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RENA、TKO勝ちでSB世界王座初防衛。MIOが48kgトーナメント優勝:7.7 豊洲

Girls S-cup 2016 ~七夕ジョシカク祭り~
2016年7月7日(木) 東京・豊洲 PIT
 大晦日のRIZINでMMAに初挑戦し注目度の高まったRENAが、ホームリングに戻りSB女子世界フライ級王座の初防衛戦を行い、東欧のポーランドの選手のボディを攻め3R TKO勝ち。RENAの後輩・MIOは、Union朱里に苦戦しながらも48kg4人トーナメントを制し、MMA 3戦目の村田夏南子はオランダのキックボクサーを77秒で仕留めた。
  レポート&写真:井原芳徳


第7試合 SB女子世界フライ級(51kg)タイトルマッチ 50kg契約 3分5R(無制限延長R)
○RENA(シーザージム/王者/50.0kg)
×クラウディア・パウィカ [Klaudia Pawicka](ポーランド/GMTジム/挑戦者、WAK-1F女子世界フライ級王者/49.45kg)
3R 1'42" TKO (タオル投入:左膝蹴りで2ダウン後)
※RENAが初防衛

 8度目となるシュートボクシング夏の恒例イベント・Girls S-cup。主役・RENAは昨年8月のGirls S-cupで獲得したSB世界王座の初防衛戦。SB協会からの情報によると、挑戦者のパウィカは2012年にポーランド女子ムエタイフライ級王者となり、昨年はキック団体WAK-1Fの世界フライ級王者となっている。キック戦績は27戦21勝(9KO)4敗2分。13年に散打(中国武術の一種)のヨーロッパ大会で優勝し、リトアニアでMMAの試合にも挑戦しており、SB特有の投げ技、関節・絞め技への適応にも自信を示している。



 1R、リーチで勝るパウィカが右のロー、ボディストレートを当てる場面もあったが、RENAは崩れることなく、少しずつ距離感とタイミングをつかみ、左の前蹴り、ミドル等の蹴りを当てるように。終盤にはバックハンドブローの奇襲も決める。
 2Rに入ると、RENAがクリンチで背後に回ったところでチョークを仕掛け、SBルールならではの攻めでパウィカを脅かすと、離れれば左ジャブのフェイントからの右ローをクリーンヒット。パウィカはバランスを崩すと、次第に息が荒くなり、RENAは右ハイも当ててイケイケモードに。するとRENAは首相撲からの左膝をレバーに突き刺して動きを止めると、パンチラッシュからの左ボディでついにダウンを奪う。



 パウィカは立ち上がったが防戦一方で、3Rに入るとRENAがパンチの連打でさらにダウンを奪い、最後は左ボディ、左膝の連打で2度目のダウンを奪ったところでパウィカ陣営からタオルが投入された。
 初防衛戦に成功しマイクを持ったRENAは「今、シュートボクシングを引っ張りたい、女子格闘技を盛り上げたい、その一心で頑張っています。七夕ということで、皆さまが私の彦星様です。本当にご来場ありがとうございます」と話し、七夕のS-cupを締めくくった。





第6試合 Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016決勝 3分3R(最大延長2R)
○MIO(シーザージム/Girls S-cup 48kg日本トーナメント2015優勝/47.6kg)
×Union朱里(グラップリングシュートボクサーズ/SB女子ミニマム級(48kg)3位/47.85kg)
4R 判定2-0 (茂木10-10/津山10-9/若林10-9)
3R 判定1-0 (茂木29-28/津山29-29/若林29-29)

 去年大会に続き開催された48kgトーナメント。去年は日本トーナメントで、今年は台湾の1選手を迎え、アジアトーナメントと銘打って開催された。プレスリリースでは当日まで日本トーナメントと記されていたが、最終的にはアジアトーナメントが正しい表記となった。
 昨年の日本トーナメント覇者のMIOは、以降試合を行わず、今年6月、先輩のRENAを追うように大阪の及川道場を離れシーザージムに移籍。6月18日の浅草花やしき大会では移籍後初戦を行い、MISAKIとの打ち合いを制して判定勝ちした。今回のアジアトーナメントも一回戦でユリカGSBを順当に下し決勝に駒を進めたが、フルラウンドを使っての戦いとなり、反対ブロックのユリカの同門・Unionは一回戦で台湾のYURIを62秒でKOし、余力十分だ。



 決勝はその体力消耗の差が影響する展開に。1R、MIOがオーソドックス、Unionがサウスポーに構え、互いにミドル、パンチを当てるが、まだ僅差の状態。2Rに入ると余力とパワーで勝るUnionが首相撲でMIOを捕まえ、左膝をボディに当てると、MIOの表情が曇り、終盤には左ハイも当ててMIOを追い詰める。



 3RもUnionが首相撲からの膝蹴りでMIOを苦しめるが、攻め疲れを見せ始めると、MIOも底力を発揮して、終盤には右ミドルの連打で流れを変えると、右ストレートも当てて追い上げを見せる。
 結局、ジャッジは2者がドローで延長へ。ミドルの応酬となるが、左ミドルをもらって顔をしかめたのはMIOのほう。その後、Unionは前方への投げを放ち、高さが不十分でポイントにはならないが攻勢を印象付ける。だがUnionの消耗も激しく、MIOが終盤持ち直すと、右ストレートを当ててUnionを脅かす。ドローでも不思議ではないぐらいの接戦ではあったが、ジャッジ2者がMIOを支持し、MIOの判定勝ちになった。



 試合後のマイクでは「夢を語ってわがままを言って上京し、このベルトを取り戻し、ここからが格闘家人生のスタートです。ここからもっと頑張ります」と宣言。さらに「これから芸能界、アクション女優になる夢もかなえたいです」と新たな目標も口にした。

◆MIO「言い訳になりますけど、8か月ぐらい練習ができていない時期があって、不安が大きかったので、優勝できてホッとしています。メインのRENAちゃんみたいな圧倒的な勝ち方ができるようしっかりスタミナをつけたいです。
(アクション女優という目標について)小さい頃から芸能活動をちょこっとやっていて、格闘技人生が終わってからにもつなげられる活動をしていきたい、挑戦できたらいいなと思いました」




第5試合 RIZIN提供マッチ MMA 女子57kg契約 5分3R
○村田夏南子(フリー/57.0kg)
×イローナ・ワイマン [Ilona Wijmans](オランダ/マヌーフ・ファイト&フィットネス/56.95kg)
1R 1'17" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 村田は2012年のレスリング全日本選手権優勝者で、4月のRIZIN名古屋大会でMMAデビューしロシアの選手に判定勝ち。カリフォルニアでの6月4日(現地時間)のKOTCでのMMA 2戦目はアメリカの選手に3R TKO勝ちし、その後はアメリカに残りUFCファイターのリズ・カモーシェら女子選手が多く所属するサンディエゴ・コンバット・アカデミーで3週間練習を積んできた。対するワイマンはメルヴィン・マヌーフの弟子のキックボクサーでMMAには未経験だ。セコンドにはマヌーフがつく。

 試合はあっけなく決着がつくことに。開始間もなく、ワイマンが右のパンチを振って来たタイミングで、村田が胴タックルを仕掛けてテイクダウン。コーナー付近で上を制してパウンドを連打し、最後はサイドから鉄槌を連打。ワイマンは返す術を知らず、鉄槌をもらい続けて身動きを取れなくなったところで福田レフェリーがストップした。



 試合後、村田は「自分の力でRIZINを世界に広めたい」とマイクアピール。ワイマンもマイクを持つと、「4日前のオファーで準備不足でした。見ての通り怪我もしていません。今度はキックボクシングルールで対戦してください」と要求し、村田は苦笑していた。


第4試合 Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016一回戦 3分3R(延長1R)
○Union朱里(グラップリングシュートボクサーズ名古屋/SB女子ミニマム級(48kg)3位/47.85kg)
×YURI(台湾/アイアンボクシングジム/2013年台湾全囯總統盃ボクシング女子43kg級王者/48.4kg→48.0kg)
1R 1'02" KO (左膝蹴り)

 去年の日本トーナメントからアジアトーナメントにグレードアップした今回、唯一の外国人選手として台湾の選手が参戦したが、MIOの首を狙うUnionがサウスポーからの左の蹴りを序盤から連打して主導権を握り、三日月蹴りを効かせた後、首相撲からの左膝をボディに突き刺して、あっさりとマットに沈めた。


第3試合 Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016一回戦 3分3R(延長1R)
○MIO(シーザージム/Girls S-cup 48kg日本トーナメント2015優勝/47.6kg)
×ユリカGSB(グラップリングシュートボクサーズ名古屋/47.4kg)
判定3-0 (津山30-29/平30-29/若林30-29)

 MIOが1Rから左右のミドル、ロー、ジャブ、ストレート等を当て続けて主導権。ユリカも時折パンチとミドルを返すが、なかなか攻撃が続かず。2R終盤、MIOがパンチの連打でユリカを追い詰め好印象を残す。3Rはクリンチが増えて攻め手が乏しくなるが、MIOは危ない場面を作らず完勝した。


第2試合 Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016リザーブファイト 2分3R(延長1R)
○MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ豊橋/46.7kg)
×後藤まき(RIKIX/47.6kg)
4R 判定3-0 (若林10-9/津山10-9/平10-9)
3R 判定1-1 (若林30-28/津山29-29/平29-30)

 事前の発表と異なり、リザーブファイトとして行われたこの一戦。1Rの時間は2分と、本戦の3分よりも短い。MISAKIは6月の花やしき大会でMIOと好勝負を繰り広げた注目株。1R、パンチとミドルで手数多く攻めるのはMISAKIだが、後藤も伸びのある右ストレートを当て好印象。2R以降も後藤の手数は落ちず、3Rは右ミドルを立て続けに当てて勝利かと思われたが、ジャッジの評価は厳しく延長へ。それでもMISAKI優勢の流れは変わらず、右ミドルで後藤を吹き飛ばし、左ミドルも当てて、今度はしっかり差を印象付け勝利した。


第1試合 女子49kg契約 2分3R(延長1R)
○寺山日葵(TEAM TEPPEN/48.6kg)
×梅尾メイ(チームバルボーザジャパン/48.45kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

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