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日沖・サンドロ・小見川・金原、フェザー級GP初戦突破

戦極 〜第七陣〜
2009年3月20日(金) 東京・代々木競技場第二体育館
 16選手が参加したフェザー級GPは一回戦。大会ポスターに単独起用された日沖発は持ち前の寝技で完勝し、対抗馬のパンクラス王者・マルロン・サンドロも奇抜なサブミッションで勝利をもぎ取った。二回戦は5/2の第八陣で行われる。

戦極フェザー級GP一回戦



第9試合 5分3R
○日沖 発(ALIVE/TKOフェザー級王者・修斗ライト級(65kg)世界2位)
×クリス・マニュエル(プエルトリコ/アメリカン・トップチーム)
1R 4'12" タップアウト (腕ひしぎ十字固め)

 マニュエルは08年3月のWECで大沢ケンジと引き分けている選手。日沖より階級が一つ下だが、リーチの長い日沖と並ぶと2階級分ぐらい差があるようにも見えてしまう。
 日沖はその体格差も生かしつつ、マニュエルを豪快にテイクダウンすると、ハーフ、マウント、バック、腕十字と、流れるような攻めで柔術黒帯のマニュエルを圧倒。腕十字は脱出されるが、すぐさましがみついて再びマニュエルをグラウンドに持ち込む。
 2度目のトライは完璧だった。今度はサイドからマウントに移ると、いったん再度に戻ってマニュエルの頭部に膝を叩き込み、それから再びマウントに戻ってパウンドのラッシュ、十分ダメージを与えてマニュエルの気持ちを潰した後、残り1分を切ったところで腕十字を仕掛けて快勝した。
 大会ポスターにも単独で抜擢された日沖が、期待通りの圧勝。試合後のマイクでは「僕が65kg日本人最後の砦となります」と堂々とアピールしてみせた。




第8試合 5分3R
×門脇英基(和術慧舟會東京本部/修斗ライト級(65kg)世界3位・前王者)
○ナム・ファン(米国/Ma Duアカデミー/EFWCライト級王者)
1R 3'09" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)

 寝技を得意とする門脇は、近年腕をあげている打撃でナムと打ち合う。互いにボディ打ちを有効に使い、門脇は左のストレートも当てる。だがナムは8歳から8年半クィンダォというベトナム流の空手を学び、黒帯を取得しており、打撃ではやはり門脇より経験豊富。何度か門脇をコーナーに詰めた後、左ジャブで門脇を後ずさりさせると、伸びのある右フック一発をアゴに叩き込み、門脇をダウンさせる。コーナーに倒れ込んだ門脇に、追い討ちのパウンドを仕掛けたところでレフェリーが試合をストップした。




第6試合 5分3R
○小見川道大(吉田道場)
×L.C.デイビス(米国/アメリカン柔術アカデミー/TFCフェザー級王者)
判定3-0 (小林30-28/木村30-28/礒野30-27)

 小見川は1R、序盤から差し合いの攻防を制して上になると、ハーフからサイド、マウント、バック、マウントと次々優位なポジションを取り、チョークと腕十字でチャンスを作る。2Rこそテイクダウン後に攻めあぐねて度々スタンドに戻されてしまうが、3Rは再び寝技で圧倒。デイビスの立ち上がり際にギロチンを仕掛けたり、終盤にマウントを奪う等して優勢をキープし完勝した。




第5試合 5分3R
○マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/パンクラス・フェザー級王者)
×マット・ジャガース(米国/チーム・ウルフパック/KOTC世界スーパーライト級王者)
1R 2'57" TKO (レフェリーストップ:スタンド状態での肩固め)

 1R、ジャガースの右フックのカウンターのタックルで上になったサンドロだが、リバーサルを許すとサイドから膝蹴りをもらってしまう。しかし再びリバースしてサイドを奪い返す等テクニシャンぶりを発揮する。
 2Rには再びタックルで上になると、ハーフガードから肩固めを仕掛け、ジャガースが脱出しそうになると立ち上がり際に脇の下の腕を差し込んでスタンド状態のまま肩固め。コーナーとロープもうまく使い、じわじわとジャガースを絞めて最後は失神。極められたままジャガースが前のめりで倒れたところでレフェリーがストップした。
 元々、柔術の名門であるノヴァ・ウニオンの選手は、シャオリンを筆頭に肩固めを得意とする選手は多い。リングをこのように使った極め方で、MMAの奥深さを感じさせてくれた。




第4試合 5分3R
○金原正徳(パラエストラ八王子 / チームZST)
×キム・ジョンマン(韓国/CMA KOREA / KTT)
判定3-0 (小林30-29/松本30-28/礒野30-27)

 金原は1R、出稽古先の掣圏会館で磨きをかけた右ローと右ストレートで攻勢。2Rも元から得意とする寝技を活かし、肩固めでプレッシャーをかけながらマウントを奪ってみせる。ジョンマンのギロチンにつかまり印象を悪くした局面もあったが、3Rも左ハイ、右ロー、寝てはマウントと、日本人との対戦経験豊富なジョンマンを圧倒した。




第3試合 5分3R
×石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場/修斗ライト級(65kg)環太平洋10位)
○ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA / KTT)
1R 4'29" タップアウト (チョークスリーパー)

 石渡がサウスポーの構えから右アッパーや右ローを当てるが、リーチと圧力で勝るチャンソンがパンチラッシュを仕掛けると後退。それでも打ち合いに応じ、ハイキックを当てたり、両手を広げて挑発したりと、イキのいいファイトで観客を盛り上げる。だが、打たれ強さで勝るチャンソンが連打で石渡を追い詰めると、一瞬の隙を突いてオンブになりチョークで一本。試合後マイクを持ったチャンソンは「生意気なことを言わせてもらいますが、もう少し強い相手と戦わせてください」と大口を叩いて見せた。




第2試合 5分3R
×山田哲也(しんわトータルコンバット / チームZST)
○ロニー・牛若(英国/チーム・トロージャン)
判定0-3 (小林29-30/松本29-30/礒野28-30)

 1R、山田はバックマウントを奪われるが、ふりほどくと足関で反撃。ラウンド終盤にはカニ挟みからの足関の奇襲にもトライする。だが2R以降は、度々牛若に上を取られて印象を悪くする。自分から引き込んで膠着してしまう場面も多く、総合デビュー戦は課題の多い内容に終わった。




第1試合 5分3R
×川原誠也(パンクラスP's LAB横浜/パンクラス・バンタム級1位)
○ニック・デニス(カナダ/ローニンMMA/KOTCカナダ・フェザー級王者)
1R 2'36" TKO (タオル投入:グラウンドパンチ)

 本来の階級が一つ下の川原に対し、デニスが右ハイを当ててダウンを奪う。川原のダメージは少なく、組み付いて難を逃れるが、その後もスタンドで首相撲につかまり膝を浴びる等劣勢。最後は左右のストレートの連打でダウンし、パウンドをもらい続けたところでセコンドからタオルが投入された。




ワンマッチ



第10試合 ライトヘビー級 5分3R
○キング・モー(米国/キングダム・オブ・メイヘム)
×川村 亮(パンクラスism/パンクラス同級王者)
判定3-0 (芹澤30-24/松本30-27/礒野30-27)

 モーが持ち前のレスリングテクニックを活かし、川村を軽々と抱えて何度も豪快にテイクダウンを奪う。しかし総合のキャリアが浅いこともあってか、グラウンドに持ち込んでバックを取ってから攻めあぐねる展開を繰り返してしまう。大会1週間前、ディーン・リスターとの練習中に左膝を痛め、試合中には右拳も負傷したことも災いし、終始優勢に試合を運ぶも、山場が無いまま試合終了。モーがMMA 4戦目で初の試練を味わった。

第7試合 ヘビー級 5分3R
×ジェームス・トンプソン(イギリス/ロンドン・シュート)
○ビッグ・ジム・ヨーク(ニュージーランド/サイアムジム)
1R 4'33" KO (左フック)

 トンプソンは恒例のゴング&ダッシュで場内を沸かせるが、ヨークは簡単にかわし、バランスを崩したトンプソンに右フックを当ててチャンスを作る。その後、トンプソンも左フックを当てる等して巻き返すが、ラウンド終盤にヨークがカウンターの左フックをクリーンヒット。トンプソンがダウンしたところで、すぐさまレフェリーが試合をストップした。

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