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志朗、NJKFからの刺客・国崇に大差の判定勝ち:1.11 後楽園

治政館「WINNERS 2015 1st」
2015年1月11日(日) 後楽園ホール
 日本とタイを股にかけて活躍する21歳の志朗が、ルンピニー&ラジャダムナン王座にも挑戦経験のある34歳のベテラン・国崇と対戦。右ロー、左ジャブを効かせ、国崇に大量の鼻血を出させて判定勝ちし、国内トップレベルの実力を示した。
  レポート&写真:井原芳徳


第15試合 トリプルメインイベント 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
○蘇我英樹(市原ジム/WKBA世界スーパーフェザー級王者/61.90kg→61.40kg)
×エム・ムエフラン [Em Muayfarang](イタリア/MTAイタリア62kg王者、WMCライト級王者/60.00kg)
1R 2'53" KO (右アッパー)

 蘇我の相手はタイになんと15年在住しているという34歳のイタリア人。戦績91戦67勝22敗2分で、昨年もタイで8試合しているといい、まずまずの経験の持ち主のようだが、スピードもパワーも耐久力も蘇我とははっきりと差があり、蘇我が右ロー、右ボディストレートを当てると、すぐ顔をしかめる。蘇我は右ハイを空振りしてエムをコーナーまで下がらせると、右ボディ、右フック、右アッパーの連打でエムをマットに沈め快勝した。




第14試合 トリプルメインイベント 56kg契約 3分5R
○志朗(治政館ジム/ランシットスタジアム認定インターナショナル・バンタム級王者/55.60kg)
×国崇(拳之会/WBCムエタイ・インターナショナル・バンタム王者/55.70kg)
判定3-0 (櫻井49-47/少50-47/松田50-47)

 志朗は昨年1月の宮元啓介戦以来1年ぶりの日本での試合で、試合自体もタイのランシットスタジアムでの7月の試合以来。その間、総合格闘技で多数の王者を擁するTRIBE TOKYO M.M.Aでのフィジカルトレーニングも取り入れた。
 新日本初参戦の国崇は、一昨年はラジャダムナン、昨年はルンピニーの王座に挑戦し、いずれも敗れているものの、NJKFのトップファイターとして10年以上第一線で活躍して来た実力者だ。
 前日計量後の会見で国崇は「他のジムの会長からも、判定では勝て無いと言われているんで、KOで勝つよう意識します」と話し、アウェーでの戦いを警戒。志朗も「明日は大差の判定だろうが、KOだろうが、自分が上だと思わせる試合をします」と話していたが、思い通りの試合をしたのは志朗のほうだった。

 志朗のセコンドには以前同様に大月晴明がつく。1R開始すぐから国崇は圧力をかけてコーナーに志朗を詰め、左ボディを強打し続ける。短期決着を狙うような猛攻に場内はどよめく。だが志朗はボディをもらっても止まることなくコーナーから抜け続け、随所で右ロー、左ジャブをコツコツとヒット。2Rの終盤になると、左ジャブが効き目を発揮し、国崇が少し鼻血を出す。


 3Rに入ると、国崇の鼻血の量が一気に増え、苦しそうな表情を浮かべる。志朗は右ローで下に意識を向けさせつつ、右ハイもヒット。崩しも何度も決めて攻勢を印象付ける。国崇は2Rまでのように左ボディが出せなくなり、4Rも同様に防戦一方。5Rには志朗が右肘で国崇の左まぶたをカット。志朗は崩しを多用し続け、最後には右ミドルも強打して試合終了。3ポイントを取る完勝で、キャリア最強の相手を超えることに成功した。



◆志朗「久しぶりの試合で、トップレベルの国崇選手が相手だから、楽しみましたね。5Rがあっという間でした。(1Rの国崇の左ボディは?)イメージしてたんで大丈夫でした。全然効かなかったです。遅く見えましたね。(志朗選手の右ローの手ごたえは?)カットされるのはわかってて、ミドルも狙ってたんですけど、ローが効いてきてたのがわかったんでローで攻めて、ハイも当たるのがわかったんで上下に散らしてできました。
(鼻血を出させたのは?)左ジャブです。相手のほうがリーチ長いんで、カウンターを合わせる作戦もやったんですけど、それをやらなくて済んで、気持ち的にリラックスできてジャブ打てたんで、それのおかげで早く当たって、効いたと思いますね。
(フィジカルトレーニングの成果は?)これからですね。怪我が多いんで。今日で6、7割ですかね。怪我を治して100%出し切りたいです。
(次の3月17日、タイのランシットスタジアム認定インターナショナル・スーパーバンタム級タイトルマッチに向けて)強いタイ人を当てられると思うんで、首相撲をもっとしっかりやって、ミドルの攻防もしっかり練習したいですね。(日本のキックと)全く違う競技になっちゃうんで」

第13試合 トリプルメインイベント 55kg契約 3分3R
○瀧澤博人(ビクトリージム/日本バンタム級王者/54.90kg)
×キム・ホンス(韓国/ファンジム/韓国バンタム級1位/54.80kg)
判定3-0 (29-28/30-29/30-29)

 昨年、ノーランカーから駆け上がり、10月の後楽園で重森を破り日本バンタム級王者となった瀧澤が初の国際戦。相手の情報が無い状態のせいか、慎重なファイトが続き、ホンスの上下のパンチのコンビネーションをもらってしまう場面もあったが、重みのある右のミドル、ローを随所で的確に当て続けているとホンスが失速。3Rは右ハイ、飛び膝などをクリーンヒットして好印象を残し判定勝ちした。




第12試合 トリプルセミファイナル 59kg契約 3分3R
△拳士浪(治政館ジム/日本フェザー級3位)
△ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエル/日本ライト級5位)
判定0-0 (29-29/29-29/29-29)


第11試合 トリプルセミファイナル 52kg契約 3分3R
○麗也(治政館ジム/日本フライ級1位)
×ハン・ヨンウ(韓国/スタージム/韓国フライ級3位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-28)

 タイトルマッチも経験した19歳の新鋭・麗也が、左右のローでヨンウの足を止めると、次第に右ストレート主体のパンチのヒットを増やし攻勢。2Rからはヨンウは鼻血を出して苦しそうな様子を見せ、3Rは麗也がボディにも散らしながらパンチを何発も当ててヨンウを圧倒した。


第10試合 トリプルセミファイナル 59kg契約 3分3R
○石原將伍(ビクトリージム/日本フェザー級4位)
×ジョンラビー・サシプラパー(タイ)
2R 1'58" KO (パンチ連打)

 開始しばらく、ジョンラビーの伸びのある右のミドルとストレートをもらって手を焼いた石原だが、最初の猛攻をしのぐと次第に自分の距離をつかみ、終盤に左ストレートを効かせると、パンチの連打でダウンを奪うことに成功。ダメージの残るジョンラビーから、2Rには右ストレート主体のパンチ連打で2ダウンを奪ったところでKO勝ちとなった。


第9試合 ウェルター級 3分3R
×ロッキー壮大(治政館ジム/日本2位)
○大槻翔太(伊原道場/日本3位)
1R 1'39" KO (右ストレート)


第8試合 ライト級 3分3R
○永澤サムエル聖光(ビクトリージム/日本3位)
×福岡直也(治政館ジム/日本6位)
判定3-0 (29-27/29-27/29-28)


第7試合 56kg契約 3分3R
×古岡大八(藤本ジム/日本バンタム級2位)
○ダゥサゴン・ラジャサクレック(タイ)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)


第6試合 ウェルター級 3分3R
×木村旭洋(伊原道場/日本4位)
○MASATO(治政館ジム/日本6位)
2R 2'59" KO (左膝蹴り)


第5試合 58kg契約 3分3R
○櫓木淳平(ビクトリージム/日本フェザー級7位)
×鷹義(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級5位)
判定2-0 (30-28/29-29/30-28)

第4試合 バンタム級 3分3R
○勝岡 健(伊原道場稲城支部/日本5位)
×EIJI(マイウェイジム/INNOVATION 4位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)

第3試合 女子50kg契約 3分2R
○島津悦子(KICKBOX)
×メリー・ビーファミリーネオ(タイ)
判定3-0 (20-19/20-19/20-19)

第2試合 58kg契約 3分2R
×渡辺航己(JMN)
○KEN(MTOONGジム)
判定0-3 (19-20/18-19/19-20)

第1試合 ライト級 3分2R
○渡辺涼介(伊原道場新潟支部)
×龍斗(横須賀太賀ジム)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)

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