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立嶋、深津に肘で勝利。松浦信次も復活KO勝ち

TITANS NEOS 7
2010年4月18日(日) 後楽園ホール
 昨年9月、6年ぶりにリングに戻ってきた立嶋篤史の次なる相手は、立嶋を「絶対的な存在」と尊敬する深津飛成。深津にとっても今回が2年半ぶりの復帰戦。両者の気迫がぶつかる好勝負の末、立嶋が得意の肘打ちで見事逆転勝利を果たした。
  レポート:井原芳徳  写真:神谷 渚


第10試合 フェザー級 3分5R
×深津飛成(伊原/元日本フライ&バンタム級王者)
○立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本フェザー級王者)
3R 0'26" TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる頭部のカット)

 昨年9月のTITANS、立嶋は深津の後輩である小野智史戦で6年ぶりに復帰。立嶋の復帰第2戦の相手は、立嶋が憧れの存在だったという深津だ。今回のパンフレットのインタビューで、深津は立嶋について「たとえば立嶋さんが棋士だったら、僕も棋士になっていた。僕にとって立嶋さんは、それくらい絶対的な存在でした」と表現しており、立嶋の復帰が自身の復帰の一番のモチベーションになったという。リング上で対峙し、立嶋が刀を振り下ろすパフォーマンスを繰り広げると、深津は一礼し、敬意を示す。
 だが試合が始まると、相手が憧れの存在であっても非情にならないといけない。ゴングが鳴り、深津がグローブを合わせようとすると、立嶋は合わせずすぐさま右ロー。左フックの相打ちをきっかけに、深津の持ち前の豪腕が火を噴く。パンチの連打で立嶋を下がらせると、右のアッパーで最初のダウンを奪うことに成功。場内は深津の復帰を待ち望んだファンの大歓声に包まれる。
 深津はさらに左ジャブ、左フック、右アッパーを的確に当て、立嶋を下がらせる。1分半過ぎ、左ローキックがローブローとなってしまい、立嶋には休みの時間が設けられ、救われる格好となるが、その後も深津が左を主体としたパンチで立嶋を圧倒する。



 2R前のインターバルには、武田幸三が盟友の深津にパンチについてアドバイス。立嶋のセコンドには田村潔司の姿も。セコンドも豪華な顔ぶれだ。2Rが始まると、立嶋の右ローの手数が増える。すると深津の右足のバランスが悪くなり、スリップをするように。立嶋は容赦なく右足に左右のローを集中。深津は左フックを放ち、自らそのままスリップしてしまう場面も。流れは完全に立嶋のほうに傾く。



 そして3R、開始から立嶋はローで積極的に攻めると、これまでの展開では出していなかった得意の左肘を一閃。すぐさま深津の頭部が血で染まり、場内はこの日最大の悲鳴と歓声に包まれる。ドクターチェックの末、ストップがかかると、立嶋は大喜び。立嶋らしい、見事な大逆転勝利だった。
 試合後はマイクを持つと、ありがとうございました。こんな世の中だけど、頑張っていきましょう」と観客にメッセージ。深津を応援していたファンも、立嶋に暖かい拍手を送った。



◆立嶋「(序盤攻め込まれたが?)予想通りだったけど固くなってしまいました。今日は自分の試合が9時ぐらいになると思ってたけど、思ったよりも早くて(8時前)気持ちが作れなかったですね。怖いぐらい冷静すぎて、客観的に自分を見すぎました。
(深津のパンチは効いた?)ダウンしたから効いたんでしょう(笑)。でも、もらいながらもどうやって戦おうか考えることはできました。今は3Rの試合が主流だけど、僕は20年ぐらい5Rの試合をやってるんで。アルンサック(長年立嶋に連れ添ってきたタイ人トレーナー)のインターバルの言葉の感じが、これまでの僕が行けるときの感じと同じだったんで、これは行けるなと思いました。
(肘は狙ってた?)僕、肘の選手ですよ(苦笑)。伸びしろを見せたかったから、1Rから肘は出さないことにしてました。タイミングは合ったけど狙ってはいませんでした。切った瞬間は切り口がいつも見えるんだけど、今日は見えませんでしたね。今日はいっぱいいっぱいだったから。
(今後について)今は何も考えられない。とりあえずゆっくり休みたいです」


第1試合 70kg契約 3分3R
○松浦信次(冠斗ジム/元全日本&NJKFウェルター級王者)
×小室武稔(チームドラゴン)
2R 2'10" KO (右ストレート)

 NJKF時代、伊藤隆や小野瀬邦英ら他団体のトップ選手と激闘を繰り広げた松浦が、02年の木浪シャーク利幸戦以来8年ぶりの試合。慎重にローを当てつつ、突如繰り出された得意の右ストレートは42歳とは思えぬ破壊力。2Rに右ストレートで2ダウンを奪ったところでレフェリーがKO勝ちを宣告する完勝劇。セコンドについた古巣・東京北星ジムの石毛慎也、玉城良光会長らと勝利を喜んだ。



第12試合 日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R
○木暮 智(ビクトリー/王者)
×池田茂由(伊原/1位)
判定3-0 (秋谷49-48/センチャイ49-48/山根49-48)
※木暮が防衛

 去年両者は2度戦い、1勝1敗。前回は木暮が勝利している。序盤ラウンド、池田が右ローを効かせ、木暮は足元がぐらつく場面があったが、4Rになるとようやく木暮が距離をつかみ、サウスポーからの左ミドルと左ストレートを度々ヒット。最終ラウンドも前に出る池田にミドルを連打し続け、因縁の池田との完全決着を果たした。



第11試合 ヘビー級 3分3R
×松本哉朗(藤本/日本ヘビー級王者)
○天田ヒロミ(フリー/HEATキック・ヘビー級王者)
2R 0'24" KO

第9試合 フェザー級 3分3R
△菊地大介(伊原稲城/日本フェザー級1位)
△赤羽秀一(WSRフェアテックスジム/J-NETWORKスーパーフェザー級9位)
判定1-1 (30-29/28-29/29-29)

第8試合 68kg契約 3分3R
○渡辺健司(伊原稲城/日本ウェルター級4位)
×吉川英明(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級3位)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)

第7試合 ヘビー級 3分3R
○嚴 士鎔(伊原/日本ヘビー級3位)
×MANABU(チームドラゴン)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第6試合 ウェルター級(肘なし) 3分3R
△佐々木超一(トーエル)
△坂本洸巳(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級4位)
判定1-0 (30-29/29-29/29-29)

第5試合 55kg契約(肘なし) 3分3R
○江幡 塁(伊原/日本バンタム級2位)
×DAISUKE(JT厚木新興運輸ジム/日本プロキック連盟バンタム級王者)
2R 3'01" TKO (ドクターストップ)

第4試合 62kg契約 3分3R    
○中尾 満(伊原道場/日本ライト級5位)
×ヤマダ・ヂッティジム(ヂッティジム)
3R 1'29" KO

第3試合 55kg契約 3分3R
○拳士郎(治政館)
×リョウ・ヨックタイジム(ヨックタイジム)
2R 2'05" KO

第2試合 フェザー級 3分3R
△やす吉(治政館)
△謙・センチャイジム(センチャイムエタイジム
判定0-0 (29-29/29-29/29-29)

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