Home > REPORTS > シュートボクシング > 藤本、伏見との新鋭対決制す

藤本、伏見との新鋭対決制す

ヤングシーザー杯 TOKYO 2009
2009年6月28日(日) 東京・新宿FACE
  レポート&写真:久保与志


第10試合 メインイベント スーパーバンタム級 3分5R(無制限延長R)
○藤本昌大(龍生塾/3位)
×伏見和之(シーザー力道場/4位)
判定3-0 (50-45/50-47/50-46)

 1R、ローを散らしながらパンチで前に出る藤本に対し、伏見はカウンター狙いの左フック、右クロスで迎え撃つ。藤本はしっかりとガードを固めて前進すると、左フックをヒットさせて伏見を後退させる。2Rに入ると、左フックから右ローに繋げるコンビネーションを出していく藤本。手数で伏見を上回りペースを握った藤本は、さらに右オーバーハンドも振るっていく。伏見もバックキック、バックブローを繰り出して反撃を試みるが、藤本のプレッシャーに押され気味の展開が続く。
 3R、藤本の右クロスで一瞬膝をついてしまいダウンを奪われた伏見。ダメージはほとんど感じられないが、ポイントを挽回しようと前に出たところを前蹴りで突き放されて、逆にローやパンチのコンビネーションをもらってしまう。4R、伏見は一発逆転を狙って縦肘でカットを試みるが、藤本はしっかりとブロックしてディフェンス。藤本は多彩なコンビネーション、左右のボディをヒットさせ、回転の速さで上回り伏見に手を出させない。5Rに入るとスタミナが切れたか、流石に動きが落ちた藤本だが、伏見の縦肘、投げも冷静にディフェンスしてペース握らせず。多彩なコンビネーション、回転の速い連打でペースを握った藤本が、完封に近い試合内容で伏見を下した。



第9試合 スーパーウェルター級 3分3R(最大延長2R)
○黒木信一郎(ストライキングジムAres)
×佐藤好宏(チーム09 / チームZST)
2R 2'10" KO (ボディへの膝蹴り)

 上下に蹴りを散らす黒木の攻めに佐藤は中々パンチの距離に入れない。佐藤は飛び込んで左右のフックを振るっていくが、首相撲に捕まえるとボディに膝蹴りをグサリ。たまらずダウンした佐藤は何とか立ち上がるが、再び首相撲に捉えられて膝を連打されるとこらえきれず2度目のダウンを喫する。
 2Rも佐藤は首相撲からの膝に対処しきれず、3度目のダウンを奪われる。佐藤は首相撲の展開から強引にパンチを当てて引き剥がすと、追撃の左フックをヒットさせて後退させる。一転、ピンチに陥った黒木だが、冷静に前蹴りで突き放すと、ボディに右のテンカオを突き刺してこの日4度目のダウンを奪う。佐藤はかろうじて立ち上がるが、ダメージの深さを鑑みてレフェリーが試合をストップした。


第8試合 スーパーバンタム級 3分3R(最大延長2R)
○尹戸雅教(立志会館)
×藍 寛之(総合格闘技GROW / チームZST)
1R 0'55" KO (右フック)

 藍が距離を測りながら左フックで飛び込んできたところに、尹戸が右フックを強打してダウンを奪うと、藍は立ち上がれずにレフェリーが試合をストップ。尹戸がファーストコンタクトで相手を倒し、1分足らずでの秒殺KOで勝利した。


第7試合 56kg契約 3分3R(最大延長2R)
○高嶋龍弘(シーザー力道場)
×元貴(立志会館)         
判定2-0 (29-29/30-29/30-29)

 1R、元貴が足を使いながら細かいパンチの連打、ローをヒットさせていく。高嶋は手数で押されるが、ガードを固めて前に出ながら右ストレートを放っていく。2R、プレシャーをかける高嶋の右ストレートに、元貴は左に回りながら左フックを合わせる。元貴は出入りしながら右アッパー、ローを当てていくが、高嶋はそれでも前進を止めず、右ストレートをヒットさせて逆に元貴を後退させる。3Rに入り、より一層圧力を強める高嶋は右ストレートを振るって距離を詰めると膝蹴りで元貴を追撃する。元貴も膝蹴りで迎え撃つが下がりながらの攻撃が目立ち、やや劣勢のまま試合終了のゴング。3R通じてプレッシャーをかけ続けた高嶋が僅差の判定で勝利を物にした。


第6試合 66kg契約 3分3R(最大延長2R)
×清水俊一(総合格闘技宇留野道場 / チームZST)
○MAKUΦ(西山ジム)
1R 1'35" KO (右フック)

 MAKUΦは細かいステップを刻みながら距離を詰めると、左リードから鋭い右ストレートをヒットさせる。MAKUΦのスピードに戸惑いも見える清水はミドルを返して反撃するが、MAKUΦの右オーバーハンドをまともにもらってしまいダウン。何とか立ち上がるが、フラついた様子を見たレフェリーがストップ。MAKUΦが軽快な動きで清水を翻弄し、見事なKO勝利を飾った。


第5試合 71kg契約 2分3R(延長1R)
×川地正倫(シーザー力道場)
○山崎貴文(マルプロジム)             
判定0-3 (27-30/25-30/26-30)

 山崎が回転の速い左右のパンチで川地を攻める。川地は何とか組み付いて投げを試みるが潰されてしまい、終盤には山崎のラッシュを浴びて防戦一方に。2Rに入ると、川地が前蹴りで突き放して、距離を作ってからパンチで迎え撃つなど互角の攻防を見せるが、3Rに右ロングフックでダウンを喫すると再び防戦一方に追い込まれ、左右のラッシュを浴びてスタンディングダウンを宣告される。山崎はその後も川地にパンチの嵐を浴びせ続け、KOこそならなかったものの大差をつけて判定で勝利した。


第4試合 59kg契約 2分3R(延長1R)
○菅原悠次(シーザー力道場)
×木滝諒栄(SB佐倉)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

 この日、プロデビュー戦を迎えた菅原は、若手主体のヤングシーザー杯の出場選手の中でも一際目を引く15歳。1R、木滝が左リードブローから右ロングフックを打ち込んでいくが、菅原もパンチを返して打ち合う。菅原はラウンド終盤には組んで投げを狙っていくが、これは木滝にしっかりと潰される。
 2R、徐々にリズムが掴めてきた感のある菅原は、右ショートアッパーから返しの左フックで木滝をグラつかせると、すかさず右ストレートをクリーンヒットさせてダウンを奪う。3Rも菅原が多彩な左リードから右ストレートを痛打して攻勢に出ると、カウンターの左ジャブストレートで鮮やかにダウンを奪ってみせる。木滝のダメージも大きく、デビュー戦でのKO勝利なるかと思われたが、その後投げにこだわってしまい、木滝に何とか凌がれて試合終了。菅原が2度のダウンを奪う大差の判定でデビュー戦を白星で飾った。

 15歳らしからぬテクニックを見せて、ヤングシーザー杯のMVPも獲得した菅原は「次はバッチリ倒して、会場全員立たせるような試合をしたいです」と力強く語った。休憩明けに菅原に記念品を授与したシーザー会長はマイクを持つと「若い人が夢に向かって頑張っている姿は感動を呼びます。本当は全員にシーザー賞をあげたいけど、この子が一番若いから(笑)」と、アグレッシブな好ファイトが続出した今大会の出場選手を労った。


第3試合 女子55kg契約 2分3R(延長1R)
×岡加奈子(立志会館)
○高橋 藍(シーザージム)          
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定0-1 (27-28/28-28/28-28)

 高橋がガードを高く上げ、前に出てワンツーを放っていくが、岡のカウンターの左フックを被弾してダウンを喫する。高橋はダウン後もダメージはほとんどなく、シャープなワンツーを中心に徐々に手数で高橋を圧倒していく。3R終了時の判定は1名が高橋を支持した0-1のドロー。1Rのダウンを挽回した高橋に対し、岡は延長ラウンド開始前からダメージの深さが伺える苦しい表情。高橋は延長に入るとワンツーだけでなく、右ストレートを上下に打ち分けるなど多彩な攻めを見せつけて試合を支配し、延長判定3-0でデビュー戦を勝利で飾った。

第2試合 ウェルター級 2分3R(延長1R)
○トオル(ストライキングジムAres)
×渡辺翔太(チームドラゴン)
4R 判定3-0 (9-7/10-7/10-7)                      
3R 判定1-0 (29-28/29-29/29-29)

 1Rは左ミドル、左ハイを的確に当てていった渡辺がペースを掴むが、トオルは2R中盤に組み付いてフロントチョークをしかけると、3Rに豪快な首投げでシュートポイント1を奪取する。本戦の判定は1-0のドローで延長戦に突入。トオルは左フックで渡辺をグラつかせると、クリンチにきた渡辺をバックドロップでマットに叩きつけてシュートポイント2を獲得。さらに首投げでシュートポイント1を加え、豪快な投げ技で序盤の劣勢を覆すシュートボクサーらしい戦いで延長ラウンドを制した。


第1試合 スーパーフェザー級 2分3R(延長1R)
○川上大樹(グラップリングシュートボクサーズ)
×船橋寛史(マッハ道場)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)

 川上が左ミドルを中心に蹴りを散らしてペースを握ると、3Rにはボディへの膝蹴りを再三ヒットさせて船橋をダウン寸前まで追い込み判定勝ちを収めた。

Home > REPORTS > シュートボクシング > 藤本、伏見との新鋭対決制す

 - PR - Martial World presents Gym Village

MW 水道橋・なんば・名古屋・博多の店舗へGO!

BoutReview Onlineshopなら5%ポイント還元!

Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

府中ムエタイクラブ
京王線「東府中」徒歩30秒
元世界チャンピオンが教えるムエタイ、キックボクシングジムです。 見学、無料体験歓迎!

さらに詳しく

Gym Village おすすめジム最新ブログ記事
now loading...

おすすめジム欄へのジム広告掲載について

ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書 二重作拓也・著

広告掲載について