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大尊伸光、佐々木信治をKOし環太平洋ウェルター級王者に:3.16 後楽園

プロフェッショナル修斗公式戦 2014年第2戦
2014年3月16日(日) 後楽園ホール
 メルヴィン・マヌーフが憧れの選手だと語る大尊伸光が、環太平洋ウェルター級(70kg)王者の佐々木信治に挑戦。2Rに持前の剛腕を炸裂させ、プロ10戦目で念願の初タイトルを獲得した。フェザー級(60kg)では根津優太が小野島恒太との環太平洋王者決定戦で勝利。フライ級(52kg)では内藤のび太が世界王者・室伏シンヤへの挑戦権を獲得した。
  レポート&写真:久保与志


第9試合 メインイベント 修斗環太平洋ウェルター級(70kg)チャンピオンシップ 5分3R
×佐々木信治(総合格闘技道場BURST/王者)
○大尊伸光(総合格闘技津田沼道場/世界10位)
2R 4'00" KO(左フック→グラウンドパンチ連打)
※大尊が新王者に

 1R、大尊は丁寧に左ジャブと突きつつ、機を見て左右のフックを狙っていく。佐々木は大尊のフックをアームブロックで防ぎつつ左フックをリターン。大尊はむやみやたらにフックを振るうのではなく、左ジャブで先手を取り、佐々木の動きが止まったタイミングで左右のフックを振るってラッシュをしかけていく。残り1分を切ったところで佐々木が初めて組みにいき、足をかけてテイクダウンを奪うが、大尊がリバースして上を取り返しラウンド終了。記者採点は9-10で大尊。



 2R、佐々木がガードを固めながらじわじわと距離を詰めるが、大尊が左ジャブを差し込むと、そこから回転の速い連打で攻勢をかける。佐々木は守勢に回りながらも何とか組みつくが、受け止めた大尊が豪快に投げてテイクダウンに成功。佐々木は下からハイガードで大尊の上体を固めると、三角絞めも狙いながら細かいパンチを入れていく。大尊はハイガードに捕まって距離を潰されてしまい、パウンドを落とすことが出来ず。佐々木はパンチを入れつつ腕十字も狙うが、サブミッションは大尊が凌いでブレイクがかかる。再開後、右フックで前に出てきた佐々木に大尊がカウンターで左フックを返すと、これがクリーンヒットして佐々木が後方にダウン。大尊が追撃のパウンドを落としたところですぐにレフェリーが試合をストップし、大尊がインフィニティトーナメントを制した勢いのまま、豪快なKOで王者を撃破して初戴冠を果たした。






第8試合 セミファイナル 修斗環太平洋フェザー級(60kg)チャンピオン決定戦 5分3R
×小野島恒太(Combat Workout Diamonds/環太平洋1位、世界9位)
○根津優太(和術慧舟會東京道場/環太平洋8位)
判定0-3(28-29/28-30/28-30)
※根津が新王者に

 1R、左右のローを前足、奥足と巧みに蹴り分けながら先手を取っていく根津。小野島は右ローをリターンしながら前に出ていくが、根津は蹴りの距離を保ちながら左右のロー、ミドルで小野島を近づけさせない。根津はローからタックルもしかけるが、これは小野島が受け止めてテイクダウンを防ぐと、離れ際に右フック。さらに圧力をかけて根津をロープ際に詰めると、再び右フックをヒットさせる。小野島はパンチで追撃しようとするが、根津が組みついて脇を差すと逆に小野島にコーナーを背負わせ、細かい膝を入れて小野島の攻勢を止める。記者採点は10-9で小野島。



 2R、根津は距離を取って左ミドル、ローと蹴り分け、小野島が詰めてくるとワンツー、右ミドルで牽制する。小野島は強引にパンチで入っていくが、距離が詰まると根津が組みから小野島をコーナーに押し込んでボディに細かい膝蹴りを連打。離れての攻防だけでなく、クリンチワークでもムエタイ仕込みのテクニックを見せて小野島の強打を封じる。小野島は流れを変えようと右フックからタックルでテイクダウンを試みるが、根津がタックルを潰して上になると、立ち上がろうとした小野島のボディに強い膝蹴りをヒット。前に出てくる小野島にカウンターで右ストレートもヒットさせる。記者採点は9-10で根津。



 3R、小野島は左ミドル、右ローを蹴って前に出るが、根津は距離を保ちながら左右のローを連打。小野島は何度か根津のローをキャッチしようと試みるが、根津の戻しが速くキャッチしきれない。小野島は右ローから右フックで飛び込んでいくが、根津は右フックをスウェイで外しながら、最後までペースダウンすることなく蹴り続けタイムアップ。記者採点は9-10、トータルスコア28-29で根津。判定は0-3、根津が小野島を退けてラバーマッチを制し、環太平洋のベルトを腰に巻いた。




第7試合 ライト級(65kg) 5分3R
×土屋大喜(roots/世界6位、環太平洋2位)
○高橋遼伍(KRAZY BEE)
2R 3'27" TKO(ドクターストップ:左腕の負傷)



 1R、細かいステップを踏みながら隙を窺う土屋に対し、高橋は強烈な右ローを土屋の前足に蹴りこみ、足を止めさせて左フック、右ストレートを狙っていく。高橋が何度も右ローを痛打し、追撃のパンチもヒットさせるが、土屋がローにパンチを合わせ始め、右ローの打ち終わりに右ストレートをクリーンヒット。これでグラついた高橋に再び右ストレートを当ててダウンを奪うと、マウント、バックからチョークを狙いつつパウンドを浴びせる。一気に試合を終わらせようとパンチをまとめる土屋だが、高橋が何とか凌ぎきり、最後はスタンドに戻してラウンドを終える。記者採点は10-8で土屋。



 2R、高橋が膝蹴りに合わせてタックルに入るが、土屋がすぐに立ち上がる。1Rのダメージが回復してきたか、高橋は距離を設定し直して強烈な右ローを浴びせ、そこから左フック、右ストレートもヒットさせていく。一方の土屋は度重なるローのダメージが蓄積してきたか、ステップワークが影を潜め、攻撃も右ストレートの単発で終わってしまう。土屋が右耳の辺りをカットしてドクターチェックが入り、再開後も高橋が右ローを再三ヒットさせ、高橋の右ローで大きく足が流れたところに追撃の右ミドルを痛打。土屋はこれで前戦でも脱臼した左腕を痛めたか動きが止まり、レフェリーがドクターチェックを要請するとすぐにストップがかかり、高橋が代打出場で世界ランカーを下す大金星を挙げた。


第6試合 修斗世界フライ級(52kg)チャンピオン挑戦者決定戦 5分3R
×正城ユウキ(クロスワンジム湘南/世界2位)
○内藤のび太(パラエストラ松戸/世界5位)
判定0-3(28-29/28-29/28-29)

 1R、前に出ながら右ローを飛ばしていく正城に対し、内藤はタックルでテイクダウンを狙っていく。正城はこれを切ると脇を差して内藤をコーナーに押し込みながら、細かいパンチを入れる絶妙なクリンチワークを見せる。ブレイク後も内藤がタックルを何度も試みるがいずれも距離が遠く、正城がスタンドレスリングで有利な体勢を整え、内藤にコーナーを背負わせて細かいパンチと膝で削っていく。記者採点は10-9で正城。



 2R、内藤はいきなりタックルに入るのではなく、右フック、ストレートで打撃を交えてからテイクダウンを試みていく。正城はこれを右フックで応戦しつつ、直後のタックルにもしっかりと対応。がぶって内藤のタックルを潰し、1R同様にクリンチワークで内藤を押し込んでパンチと膝で削る。記者採点は10-9で正城。

 3R、正城がローでプレッシャーをかけて右ストレートを狙うと、内藤がカウンターでタックルに入るが、これも正城が切る。内藤はそれでも執拗にタックルをしかけ続け、正城にタックルを潰され下になりかけたところで、片足タックルで立ち上がりながら足をかけてついにテイクダウンに成功。正城が下からタックルをしかけて立ち上がるが、内藤がタックルで再度テイクダウンすると、パウンドを入れつつ、正城がタックルで立ち上がろうとしたところにフロントチョークを狙う。頭を抜いて立ち上がった正城はパンチで詰めていくが、残り時間が少なくすぐにタイムアップ。記者採点は9-10で内藤、トータルスコア29-28で正城。判定は0-3、いずれも1ポイント差の僅差ながら内藤がキャリアで大きく上回る正城を下し、世界王者・室伏シンヤへの挑戦権を獲得した。




第5試合 フェザー級 5分3R
○直撃我聞(フリー/環太平洋9位)
×藤原敬典(スピニングガレージ/ZSTバンタム級(60kg)王者)
判定2-1(30-28/28-29/29-28)

 1R、共にサウスポーにかまえてスタートし、藤原はスイッチも交えながら右ロー、フックでプレッシャーをかけていく。直撃はバックステップで藤原のローを外しながら、時折パンチで飛び込んでいくが、入り際に藤原がオーソドックスからの右フックをヒット。藤原がフットワークを多用する直撃の足を止めるように右ローの数を増やして圧力を強めていく。記者採点は9-10で藤原。



 2R、直撃が右リードから左ストレートで飛び込んで先手を取っていき、これを藤原がヘッドスリップで外しながら右フックで迎え撃つ。藤原は右フックですぐに押し返して直撃に連打は許さないが、手数でもやや劣勢。ラウンドも後半に入ったところで、藤原が右フックから返しの左フックをヒットして直撃がダウン。直撃はすぐに立ち上がり、距離を取って藤原の追撃を逃れる。記者採点は9-10で藤原。
 3R、直撃が右ジャブから連打につなげて反撃に転じる。藤原は2Rと同様にボディワークでパンチを外しながら右フックを返していくが、直撃が手数を増して攻めると徐々にパンチの被弾が増えていく。直撃の連打を、藤原が右フック、ハイと一発の強打で押し返す展開が最後まで続き試合終了のゴング。記者採点は10-9で直撃、トータルスコアは28-29で藤原。判定は割れ、2-1のスプリットデシジョンで直撃が接戦を制した。


第4試合 インフィニティリーグ2014公式戦 フライ級(52kg) 5分2R
○マッチョ“ザ”バタフライ(総合格闘技道場コブラ会/世界8位/勝ち点0→2)
×ATCHアナーキー(パラエストラ東京/勝ち点0)
判定2-0(20-18/19-19/20-18)


第3試合 インフィニティリーグ2014公式戦 フライ級 5分2R
×飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS/勝ち点0)
○飛鳥 拳(パラエストラ松戸/勝ち点0→2)
判定0-3(18-20/19-20/18-20)


第2試合 インフィニティリーグ2014公式戦 ライト級 5分2R
△斎藤 裕(パラエストラ小岩/勝ち点0→1)
△城田和秀(足利ファイトクラブ/勝ち点0→1)
判定0-0(19-19/19-19/19-19)


第1試合(オープニングファイト) ウェルター級 5分2R
×coBa(SHOOTO JAM WARTER)
○菅原和政(MASTER JAPAN)
1R 5'00" TKO

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