(ビクトリージム)
1R 2'33" TKO (タオル投入:右膝蹴りでダウン後)

 高橋は極真会館の全日本ウェイト制2階級制覇の実績のある高橋佑汰の弟で20歳。序盤から空手仕込みの伸びのある左右のハイ、左ストレートを当て続けると、左ストレートで金子の腰が落ちた後、立ち上がった金子の顔面に右膝を叩き込み豪快にダウンを奪う。ダメージは大きく、すぐに金子陣営がタオルを投入。高橋が昨年10月のデビューからの連勝を5に伸ばした。





第3試合 ライト級 3分2R
×熊井亮介(伊原道場本部)
○小島佑典(MAD CRIB GYM)
判定0-3 (18-20/18-20/18-19)
※1R右フックで熊井に1ダウン

第2試合 フェザー級 3分2R
○皆川祐哉(藤本ジム)
×渡辺航己(JMNジム)
判定2-0 (20-19/20-19/19-19)

第1試合 フェザー級 3分2R
○深水康弘(トーエルジム)
×藤本倖綺(亀岡キックボクシングジム)
判定3-0 (20-19/20-18/20-19)

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