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プロ修斗25周年記念大会で宇野薫、ルミナの弟子・土屋大喜に完勝:5.5 後楽園

プロフェッショナル修斗 25周年記念大会
2014年5月5日(月/祝) 後楽園ホール
 90年代後半からの修斗・総合格闘技ブームの火付け役として活躍した佐藤ルミナの引退式の行われた今大会。メインではかつてルミナと2度戦ったライバルの宇野薫が、ルミナの弟子・土屋大喜に判定勝ち。試合後のマイクでは「僕の中では佐藤ルミナ選手が一番です」と、2000年のルミナ戦後と同じ言葉でルミナの偉業を称えた。
  レポート&写真:井原芳徳


第8試合 メインイベント プロフェッショナル修斗25周年メモリアルマッチ ライト級(65kg) 5分3R
×土屋大喜(roots/世界7位、環太平洋2位、元環太平洋王者)
○宇野 薫(UNO DOJO/環太平洋10位、元ウェルター級(70kg)王者)
判定0-3 (浦28-30/菅野28-29/鈴木28-29)

 土屋の師匠・ルミナは3月16日の後楽園大会で引退を発表。ルミナと1999年と2000年に戦ったことのある宇野は「尊敬するルミナさんの最後に少しでも力になりたい」と、誰よりも早く、引退式が行われる今大会への出場を直訴した。その後様々な対戦相手がリストアップされる中、これに反応したのが、これからルミナの意思を引き継いでいく土屋だった。「13年越しのリベンジを僕に任せてください」と、師匠の引退の花道を飾る決意を示していた。



 土屋は3月16日の高橋遼伍戦で左肩を脱臼しTKO負け。それから1か月半の間隔だが、今回は左肩にテーピングをした状態で登場。万全とは言えない様子だ。1R、宇野はサウスポー、土屋はオーソドックスに構えてローの打ち合い。互いに手数は少なく慎重だが、土屋の手数が多めで、終盤の宇野の片足タックルも切ると、首を抱えてギロチンをを狙い好印象を残す。現在のプロ修斗のジャッジはマスト判定の傾向が強く、2名が土屋にポイントをつける。



 2Rも宇野が序盤からタックルを仕掛けると土屋に切られるが、宇野は土屋の手首をつかんで合気道のようにバランスを崩させ、一気にバックを取りに行く。上になってパウンドを落とした後、サイドから逆サイドにスピーディーに動き、場内を沸かせる。 だが土屋も一個一個の動きに対応し脱出。スタンドに戻ると、宇野の左ミドルをキャッチして倒し、バックを取りに行く。目まぐるしい攻防が続くが、最終的に好印象を残すのは宇野。残り1分を切り、タックルでテイクダウンを奪うと、上をキープしてパウンドを落とし、このラウンドのポイントを取ってイーブンに持ち込む。



 3Rも宇野ペースは変わらず、バックスピンキックをクリーンヒットさせると、コーナー際での差し合いを制してまたもテイクダウンに成功。ハーフ、サイド、バックを行き来しながら随所で鉄槌を落とし、終盤にはチョークを狙って一本を積極的に取りに行く。時間一杯となったものの、3Rも宇野がポイントを取り、文句なしの判定勝ちを果たした。



 試合後の宇野は、土屋のセコンドの佐藤ルミナの元に歩み寄ると涙を流す。マイクを持ち「これが宇野薫の修斗です」と話すと、「僕の中では佐藤ルミナ選手が一番です」と、2000年のルミナとの再戦後のマイクと同じフレーズを口にし、「憧れは一生変わらないです。ありがとうございました」と、引退するルミナへ餞の言葉を贈った。



 メインイベント前のルミナの引退セレモニーには、木口宣昭氏、中井祐樹氏、草柳和宏氏、坂本一弘氏、エンセン井上、桜井“マッハ”速人、五味隆典といった関係者をはじめ、関根勤さん、夢枕獏さん、若旦那さんといった異業種の大物も花束を贈呈した。





第7試合 ライト級(65kg) 5分3R
×高橋遼伍(KRAZY BEE)
○西浦“ウィッキー”聡生(STGY)
判定0-3 (浦28-30/菅野27-30/鈴木27-30)

 約5年ぶりにプロ修斗のリングに戻ってきたウィッキーは、昔と変わらぬノーガードのまま走るように動く独特のフェイントを駆使し、サウスポーからの左ミドル、ハイ、テンカオ、左右のフックなどを当て続ける。2Rはスピードが落ちて手数が低下し、高橋のパンチをもらうが、クリーンヒットは免れ主導権は譲らず。3Rも左ハイなどを的確に当て続け、文句なしの判定勝ちをおさめた。


第6試合 バンタム級(56kg) 5分3R
○征矢 貴 [そや たかき](パラエストラ松戸/2013年バンタム級新人王&MVP)
×ズ・ギョンズン(韓国/KOREA TOP TEAM)
1R 3'01" KO (右フック)

 リーチで勝るギョンズンのストレートで数度ダウンした征矢だったが、パンチの打ち合いで右フックをクリーンヒットし、逆にギョンズンをダウンさせると、パウンドを連打。レフェリーストップでもいいぐらいに追い詰めると、ギョンズンは立ち上がって脱出したが、最後も征矢が右のフックをクリーンヒットしてギョンズンを豪快にマットに沈めた。新人王獲得後の初戦を制した征矢は、世界ランカーとの対戦を熱望した。


第5試合 インフィニティリーグ2014公式戦 フライ級(52kg) 5分2R
△ATCHアナーキー(パラエストラ東京/勝ち点0→1)
△澤田龍人(AACC/勝ち点4→5)
判定0-0 (19-19/19-19/19-19)

 1R、澤田がATCHをコーナーに詰め、度々テイクダウンを奪って主導権を維持するが、終盤にATCHががぶりの状態からギロチンを極め、鈴木レフェリーはキャッチサイン。これでATCHはこのラウンドのポイントをとる。2Rも同様の展開となり、ATCHにキャッチはとらせず、澤田が最後までパウンドを落とすなど主導権をキープしたが、ポイントを五分に戻すに留まりドローとなった。


第4試合 ライト級(65kg) 5分2R
△大澤茂樹(フリー/環太平洋9位)
△くわい“D”郁矢(T-Pleasure)
判定1-0 (20-19/20-20/20-20)


第3試合 ライト級(65kg) 5分2R
×城田和秀(足利ファイトクラブ)
○TOMA(直心会TK68)
1R 2'34" テクニカル一本 (レフェリーストップ:チョークスリーパー)

第2試合 ウェルター級(70kg) 5分2R
○藤巻 優(パラエストラ小岩)
×菅原和政(MASTER JAPAN)
2R 0'14" TKO (レフェリーストップ:左膝蹴りによる右まぶたのカット)

第1試合 ウェルター級(70kg) 5分2R
×須藤 大(roots)
○三上譲治(修斗GYM東京)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)

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