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児山佳宏、小谷直之とVTJで対戦へ。大尊伸光、西岡攻児を1R KO:12.15 新宿

THE ROOKIE TOURNAMENT FINAL 2013
2013年12月15日(日) 新宿フェイス
 9月にウェルター級(70kg)世界王者・弘中邦佳に敗れた児山佳宏が3か月足らずで再起戦。海外で約2年経験を積んだ粕谷優介と引き分けたものの、試合後はZSTライト級(70kg)王者の小谷直之に対戦を要求。小谷も承諾し、VTJ 4th 2.23 大田区総合体育館大会での対戦が濃厚となった。インフィニティトーナメント2013ウェルター級は大尊伸光が1R KO勝ちで制し、3.16後楽園での環太平洋王者・佐々木信治への挑戦が決定。新人王MVPはパラエストラ松戸の19歳・征矢 貴 [そや たかき] が獲得した。

  レポート&写真:井原芳徳


第9試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
△児山佳宏(パラエストラ松戸/世界1位、環太平洋5位)
△粕谷優介(秋本道場JUNGLE JUNCTION/2011年ウェルター級新人王)
判定1-1 (菅野29-28/渡辺28-29/鈴木28-28)



 児山は9月に王者・弘中邦佳に敗れてから3か月足らずで再起戦。粕谷は約2年ぶりに修斗のリングだったが、香港等のLegend FCで積んだ経験を存分に発揮する。1R、児山が粕谷をロープに押し込んだ際にバッティングとなり、粕谷が右まぶたをカットしドクターチェックを受ける。傷は浅く試合は続行した後も、児山が度々コーナーに押し込んで膝や肩パンチを当て、離れれば左右のパンチの連打で粕谷を下がらせ1Rのポイントを取る。
 2Rもしばらく児山が粕谷をコーナーやロープに押し込む展開が続くが、なかなかその先につなげられない。2度のブレイクの後、粕谷の左ミドル、左ストレートが炸裂し、今度は児山がコーナーに押し込まれて苦しい展開に。3Rも児山は執拗に押し込みや蹴り足をつかんでのタックルで上になろうとするが、粕谷はことごとく切り続け、離れれば左のミドル、フックを効かせ児山を苦しめる。終了間際には児山のタックルを潰して腕十字を狙ったりバックを奪おうとしたりと粕谷が攻勢を印象付けて試合終了。ジャッジは3者3様でドローという結果になった。



 試合後マイクを持った児山は「情けない試合したんですけど、言いたいことがありまして、寒いかもしれないけど聴いてください。10月にVTJで小谷(直之)選手が修斗の選手(星野大介)に勝ってチャンピオンクラスの選手とやりたいって言ってたんで、だから僕がやってやってもいいですよ」とアピール。すると新人王トーナメントの川名雄生のセコンドにもついていたZSTライト級(70kg)王者の小谷がリングイン。「今日の熱い試合を見せられたら、やるのは当然でしょう。凄いいい試合だったんですけど、VTJ、自分とやったらもっと熱い試合して、自分がKOか一本、スカ勝ちしますんで、ぜひ見に来てください」と対戦を承諾した。児山×粕谷の直前には、VTJ 4th 2月23日(日) 大田区総合体育館大会の開催が発表されており、まだ正式決定では無いが、二人が対戦する場はこの大会となりそうだ。





第8試合 セミファイナル インフィニティトーナメント2013ウェルター級決勝戦 5分3R
×西岡攻児(マスタージャパン/世界10位、環太平洋7位)
○大尊伸光(総合格闘技津田沼道場/環太平洋10位)
1R 2'23" KO (右フック)

 クラスB選手の新たな目標設定として1年を通して開催されたインフィニティトーナメントがいよいよ決勝。残った二人は対照的なファイトスタイルで、試合前のインタビューでも西岡は憧れの選手がジョン・フィッチや岡見勇信、大尊の憧れの選手はメルヴィン・マヌーフ、ブラックマンバと対照的だ。西岡はさらに入場テーマ曲が中島みゆきの「ファイト!」で、暗い歌詞とドラムだけのメロディが西岡の雰囲気にマッチしている。
 長期戦なら西岡、短期戦なら大尊と予想されたが、策がハマったのは大尊のほうだった。開始すぐ、西岡はタックルからコーナーに大尊を押し込んでテイクダウンを狙う。大尊はしのいで鈴木レフェリーがブレイク。すると再び西岡がタックルを仕掛けると、大尊は右フックを振って大きく上に跳ね上がるが、すぐさま脇の差し合いになりかけると、大尊はしっかり組まずに突き放して右フックをねじ込むようにクリーンヒット。これ一発で西岡は意識を失い、大尊のKO勝ちとなった。



 勝利が決まると大尊はマヌーフのように雄叫びをあげて走り回って大喜びするが、リングに上がった北森リングアナから「大尊伸光はこの時点で次戦が決定いたしました」とアナウンスすると、焦りの表情に一転。続けて北森氏が「次戦は2014年3月16日、東京後楽園ホールにて、環太平洋ウェルター級タイトルへの挑戦が決定いたしました」と発表すると、体をクネクネさせて再び喜びの様子を見せる。
 すると環太平洋王者・佐々木信治(総合格闘技道場BURST)がリングイン。佐々木は「もうちょっと長く見たかったけど、大尊選手の一発の凄さを見ることができて、素晴らしい試合でした」と大尊を称え、「個性も強くて素晴らしい選手で、試合も面白くて、僕も自分では試合は面白いほうだと思ってますので、面白い試合になると思ってます。防衛して、まだまだ上を目指してますので、応援に来てください。大尊選手、よろしくお願いします」とエールを送った。
 続けて大尊は西岡戦の感想を聞かれると「正直、塩漬けにされると思って、夜も眠れませんでした。砂糖をぶっかけれてよかったですね」と話し、決まった王座戦についても「佐々木選手の腕十字をアームカールにして、いいパンプアップにしてKOで勝ちます」とコメント。発言もキャラクターも個性的で、王座戦が楽しみだ。




第7試合 フェザー級 5分3R
×エダ“塾長”こうすけ(MIBURO)
○直撃我聞(フリー)
判定0-2 (菅野28-29/横山28-29/鈴木28-28)



 エダの入場テーマは音楽ではなく、上岡龍太郎の忠臣蔵に関する語り。チョンマゲのカツラを外した下もチョンマゲを思わせる髪形で、独特なキャラクターを観客に印象付ける。1R、サウスポーの直撃に対し、右ストレートをクリーンヒットしてダウンを奪取。上からの鉄槌の連打でレフェリーストップ寸前まで追い詰める。口から出血し苦しそうな様子の直撃だったが、このピンチをしのぎ、2Rに入ると左右のストレートのヒットを増やして猛反撃。3Rもバテてきたエダを左右のパンチで追い詰め、アリ猪木状態でグラウンド勝負を望んだエダの上になり、ハーフポジションから押さえつけ、スタンドに戻っても押し込んだ状態で試合終了。1Rをエダに2ポイントつけた鈴木レフェリーのみドローとしたが、2者の支持を得て直撃が逆転勝ち。試合後のマイクでは「久しぶりに修斗のリングに戻って来て勝ててうれしいです。戻ってきたからには修斗で上を目指します」とアピールした。


第6試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R(延長1R)
○征矢 貴 [そや たかき](パラエストラ松戸)
×福田龍彌(MIBURO)
1R 5'00" KO (グラウンドパンチ)
※征矢が優勝。新人王MVPを獲得



 征矢は新人王全階級決勝進出者では最年少の19歳ながら、今年の新人王最大のインパクトを残すことに。サウスポーの福田は、右ジャブを振りつつ左フック、左ミドルを当て、スキルの高さを印象付けるが、随所で征矢が右フックを効かせて福田をじわじわと苦しめると、終盤にロープ際に詰めての右フック、右ストレートでぐらつかせる。福田の苦し紛れのタックルを潰して上になると、ガッチリとキープせず、上体を浮かせてスペースを作り、右のパウンドをクリーンヒット。これ一発だけで福田を失神させ、バンタム級を制した。



 9名参加のバンタム級で、3戦とも1R KO勝ちというぶっちぎりの強さを見せた征矢は、今年の新人王MVPも獲得。表彰式では「3つともKOで勝って、MVPは当然だと思います」と豪語し、「格闘技ばっかの生活して、いろんな人に迷惑かけてるので、勝ち続けることで恩返しだと思ってるので、征矢の名前を見たら是非会場に応援に来てください」とアピールした。


第5試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦ウェルター級 5分2R(延長1R)
○川名雄生(SHINWA MMA ACADEMY)
×鳥谷 彰(緒方道場)
2R 2'38" 一本 (チョークスリーパー)
※川名が優勝。新人王技能賞を獲得



 6名参加のウェルター級は、一回戦シードの川名と鳥谷による決勝。22歳の川名は既にZSTで活躍していたが、昨年のアマ修斗東日本新人戦から勝ち上がり、関西と全日本選手権を制覇。今年6月のVTJ 2ndではオープニングファイトで勝利している。新人王二回戦で戦う予定だった広川健信が棄権したため、川名は今回がプロ修斗デビュー戦に。開始すぐからタックルでテイクダウンを奪うと、ハーフガード、マット・ヒューズポジションからのパウンドで鳥谷を圧倒。2Rは鳥谷の右ローの直後に右ストレートをクリーンヒットしてひるませると、組みついてバックに回ってチョークを極めタップアウト。格の違いを印象付け優勝を果たした。川名は新人王技能賞を獲得。「まだまだこんなんじゃ満足しないんで上目指して行きたいと思います」と早くも先を見据えていた。


第4試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 ライト級 5分2R(延長1R)
×城田和秀(足利ファイトクラブ)
○渡辺紘司(緒方道場)
判定0-2 (19-20/18-20/19-19)
※渡辺が優勝。新人王敢闘賞を獲得

 今年の新人王でエントリー最多だったのがライト級の12人。1R、城田がグラウンドで長時間上のポジションを維持し、終盤には肩固めとバックからのチョークを狙って攻勢。だが2R、渡辺が右ローを当てた後にタックルを仕掛け、そのまま背後に回り込んでグラウンドに引きずり込んでチョークを狙いチャンス。パウンドも落として城田を追い詰める。終盤は城田が返してサイド、マウントとポジションを奪うが時間切れ。延長戦かとも思われたが、渡辺が2票を得て勝利。試合後は嬉し涙を流した。渡辺は新人王敢闘賞を獲得。「これからもっと上のレベルで頑張ります。地方=福岡)ですけど、(東京に)呼んでください」と主催者にアピールした。



第3試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦フェザー級 5分2R(延長1R)
×岡田 遼(パラエストラ千葉)
○竹中大地(パラエストラ和泉)
判定0-3 (19-20/19-20/19-20)
※竹中が優勝



 今年の新人王でエントリー最少だったのはフェザー級の4人。うち大阪勢が3人で、この階級を制したのも大阪勢だった。1R、竹内がサウスポーの構えから左ミドル、左テンカオ、左ストレートを的確に当て主導権を握る。中盤に岡田が引き込んでのギロチンを仕掛けチャンスを作るが、竹中は脱出し、スタンドで再び左ストレート等をヒット。2Rは互いに1テイクダウンずつ奪うが、スタンドでは竹内が1R同様左のミドルと膝を随所で当て印象を良くし、判定勝ちを果たした。


第2試合 2013年度新人王決定トーナメント決勝戦 フライ級 5分2R(延長1R)
○飛鳥 拳(パラエストラ松戸)
×ニシダ☆ショー(総合格闘技道場BURST)
2R 4'54" 一本 (チョークスリーパー)
※飛鳥が優勝

 5名によって争われたフライ級の決勝。飛鳥が鋭い右ローと右ストレートをコツコツと当て、1Rから主導権。2Rに入ると右ローが効き目を発揮し出し、ニシダは左足を引きずるように。ニシダが耐え切れずスリップすると、飛鳥がバックに回り込んでチョークを極めて快勝。アマ時代に負けたニシダへのリベンジを果たし、新人王も獲得した。




征矢 貴川名雄生渡辺紘司
竹中大地飛鳥 拳

第1試合(オープニングファイト) 57kg契約 5分2R
○斉藤健史(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×Dr.takuya(総合格闘技道場BURST)
判定2-0 (20-19/20-18/19-19)

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