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三崎、接戦制す。吉田・ビュー・菊田も勝利

戦極 〜第三陣〜
2008年6月8日(日) さいたまスーパーアリーナ

 三崎和雄はUFC/WECで3勝1敗の実力者ローガン・クラークとの接戦を制し判定勝ち。メインでは吉田秀彦が2年ぶりの勝利を果たし、トラビス・ビューは藤田和之を粉砕。菊田早苗は念願の戦極初参戦初白星を飾った。
第8試合 ヘビー級 5分3R
○吉田秀彦(日本/吉田道場/107.5kg)
×モーリス・スミス(米国/モーリス・スミス・キックボクシング・センター/111.4kg)
1R 2'33" タップアウト (袈裟固め)

 スミスはゴングが鳴るとサウスポーの構えから右ローをヒット。吉田は「オーソドックスのビデオしか見てなかったので、サウスポーで戸惑った」というが、距離を取ってのハイキックをけん制しつつ、パンチを振りながら組み付いてテイクダウンに成功する。ロープ際の動きにくい状態だったが、サイドポジションから袈裟固めへ。これがガッチリ極まりスミスはタップ。吉田が無傷で2年ぶりの勝利をもぎ取った。


第7試合 ヘビー級 5分3R
×藤田和之(日本/Team Japan 藤田事務所/114.8kg)
○トラビス・ビュー(米国/エリート・パフォーマンス/109.5kg)
1R 1'24" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 スタンドの間合いの状態でのパンチ戦で、ビューの右フックが当たり、藤田が少しひるむ。既に足に来ていたようで、両者の右フックが交錯した際、どちらも当たらなかったが藤田がスリップ。ビューはすぐさま上からパンチを落とすと、鉄槌の連打で藤田の動きを止め、見事勝利を奪った。インタビュースペースでビューは「吉田とやりたい」とアピールした。


第6試合 ミドル級 5分3R
○三崎和雄(日本/GRABAKA)
×ローガン・クラーク(米国/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
判定3-0 (小林=三崎/大橋=三崎/松本=三崎)



 リーチで勝るクラークは、時折距離を詰めて左右のパンチを連打。だが三崎はうまくバックステップでかわすと、ローキック、左フック、右アッパーを的確にヒットさせる。2Rには左ローを起点にミドルやハイも放つ。クラークの前足に着実にローを当て、突進を防ぐ。

 ここまでポイントを取った内容だったが、3R、打ち合いで右フックをもらいフラッシュダウン。おおいかぶさってきたクラークにすぐさま腕十字を狙い、タックルでリバースに成功し、悪印象は最小限に食い止める。
 アリ猪木状態でブレイクがかかると、再びスタンドの打撃戦に戻るが、クラークが組み付いてテイクダウンに失敗すると、三崎が上に。最後は三崎がジャンピングの踏みつけを狙ったところで試合が終了する。
 3Rはピンチのあった三崎だが、2Rまでの貯金で辛くも判定勝ち。恒例となりつつあったマイクは無く、四方に礼をしてそのままリングを降りた。バックステージでもコメントは無く、足の状態を診てもらうために病院に直行した。


第5試合 ウェルター級 5分3R
○ニック・トンプソン(米国/フリースタイル・アカデミー)
×マイケル・コスタ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
2R 4'13" タップアウト (アームロック)

 コスタがパンチを振りながらタックルで突進すると、トンプソンはアームロックに捕まえつつグラウンドへ。腕十字を狙い続けるが、コスタが防御する。コスタが立ち上がり、猪木アリ状態となり1Rは終了する。
 2Rに入ると、コスタの右フックのヒットが増えるように。さらに左フックが当たると、トンプソンはワンタイミング遅れて後方に尻餅。コスタはパウンドで追い討ちをかけるが、トンプソンはリバーサル。寝技になれば数枚上手で、ハーフからサイドに移り、アームロックを極めてタップを奪い、逆転勝利を果たした。
 試合後はボクシングWBC世界フライ級王者の内藤大助がトンプソンに花束贈呈。大歓声を受け、「突然言われて何を言えばいいのか」と戸惑いつつ、「僕の試合もこれぐらい(客が)入ればいいのですが」と苦笑いしていた。


第4試合 ミドル級 5分3R
○菊田早苗(GRABAKA)
×クリス・ライス(英国/チーム・トロージャン)
1R 3'54" タップアウト (腕ひしぎ十字固め)

 菊田は2度目のタックルでテイクダウンに成功。ライスのギロチンを落ち着いて外すと後は一人舞台。ハーフからマウント、腕十字へとじっくり丁寧にポジションを移し、最後は腕を伸ばしきってタップを奪った。
 暖かい歓声を受けながらマイクを持った菊田は「やっとこのリングに出られた。今日は後がないつもりで上がった」と安堵の表情で語り、「年齢的にも勝負を賭けたい」と宣言した。


第3試合 ヘビー級 5分3R
×チェ・ムベ(韓国/チーム・タックル/115.1kg)
○マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシー・フュージョン/106.4kg)
1R 4'37" タップアウト (腕ひしぎ十字固め)

 ペジバーノは最初のテイクダウンではムベの脱出を許すが、2度目はムベがブリッジした隙を突き、ハーフからバックへ。フェイスロック、パウンドでムベを苦しめた後、残り時間を見計らいつつ腕十字を極め完勝した。セミファイナルで勝利したビュー同様、今後のヘビー級戦線のキーパーソンとなるだろう。


第2試合 ライト級 5分3R
○ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
×ジョルジ・マスヴィダル(米国/アメリカン・トップチーム)
2R 4'38" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

 スタンドで互いにカウンターを狙う展開が続いたが、1R中盤、マスヴィダルが右ストレートでダムをダウンさせる。ダムはすぐさまタックルで組み付き防御。ロープの外に出てしまいブレイクがかかる。その後は前半同様互いにクリーンヒットのないまま終了。
 2Rも同様の立ち技の展開。淡々とした攻防が続いたが、2R終了間際、ダムの右ストレートがアゴにクリーンヒットしマスヴィダルがダウン。ダムが上から追い討ちをかけようとしたところでレフェリーがストップした。
 逆転勝利のダムはリングサイドで見ていた五味に向け「尊敬しているあなたと戦いたい」とアピール。8月大会から開幕する五味挑戦権を賭けたトーナメント出場が決定した。
 マスヴィダルはレフェリーストップ直後、すぐに立ち上がってストップが早いと抗議したが聞き入れられず。WVRの國保尊弘広報は「またやったらどっちが勝つかわからないような展開だった。マスヴィダル選手は今後も戦極に上げたい」と話しており、枠が空けば滑り込む可能性もありそうだ。


第1試合 ライトヘビー級 5分3R
×高橋和生(日本/フリー)
○ファビオ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
2R 0'24" KO (右膝蹴り)

 1R序盤、ファビオの右フックでダウンした高橋だが、すぐに組み付いて上に。スタンドに戻ると激しいフックの応酬となるが、互いにクリーンヒットは無い。
 2R開始すぐ、ファビオの右ハイがヒット。ひるんだ高橋をパンチラッシュでコーナーに詰めると、最後は右膝をうまく頭に当てノックアウト。シュートボクセらしく最後は踏みつけでダメ押しした。

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