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奥野×久米はドロー。寿丸が判定勝ち:8.30 名古屋

SHOOTO GIG CENTRAL vol.18
2009年8月30日(日) 愛知・名古屋 アスナルホール
  レポート&写真提供:木佐木昭


第7試合 ミドル級 5分2R
△奥野“轟天”泰舗(フリー/環太平洋5位)
△久米鷹介(ALIVE)
判定0-0 (鈴木19-19/草柳19-19/福岡19-19)

 1R、左ローから勢い良く胴タックルで攻める久米は、ぶちかましのような二度目の胴タックルで奥野の胴体にしがみ付き、立ったままバックに回る。奥野はサクラバロック(桜庭和志が得意とする、立ってバックを取られた状態で仕掛けるアームロック)で久米の腕を奪うと、腕を捕らえたまますかさず久米と向き合って極めを狙うが、互いに倒れ込む最中、久米はサイドポジションに回ってサクラバロックを逃れる。久米はサイドから奥野のボディに膝蹴りを2発、さらに 2発撃ち込み、奥野は鉄槌をもらいながら久米が鉄槌を打った際にできる空間を見逃さずクロスガードを作る。そして休まない久米がガード内から強烈な右パウンドを放つと、奥野はパウンドをガードしながら立ち上がって逃れようとするが、久米はここでも休まずタックルで組み付き奥野をコーナーへ押し込む。
 1Rの試合時間が半分経過、左四つ組みの状態から奥野は体を返して逆に久米をロープに押し込み、離れて距離を取ると前蹴りでで牽制。それを厭わない久米は組み付きに行き、組むとコーナーへ押し込むが、奥野は久米の体を押して組み合いから逃れる。そして互いにジャブを一発ずつ空打ちすると、そこから久米が右フックを当て、焦ったのか奥野がやや離れた距離から右、左とフックを空振りし、久米は右ストレートで更に攻め込む。攻撃の手を緩めない久米は胴タックルで奥野をロープに押し込むが、ロープにもたれて耐える奥野は倒されてもすぐ立ち上がり、その奥野の立ち上がり際に久米はまた立ったまま奥野のバックを取る。奥野は奇声を発しながらロープに自分の体を預けてバランスを取ると、またサクラバロック。これは久米が警戒し二度目はかけさせないが、奥野は回って向かい合い、互いに離れるとフックの打ち合い。しかしここでゴング。
 久米が優勢に試合を進めたが、最後のフックの打ち合いで負傷したのか左こめかみから出血が見える。

 2R、いきなり奥野が左フックをクリーンヒットさせる。しかし久米はパンチを怖れず組み付きに行って投げる。奥野は倒れそうになりながらも耐え、離れると今度は久米が左フックを当てる。奥野は「効いてない」とアピールするかのようにノーガードになってまた奇声を発するようになり、挑発された久米はパンチの打ち合いに応じる。奥野の奇声とミドル級二人の激しいフックの打ち合いに会場の空気は一気に熱を帯びる。右ストレートも当てた久米はフックの打ち合いからタックルに転じるが奥野は耐えて、コーナーへ押し込まれながらもなんとか離れて距離を作ると右ミドルを久米の左脇にぶつける。ダメージを負いながらも久米はタックルに行き、奥野が耐えると、久米はまた立ったままバック取りへ。
 久米は足を使って奥野のバランスを崩すと、コーナーに背もたれながらグラウンドへもつれ込んでバックを奪う。試合時間はあと半分、久米がじっくり極めに行くには十分な時間があったが、奥野はチョークで攻められる前にすぐ向き合って難を逃れる。奥野はクロスガードに閉じ込められながらコツコツ鉄槌を打ち続ける。出血のおびただしい久米の顔面を気にしたレフェリーがそこで一旦試合が止めるとドクターチェックが入るが、「問題ない」とすぐ再開。
 クロスガード内から鉄槌とパウンドを打ち分ける奥野。ハイガードにし、コツコツと下から鉄槌を当てる久米。ここに来て完全な優位を物にした奥野は、久米に蹴り剥がされてもすぐ体を密着させてパウンドを連打。残り時間30秒も奥野はひたすら殴り続けて試合は終了。2Rは奥野がポイントを取ったものの、1Rの失点が響きドローに終わった。


第6試合 ウェルター級 5分2R
×梶田高裕(グラップリングシュートボクサーズ)
○寿丸(秋本道場Jungle Junction)
判定0-3 (鈴木19-20/草柳19-20/福岡18-20)

 1R、梶田は左ロー2発を打つと左ハイ、と左の蹴りで試合を始める。ローの蹴り合いから梶田は左ミドル3発で更に攻める。寿丸は梶田の蹴りの間合いを避けるように遠めからのワンツーをガードされながらうまく距離を詰めて胴タックルで組み付きに成功し、コーナーへ押し込み、左四つから梶田の左太ももに膝蹴りを入れる。梶田もコーナーを背にしながら懐に空間を作り、寿丸のボディに右膝蹴りを打ち返す。しかしそれ以上の展開は続かずブレイク。
 梶田の左ハイ2発をガードした寿丸は右ローを蹴るが、梶田に左フックを返される。寿丸は梶田が打撃オンリーの攻めで来ることを信じてなのか、癖の無い綺麗なワンツーをお返し。梶田はキック、寿丸はパンチで試合が作られる。打ち合いから一旦距離が置かれた後、梶田の2発目の右ローがローブローとなってしまい試合は一時中断。
 再開するとローの交換から左フックの交換。梶田は左ハイ、フック連打と、寿丸にガードされることもありながら怒涛の攻めを見せる。寿丸はたまらず組み付きコーナーへ押し込むが、右四つから梶田は体を返す。コーナーでの組み合いで両者一旦落ち着くが、離れて打撃の間合いになった瞬間、パンチの打ち合いから寿丸の左フックが梶田の顔面を完全に捕らえる。梶田は目を泳がせながらストンとダウンし、寿丸はすぐさま梶田のバックを奪いチョークの形を作った瞬間ゴング。

 「もしまだあと5秒あったら・・・」という、まさにゴングに救われた梶田だったが、椅子から立って2Rに向かう梶田の足もとはおぼつかない。

試合後、大漁旗を掲げる寿丸陣営
 2R、攻め急ぎたいであろう寿丸だが、梶田は左ハイと左ミドルで先制する。寿丸は組み付いて、踏ん張ることのできない梶田を簡単に倒すとハーフからボディパウンドを打ち続ける。梶田は何度も立とうと試みるが、寿丸の圧力が上回り、上から寿丸が殴り続けるという時間が長く続く。梶田は何発も殴られながら寿丸の右足を抱いて立ち上がってテイクダウンを狙う。梶田は粘って立ったままバックに回るが、寿丸はロープから頭を出して、胸をロープに乗せてバランスを取って梶田に攻めさせない。
 ブレイク後、打ち合うも互いにガードが固い。残り40秒を切って梶田は息を吹き返したように首相撲から寿丸のボディに膝蹴りを連打し、離れても右フックを当てて更に首相撲から膝蹴り連打。
 しかし、試合全体を優位に進めた寿丸に軍配が上がった。


第5試合 バンタム級 5分2R
─坂元寛史(NASCER DO SOL)
─佐藤ハヤト(パラエストラ松戸)
坂元の計量失格


第4試合 フライ級[2009年度新人王決定トーナメント2回戦] 5分2R
○ろん(柔術兄弟)
×岸本耕治(TKエスペランサ)
判定3-0 (鈴木20-16/草柳20-16/福岡20-17)

 1R、岸本の左ローから互いに組み付いてろんが投げるが、岸本は倒されそうになりながらすぐ立ってまた組み合う。岸本はコーナーへ押し込んで太ももへの膝蹴りから離れ際に右フック、そしてタックルからテイクダウンでハーフに。岸本はボディパウンドを打ちながらろんに立たれ、すぐ組み合いになると外掛けでテイクダウンされ、逆にマウントポジションを奪われてしまう。ストップドントムーブから再開すると、ろんはパウンドをうまく当て、岸本は殴られながらクロスガードまで持ち直す。すると岸本は下から腕十字を仕掛け、ろんは腕を捕られながらも落ち着いてバスターを二度繰り返して技を解く。ろんはガード越しからもパウンドを当て続けながら、ハーフ、サイドまで抜けるが、岸本はサイドを取られそうになりがら立ち上がる。だが、ろんはすぐ首相撲で岸本の頭を捕らえ、岸本の体に膝を浴びせてすぐにゴング。

 2R、ろんは打撃を見せて組み付くと投げるが、岸本は投げられながら下から腕十字を掛ける。ろんは腕十字をしのぎながらフルガードに守られてしまうが、ここでもうまくパウンドを当てながらパスガード。腕十字を仕掛け鉄槌も浴びせ、ボディへの膝蹴りもあるろんの攻勢に岸本は動きを止めるシーンが次第に目立ち始める。ろんはサイドバックからバックを取りに行けないかわりに下に崩れ落ちながらもすぐさま柔術的な動きでスイープしてマウントを取るとパウンドを放つ。パウンドを嫌がった岸本は反転し、ろんはチョークをうかがいながら裏十字へと移行。これは完全に極まりそうに見えたが岸本はタップせず肘を動かし続け、腕を完全に伸ばされそうになった瞬間に脱出。しかし岸本にはもう体力が残っていない。岸本はリングにへたり込んだままろんに殴られ、ろんがガブって更にコツコツとパンチを連打させたところでゴングが鳴って終了。

 この試合に勝利したろんは、10月25日の修斗名古屋大会で森道楽(ナセルドソル)と新人王決定トーナメント準決勝戦で戦うことが決定した。


第3試合 グラップリング-ネイキッド ライト級 5分2R
×エダ“塾長”こうすけ(PUREBRED京都)
○木部 亮(スプラッシュ)
ポイント1-10 (1R 0-4/2R 0-6)
※2R、消極的試合態度で木部に減点1(=エダに加点1)

 1R、互いに両手で組み合う時間が少し続くと木部はアームドラッグから江田の左足に片足タックルを仕掛けテイクダウン。江田はハーフガードで守りながら木部の腕を掴みアームロックを仕掛けるが、木部のガードが強くなかなか極まらない。江田がアームロックを一瞬極めそうになったが、木部はその極めの瞬間にパスを狙いながら腕を抜く。その後、木部はパスガードに成功するも江田はハーフに戻し、江田の強い左膝のガードに木部は攻めあぐねる。パスガードの攻防から木部はアキレス腱固めを仕掛けるとこれにキャッチポイントが入り、なんとかそれを逃れると江田も足関節を狙う。木部が江田の足関をしのぐと江田はハーフで守りに入る。残り時間が少なくなると木部は強引にフロントチョークへ行き、そしてゴング。

 2Rに入ると江田は木部を中心に回る。江田は後ずさりするように左右に動き、木部が前に出て来た瞬間に片足タックルへ。それと同時に木部はフロントチョークをかけて倒されながら引き込み、江田の首を制してスイープ。江田は首を防いでハーフで守ると、やはり左膝の利きが強く木部は1R同様攻めあぐねる。しかし江田も守りに専念するしか道がない。江田は一旦クロスガードに変え、木部がクロスを割ってパスしようとした瞬間、江田は膝十字へ。木部は座って膝を抜くと、江田はまたハーフガードに。ここでブレイクが入り、木部に「消極的」と減点1を与える。この減点に不服だったのか木部はここから火が付き、スタンドで組み合うとすぐさまテイクダウンし、パスガードするとマウントポジションまで奪い、極めを狙うも時間が足りずに終了。
 極めにこそ至らなかったが結果木部がポイントで圧勝した。


第2試合 アマ修斗 フェザー級 3分2R
○松原裕樹(総斗會三村道場)
×森賀陽介(総合格闘技道場コブラ会)
1R 1'54" 腕ひしぎ十字固め

第1試合 グラップリング-ネイキッド(非公式戦) 58kg契約 3分2R
○橋本真吾(ALIVE)
×李 相寿(トラスト柔術アカデミー)
1R 0'20" アキレス腱固め

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