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斎藤裕、宇野薫を完封。扇久保博正、マルティネスに判定勝ち:4.23 舞浜

サステイン主催 プロフェッショナル修斗公式戦
2017年4月23日(日) 千葉・舞浜アンフィシアター
 昨年9月のISAO戦、1月のグランディ戦と2連敗中だった斎藤裕は、41歳のベテラン・宇野薫を5Rとも攻め込み判定勝ちし、修斗世界フェザー級王座初防衛に成功。セミでは昨年末のUFC TUF準優勝の扇久保博正がUFC 1勝3敗のダニー・マルティネスに判定勝ちすると、かつて戦い敗れた堀口恭司のいるRIZIN参戦を熱望した。
  レポート&写真:久保与志


第8試合 メインイベント 修斗世界フェザー級チャンピオンシップ 5分5R
○斎藤 裕(パラエストラ小岩/王者)
×宇野 薫(UNO DOJO/世界1位、環太平洋1位、元ウェルター級(70kg)王者)
判定3-0 (50-44/50-45/50-45)
※斎藤が初防衛

 1R、斎藤の右ストレートに合わせて宇野がタックルに行くが、斎藤はこらえると体勢を入れ替え、宇野のバランスを崩しながら足をかけてテイクダウンを奪う。トップから何発か強いパンチを入れる斎藤。宇野はケージを蹴って立ち上がろうとするが、斎藤はハーフガードをキープしてパウンドを入れる展開でラウンドを終える。記者採点は10-9で斎藤。
 2R、組みにきた宇野の顔面に斎藤が膝蹴りを入れ、宇野が引き込むようにして下になる。トップから鉄槌、パウンドを落とす斎藤に、宇野は蹴り上げからタックルにいって立ち上がろうとする。スタンドに戻り、斎藤が右ストレートをヒットさせるが、宇野もそこに左インローを合わせて斎藤がバランスを崩す。テイクダウンを奪いたい宇野だが、斎藤は距離が詰まると首相撲から鋭い膝蹴りをボディに突き刺し、そこから足を払って逆にテイクダウンを奪っていく。記者採点は10-9で斎藤。



 3R、宇野がパンチから距離を詰めていくが、ここも斎藤が組み膝で有利な組み手に持ち込んでテイクダウンを奪う。宇野はスクランブルからタックルで上を取ろうとするが、斎藤が潰してトップをキープ。斎藤が膝をついた状態で宇野の蹴り上げが顔面に入ってしまうが、特に注意などなく続行。宇野が何とか立ち上がっても、斎藤は再三組み膝をボディに突き刺してクリンチワークで圧倒。宇野に正面からタックルに入る機会を与えず、腹を効かせてから足を払いスタンド、グラウンド共に優位な状態をキープし続ける。記者採点は10-9で斎藤。
 4R、宇野が前に出て組みにいくが、斎藤は膝蹴りから脇を差し、投げでテイクダウンを奪う。バックを許しながらも立ち上がる宇野だが、正対すると斎藤が顔面に膝蹴りをヒット。さらにボディにも膝を連打して押し倒すようにしてテイクダウンを奪う。ひたすら苦しい状況が続く宇野だが、立ち上がってスタンドでバックに回ると場内から歓声が上がる。だが、ここもテイクダウンには至らず、斎藤がトップをキープしつつ強いパンチを落としていく。記者採点は10-9、ここまでのトータルスコアは40-36で斎藤。



 5R、一本勝ちに活路を見出したい宇野だが、斎藤の首相撲からの膝蹴りを連打し、宇野の体勢が崩れたところを足払いでテイクダウンする。宇野が立ち上がり、ケージ際でバックについてチョークを狙うが、斎藤は外し、宇野にケージを背負わせて膝蹴りを浴びせる。何とか自分優位の形でグラップリングの展開に持ち込みたい宇野だが、斎藤の徹底したムエタイクリンチに阻まれ、終盤には膝の集中砲火で崩れるように下になってしまう。斎藤は上から強い鉄槌、パウンドを落としていく。宇野は何とか耐え凌いで試合終了のゴング。記者採点は10-9、トータルスコア50-45で斎藤。判定は大差の3-0で斎藤が初防衛に成功し、17年振りの宇野の修斗王者戴冠はならなかった。




第7試合 セミファイナル フライ級(ノンタイトル戦) 5分3R
○扇久保博正(パラエストラ松戸/世界王者)
×ダニー・マルティネス [Danny Martinez](米国/アライアンスMMA)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)

 1R、左フックを振るって前進するマルティネスに対し、扇久保はカウンターで片足タックルに入り、ケージに押し込みながらバックにつくと、そのままグラウンドに持ち込む。チョーク狙いの扇久保に、マルティネスはバックを許したまま立ち上がるが、扇久保がケージに押し込んで再度テイクダウンに成功。スクランブルから立ち上がったマルティネス。扇久保は離れ際に右ハイを狙うが、空振りしてスリップしてしまう。すぐに立ち上がった扇久保だが、マルティネスが左ストレートをヒット。グラついた扇久保に右ハイからダブルレッグでテイクダウンを奪うと、トップから強い肘とパウンドを落としていく。記者採点は9-10でマルティネス。



 2R、左を振るってプレッシャーをかけるマルティネス。扇久保も右フックで応戦しながらタックルに入るが、距離が遠く切られてしまう。扇久保距離が遠くタックルに入れない展開が続くが、右ミドル、三日月を蹴って後に距離が詰められるようになり、パンチをかいくぐってカウンターのタックルでバックにつく。立たれてもパンチにタックルを合わせて何度もテイクダウンを試みる扇久保。ラウンド終盤には右フックを浅くヒットさせ、右の三日月蹴りを盛んに出して前進を続ける。記者採点は10-9、トータルスコアは19-19のイーブン。

 3R、マルティネスが左右のフックを振るって前に出てくるが、扇久保は左フックをかわしてバックにつくと、離れ際に左ミドルをヒットする。扇久保は続けざまにタックルに入ると、バックを許しながら強引に立ち上がろうとしたマルティネスをスタンドでチョークに捕らえる。苦悶の表情を浮かべていたマルティネスだが何とか逃れると、離れて左フックを振るが、扇久保が絶妙のタイミングでダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。トップをキープしたかった扇久保だが、マルティネスがスクランブルからリバースに成功して上に。マルティネスは肘、パンチを落とし、扇久保が残り1分のところで立ち上がると、テイクダウンを奪い腕十字を試みる。ここは凌がれ下になってしまった扇久保だが、すぐに立つと前蹴りから左ハイ、胴回し回転蹴りと蹴りを多用してマルティネスを近づけさせず試合終了のゴング。記者採点は10-9、トータルスコア29-28で扇久保。判定は3-0で扇久保が競り勝ち、試合後は両者相手の腕を掲げて健闘を称えた。



 扇久保はマイクを持つと「TUFで決勝で負けて、色々なことがあって…支えてくれた道場の仲間たち、本当にありがとう」と盟友に感謝の言葉を述べ、「UFCに出たかったんですけど、何故かよく分からない選手が行ってしまいました。今、日本のフライ級で1番とか2番とか言って戦ってるんで、RIZINのオファー、いつでも待ってます」と、かつて修斗で凌ぎを削った堀口恭司が電撃参戦したRIZINへの出場をアピールした。


第6試合 ストロー級 5分3R
○猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS/世界4位)
×箕輪ひろば(総合格闘技道場STF/世界8位、2016年同級新人王&MVP)
判定3-0 (30-26/30-26/30-27)

 1R、開始すぐに猿田がパンチからダブルレッグでテイクダウンを奪うと、ハーグからマウントに移行しつつパウンドを落とす。マウントを嫌った箕輪はバックを許しながら立ち上がろうとするが、猿田は再びグラウンドに戻し、強い肘打ちをヒットする。残り時間も少なくなったところでようやく立った箕輪は組み肘を狙うが、猿田がまたもテイクダウンを奪い、完全に試合をコントロールしてラウンドを終える。記者採点は10-9で猿田。



 2R、猿田が右フックで飛び込むと、箕輪も左右のフックから右ハイで応戦するが、これが空転したところを組まれてテイクダウンを許す。箕輪は何度もスクランブルに持ち込んで立ち上がろうとするが、猿田がことごとく潰してグラウンドをキープし続け、パウンドで削る。記者採点は10-9、ここまでのトータルスコアは20-18で猿田。
 3R、後のない箕輪がパンチで前に出ると、猿田は応戦しつつタックルを決めてテイクダウンを奪う。猿田は箕輪のしかけを潰しながら強いパウンド、鉄槌を落とし続けると、残り10秒で何とか立ち上がった箕輪をリフトアップから豪快に叩きつけ、完勝を印象付けてタイムアップ。記者採点は10-9、トータルスコア30-27で猿田。新人王MVPにキャリアの差を見せ付けて勝利した猿田は「本当は内藤のび太選手とやりたいけど、いないので、後輩の飛鳥(拳)選手、喧嘩買ってください」と現修斗世界ストロー級王者との対戦をアピールした。


第5試合 ライト級 5分3R
×福本よう一(頂柔術/NATURAL9/世界7位、環太平洋6位)
○小谷直之(ロデオスタイル/元ZSTライト級王者)
1R 2'10" 腕ひしぎ十字固め

 打撃での探り合いから小谷がテイクダウンを奪う。小谷はタックルで立ち上がろうとする福本の動きに合わせてバックにつくと、そこから電光石火で腕十字の体勢へ。これが完璧に極まり、危険な角度に曲がったところで福本がタップ。小谷が修斗初参戦で持ち前の極めの強さを見せ付けた。




第4試合 バンタム級 5分3R
×岡田 遼(パラエストラ千葉/世界7位、環太平洋4位)
○トリスタン・グリムズリー [Tristan Grimsley](米国)
2R 2'31" チョークスリーパー

 1Rは岡田が前蹴りと右ストレートで攻勢をかけ、左ボディでレバーを効かせてパウンドで畳み掛けるなど圧倒的に優位に試合を進める。2Rも右の前蹴りとストレートで攻めるが、タフなトリスタンを崩しきることは出来ず、トリスタンがラフな左フックから飛び乗るようにバックについてグラウンドに持ち込むと、勢いのままににチョークをセットアップ。これが完全に極まり、岡田が落ちたところでレフェリーが試合をストップした。




第3試合 ストロー級 5分3R
○澤田龍人(AACC/世界2位)
×木内崇雅(和術慧舟會GODS/世界5位)
1R 1'08" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 澤田が前蹴りを使ってのステップインからパンチで度々木内をケージに詰めると、左フックから右ストレートをクリーンヒットしてダウンを奪う。澤田がトップから強烈なパウンドを落とし続けてレフェリーが試合をストップし、完勝した澤田はランキング1位の猿丸ジュンジとの挑戦者決定戦をマイクアピールで熱望した。




第2試合 バンタム級 5分3R
○金物屋の秀(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×一條貴洋(ブレイブハート/2016年同級新人王&技能賞)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

第1試合 MOBSTYLESプレゼンツ インフィニティリーグ2017フェザー級 5分2R
×仲山貴志(総合格闘技津田沼道場/勝ち点3)
○山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会/リーグ初戦)
判定1-2 (19-20/20-19/19-20)
※山本が勝ち点2を獲得

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