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KRAZY BEEの矢地祐介、ライト級新人王&MVP獲得

THE ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL
2009年12月13日(日) 東京・新宿FACE
  レポート&写真:久保与志


2009年度新人王決定トーナメント決勝戦



全階級の優勝者。後列中央がMVPの矢地

第6試合 ライト級 5分2R
○矢地祐介(KRAZY BEE)
×ジャックナイフ ツネオ(シューティングジム大阪)
2R 2'21" テクニカル一本 (レフェリーストップ:チキンウイング・アームロック)
※矢地が2009年新人王MVPを獲得

 1R、矢地が左ハイを放ってバランスを崩し、ジャックナイフがグラウンドでトップポジションをキープする。上からパウンドを落とそうとするジャックナイフに対し、矢地はオモプラッタ、腕十字と下から積極的にしかけてパウンドを許さない。ブレイクがかかりスタンドに戻ると、矢地は回転の速いパンチの連打でアグレッシブに攻めたてる。ジャックナイフもプレッシャーを受けながらも応戦し、カウンターの左フックが何度か矢地の顔面を捉える。残り時間僅かのところ、組みの攻防からジャックナイフが再びテイクダウンに成功するが、矢地が三角絞めに捕らえキャッチも入る。かなり深く入ってるように見えたが、ジャックナイフはゴングまで堪える。

 2R、1Rは組みの攻防でやや劣勢だった矢地が先にテイクダウンを奪う。ジャックナイフが矢地の足をつかみ、片足タックルをしかけながら立ち上がろうとしたところを、矢地がアームロックで切り返す。ジャックナイフも回転して逃れようとするが、矢地は腕を捕らえたままグラウンドに持ち込む。ジャックナイフの右腕が背中に回り、完全に極まっていると判断したレフェリーが試合をストップ。矢地が持ち前のアグレッシブな打撃に加え、鮮やかなグラップリングスキルも見せての見事な一本勝ちを収めた。
 矢地は新人王に加えて今年のMVPも獲得。これでKRAZY BEEは昨年MVPに輝いた田村一聖に続き、2年連続でのMVP受賞となった。


第5試合 フライ級 5分2R
×天風ゆうすけ(ピロクテテス新潟)
○ろん(柔術兄弟)
3R 判定0-3
2R 判定0-0 (若林19-19/菅野19-19/横山19-19)
※公式記録は引き分け

 1R、開始早々に天風がテイクダウンを奪うと、終始トップをキープし続け、ろんの下からのあおりも潰してコツコツとパウンドを落とす。ラウンド終盤にはマウントポジションから細かいパンチを当てて天風が優勢に試合を進める。
 2R、投げの打ち合いからろんが上を取ると、すかさずマウントを奪う。天風もすぐにガードに戻すが、ろんもハーフガードからパウンドを落とす。ろんがガードポジションから離れ、スクートの体勢から蹴りを放つと、天風は立ち上がり組み膝を入れていく。ろんはこれを嫌って引き込むように下になりブレイク。天風が再び膝蹴りから組み付き、テイクダウンを奪ったところで試合終了。
 判定はジャッジ3名とも19-19でこの日3度目の延長戦に。ろんがテイクダウンで先手を取ると、パウンドを落としながらサイド、マウントへと移行していく。ブレイクからスタンドに戻っても、天風に反撃の機会を与えずにテイクダウンを奪い、接戦を制して新人王の座をもぎ取った。


第4試合 フェザー級 5分2R
×越智晴雄(パラエストラ愛媛)
○吉田圭多(総合格闘技道場コブラ会)
3R 判定0-3
2R 判定1-0 (鈴木19-19/菅野19-19/横山20-19)
※公式記録は引き分け

 1R、組んで膝蹴りを入れていく吉田に対し、越智は右スイングフックを振るって圧力をかける。吉田がパンチをかいくぐりタックルで先にテイクダウンを奪うが、越智も吉田のタックルを潰して上になる。
 2R、吉田のタックルを切って越智がフロントチョークに捕らえるが、吉田はこれをこらえ頭を抜く。スタンドに戻り、越智の左フックがヒットすると、そのまま圧力で潰すようにグラウンドで上を取りパウンドを落としていく。その後も越智が右ロングフックを当てるなど優勢に進め試合終了。2Rは明らかに越智のラウンドだったが、微妙な展開だった1Rにジャッジ2名が吉田を支持し、1-0の判定でドローに。
 延長Rに入ると、吉田が手数で上回り始め、距離が詰まると組んで膝蹴りを入れていく。ラウンド終盤にはテイクダウンからマウントを奪取。そこから鉄槌、パウンドを落とすなど攻勢を印象付けて勝利を物にした。


第3試合 ウェルター級 5分2R
○松本光史(MASTER JAPAN)
×ジプシータロー(シューティングジム大阪)
判定3-0 (若林20-18/鈴木20-19/横山20-18)
※松本は2009年新人王技能賞を獲得

 1R、松本が積極的にタックルをしかけるが、ジプシーは首相撲のようにクラッチを組んで防ぎ、なかなかグラウンドに持ち込ませない。スタンドでの組みの攻防が続き、首相撲から膝を入れようとするジプシーに対し、松本はロープ際に押し込み、ボディにパンチを連打する。
 2R、松本が右オーバーハンドをヒットさせ、さらに組み付いてテイクダウンを奪いパウンドを落とす。松本は終盤にも右のパンチをヒットさせるなど優勢に試合を進め、3-0の判定勝利。新人王と共に技能賞も獲得した。


第2試合 バンタム級 5分2R
×大塚のぞみ(TEAM LOCKS)
○飛猿☆No.02(PUREBRED川口REDIPS)
3R 判定0-3
2R 判定1-1 (若林20-19/菅野19-20/鈴木19-19)
※公式記録は引き分け

 1R、大塚が何度かテイクダウンを奪うが、飛猿も下からオモプラッタ、腕十字をしかけ大塚にパウンドを落とさず、互角の攻防が続く。2Rに入ると、飛猿は大塚のパンチに徹底してタックルを合わせ始める。大塚はバックを取られながらもテイクダウンを許さず、飛猿は大塚の臀部に膝を入れていく。大塚が足をかけてテイクダウンするが、飛猿も下から煽ってすぐに立ち上がる。大塚の膝がローブローになり、再開すると飛猿が左フックを浅くヒット、さらにタックルに行くが、大塚はここでもテイクダウンを許さない。
 本戦の判定はドローで延長Rに突入。飛猿はしつこくタックルを仕掛け続け、何度かテイクダウンを奪うなど優勢に試合を進め、判定で新人王トーナメントを制した。


第1試合 ライトヘビー級 5分2R
○ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸)※鈴木“ジャイアン”貴裕 改め
×後藤高士(パラエストラ加古川)
1R 3'52" 一本 (スリーパーホールド)

 組みの攻防から後藤の投げでテイクダウンを奪いサイドにつくと、そこからマウントに移行してパンチを落とす。これを嫌ってバックを見せた後藤に、ジャイアンはすかさずスリーパーを極めて快勝。見事な一本勝ちで新人王の座を獲得した。

※2009年新人王敢闘賞はウェルター級新人王の佐藤洋一郎(グレイシー・バッハ東京)が獲得


通常のワンマッチ



第9試合 メインイベント ウェルター級 5分2R
○ガイ・デルモ(米国/TEAM BLAZE脇町/環太平洋9位)
×マテウス・イリエ・ネキオ(ブラジル/PUREBRED大宮)
判定3-0 (鈴木20-17/菅野20-18/横山20-18)

 1R、マテウスが引き込み気味にグラウンドに持ち込み足関節をしかけるが、ガイはディフェンスしながらパウンドを落とす。足関節からマテウスがスイープに成功するが、ガイはラバーガードで固めて下からパンチを入れる。ブレイクからガイがタックルで再びテイクダウン。マテウスは下からアームロック、腕十字をしかける。ガイはこれを潰すと、バックに回りスピニングチョークの体勢に。これはすぐに外れるが、トップをキープしてパウンドを落としていく。
 2R、マテウスの右のパンチが何度かヒットするが、ガイはかまわずコーナーに詰めてタックル。低い位置でクラッチを組みなおすと、こらえるマテウスをリフトアップしてテイクダウンを奪う。マテウスは下から三角をしかけるが、ガイはこれをしっかりと潰す。ガイはそのままトップポジションをキープして、試合終了まで鉄槌、パウンドを落とし続けて完勝。持ち前のレスリング力を活かして外国人対決を制した。


第8試合 フライ級 5分2R
×ヒートたけし(和術慧舟會RJW/世界6位)
○猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜)
判定0-3 (若林17-20/鈴木17-20/横山17-20)

 1R、猿丸が左フックで飛び込み、細かい連打でヒートを削っていく。ヒートはタックルを切られ、足元に潜り込んで引き込もうとするが、猿丸が一切寝技に付き合わず苦しい展開に。猿丸はスタンドの攻防に徹し、ヒートもテイクダウンは難しいと見たか打撃で応戦。ヒートのパンチもヒットし始める。
 2R、猿丸がカウンターの左フックから返しの右をヒット。ヒートが打ち合いを避けるように引き込むと、猿丸は上から強いパウンドを打ち込んでいく。ヒートはスタンド、グラウンドともにパンチを浴びて防戦一方に。猿丸は引き込むヒートに体を起こして強烈なパンチを落としていくが、ヒートの蹴り上げをもらって左目尻をカット。幸いストップにはならず。再開後も猿丸がパンチの連打で攻め続け試合終了のゴング。猿丸が打撃で圧倒し、大差の判定で世界ランカーを下した。


第7試合 フェザー級 5分2R
×根津優太(和術慧舟會東京本部)
○直撃我聞(PUREBRED大宮)
判定0-3 (鈴木18-20/若林18-20/横山18-20)

 1R、直撃は根津の右ミドルをキャッチしてテイクダウンを奪うと、時折体を起こしながら強いパンチを打ち下ろしていく。根津が蹴り放してスタンドに戻すが、直撃は飛び込んでの右フックから左ストレートのコンビネーションで追撃。直撃は組み付いて再びテイクダウンするが、根津は下からアームロック、ヒールホールドをしかけながら立ち上がる。根津は距離を取って右インロー、ハイ放っていくが、直撃のステップインしての左ストレートが何度かヒットする。
 2Rも直撃が距離を詰めて左ストレートをヒットさせる。根津もカウンターの左フックを当てるが、すぐに距離を詰められてしまい思うように蹴りが出せない。直撃は根津の右ハイをキャッチして右フックをヒットさせ、そのままテイクダウンを奪うなど付け入る隙を与えず。根津を下してフェザー級転向後の初白星をあげた。

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