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矢地祐介、環太平洋ライト級王者に。佐々木憂流迦×井上学はドロー:11.11 後楽園

環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 MIKI vs YACHI
2012年11月11日(日) 後楽園ホール
 メインの環太平洋ライト級王座決定戦では、KRAZY BEEの新鋭・矢地祐介が美木航に判定勝ち。試合後は現在空位の世界王座挑戦、海外の強豪ストライカーとの対戦を熱望した。セミではフェザー級(60kg)の新鋭・佐々木憂流迦が、パンクラス・バンタム級元王者の井上学を迎え撃ったが、得意の寝技で攻めきれずドローに終わった。
 レポート&写真:久保与志


第9試合 メインイベント 修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 5分3R
×美木 航(NATURAL 9/環太平洋5位・世界3位)
○矢地祐介(KRAZY BEE/環太平洋9位・世界5位)
判定0-3(29-30/29-30/28-29)
※矢地が新王者に

 1R、共にサウスポーから距離を計りながら、コーナー付近で美木のテンカオと矢地が交錯する。直後に美木がタックルにいくが、矢地はしっかりと切って体を入れ替えて離れる。矢地は距離が掴めてきたか、飛び込んでのワンツー、右フックをヒットさせると、腰が落ちた美木に飛び膝蹴りで追撃。美木は蹴り足を掴むと、しつこくシングルレッグを仕掛け続けてテイクダウンに成功する。矢地はコーナーを背にして立ち上がるが、美木が再びタックルにいってグラウンドに戻す。記者採点は10-10のイーブン。




 2R、矢地の遠い距離からの左ストレートがヒットし始める。美木の左ストレートに矢地が左膝を合わせ、さらにタックルを切って美木をコーナーに詰めると、左右のフックから再び左膝蹴りをヒット。これが効いたか、しゃがみこむようにして倒れた美木に、矢地はパウンド、鉄槌の連打を浴びせる。防戦一方の美木だったが、体がロープの外に出てしまいブレイクに。美木は下腹部を押さえて立ち上がれず、レフェリーはスタンドの攻防で偶発的なローブローがあったと判断し、回復のためにインターバルを取る。再開後も矢地が素早い出入りから左ストレートをヒットさせるなど攻勢を維持し、左ハイをガードの上から叩き込んで膝をつかせる場面も。美木はタックルで流れを切ろうとするが、矢地は背中はつけずに完全には寝かされない。記者採点は9-10で矢地。



 3R、スタンドで左のパンチをヒットさせていく矢地に対し、美木はテイクダウン狙いに切り替え、徹底してタックルにいく。矢地に尻餅はつかせるが、完全にトップをキープするには至らない美木。矢地がコーナーを背にして立ち上がり、それを美木がタックルでグラウンドに引き戻す展開が続く。残り1分を切ったところで矢地が立ち上がると、足をかけて逆にテイクダウンに成功。ハーフガードからパスしてサイドについたところで試合終了のゴング。記者採点は10-10、トータルスコア29-30で矢地。判定は0-3で矢地に軍配が上がり、環太平洋のベルトを獲得した。
 
 一時の低迷を脱して初のタイトルを手にした矢地だが「本当は今日はKOで勝って、次は世界と言いたかったんだけど、しょっぱくなってすいません」と試合内容を反省しつつも、「(環太平洋の)ベルトにはあんまりこだわりないんで、すぐにでも世界戦やりたいです」と世界タイトル挑戦をアピール。バックステージでは「修斗のベルトを取ることが目標じゃないし、目指してるのはやっぱり海外、UFCなんで。チャンスがあれば海外の選手、出来ればほんまもんのストライカーとやってみたい」と国際戦にも意欲を見せた。


第8試合 セミファイナル フェザー級 5分3R
△佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場/世界9位)
△井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/パンクラス・バンタム級(61.2kg)3位)
判定1-0(29-29/30-29/29-29)



 1R、井上はロー、佐々木は飛び蹴りを見せて相手を牽制すると、井上が先にタックルをしかけてテイクダウンを狙う。バランスを保ってディフェンスする佐々木に対し、シングルに切り替えてしつこくしかけ続ける井上。佐々木が飛びついて、引き込み気味に三角絞めを狙うが、防がれるとすぐに立ち上がってレスリングの攻防に戻る。ブレイクがかかり、佐々木が右ジャブで距離を作りながら、首相撲からの膝蹴りを浅くヒット。終了間際に佐々木がタックルに入り、テイクダウンを奪ったところでラウンド終了。記者採点は10-10のイーブン。
 2R、佐々木が右ジャブのヒットを増やしてスタンドでペースを掴み始め、そこから膝蹴りをヒット。井上をロープ際に下がらせたところでタックルに入るが、井上は体を入れ替えてタックルをしかけ返す。佐々木がアームロックをしかけながら上を取りかけるが、井上が潜りながらタックルに入りすぐに立ち上がる。佐々木は井上の右手をたぐったまま、飛び乗るようにバックにつくと今度はスリーパーに移行する。井上はこれを外すと、正対してタックルに入り、尻の下にクラッチを組み換えてテイクダウンを奪う。井上がトップをキープして細かいパウンドを入れたところでゴング。記者採点は10-10のイーブンも、差をつけるなら右ジャブでペースを掴みかけた佐々木のラウンドか。



 3R、佐々木が先に片足タックルをしかけてテイクダウンを奪うが、井上はすぐに立ち上がり、粘り強いタックルでテイクダウンを奪い返す。井上はコーナーに押し付けるようにしながら左のパウンド。佐々木がコーナーを背にして立ち上がり、そこからタックルでテイクダウンを奪うが、井上の動きを潰すのが精一杯で、寝技をしかける展開には持ち込めない。残り1分で井上がタックルをしかけながら立ち上がり、佐々木をコーナーに押し付けながら細かいパンチを入れる形で試合終了のゴング。記者採点はこのラウンドも10-10、トータル30-30でドロー。判定は1者が30-29で佐々木を支持するも、残りの2者は共に29-29をつけてドロー決着となった。
 
 
第7試合 フライ級 5分3R
×オニボウズ(総合格闘技ゴンズジム/世界2位)
○正城ユウキ(クロスワンジム湘南/世界4位)
判定0-2(28-30/28-30/29-29)



 1R、正城は右ロー、ショートフックからタックルでテイクダウンを狙っていくが、オニボウズはこれをアームロックをしかけながらディフェンス。スタンドに戻るとオニボウズが右フックを振るっていくが、正城はコンパクトなパンチからタックルをしかけ、残り30秒でクリーンにテイクダウン。正城がパウンドを落とそうと体を起こしたところに、オニボウズが蹴り上げをヒットさせて印象を戻す。2Rも正城が右のショートで距離を詰めて何度もタックルに入り、オニボウズに攻撃の機会を与えない。ラウンド中盤に足払いからテイクダウンを奪うと、パスガードを狙いながらパウンドを落としていく。3Rもショートパンチからのタックルでオニボウズに強打を封じ、先手でタックルをしかけ続けて最後まで反撃の機会を与えず。判定は1者が29-29でドローとするも、残り2者は28-30で正城を支持して判定勝ちを収めた。
 
 
第6試合 バンタム級 5分3R
×越智晴雄(パラエストラ愛媛/世界2位)
○神酒龍一(CAVE/世界5位)
判定0-3(28-29/28-30/27-30)



 1R序盤は越智が右フックから返しの左フック、距離を詰めての左ボディと強打で攻勢に出るが、ラウンド終盤に神酒がパンチにカウンターでタックルに入りテイクダウンを奪うと、パウンドをまとめて印象を五分に戻す。2R以降は越智の右フックに、神酒が再三タックルを合わせてテイクダウンを奪い、そこからパウンドを落として優勢をキープ。試合終了間際に越智がフロントチョークで逆転の一本を狙うが、神酒が頭を抜いて防ぎ極めるには至らず、判定0-3で越智を下し、スプリットデシジョンで敗れた前回の雪辱を果たした。
 
 
第5試合 フライ級 5分3R
○室伏シンヤ(SUBMIT静岡/世界3位)
×山本辰哉(ノースキングスジム/世界10位)
2R 3'48" スリーパーホールド

 1R、室伏が右ローで先手を取ると、組みに来た山本から逆にテイクダウンを奪う。グラウンドになると、室伏がパスガードから足関節、スリーパー、腕十字と有利な体勢をキープしながらサブミッションをしかけ続けて山本を圧倒する。2Rもタックルでテイクダウンを奪うと、パスガードを狙いつつパウンドを落とし、山本が立ち上がろうとする動きに合わせてバックについてスリーパーに捕らえると、これががっちりと極まり一本勝ちを収めた。 
 
 
第4試合 フェザー級 5分3R
×ジャングル伊藤(シューティングジム横浜)
○根津優太(和術慧舟會東京本部)
2R 3'42" KO(グラウンドパンチ連打)

 根津が左右のロー、左フックと上下に攻撃を散らしてペースを握り、1R終盤には伊藤の蹴り足をキャッチして強烈な右ローをお見舞いして伊藤の右足を効かせる。2Rに入ると、根津が足払いでテイクダウンを奪い、パウンドをヒット。伊藤は何とか立ち上がるが、根津が再び足をかけてテイクダウンすると、マウントからパウンドを連打してレフェリーストップを呼び込んだ。
 
 
第3試合 ウェルター級 5分3R
×星野大介(総合格闘技津田沼道場)
○加藤忠治(リバーサルジム横浜グランドスラム)
判定0-3(29-30/27-30/27-30)

 加藤が蹴り足をキャッチしてからのテイクダウンを何度も決め、星野を立たせずにパウンドで削る。劣勢の星野は3Rになると前に出てパンチ、飛び膝で逆転のKOを狙うが、加藤はバックに回りこんでスリーパーでキャッチも奪い、フルマークの判定でウェルター級転向初戦を勝利した。

 
第2試合 ミドル級 5分2R
○ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸)
×瀬戸哲男(極真会館浅草道場)
1R 1'19" KO(右フック)

 開始すぐに組みにいったジャイアンだが、テイクダウンは奪えずに一旦離れたところで、ジャイアンの右フックがクリーンヒット。この一発で瀬戸は崩れ落ち、ジャイアンが豪快なKO勝利を挙げた。
 
 
オープニングファイト(第1試合) 2012年新人王決定トーナメント準決勝フェザー級 5分2R
×魚井 守(総合格闘技ゴンズジム)
○福島秀和(MMA修斗ジムBLOWS)
判定0-2(19-20/19-19/19-20)

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