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鈴木博昭、宍戸大樹に判定勝ち:6.3 後楽園

SHOOT BOXING 2012 ~Road to S-cup~ act.3
2012年6月3日(日) 後楽園ホール
 SB日本ライト級(62kg)王者の鈴木博昭は、階級が上の宍戸大樹に判定勝ちし6連勝。試合後はKrush -63kg級王者の梶原龍児ら他団体強豪との対戦を熱望した。11月17日・両国国技館での開催が決まったS-cup出場を目指す鈴木悟は、前回準優勝のトビー・イマダのギロチンで一本負け。スーパーフェザー級(60kg)では歌川暁文が32歳・47戦目にして悲願の初タイトルを獲得した。
  レポート&写真:井原芳徳


第10試合 65kg契約 3分5R(無制限延長R)
×宍戸大樹(シーザージム/SB東洋太平洋ウェルター級王者)
○鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本ライト級王者)
判定3-0 (茂木50-48/津山50-48/北尻49-47)
※4R左フックで宍戸に1ダウン

 1R、サウスポーの鈴木がプレッシャーをかけ、スピードのあるパンチのコンビネーションを宍戸に度々叩きこんで主導権。階級が下の鈴木のほうがパワフルな攻めを見せる。だが宍戸も随所で右ミドルや右ハイをお返し。2Rに入ると鈴木の手数と圧力も落ち、3Rには宍戸が右のミドルと奥足狙いのローのヒット数を増やし、やや優位に立つように。




 だが4R序盤、鈴木の右フックで宍戸の動きが止まると、続けて放った左フックで宍戸が倒れ、大村レフェリーがダウンを宣告する。パンチをブロックしていた宍戸は、立ち上がって抗議したが聞き入れられず。その後も鈴木のパンチラッシュで攻めこまれたが、耐えぬくと終盤には右のミドルとボディストレートを当てて反撃。5Rもスピードを落とさず、膝蹴りも含めたボディ狙いで鈴木を苦しめ、持ち前の底力を発揮したものの、ダウンを奪うまでにはならず、惜しくも判定負けに終わった。



 インタビュースペースで宍戸は「鈴木は強かった。今まで自分もいろんなトップ選手とやってきたけど、彼らと遜色のないぐらいの圧力があった」と鈴木を称え、4Rのダウンについては「ダウンとみなされたのは自分の力不足。向こうの力が上回っていたんだと認めています」と語った。4連敗となってしまったが「これで終わったという感覚は無い。チャンスをまたいただけるのならもう一回頑張りたい」と再起を誓った。



 一方の鈴木はこれで6連勝。大澤、ウィッキー、リオンといったMMAの選手からの白星が多かったものの、数多くの立ち技系トップファイターと拳を交えている宍戸を破った今回の1勝の値打ちは大きい。試合後の鈴木は「同じライト級ならKrushの梶原龍児選手とやってみたい。ずっとホームリングでやらせてもらっていたけど、今度は他団体の強い選手とやらせて欲しい」とアピールした。シーザー武志・シュートボクシング協会会長は「今日は宍戸が完全に押されてたよね」と鈴木の強さを評価。鈴木「他団体の強い選手とやらせて欲しい」という言葉に関しては「どんどんやらせたいですね」と語り、「将来体が大きくなればS-cupでもやらせたい」とも話した。


第9試合 70kg契約 3分5R(無制限延長R)
○トビー・イマダ (米国/ビクトリーMMA/S-cup '10準優勝)
×鈴木 悟(Unit-K/バンゲリングベイ・スピリット/SB日本スーパーウェルター級王者)
2R 2'59" KO (タップアウト:フロントチョークスリーパー)



 鈴木は小柳ゆきの「愛情」をBGMにして登場し、リングイン前に激しく両腕を振り回すパフォーマンス。今やシュートボクシングの名物となりつつある。1R、左ジャブでリズムをつかもうとする鈴木に対し、トビーは頭を振って距離を詰めながら右のフックやアッパーをヒットさせる。鈴木も左ジャブの後に右のボディストレートをクリーンヒットさせるが、連戦の影響か、やや破壊力とスピードに欠ける印象だ。



 2Rもトビーが主導権。パンチを効かせた後、肩固めを仕掛ける。鈴木はバックドロップでシュートポイント2を奪うが、これでトビーはキラーモードに入り、首相撲からの膝蹴りを多用すると、鈴木をギロチンで絞り上げてタップアウト。直後にゴングが鳴るタイミングでのタップだった。




第8試合 59kg契約 3分3R(無制限延長R)
○ナグランチューン・マーサM16(及川道場/SB日本フェザー級王者)
×小島壮太(吉田道場/DEEPフューチャーキングトーナメント2011フライ級王者)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)

 マーサが右ロー、左ミドル主体で小島を1Rから苦しめる。2Rには右の飛び膝も2度当てて優勢を維持。ダウンこそ奪えなかったものの、最後まで小島に反撃の機会を与えず、格の違いを見せつけた。


梅野孝明引退エキシビジョンマッチ 3分1R
ー梅野孝明(シーザージム/元SB日本スーパーウェルター級王者)
ーアンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー)
勝敗無し

 首と三半規管の負傷で引退する梅野は、得意の豪腕フックを再三繰り出し観客を沸かせる。サワーは2度ダウンしてみせ梅野の最後に花を添えた。梅野は「小さい頃、格闘技をファンとして厳しい目で見ていました。自分が理想とする試合ができなくなったの引退を決めました。リングの上でもらった大歓声は一生忘れません」とファンにラストメッセージを送った。




第7試合 SB日本スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
○歌川暁文(U.W.F.スネークピットジャパン/2位)
×池上孝二(及川道場/3位)
2R 1'10" KO (右フックと左膝蹴り)
※歌川が新王者に



 両者は昨年10月に池上の地元の大阪で対戦し、池上が4R TKO勝ちしている。池上にとっては師匠の及川知浩、歌川にとっては師匠の大江慎氏が巻いていたベルトを巻くチャンスだ。歌川は1R、サウスポーの構えから左ミドル、ハイ、奥足狙いのローを的確にヒット。池上も左右のハイや右ストレートを返し、ほぼ互角の立ち上がりだった。
 だが2R、勝負は一瞬で流れが変わる。首相撲の攻防で、歌川が池上を突き放すと、ロープ際まで下がった池上に右フックをクリーンヒットしダウンを奪取。最後もフラフラの池上に右フックと左膝蹴りを顔面に連打し見事KO。サムライTVの「キックの星」で「いまどきの不良」という愛称で親しまれた歌川が、32歳・47戦目にして悲願の初タイトルを獲得し涙を浮かべた。




第6試合 SB日本スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
○藤本昌大(龍生塾/1位)
×伏見和之(シーザー力道場/2位)
判定3-0 (北尻49-47/和田50-47/津山50-47)
※藤本が新王者に



 両者は過去3度対戦し、藤本が2勝1敗と勝ち越している。1Rは静かな立ち上がりだったが、2Rから藤本が左フックを的確に当てるようになり主導権。3Rには打ち合いでも優位に立ち、首投げでシュートポイント1を獲得。4R以降も危ない場面を作らず、5Rにはさらにシュートポイント1を加え完勝した。




第5試合 Girls S-cup -53.5kg 一回戦 3分3R(無制限延長R)
○高橋 藍(シーザージム/SB日本女子フライ級王者)
×神風莉央(神風塾)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)



 1R開始早々、莉央の右の前蹴り一発で尻餅をついてしまった高橋だが、その後の右前蹴りには右ストレートを合わせてダウンを奪取。だが莉央も左ストレートを当てて、高橋の腰が落ち、スリリングな展開となる。2Rには高橋がフロントチョークでキャッチポイント1を獲得。その後も首相撲からの膝蹴りを連打し優位をキープしたが、3Rは単なるクリンチ状態になる時間が長くなり、ポイントを奪えず。大差をつけて判定勝ちをおさめたものの、高橋本人は悔しそうな表情のままだった。魅津希との決勝およびリベンジマッチは8月25日に東京・代々木の山野ホールで行われる。




第4試合 62kg契約 3分3R(無制限延長R)
×菅原悠次(シーザー力道場/SB日本スーパーフェザー級2位)
○小野島恒太(Combat Workout Diamonds)
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定1-0 (29-28/29-29/28-29)
※2R肘打ちの反則で菅原に減点1


第3試合 70kg契約 3分3R(無制限延長R)
○坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級2位)
×堀本祐介(フリー)
2R 1'52" KO (3ダウン:右ローキック)

第2試合 57.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
○石塚勇史(シーザージム)
×軽部 翼(総合格闘技GROW)
1R 終了時 TKO (ドクターストップ:左肘の負傷)

第1試合 63kg契約 3分3R(延長2R)
×浦野啓太(ストライキングジムAres)
○宮田隼児(フリー)
2R 2'17" KO (右ストレート)

オープニングマッチ2 JKS48トーナメント一回戦 48kg契約 2分3R(延長1R)
○城 侑沙 [たち・ゆさ](ストライキングジムAres)
×MARI(TEAM武装)
判定3-0 (30-28/30-27/30-26)
※3R前方への投げで城にシュートポイント1

オープニングマッチ1 JKS48トーナメント一回戦 48kg契約 2分3R(延長1R)
○eneos朱里 [エネオスあかり](グラップリングシュートボクサーズ)
×未知(志真會館)
判定2-0 (30-30/30-29/30-29)

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