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泉浩、デビュー戦はKO負け。横田がライト級王座接近

戦極 〜第十陣〜
2009年9月23日(水/祝) さいたまコミュニティアリーナ
  レポート&写真:井原芳徳


泉の左フックがヒット
第8試合 ライトヘビー級 5分3R
×泉 浩(日本/プレシオス)
○アンズ・“ノトリアス”・ナンセン(ニュージーランド/ETK)
1R 2'56" KO (右ストレート)

 泉のセコンドには安生洋二と三崎和雄がつく。泉は試合前の予告通り打撃勝負にこだわるファイト。ゴングが鳴ると、ストライカーのナンセンが右のストレートとローキックでのコンビネーションで先手を取るが、泉は落ち着いてステップして距離を取ると、スピードのあるフックを振り回し、左のストレートでナンセンをぐらつかせる。
 総合デビュー戦としてはなかなかの立ち上がりだったが、次第にリズムをつかまれると、ナンセンの右ストレートでついにダウン。いったん立ち上がるも再び右をもらってダウンすると、パウンドラッシュでレフェリーストップ寸前の状態にまで追い込まれる。タックルでなんとか防御したが、スタンドに戻ると足元はフラフラ。梅木レフェリーが顔を覗き込み、ストップのタイミングを伺った直後、ナンセンの左右のストレートの連打がクリーンヒット。泉はコーナーまで吹き飛んでノックアウトした。

ナンセンのパンチで崩れる泉
 総合デビュー戦で厳しい打撃の洗礼を浴びた泉だが「打撃は良いところも悪いところもわかった。何回かいいのも当てることができた」と一定の収穫を得られた様子。次戦だが、戦極ではKO負けの場合、60日の出場停止となるため、早ければ大晦日の有明コロシアム大会となりそうだ。
 対するナンセンは試合後、「石井とやりたい」とアピール。バックステージで囲み取材に応じた石井は「戦極が盛り上がるなら。オファーがあれば考えます。でもかわいそうですね。彼はきっちり僕に押さえ込まれるでしょう」とビッグマウスを忘れなかった。


シウバの肩固め
第7試合 ヘビー級 5分3R
○アントニオ・シウバ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
×ビッグ・ジム・ヨーク(ニュージーランド/サイアムジム)
1R 3'51" タップアウト (肩固め)

 シウバがスタンドでプレッシャーをかけ、コーナーに詰めてテイクダウン。だがロープの外に出てブレイクがかかる。再びスタンドでパンチが交錯した後、シウバはロープに押し込んで再びテイクダウン。今度はドントムーブで中央に向きが変わり、攻撃しやすい状態になると、シウバはハーフから鉄槌。これで隙間を作って肩固めをガッチリと極めてタップアウト。盤石の強さを印象付けた。
 インタビューでは「戦極に指名された選手と戦う。あえて名前をあげろと言われれば、ジョシュ・バーネットのような強い選手とやりたい」と話した。大会を主催するのWVRの國保尊弘取締役は「本人からジョシュ戦を熱望された。両者の対決を早期実現させたい」と話している。


瀧本の膝蹴りが炸裂
第6試合 ウェルター級 5分3R
○瀧本 誠(日本/吉田道場)
×イ・ジェソン(韓国/CMA KOREA / TEAM POSSY)
判定3-0 (芹澤○30-30/小林30-28/松宮30-29)

 1R、瀧本がギロチン、ジェソンが腕十字でチャンス。どちらも寝技で見せ場を作る。瀧本は柔道の投げで度々ジェソンからテイクダウンを奪取。2R終盤には、四点膝でジェソンを痛めつけた後、ロープに詰めてのパンチと膝のラッシュで攻め込む。3Rはやや疲れてパンチをもらったものの、テイクダウンを繰り返し主導権をキープ。初代王座に向け、順当に勝利をおさめた。しかし國保氏は「一本かKOで勝って欲しかったので、大晦日の初代ウェルター級王座戦出場に関してはもう少し検討したい」と手厳しかった。


勝ち誇る横田
第5試合 ライト級 5分3R
○横田一則(日本/GRABAKA)
×ライアン・シュルツ(米国/チーム・クエスト)
1R 2'31" KO (右フック)

 スタンドで互いにフェイントを掛け合って様子見が続いた後、シュルツがタックルに行くが、横田がロープをつかんでしまい注意を受ける。スタンドの攻防に戻ると、横田の左ジャブのフェイントからの右のロングフックがシュルツのアゴに炸裂。ダウンしたシュルツに追い討ちの鉄槌を連打したところでレフェリーがストップした。
 マイクを持った横田は「戦極で初めてKOか一本で勝てた。タイトル戦が前回できなかったので、これが一歩になると思う。タイトル向けて頑張ります」とアピールした。國保取締役は「第十一陣(11.7 両国国技館)での光岡戦実現に向けて交渉を始めたい」と話している。


ファビオのパンチラッシュ
第4試合 ライトヘビー級 5分3R
×川村 亮(日本/パンクラスism/パンクラス同級王者)
○ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
1R 2'28" TKO (タオル投入:グラウンドパンチ)

 開始すぐからファビオが右ストレートと首相撲からの膝蹴りの連打で主導権。川村のタックルを潰して上になると、しはらくして川村が脱出したが、再びファビオはパンチラッシュ。ダウンした川村の立ち上がり際に顔面に膝を叩き込んだりと、猛ラッシュで川村をフラフラにし、最後はセコンドがタオルを投入。川村は2年ぶりのリベンジマッチも完敗に終わった。


ホーンバックルがとどめの膝蹴り一撃
第3試合 ウェルター級 5分3R
×ニック・トンプソン(米国/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
○ダン・ホーンバックル(米国/マクビカー・マーシャルアーツ・アカデミー)
2R 1'50" TKO (レフェリーストップ:パンチと膝の連打)

 1R、トンプソンがスタンドのアームバーでホーンバックルを捕らえるが、ホーンバックルは豪快に抱えあげてマットに叩きつける。それでもトンプソンはしばらく外さなかったが、ホーンバックルは脱出するとバックへ。スタンドに戻ると、サウスポーからの強烈な左ミドルでトンプソンを苦しめる。2Rに入ると、左ストレートでトンプソンの右まぶたをカット。ドクターチェック後、ホーンバックルが左右のストレートでトンプソンを後退させると、最後は左ストレートと右膝の連打で豪快にマットに沈めた。
 國保取締役は「ホーンバックル選手に大晦日のウェルター級チャンピオンシップの一枠を与えたい」とコメント。相手は未定で、今のところは瀧本は有力だが、大晦日での瀧本×郷野について國保氏は「ありえます」と話しており、カードの話題性も検討材料となりそうだ。


ドークセンと打ち合う佐藤だが...
第2試合 ミドル級 5分3R
×佐藤豪則(日本/Laughter7/パンクラス同級1位)
○ジョー・ドークセン(カナダ/チーム・エクストリーム)
2R 4'27" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 開始すぐ、ドークセンがパンチの連打で佐藤をダウンさせる。佐藤はタックルで難を逃れるが、ドークセンは下になっても腕十字を狙ってくる。2Rは佐藤がタックルで上になり、サイドポジションを奪う場面もあったが、なかなかその先の攻めにつなげられず。残り1分、和田レフェリーがブレイクをかけ、両者に「アグレッシブファイト」と注意すると、打ち合いでドークセンが佐藤を倒し、パウンドラッシュで試合をフィニッシュ。戦極初参戦の佐藤は外国人のパワーの壁に打ち砕かれた。


ロープの外に出た山田
第1試合 ライト級 5分3R
○真騎士(ベネズエラ/戦極育成選手/パンクラス同級王者)
×山田哲也(日本/しんわトータルコンバット / チームZST)
2R 1'11" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 山田が1R開始すぐ、オンブからバックを奪い、腕十字を仕掛けたり、下になっても腕十字を狙ったりと、得意の寝技で積極的に攻めるが、真騎士は全て反応し、マットに叩きつける等して脱出。2Rも上になると、山田の仕掛けを潰しつつ、パウンドを効かせる。すると山田は脱出した際、ロープの外に体が出てしまい、真騎士がボディパンチを連打したところで松宮レフェリーがストップした。


[オープニングファイト]

第3試合 戦極G!杯 3vs3日韓戦 ライト級 5分2R
○臼田育男(木口道場/'02 レスリング世界学生選手権グレコ66kg級3位、'08 修斗ウェルター級(70kg)新人王)
×ベク・ウヒョン(韓国/CMA KOREA / 大邱異種格闘技アカデミー)
1R 4'59" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 勝利した臼田について、國保氏は「きっちりKOで勝ってくれたので、次の第十一陣出場をオファーしたい。相手はイアン・シャファーを考えている」と話した。

第2試合 戦極G!杯 3vs3日韓戦 フェザー級 5分2R
○大澤茂樹(吉田道場 / 戦極育成選手/'08 レスリング世界学生選手権フリー60kg級優勝)
×キム・ギヒョン(韓国/CMA KOREA / Jon Fighter)
判定3-0 (20-19/20-19/20-18)

第1試合 戦極G!杯 3vs3日韓戦 バンタム級 5分2R
×小森亮介(吉田道場/'08 DEEPフューチャーキングトーナメント・バンタム級優勝)
○ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA / Team Blue Dragon)
判定0-3 (18-20/18-20/17-20)

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