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石井宏樹、江幡塁、翔栄が判定勝ち:5.15 後楽園

BRAVE HEARTS 16
2011年5月15日(日) 東京・後楽園ホール
  レポート&写真:井原芳徳

第12試合 Wメインイベント(2) 63.5kg契約 3分5R
○石井宏樹(藤本/元日本ライト級王者)
×ジャックサヤーム・エックシリコンジム(タイ)
判定3-0 (三浦50-49/江刺家50-47/深瀬49-48)

 石井は今年3月に8ヶ月ぶりの試合で勝利し、今回が復帰2戦目。大会パンフレットには3分3R(延長1R)で行うと表記されていたが、5R制で行われることに。1R、石井は時計回りで距離を取りながら、左右のローと左ジャブを的確にヒット。だが23歳のジャックサヤームも反応は良く、スピードのあるパンチからローへのコンビネーションを見せたり、カウンターの左フックを当てたりと、ほぼ五分で渡り合う。2Rには左のテンカオもヒット。石井は肘の空振りが続き、思うような攻めにつながらないが、終盤に得意の左ボディフックが当たり出す。



 これで波に乗った石井は、3Rも左ボディを随所でヒット。しかしジャックサヤームは打たれ強く、簡単にはひるまない。残り1分、石井の左ボディに左肘打ちを合わせると、石井はダウン気味にスリップし、額もカット。傷は浅かったものの、あわやという場面も作らせてしまう。
 4R、石井は序盤から右フック、右肘で猛ラッシュを仕掛けるが、ジャックサヤームはクリンチを多用し石井の攻めを封じる戦法にシフト。5Rも再三組み付き、場内からブーイングが起こる。苛立った様子の石井が、組んできたジャックサヤームを投げ飛ばした後、顔面に蹴りを放ち、レフェリーから注意を受ける一幕も。



 判定の結果、石井は2連勝を飾ったものの「ごめんなさい、今日は納得の行かない内容でした」とファンに詫びた。だがその後「一歩一歩頂点に近づくよう頑張ります」と改めてラジャダムナン王座奪取の目標をアピールすると、場内から歓声。5Rフルで戦ったのは久々ということで、感覚がまだ取り戻せなかった側面もあるだろう。石井なら次回はよりグレードアップした姿を見せてくれるはずだ。


第11試合 Wメインイベント(1) 日本ミドル級タイトルマッチ 3分5R
-宮本武勇志(治政館/王者)
-喜多村誠(伊原道場/1位)
3R 0'57" 無効試合 (ドクターストップ:宮本の左まぶたのカット)

 両者の対戦は今回が5回目。昨年5月も喜多村が宮本の持つ王座に挑む構図だったが、引き分けに終わっている。1Rは両者手数の少ない展開だったが、2Rに入ると宮本のスピードのあるパンチが当たり始め攻勢に。だが宮本は左まぶたをカットし、ドクターチェックを受ける。サミー中村レフェリーをはじめとした審判団は喜多村の偶発的なバッティングと判断する。3Rも打ち合いの展開となったが、再び宮本の出血が激しくなりドクターストップ。中村レフェリーは3Rまでの採点集計で勝者を決めると発表した。



 ところが喜多村の師匠でもある、伊原信一・新日本キック協会代表が「肘じゃないよな?」と中村レフェリーに抗議。ルールに規定があるかは不明だが、バルコニーから撮影していたスタッフのビデオ映像を審判団が確認したが、これでも肘かバッティングかはっきりしない。喜多村と応援団は試合続行を希望し、裁定にも時間がかかり、場内は10分近く騒然とする。最終的はテクニカル判定から無効試合扱いに裁定が一転。伊原代表がリングインし「次回、遺恨を残さないよう、もう一回やろう」とアピールし、両選手が握手し、その場はおさまったが、競技運営の手順・権限が釈然としない試合となってしまった。




第10試合 セミファイナル 69kg契約 3分3R(延長1R)
○緑川 創(藤本/日本ウェルター級王者)
×サンムック・サシプラパー(タイ/ウェルター級)
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-1

 緑川がパンチとロー、サンムックが左ミドルやテンカオ主体で攻めるが、決め手に欠けドロー。試合前のアナウンスでは3Rで終わりだったが、「両選手の申し合わせにより延長を行います」とアナウンスされると、会場はどよめく。パンフには延長戦ありと記されていたが、ルールの周知方法に主催者側は配慮が必要だろう。延長戦は疲労の溜まったサンムックに、緑川がパンチを当て続け、文句なしの内容で判定勝ちをおさめた。


第9試合 セミファイナル 62.5kg契約 3分3R
×中尾 満(伊原道場/日本ライト級王者)
○勝次(藤本/日本ライト級5位)
判定0-3 (26-30/27-29/27-29)

 2R、勝次が右の飛び膝を中尾のアゴに当て、2度ダウン気味に倒したが、三浦レフェリーはダウンと判断せず、多くの観客から不満の声が上がる。それでも勝次の優勢は変わらず、右の飛び膝と右フックの連打で倒しようやくダウンを認められる。



 3Rは中尾も底力を発揮し、パンチの連打でたびたび勝次をコーナーに詰めるが、勝次も倒れず打ち合いに応じて会場はヒートアップ。結果、両者とも今大会から制定されたMVPを獲得したが、ダウンを奪った勝次の判定勝ちに終わった。
 試合後、勝次はマイクを持つと「今日はチャンピオンよりも自分が強いことを証明できました。新日本のチャンピオンにもなりたいですけど、チャンスがあれば他団体にも出たいです。日本一強い選手になりたいです」とアピールした。



第8試合 セミファイナル 55kg契約 3分3R
○江幡 塁(伊原道場/日本バンタム級暫定王者)
×志朗(治政館/日本バンタム級3位)
判定3-0 (29-28/30-28/30-28)

 17歳の志朗は中学卒業後、タイの名門・96ピーナンジムに単身で渡り、去年1月に日本デビュー後も4連勝と好調の選手。右ミドルにスピードがあり、2Rには右肘打ちで塁の左目尻を切ってみせる。だが、プロ14戦無敗・20歳の塁の壁は分厚い。志朗の右フックのカウンターで塁が左フックを当ててダウンを奪取。以降は両者肘の応酬となり、塁も3Rに左肘で志朗の右眉をカット。塁の連続KO勝ちは4でストップしたものの、貫禄の試合運びで連勝を5に伸ばした。


第7試合 ライト級 3分3R
○直闘(治政館/日本ライト級3位)
×ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエル/日本ライト級9位)
判定3-0 (30-28/29-28/30-28)
※3Rバッティングでオリベイラに減点1

第6試合 ウェルター級 3分3R
○大塚隼人(ビクトリー/日本ウェルター級9位)
×松浦信次(冠斗/元NJKFウェルター級王者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

 大塚は開始すぐから積極的にローをヒット。松浦は距離が遠く、右フックの空振りが多く、カウンターで右フックをもらう場面も。2Rは大塚が左ミドル、右肘、左右のロー、左ボディで攻め続け松浦を圧倒。3Rも大塚が左右のローを当て続け、松浦は歯を食い縛って耐える展開。終盤、右フックの連打で見せ場を作ったものの、流れを変えられず判定負けに終わった。


第5試合 60kg契約 3分3R
○翔栄(治政館/K-1甲子園2010王者)
×古谷佑太郎(揚心/日本フェザー級10位)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)



 1R、翔栄(しょうえい)が右ローを慎重にヒットし続けた後、残り30秒に右ハイを当て、さらにラッシュ。16歳とは思えない熟練した試合運びだ。2Rはハイキックを狙いすぎ、空振りが多かったものの、左右のローと右フックを当て続けて優勢を維持。3Rも左右の前蹴り、ロー、左アッパーなどを度々当て、プロ2戦目、ランカーとの初対決でも勝利を果たした。



第4試合 59kg契約 3分3R
○千久(伊原道場)
×春樹(横須賀太賀)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第3試合 ライト級 3分2R
×高橋昭仁(治政館)
○石垣耕平(トーエル)
判定0-3 (18-19/18-19/18-19)

第2試合 60kg契約 3分2R
○石原將伍(ビクトリー)
×エージェント木村(野本塾)
判定3-0 (18-16/18-17/18-16)

第1試合 60kg契約 3分2R
×AKIRA(ビクトリー)
○羽立宏孝(伊原稲城)
1R 2'16" KO

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