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震災後初の後楽園キック。石井宏樹、光明見出すKO勝ち

MAGNUM-25
2011年3月26日(土) 後楽園ホール
 3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響で、当初の13日から延期となった今大会。後楽園ホールも約10日間休業し、営業再開後初のキック大会となった。節電のため若干薄暗くなった照明の下でも、選手達は震災前と変わらぬ熱闘を展開。大会のトリをKOで飾った石井宏樹は「皆さんで協力して助け合って行きましょう」と被災者へエールを送った。
  レポート&写真:井原芳徳


第12試合 メインイベント(3) 63.5kg契約 3分3R
○石井宏樹(藤本/元日本ライト級王者)
×ウティーチャイ・ソー・プィロムトーン(タイ)
2R 2'53" KO (左ボディフック)

 石井は昨年7月のパーカーオ戦のKO負けから8ヶ月ぶりのリング。大会パンフによると、今回の相手のウティーチャイは戦績81戦50勝25敗6分だ。
 1R、石井は距離を取ってローを着実にヒットさせつつ、時折距離を詰めてパンチのラッシュ。ウティーチャイにブロックされたものの、手数で勝り印象を良くする。
 2Rも石井は距離を取ってローをヒット。左ジャブも当てて主導権を維持する。そして終盤に入り、右ローの連打でウティーチャイの動きを止めると、ロープに詰めて重みのある左ボディフックをクリーンヒット。これ一発で見事ウティーチャイを沈めてみせた。



 試合後マイクを持った石井は「昨年7月、情けない試合をしてしまいましたが、石井宏樹はまだ終わりません」と、ラジャダムナン王座奪取の夢をあきらめていないことをアピール。続けて「今、世の中が大変なことになっています。地震で被災地の皆さんが戦っています。俺が言うのもなんですが、皆さんで協力して助け合っていきましょう」と、観客と被災者にエールを送った。


第11試合 メインイベント(2) 55kg契約 3分3R
○江幡 塁(伊原/日本バンタム級暫定王者)
×エッガラート・KBA(タイ)
2R 2'31" KO (3ダウン:パンチ連打)

 双子の江幡兄弟の弟・塁は昨年12月、ベニー・ユキヒデを2R KOし、木暮智の持つ王座に挑戦する権利を得ていたが、木暮の負傷欠場により、暫定王者と認定され、試合前にベルト授与のセレモニーが行われた。ベルトを受け取りマイクを持つと「勝ってチャンピオンになる感動をお客さんに与えられず残念です」と話したが、試合はその無念を吹き飛ばす内容に。
 エッガラートは昨年、清水雄介、梅野源治、水落洋祐に敗れているものの、1月の新日本キックで木暮と引き分けている選手。1Rこそ塁はエッガラートの左ミドルと肘打ちに苦しめられたものの、随所で左右のローをヒット。2R序盤、打ち合いで左フックをもらい下がってしまったが、素早いコンビネーションから左右のフックを当ててダウンを奪うことに成功する。エッガラートが立ち上がった直後も、まずは左ローをクリーンヒットさせる落ち着いた試合運びで、カウンターの左フックで2ダウン目を奪取。最後はエッガラートをロープ際まで詰めると、パンチの連打で豪快にノックアウトした。




第10試合 メインイベント(1) 73kg契約 3分3R
△宮本武勇志(治政館/日本ミドル級王者)
△斗吾(伊原/日本ウェルター級4位)
判定0-0 (29-29/29-29/29-29)



第9試合 セミファイナル 63kg契約 3分3R
×中尾 満(伊原/日本ライト級王者)
○チュートン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス)
判定0-3 (28-30/28-30/27-30)


第8試合 ミドル級 3分3R
×喜多村誠(伊原/日本ミドル級1位)
○ゲン・カー(タイ/元ラジャダムナン・ウェルター級2位)
判定0-2 (29-29/29-30/29-30)

第7試合 63.5kg契約(肘無し) 3分3R
○HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008優勝)
×トーマス中村(市原/日本ライト級7位)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29/30-29)

 新日本キックには初参戦となるHIROYA。素早いコンビネーションや力のこもった右ローで観客を沸かせるが、打ち終わりのガードが甘く、度々、中村の右のパンチを浴びてしまう。首相撲からの膝の打ち合いではほぼ互角。3R、体力の落ちてきた中村を、ローやバックブローで手数多く攻めて判定勝ちをおさめたものの、荒さの目立つ内容となってしまい、勝ち名乗りを受けても苦い表情だった。
 
 HIROYAの試合後、休憩時間となり、HIROYAはそのまま会場ロビーへと移動し、新日本キックOBの武田幸三氏と共に募金活動を行った。募金はデイリースポーツを通じて震災被災地へ寄付される。武田氏は被災地の気仙沼に支援物資を届ける活動も行っている。また、休憩明けには新日本キックボクシング協会からも義援金が送られることが発表され、伊原信一代表から東京スポーツの柴田惣一記者に義援金が渡された。




第6試合 ライト級 3分3R
○直闘(治政館/日本ライト級3位)
×佐々木超一(伊原/日本ウェルター級4位)
判定2-0 (28-27/27-27/28-27)

第5試合 ライト級 3分3R
○勝次(藤本/日本ライト級5位)
×ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエル/日本ライト級9位)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)

第4試合 55kg契約 3分3R
×阿部泰彦(JMN/日本バンタム級4位)
○古岡大八(藤本)
判定0-2 (29-30/29-30/29-29)

第3試合 フェザー級 3分2R
×早草日記(治政館)
○春樹(横須賀太賀)
判定0-2 (19-20/19-20/20-20)

第2試合 62kg契約 3分2R
○木村旭洋(伊原)
×桜 聖司(大分)
1R 2'37" KO

第1試合 ミドル級 3分2R
○笠島竜二(トーエル)
×寺田貴浩(治政館)
判定3-0 (20-19/20-19/20-19)

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