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立嶋、6年ぶりの試合で判定勝ち:9.20 後楽園

TITANS NEOS 6
2009年9月20日(日) 東京・後楽園ホール
 90年代のキック界を牽引した立嶋篤史が、交通事故等によるブランクを経てついに復帰。37歳という歳を感じさせないスタミナで終盤攻め込み、判定勝ちをもぎ取ると、「帰ってきたぞー!」と雄叫びをあげた。
  レポート&写真:井原芳徳


お馴染みの日本刀パフォーマンス
第10試合 フェザー級 3分3R
○立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本フェザー級王者)
×小野智史(伊原道場)
判定2-0 (石川29-28/シーナ29-29/少29-28)

 37歳になった立嶋は6年ぶりの試合。立嶋といえばドラマ「スクールウォーズ」の主題歌である「HERO」で入場するのでお馴染みだが、音響スタッフのミスで、同じCDの一曲目に入っていた、映画「フットルース」のテーマが流れてしまう。それでも殺気をみなぎらせて登場した立嶋は、ハチマキ姿でコールの後に刀を振り下ろすパフォーマンスをかつてと同じように繰り広げ、観客を魅きつける。
 1Rはプロ3戦全勝の25歳・小野がパンチの連打で前に出て主導権。立嶋は下がりながらもローとミドルを随所でお返しするが、もらいすぎでジャッジの印象を悪くする。しかし2Rに入ると、パンチをもらいながらも前に出て、右ローの連打を決めるように。バック肘の奇襲も2度仕掛け、試合の流れを変える。最終3Rは度々小野をコーナーに詰め、3分間止まらない打ち合いを展開。年齢を感じさせないスタミナを見せつけ、若干押し気味のまま試合を終えると、場内は拍手に包まれた。

ローキックが冴え渡る試合は激しい殴り合いへ

 僅差ながらも勝利をものにした立嶋は、リング上に息子の挑己(いどむ)君を呼び寄せ、涙を浮かべて抱き合う。最後は二人で一緒に四方にお辞儀をし、リングを降りるときには「帰ってきたぞー!」と応援団に向かって叫び、一緒に万歳をした。

息子のリングインに涙ぐむ立嶋
◆立嶋「10代の自分を上回る集中力、練習量で試合に臨んだけど、6年ぶりの試合は甘くない。思い通りにいかなかった。向こうの攻撃の切断部分、次の間(ま)を狙ったけど、ズルズル行ってしまって。僕が力んじゃった。
(入場テーマが違った件について)ビックリした。CDの4曲目と伝えてたのに、1曲目がかかってしまった。余計な力が抜けて良かったけど、拍子抜け(苦笑)。(3Rの打ち合いについて)これで引いたら僕のキャリアが嘘でしょ。人の幸せを犠牲にして、時代を作ってきた者には、責任を取る義務があるから。
(試合後お子さんをリングにあげた気持ちは?)他の選手もよく子供をリングに上げるけど、僕の場合は自己満足じゃない。僕の見ている景色を見せてやりたかった。お客さんや記者さんの場所から見える景色は平面的だけど、あそこの中心に入ると景色が違う。ちょっと背中を見せてやろうかな、って。まぁ、その点では自己満足なんですけど。(次の試合について)今はちょっと休みたい。この試合のために仕事も休んじゃったんで」


松本が終始圧倒
第14試合 メインイベント ヘビー級 3分3R
○松本哉朗(藤本ジム/日本ヘビー級王者)
×キセレフ・キリル(ロシア/KOYUジム)
1R 2'26" KO (右肘打ち)

 193ポンド(87.5kg)の松本に対し、キリルは210ポンド(95.3kg)。背丈も松本が6センチ低いが、松本は持ち前のテクニックで軽々とカバー。開始すぐから強烈な右ローを効かせ、コーナーに詰めて圧倒すると、最後は右肘一撃で頭部を切り裂きつつダウンを奪い、キリルの戦意を喪失させた。


中尾のパンチ
第13試合 メインイベント 62kg契約 3分3R
×朴 龍(韓国/市原ジム/日本ライト級王者)
○中尾 満(伊原道場/日本ライト級4位)
判定0-3 (和田29-30/シーナ29-30/中村29-30)

 リーチのある中尾が、下がって距離を取りながら、構えを度々スイッチさせ、ミドルキックやストレートをヒット。手数は少なかったものの、3Rは主導権を維持し完勝した。タイトルを賭けての再戦は必至だ。


まぶたを切られた関
第12試合 セミファイナル 52kg契約 3分5R
○越川大樹(市原ジム/日本フライ級王者)
×関 正隆(昌平校/M-1スーパーフライ級王者)
2R 2'44" TKO (ドクターストップ:左まぶたのカット)

第11試合 58kg契約 3分3R
○菊地大介(伊原道場稲城支部/日本フェザー級2位)
×アタルチャン・HRT(フリー)
判定3-0 (30-23/30-24/30-23)

第9試合 ヘビー級(肘無し) 3分3R
○嚴 士鎔(伊原道場/日本ヘビー級3位)
×エド・リョーマ(ブラジル/バンゲリングベイ・スピリット)
判定3-0 (30-28/30-28/29-28)

第8試合 ミドル級(肘無し) 3分3R
×阿久澤英一(山田ジム/日本ミドル級2位)
○鈴木 悟(バンゲリングベイ・スピリット / unit-k/元プロボクシング日本ミドル級王者)
1R 1'32" KO (3ダウン:パンチ連打)

第7試合 ライト級(肘無し) 3分3R
○湯澤尚矢(伊原道場/日本ライト級7位)
×高良正人(赤雲会)
1R 2'07" KO (3ダウン:左フック)

第6試合 58kg契約 3分3R
×兼子ただし(伊原道場/日本ライト級10位)
○龍馬(y-park/NJKFフェザー級7位)
判定0-2 (29-30/29-29/29-30)

第5試合 ウェルター級 3分3R
×拳士(フリー/元プロボクシング日本ウェルター級6位)
○藤倉悠作(ASSHI-PROJECT/元J-NETWORKミドル級4位)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

第4試合 70kg契約(肘無し) 3分3R
×石原裕基(伊原道場/日本ウェルター級3位)
○阿佐美宏明(パワーオブドリーム)
判定0-2 (28-29/29-29/29-30)

第3試合 ウェルター級 3分3R
○隼侍(伊原道場稲城支部/日本ウェルター級6位)
×竹内祐也(和術慧舟會総本部)
判定2-0 (29-30/29-29/29-30)

第2試合 バンタム級(肘無し) 3分3R
○江幡 塁(伊原道場)
×朋史 [ともちか](赤雲会/全沖縄バンタム級3位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第1試合 ライト級 3分3R
○福岡直矢(治政館)
×飛猿(新宿ジム)
判定3-0 (30-29/30-28/30-29)

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