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勝村、無敗王者上田から一本。戸井田×矢地は反則決着

The Way of SHOOTO 02 ~ Like a Tiger, Like a Dragon ~
2010年3月22日(月/祝) 後楽園ホール
 昨年修斗に復帰した勝村周一朗が、12戦無敗・世界フェザー級(60kg)王座3度防衛の強豪・上田将勝から変形のチョークで一本。キャリア11年にして初のタイトルを手にした。
  レポート&写真:久保与志


第9試合 修斗世界フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
×上田将勝(パラエストラ東京/王者)
○勝村周一朗(リバーサルジム横浜GRUND SLAM/世界6位・環太平洋2位)
2R 3'39" 一本 (スリーパーホールド)
※勝村が新王者に

 1R、勝村が右ローを出すだけで、大挙かけつけた勝村の応援団から大きな歓声が上がる。上田はミドル、ローと左の蹴りを上下に打ち分け、機を見て左ハイも出していく。お互いに有効打はあまりなく、ラウンド終盤に勝村が組みついてリフトアップするが、上田もギロチンで切り返しグラウンドにいったところでゴング。記者採点は10-10のイーブン。
 2R、上田は勝村の寝技を警戒してグラウンドの攻防を避けているのか、タックルのフェイントすら出さず、左ミドル、ローを散らしていく。上田の右フックがヒットして、勝村がロープまで後退するが、勝村は反動を使うようにカウンターでタックルに入る。上田は勝村の首をコントロールしてトップポジションを奪わせず、すぐにブレイクがかかる。



 ラウンドも中盤にさしかかったところで、勝村がパンチから組みつくと、自ら引き込むように下になる。勝村はラバーガードで上田の上体を固めると、上田が顔を上げたところで得意のニンジャチョーク(勝村オリジナルの変形フロントチョーク)に捕らえる。上田も何とか外そうとするが、勝村は好機を逃さず体勢を入れ変えて上になり一気に絞め上げる。逃げ切れない形で完全に極まり、上田がついにタップ。
 04年のマルコ・ロウロ戦に敗れて以降、ZSTやHERO'Sに活躍の舞台を移し、長らく修斗のリングを離れていた勝村。自らを「一度、修斗から逃げた人間」と称した男が、難攻不落と思われた無敗のチャンピオンを下して念願の修斗フェザー級のベルトを手にした。



第8試合 修斗環太平洋ミドル級王者決定戦 5分3R
○佐藤洋一郎(グレイシー・バッハ東京/環太平洋1位)
×カン・ジョンミン(韓国/ジンビルMMA/環太平洋5位)
1R 2'13" 一本 (フロントスリーパーホールド)

 前戦では優位に試合を進めながら、ジョンミンの左フック一発で逆転のKO負けを喫してしまった佐藤。この日は得意の右クロスもほとんど見せず、ガードを上げて丁寧に左リードを突いていく。ジョンミンは強引に距離を詰めて左フックを振るっていくが、佐藤はこれに合わせて左ミドルを当てていく。それでも前進を続けていたジョンミンだが、佐藤の左ミドルがモロにボディにヒットすると、露骨に嫌な顔を見せて後退。打撃戦を避けるようにタックルにいったところを、待ち構えていた佐藤にギロチンで切り替えされる。ジョンミンは何とか頭を抜こうと必死にもがくが、佐藤がさらに絞めつけタップした。
 ジョンミンへのリベンジを果たし環太平洋のベルトを手にした佐藤だが、この日発売されたSHOOTO NEWSによれば現ミドル級世界王者・青木真也の王座返上が確実とのことで、次戦は世界のベルトがかかったさらなる大一番となりそうだ。



第7試合 バンタム級 5分3R
○正城ユウキ(クロスワンジム湘南/世界5位)
×ジェシー・タイタノ(米国/グラウンド・フー・スパイク22/世界9位)
判定3-0 (30-25/30-25/30-25)

 1R、激しい打撃戦から正城がタイタノの右ローをキャッチしてテイクダウンを奪うと、上体を起こして強烈な右のパンチを何発も落としていく。タイタノは立ち上がることが出来ず、かなりの数のパウンドをもらってしまう。
 2R、正城がパンチで詰めたところ、タイタノの右フックがヒットして一瞬動きが止まるが、正城はすぐにタックルで組みついてテイクダウンを奪い上手くリカバリーする。タイタノが立ち上がってスタンドに戻り、正城が右インローをヒットさせると、タイタノの体が大きく流れる。手数の減ったタイタノに、正城は右ストレートをヒットさせてコーナーに釘付けにして連打をまとめる。
 3R、正城は右ストレート、右インローでタイタノを追い詰めると、再び連打を浴びせ、さらに首相撲に捕らえてボディに膝蹴りを入れていく。防戦一方となってしまったタイタノは、脇を刺して右手一本で投げてテイクダウンを奪うが、正城がすぐにめくって上になる。正城が何度も強い右のパウンドを落とし、タイタノをレフェリーストップ寸前まで追い込んだところで試合終了のゴング。KOこそならなかったものの、BJとも引き分けた難敵・タイタノを相手に3R通して攻め続け、ジャッジ3名とも5ポイントもの差をつける大差の判定勝ちで強さを印象付けた。


第6試合 ライト級 5分2R
○戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場/環太平洋8位)
×矢地祐介(KRAZY BEE/2009年ライト級新人王&MVP)
1R 3'45" 失格 (グラウンドにある相手の頭部への蹴り上げ)



 矢地がプレッシャーをかけながら距離を詰めたところ、戸井田が片足タックルで矢地の右足を捕らえる。矢地は堪えずに自ら引き込むと、すかさず三角、オモプラッタをしかけて下から煽っていく。戸井田はこれを凌ぐと、ハーフガードから冷静にパスガードを試みるが、矢地もパスを許さずすぐにガードに戻す。戸井田が体を起こして再びしかけようとしたところで、矢地の蹴り上げがモロに戸井田の顔面に入ってしまい、戸井田は後方にダウン。戸井田のダメージを重く、頭を起こすことも出来ずに担架で運ばれ、矢地の反則失格がアナウンス。ベテランとゴールデンルーキー、熱戦が期待された注目の一戦は後味の悪さが残るまさかの結末となってしまった。


第5試合 ウェルター級 5分2R
△パオロ・ミラノ(イタリア/パラエストラ東京)
△寿丸(秋本道場ジャングルジャンクション)
判定0-1 (19-20/19-19/19-19)

 1R、パンチの打ち合いから、パオロがコーナーに押し込んでボディに膝蹴りを入れる。両者離れて、寿丸がパンチで詰めたところをパオロが首相撲に捕らえて顔面に膝蹴りをヒット。首相撲を嫌った寿丸はタックルに行くが、パオロは首をコントロールしてがぶる。その後も、寿丸がパンチで突っ込んでタックルに行くが、パオロは巧みに首相撲の形に持っていき膝蹴りをヒットさせる。
 2R、パオロがジャブを突きながらタックルに行くが、すぐに切られる。パオロは左ジャブを突きながら、左ミドル、テンカオと蹴りを上手く使って試合をコントロールする。寿丸は右フックを振るいながらプレッシャーをかけ、ラウンド終盤にようやくテイクダウンに成功。パオロもすぐに立ち上がるが、寿丸がしつこくいって再びテイクダウンを奪い、細かいパンチを落としたところで試合終了。判定はジャッジ1名が寿丸を支持した0-1のドローに終わった。


第4試合 バンタム級[2010年度新人王決定トーナメント2回戦] 5分2R
×高野祥之(シューティングジム八景)
○ランボー宏輔(パラエストラ千葉)
判定0-3 (18-20/17-20/16-20)

 1R、ランボーが何度も高野をコーナーに追い込み、ガードの上からパンチをまとめる。高野はガードを固め防戦一方になってしまう場面が目立ち、パンチを被弾して左目が完全にふさがってしまう。2Rもランボーの攻勢が続き、高野は右目尻もカット。手数で押し続けたランボーが大差の判定で勝利した。


第3試合 ウェルター級[2010年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
×川村文彦(KRAZY BEE)
○鈴木淑徳(パラエストラ松戸)
1R 4'48" 一本 (アンクルホールド)

 川村がタックルでテイクダウンを奪うと、体を起こして強烈な左のパウンドを落としていく。鈴木が蹴り離し、不用意に立ち上がったところに左フックをまともにもらい、再びテイクダウンを許す。川村はコーナー際でパウンドを落としつつマウントに移行するが、鈴木はすかさず足を捕らえてヒールホールド。川村は立ち上がって足を抜こうとするが、鈴木はしつこく足を狙い続け、最後はアンクルホールドでタップを奪い大逆転の一本勝ちを収めた。


第2試合 フライ級[2010年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
×奥村修一郎(総合格闘技道場STF)
○佐藤“キューピー”友和(RJW G2)
判定0-3 (18-19/17-19/17-19)
※1R後頭部への加撃で佐藤に減点1

 1R、佐藤がテイクダウンを奪い、バック、サイドとポジションを変えながら腕十字をしかけるもキャッチには至らず。その後も、佐藤がテイクダウンからバックをキープしてパンチを落とすが、後頭部への加撃で減点されてしまう。2Rも佐藤が再三テイクダウンを奪うが、1Rの減点も影響してか思うようにパウンドを落とせず。それでも終始ポジショニングで圧倒して判定3-0で奥村を下した。


第1試合 ライト級[2010年度新人王決定トーナメント1回戦] 5分2R
△稲葉 聡(秋本道場Jungle Junction)
△中村憲輔(和術慧舟會A-3)
判定0-0 (19-19/19-19/19-19)
※優勢ポイント2-1で稲葉がトーナメント2回戦進出

 1Rは中村が再三タックルからテイクダウンを奪い、トップからパウンドを落として優勢に試合を進める。2Rに入ると、稲葉がボディ、顔面への膝蹴りで反撃。指が目に入ったか、中村がサミングをアピールするが、その間にパンチをもらってしまう。中村は何度かテイクダウンに成功するが、タックルに1Rのような力強さはなく、判定はドローとなり優勢ポイント2-1で稲葉が2回戦に進出した。

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