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ボーウィー、トビー・イマダに判定勝ち:9.10 後楽園

東日本大震災復興チャリティーイベント SHOOT BOXING 2011 act.4 -SB172-
2011年9月10日(土) 後楽園ホール
 昨年S-cup準優勝の総合格闘家・トビー・イマダと、ムエタイ王者・ボーウィー・ソーウドムソンによる異色対決は、乱打戦でダウンの応酬が繰り広げられ、ボーウィーが判定勝ち。神村エリカとの大一番を控えているRENAだが、米国人選手との再延長戦の末敗れてしまった。
  レポート:井原芳徳  写真:久保与志


第9試合 70kg契約 3分3R(無制限延長R)
×トビー・イマダ(米国/ビクトリーMMA/S-cup '10準優勝)
○ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/WMC世界ウェルター級王者)
判定0-3 (津山26-28/和田26-28/北尻26-28)



 ボーウィーはSB5戦目にして、シュートボクサーの象徴ともいえるロングスパッツを初着用。1R、イマダは得意の投げを狙うが、ボーウィーはしっかり対処。右ローを当て、右フックを振り回す。
 2R、ボーウィーがノーガードで前に詰めて、右ローを当てるが、直後にイマダの左フックをもらってしまいダウンを喫する。しかしボーウィーはこれでスイッチが入った様子で、右フック、左ボディを効かせ反撃。イマダがパンチの連打で詰めて防御が甘くなった隙を突き、カウンターの右ストレートを当ててダウンを奪い返すことに成功。ポイントを五分に戻す。



 3Rもボーウィーは左フック等をヒットしてイマダを苦しめる。イマダも負けじとパンチで応戦したが、ボーウィーがカウンターの左フックで再びダウンを奪取。その後もパンチを当て続けて反撃を封じ、見事逆転勝ちを果たした。



 初のロングスパッツ着用でSBのメインを飾ったボーウィー。試合後はシーザー武志・シュートボクシング協会会長とツーショットになり、すっかりシュートボクサーの仲間入りという雰囲気だった。ロングスパッツの履き心地に関しても「裾を試合中に上げる必要うが無いので戦いやすかった」とコメント。次戦については「年内は休みたい。来年はどの選手とも戦う」と話し、11月5日・6日のSHOOT the SHOOTO出場には消極的だったが、年内引退は正式に撤回したことになり、もうしばらくボーウィーの剛腕を見ることができそうだ。


第8試合 女子49kg契約 3分3R(無制限延長R)
×RENA(及川道場/Girls S-cup '09 '10優勝)
○ジェシカ・ぺネ(米国/レイン・トレーニングセンター/USMAミニフライ級王者)
5R 判定0-2 (和田9-9/津山9-10/北尻9-10)
4R 判定1-1 (和田10-10/津山10-9/北尻9-10)
3R 判定0-1 (和田29-30/津山29-29/北尻29-29)



 総合の選手のペネだが、ロー、ミドル、前蹴りはキックボクサーの動き。懐が深く、うまく回って距離を取るため、RENAは攻めにくそうだったが、蹴り主体からパンチ主体に変えると、右ストレートがヒットしだすように。
 しかし2Rに入ると、ペネは組みついて投げを狙う場面が増えて、再びRENAは攻めあぐねる。終盤にはペネが首投げでシュートポイント1を獲得。RENAは劣勢に立たされる。
 3R、RENAが右ローを効かせ、ペネの動きが落ちるが、再三クリンチに捕まり倒しきれず。とはいえ1Rと3Rの攻勢がジャッジ1者ずつから評価され、延長に持ち込むことが成功する。



 だがその後もペネのクリンチで攻め手を阻まれ続け、再延長にまで突入。RENAが右ストレートを効かせ、ようやくチャンスをつかんだが、ペネに強引に組みつかれると、首投げでシュートポイント1を奪われてしまう。その後もRENAがパンチやミドルで攻勢だったが、十分に攻めきれず。11月のRISEでの神村エリカとの大一番を前に、苦い黒星を喫してしまった。シーザー会長も「噛み合わなかったね」と擁護したが、「パワーをつけないと海外勢は倒せない」と苦言。神村とペネではファイトスタイルは違うが、海外勢顔負けのパワーを誇る神村と対峙する上で、今回の内容は良い反省材料となりそうだ。


第7試合 SB日本スーパーウェルター級王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
×金井健治(シーザージム新小岩/1位・元王者)
○鈴木 悟(Unit-K/バンゲリングベイ・スピリット/2位)
1R 1'57" TKO (3ダウン:パンチ連打)
※鈴木が新王者に



 両者は昨年6月に対戦し金井が判定勝ちしているが、今回は鈴木が速攻勝負。開始しばらく、金井はパンチからロー、ローからパンチといった攻めで順調な滑り出し。しかし鈴木得意の左ジャブ連打を見て止まってしまうと、右ストレートをアゴに綺麗にもらいダウン。こうなると鈴木はイケイケで、右フックと左フックの連打で2ダウン目を奪取。最後は左ボディ、右の顔面への膝蹴りを豪快に当てた後、フラフラの金井をパンチの連打で押し倒すようにダウンさせ、見事TKO勝ちでタイトル奪取を果たした。ボクシングとSBでのダブル日本王座戴冠は史上初となる。

◆鈴木「ボクシングから飛び出して6年、キックボクシングやK-1にも行って、真っ暗闇をずっともがいていてきましたが、やっとベルトを巻くことができました。ボクサーは弱いと言われてきましたが、全てを背負って戦い、ボクシングは弱くないと証明できたと思います。これからはシュートボクシングで、鈴木悟の名が残るように、そして終わった後みなさんがいい酒を飲めるように、いい試合をしたいと思います」




第6試合 SB日本フェザー級王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
○ナグランチューン・マーサM16(及川道場/1位)
×崎村暁東(グラップリングシュートボクサーズ/2位)
5R 1'17" TKO (レフェリーストップ:左ミドルでダウン後)
※ナグランチューンが初代王者に



 新設されたフェザー級の初代王者を決める戦い。過去にナグランチューンが崎村に2度勝利している。1Rは両者慎重な出足だったが、2Rに入ると崎村が投げを狙ったり、バックキックを放ったりと、やや積極的に。
 だが3Rになると、ナグランチューンがこれまでコツコツと当て続けたローが効き目を発揮。右フックと左ローの連打で、スリップ気味ながらもダウンを奪うことに成功。4Rも右膝、右フックの連打をきっかけにラッシュを仕掛け、 左フックでダウンを奪う。崎村は鼻血を出して苦しそうだ。
 そして最終R、右フックと左ミドルの連打で崎村が通算3度目のダウン。ノックアウト気味に倒れながらも、崎村は立ち上がって構えたが、危険と判断したレフェリーがストップ。ナグランチューンがタイトル奪取を果たした。




第5試合 65kg契約 3分3R(無制限延長R)
○大澤茂樹(フリー)
×菅原勇介(TARGET/J-NETWORKスーパーライト級王者・RISEスーパーライト級1位)
判定3-0 (26-25/26-25/26-25)



 SB2戦目の総合格闘家・大澤と、初参戦のキックボクサー・菅原の戦い。1R、大澤は世界学生選手権を制したこともあるレスリングテクニックを活かし、豪快な首投げでシュートポイント1を先取。だが菅原が右のインローを効かせ、左フックでダウンを奪う。
 2Rも菅原が右インロー、左フックで大澤を苦しめるが、組めば力を発揮するのが大澤の強み。やや体勢が崩れながらも、ヘソより上に菅原を持ち上げてバックドロップを決め、シュートポイント2を奪取。これで勢いに乗ったか?カウンターの左フックでもダウンを奪い、ポイントを突き放す。
 3Rはさすがに大澤も体力を切らし、菅原のパンチをもらって苦しんだものの、決定打を与えず試合終了。SB初勝利をもぎ取った。


第4試合 63kg契約 3分3R(無制限延長R)
×菅原悠次(シーザー力道場/SB日本スーパーフェザー級5位)
○松花征也(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級4位)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)

第3試合 70kg契約 3分3R(無制限延長R)
○黒木信一郎(ストライキングジムAres)
×星野大介(津田沼道場)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27) 

第2試合 67kg契約 3分3R(最大延長2R)
○塩崎達也(シーザージム新小岩)
×CAZ JANJIRA(ジャンジラジム)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)

第1試合 60kg契約 3分3R(最大延長2R)
○石塚勇次(シーザージム)
×西村昌平(立志会館)
判定3-0 (29-27/29-27/29-27)

オープニングファイト 61kg契約 2分3R(延長1R)
○海保祐樹(SB佐倉)
×武井涼馬(シーザージム渋谷)
4R 判定2-1 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-1 (29-29/30-29/28-29)    

オープニングファイト 女子48kg契約 2分3R(延長1R)
○MIO(及川道場)
×明知真理子(U.W.Fスネークピットジャパン)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)          

オープニングファイト 55kg契約 2分3R(延長1R)
×江澤悠里(シーザージム)
○国本真義(MEIBUKAIキックボクシングジム)
1R 1'59" TKO (タオル投入:右フックでダウン後)

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