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宍戸、S-CUP出場権獲得。緒形KO勝ち

SHOOT BOXING 2008 火魂(たまし)〜 Road to S-cup 〜 其の伍
2008年9月12日(金) 後楽園ホール
 11月24日 さいたまスーパーアリーナで開催されるS-cupの日本代表決定戦は、宍戸大樹が新鋭・金井健治を寄せ付けず完勝。K-1ファイターとの激突にも意欲を示した。前回06年のS-cup覇者・緒形健一は、オーストラリア人を華麗なカウンターパンチでKOし、好調をアピールした。 
第11試合 メインイベント S-cup 2008 日本代表トーナメント決勝戦 S-cupルール 70kg契約 3分5R(無制限延長R)
○宍戸大樹(シーザージム/SB日本ウェルター級王者)
×金井健治(ライトニングジム/SB日本スーパーウェルター級王者)
判定3-0 (北尻50-44/和田50-43/津山50-45)
※4Rパンチ連打で金井にダウン1、5R後方への投げで宍戸にシュートポイント2

 1R、宍戸はバックスピンや飛び膝や前蹴りを出しつつ、比較的手数は少なめだったが、2Rに入ると左ミドルのヒットを増やし、金井の表情を曇らせる。3Rになると左ミドル、膝。ボディブロー、右アッパー等で圧倒。4Rにはバッティングのダメージの影響もあったが、金井からパンチの連打でスタンディングダウンを奪う。5Rも宍戸のラッシュは止まらず。終盤にはバックドロップでシュートポイント2も奪い、大差をつけて完勝した。
 だが宍戸はS-CUP出場権獲得に満足せず「まだS-CUPのスタートラインに立てていない。今日の結果に浮かれず、自分をみつめ直してまた1から出直したい」と話し、戦いたい相手については「K-1の選手には借りがある。クラウスも出場候補に上がっているが、強い人と当ててもらえるのであれば、死に物狂いで戦う」と語った。


第10試合 70kg契約 3分3R(無制限延長R)
○緒形健一(シーザージム/S-cup 2006 王者)
×ジェイソン・スキャリー(オーストラリア/ジャブアウト/WKBF・WMTC豪州スーパーウェルター級王者)
3R 0'56" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)
※1R右フック、2R左フック、3R左フックでスキャリーに各1ダウン



 開始しばらく、スキャリーのパワフルなパンチと蹴りを防御した緒形は、1R終盤に右と左のワンツーでダウンを奪取。2Rにもスキャリーの左フックのカウンターで左フックを当て、ダウンを奪う。緒形のハイレベルなテクニックに、場内がどよめく。その後のパンチラッシュで仕留めきれず、スキャリーのパンチをもらう場面もあったが、緒形は一歩も引かず。3Rにもカウンターの左フックでダウンを奪うと、最後は左ジャブからのパンチ連打でスキャリーの右まぶたを割り、棒立ちにさせたところでレフェリーが試合を止めた。
 S-CUP前哨戦をパーフェクトな内容で飾った緒形。「今日のこの瞬間から、11月24日のS-CUPに向けて精進する」と、勝利に酔うことなく、次に気持ちを切り替えていた。



第9試合 SB日本スーパーバンタム級(55kg)暫定王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
×崎村暁東(グラップリングシュートボクサーズ/1位)
○えなりのりゆき(シーザージム/2位)
7R 判定0-3 (北尻9-10/鈴木9-10/津山9-10)
6R 判定1-0 (北尻10-9/鈴木10-10/津山10-10)
5R 判定1-0 (北尻50-48/鈴木50-50/津山50-50)
※えなりが暫定王者に

 体格で勝る崎村が、序盤から左ジャブ、左ミドル、投げ等で攻めつづけ主導権。4Rに入るとパンチの打ち合いが増えるが、えなりは流れをつかめず。5Rも崎村がバックスピンキックやパンチの連打でチャンスを作る。崎村が手数で圧倒したが、北尻ジャッジ以外の2名は評価せず。延長に突入しても、崎村が手数で上回るが、支持を得られない。7R、攻め疲れた崎村に対し、えなりが右膝、右ストレート等をヒットさせ、ようやく決着。えなりのこの闘いぶりを不甲斐ないと感じたのか、認定証を読み上げた師匠のシーザー武志会長が、愛弟子の頭をはたいていたのが印象的だった。





第8試合 60kg契約 3分3R(無制限延長R)
○石川剛司(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級1位)
×クレイジー・ヒル(バンゲリングベイ)
判定3-0 (大村30-28/津山29-28/平30-29)

 石川はヒルの投げを警戒し、1Rはヒット&アウェーで右ローと右ストレートを当てつづける。2Rになると組み付かれる場面が増えるが、投げは防ぎ、終盤に右の前蹴りをクリーンヒットさせてヒルに鼻血を出させるなど優勢。3Rもヒルの投げを封じ、判定勝ちをおさめた。



第7試合 58kg契約 3分3R(無制限延長R)
×ナグランチューン・マーサM16(及川道場/SB日本フェザー級1位)
○パジョンスック・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム)
1R 2'49" TKO (3ダウン:左ストレート)

 開始すぐ、ナグランチューンがローを当てた後、パジョンスックが左ストレートでダウンを奪取。しばらく耐えたナグランチューンだったが、終盤にも左ストレートで2ダウンを喫し完敗した。

第6試合 72kg契約 3分3R(無制限延長R)
○梅野孝明(シーザージム)
×鳥居 剛(U-FILE CAMP.com)
2R 2'37" KO

第5試合 60kg契約 3分3R(最大延長2R)
×藤原敬典(秋本道場Revo龍tion / チームZST)
○島田洸也(シーザー力道場)
判定0-3 (29-30/28-30/29-30)

第4試合 女子52kg契約 2分3R(延長1R)
○富田美里(シーザージム)
×藤井 惠(AACC)
判定0-2 (28-30/30-30/29-30)



 1R、藤井が左ミドルと蹴り足をつかんでの左ストレートをたびたび当てるが、富田も右ストレートをお返し。初の立ち技の試合の藤井は「手は動くけど足が動かなくなった」といい、2R以降は富田のパンチをもらって組み付く場面が増える。3Rには起死回生の投げを狙うが、ポイントにならず。終盤も攻め込まれ、判定負けに終わった。

◆藤井「総合(スマックガール)の試合が2回延期になって、何もできないのが嫌で、今回SBルールに挑戦させていただきました。負けたけどスッキリしていて、課題が見えました。パンチが手打ちになってしまい、上下に攻撃が散らせませなかったですね。(今後もSBに挑戦したい?)これからのことはまた周りとも相談して決めたいです。本職は総合なので、やっぱり総合の試合をもっとしたいです」


第3試合 55kg契約 2分3R(延長1R)
○伏見和之(シーザー力道場)
×岩崎秀雄(RKJライコンドー)
1R 1'44" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)

第2試合 65kg契約 2分3R(延長1R)
○鈴木博昭(ストライキングジムAres)
×原田ヨシキ(マッハ道場)
判定3-0 (30-27/30-27/30-28)

第1試合 55kg契約 2分3R(延長1R)
×畑山悟史(シーザージム)
○大沢豊慶(大村道場)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)

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