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2010年代に光明。梅野、元ムエタイ王者をKO

武志道 -bushido- 其の伍
2009年11月18日(水) 後楽園ホール
 プロ10戦全勝の新鋭・梅野孝明が初のムエタイ挑戦。ジョン・ウェインにも勝っている元ルンピニー王者・チョークディに序盤苦しめられたが、最後は剛腕で粉砕した。SB協会のシーザー武志会長は梅野に英才教育を施すべく、引退する魔裟斗の練習に派遣するプランを明かした。
  レポート&写真:井原芳徳


チョークディのハイキック
第9試合 メインイベント スーパーウェルター級 3分5R(無制限延長R)
○梅野孝明(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級王者)
×チョークディ・ポー・プラムック(タイ/元ルンピニー・ウェルター級王者)
3R 2'44" KO (右フック)

 開始すぐ、チョークディが伸びのある右ハイと右ストレートを立て続けにヒットさせ、梅野からダウンを奪う。しかしすぐダメージを回復したという梅野は、相手を左手でつかみながら放つ、右の大振りのフックの連打を効かせて挽回する。
 危険と判断した様子のチョークディは、度々ロープやコーナーを背負いつつ、左ジャブや膝を着実にヒットさせて梅野を翻弄するが、じわじわと体力を消耗。粘り強く前に出つづけた梅野が、3R残り1分、右アッパーを効かせると、右のフックの連打でついにダウンを奪取。最後は目の焦点が合わなくなったチョークディに、右フックを連打し豪快にノックアウト。場内は梅野の快挙で大歓声に包まれた。

梅野のアッパーチョークディがダウン

梅野を讃えるシーザー会長
 今年に入りベテランの緒形、宍戸が海外強豪相手に苦戦していたが、この梅野の勝利は、来年以降のSBの70kg戦線に光明をもたらすものとなりそう。大会後、シーザー武志・SB協会会長は、梅野に英才教育を施すべく、大晦日のDynamite!!で引退する魔裟斗の練習相手に派遣するプランを明かした。魔裟斗も谷川貞治K-1イベントプロデューサーも、先週の会見でサワー対策となるファイタータイプの日本人の練習相手を募っている。サワーは当然SBを背負って魔裟斗と戦うが、梅野も打倒サワーを目標に掲げており、魔裟斗と志は一致。梅野には2010年代のカリスマとなるべく、2000年代のカリスマの強さを体感してもらいたいところだ。

◆梅野「(マイクアピール)いろんな人の支えのおかげで勝てました。この感謝を忘れません。来年も梅野孝明は爆進します。(試合の感想)チョークディはフェイントが凄くうまかった。今日はたまたま勝てただけ。KOできたから40点ですけど、できなかったら10点ですね。(K-1 MAX参戦待望の声も上がると思うが?)K-1よりも来年のS-CUPに出たいです。アンディ・サワーとやりたいです」

◆シーザー会長「梅野はボクシングの日本チャンピオンと試合に向けてスパーリングをやって、結構いい勝負してたんだけど、試合になるとあのパンチになっちゃうよね(苦笑)。でもそこも含めて面白い選手。魔裟斗君も今年で最後だから、もしあれならスパーリングをやらせて、いいものを梅野にも吸収させたい。魔裟斗君にとってもアンディ戦に向けていい練習になると思う。アンディは看板を背負って行くと言ってた。それぐらいの気持ちで行かないと魔裟斗くんにも失礼でしょう。(梅野の来年のK-1 MAX日本トーナメント参戦について)本人は来年のS-CUPにこだわってるけど、チャンスがあれば面白い。うちも2月13日に後楽園大会があるから、悩むところですけど」

第8試合 69kg契約 3分3R(無制限延長R)
○金井健治(ライトニングジム/前SB日本スーパーウェルター級王者)
×堤 大輔(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級2位、元全日本同級2位)
4R 判定3-0 (津山10-9/鈴木10-9/北尻10-9)
3R 判定0-0 (津山30-30/鈴木29-29/北尻29-29)

堤のテンカオ金井の左フック

 堤がサウスポーから繰り出す細かいジャブや、左のテンカオとミドルに手を焼いた金井だったが、持ち前のパンチでラウンド終盤に巻き返して延長へ持ち込む。すると左右のアッパーを駆使しつつ、左フックを度々当て、堤を苦しめ勝利をもぎ取った。


パジョンスックの膝蹴り
第7試合 スーパーフェザー級 3分3R(無制限延長R)
×石川剛司(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級1位)
○パジョンスック・ポー・プラムック(タイ)
判定0-2 (鈴木30-30/津山29-30/北尻28-30)

 1Rは石川の出方を見て慎重だったパジョンスックだが、2R後半から、蹴り足をつかんでの右フックや、膝、ミドル等を当ててじわじわペースアップ。3Rには膝で石川の右目の上を切り裂き、膝をボディに何発も当てて石川を圧倒した。


激しく打ち合うレーナと藤野
第6試合 女子バンタム級 2分3R(延長1R)
○RENA(及川道場/Girls S-cup 2009優勝)
×藤野恵実(和術慧舟會GODS)
2R 終了時 TKO (ドクターストップ:鼻骨骨折)

 パンチ主体の攻防で、RENAが的確に右をヒット。2R序盤から藤野は鼻血を出し、ドクターチェックを受ける。その後もRENAが打ち合いでパンチを当てて主導権。最後はドクターストップでRENAが勝利を手にした。


V一のパンチがヒット
第5試合 女子51kg契約 2分3R(延長1R)
○V一 [ヴィーはじめ](MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ/Girls S-cup2009準優勝者)
×悦・センチャイジム(センチャイムエタイジム
4R 判定3-0 (津山10-9/鈴木10-9/茂木10-9)
3R 判定1-0 (津山30-29/鈴木30-30/茂木30-30)

 Vは投げを狙いつつ、接近戦で右フックをヒット。体格で勝る悦の膝に苦しむ場面もあったが、延長戦はやや優位に試合を進める。Girls S-CUPの時のようにシュートポイントは奪えず、持ち味は十分発揮できなかったが、きっちり勝利をもぎ取った。

第4試合 女子フェザー級 2分3R(延長1R)
○高橋 藍(シーザージム)
×HARUMI(BLUE DOG GYM)
2R 2'51" TKO (レフェリーストップ)

バックドロップを決めるロバーツ
第3試合 ヘビー級 3分3R(無制限延長R)
○アレックス・ロバーツ(米国/空柔拳会館/2位)
×岩下雅大(龍生塾/4位)
判定3-0 (鈴木30-25/津山30-25/大村30-25)

 ロバーツは1R、足を引っ掛けて岩下を倒してダウンさせ、バックドロップでシュートポイント2を奪い、2Rには肩固めでキャッチポイント1を獲得。以前に増してシュートボクサーらしい試合運びを繰り広げる。しかし打撃では岩下のパンチをもらって後退する場面がしばしば。マイクを持つと日本語で「1年半ぶりの試合なんで、練習してきたことができなかった。ごめんなさい」と観客に謝ったが、「来年はシュートボクシングのヘビー級のベルトを作ってほしい。私が初代チャンピオンになります」とアピールした。


第2試合 スーパーバンタム級 3分3R(無制限延長R)
○伏見和之(シーザー力道場/5位)
×村田大輔(ストライキングジムAres)  
2R 2'37" TKO (ドクターストップ:右まぶたのカット)

第1試合 フェザー級 3分3R(無制限延長R)
○高嶋龍弘(シーザー力道場)
×元貴(立志会館)
判定3-0 (30-29/3-29/30-29)        

[オープニングファイト]

第3試合 スーパーフェザー級 2分3R(延長1R)
○菅原悠次(シーザー力道場)
×西村昌平(立志会館)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第2試合 スーパーライト級 2分3R(延長1R)
○杉山健作(シーザー力道場)
×松花征也(グラップリングシュートボクサーズ/K-1 甲子園2009 70kg級中部地区代表)
判定2-0 (29-29/30-29/30-29)

第1試合 スーパーウェルター級 2分3R(延長1R)
○川地正倫(シーザー力道場)
×坂本優起(シーザージム)
4R 判定2-1 (10-9/9-10/10-9)
3R 判定1-1 (30-29/30-30/29-30)

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