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裕樹、Hidekiとの防衛戦消滅。野辺広大と前哨戦ガチエキシ:1.28 後楽園

RISE 115
2017年1月28日(土) 後楽園ホール
 裕樹はRISEスーパーライト級(-65kg)王座の防衛戦を予定していたが、挑戦者のHidekiが計量クリア後にインフルエンザを発症し中止に。そこで急きょ、裕樹が次の狙いに定めるスーパーフェザー級(-60kg)ベルトを持つ野辺広大とのエキシビションマッチに。二人とも公式戦を意識した激しい打ち合いを繰り広げ、終了後には年内の対戦を誓い合った。
  レポート&写真:井原芳徳  中継・CS放送「スカイA」 Part.1 3/7(火)19時~ Part.2 3/19(日)22時~(再放送あり)


第9試合 メインイベント RISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
○裕樹(ANCHOR GYM/王者/64.7kg)
×Hideki(team gloria/3位/64.7kg)
不戦勝 (Hidekiの体調不良)
※裕樹が初防衛

 Hidekiは前日計量をクリアした後、体調を崩し、40度以上の高熱となりインフルエンザと診断され欠場。裕樹は急きょ、野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級(-60kg)王者)と3分2Rのエキシビションマッチを行うことになった。
 試合中止が発表されたのは、オープニングファイト3試合を終えた後。小川清史RISEコミッショナーと共にリング上に上がったRISEクリエーションの伊藤隆代表は「関係者が(開場時間の)5時ぐらいまで出れるか全力を尽くしましたが、出れる状態ではないと判断して、試合を停止しました」と説明した。インフルエンザはどんなに予防をしても、かかる可能性を減らすことはできても、ゼロにすることは困難だが、小川氏はHidekiの自己管理にも関わる問題と判断し、Hidekiへのペナルティを検討することを明かしている。(追記:2月7日、裕樹の不戦勝および初防衛と、Hidekiへの無期限のRISE公式戦出場停止処分が発表された)

 裕樹は今回のHidekiとの防衛戦が発表された11月の後楽園大会で、防衛後は再び60kgに下げ「僕自身が自分で動いて60kgを統一したい」と話していた。その後の試合で勝利した野辺は「さっきミスターRISEでしたっけ?が言ってましたけど、僕は次世代エースです。海を渡って世界タイトルに挑戦したいんで邪魔しないでもらえないですかね」とリアクションしていた。



 そのため今回のエキシは前哨戦の色合いが強いものに。最初こそ野辺は昨年8月に戦ってダウンを奪われた町田光の居合パンチの真似をして裕樹と観客から笑いを取っていたが、次第にミドルの強度と回転を上げると、裕樹も強烈な右フックと右ローで呼応。野辺の師匠で裕樹にKO負けした吉本光志トレーナーは「前哨戦と思ってしっかりやれ」と、興奮した様子で青コーナーから野辺に檄を飛ばす。
 3分が経過してインターバルに入ると、両者ともスネ当てを外し、実戦さながらの雰囲気に。両者とも1R以上に激しくパンチと蹴りの応酬を繰り広げる。野辺は急なオファーにも関わらず最後まで攻撃量を落とさず、次回3月5日のRISEのチャンヒョン・リー戦に向けての期待を高める形でエキシ終了。濃密な7分を終え、場内は暖かい拍手に包まれた。

 先にマイクを持った野辺は「11月に裕樹選手は僕のベルトを狙うと言いました。あれから僕は考え、裕樹選手は僕にRISEを任せて大丈夫なのか?と伝えたいのだと思いました。なので僕が挑戦を受けます。今日は前哨戦です。今年中には白黒つけましょう」と裕樹に呼びかける。さらに「今年は(那須川)天心君が対外的に活躍して、RISEが注目され、外敵が増えると思います。僕は外敵をかたっぱしからぶっ飛ばします。そしてRISEは那須川天心だけじゃないともう一度証明したいと思います。今年のメインイベントは僕です。3月5日、ここ、後楽園ホールでまたお会いしましょう」と力強くアピールした。

 続けて裕樹は「まず、野辺選手、ありがとうございました。言葉は正直出てこないんですけど」と話すと、言葉を詰まらせ、涙を浮かべ「1か月間、家族に迷惑をかけて、減量している中で娘に当たってしまったり…。ファンの方々には申し訳ないです」と話す。そして「野辺選手が今年中に勝負をつけようと言ってくれてうれしいです。ぜひとも今年中に、本気で打ち合いましょう」と話し、野辺と握手した。
 さらに裕樹は「最後に一言だけ。Hideki、お前はプロじゃない。今日この試合のためだけにファンの方が関西から来てくれました。仕事をすっぽかすというね。インフルエンザ、関係ないですね。対応できたと思います。交通事故ならまだしも。それをしてしまったHideki選手はプロじゃないですし社会人としても失格です。社会人としてのルールを、この大会が終わった後、しっかりと教えてあげたいと思います」と、Hidekiに対する怒りを表明した。




第8試合 セミファイナル ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
×直樹(BRING IT ONパラエストラ葛西/RISE 3位/62.9kg)
○一輝(OGUNI GYM/NJKFスーパーライト級3位、元NJKFライト級王者/63.0kg)
4R 判定0-2 (大澤9-10/小川10-10/豊永9-10)
3R 判定0-0 (大澤29-29/小川29-29/豊永29-29)

 直樹はデビュー戦では敗れたものの、以降は6連勝している新鋭。一輝は過去にKrushでも数多くの好勝負を見せて来た44戦目のベテラン。
 1R、直樹が右のミドル、膝蹴りをうまく当てて優位に試合を運ぶが、2Rに入ると一輝の最大の武器である右フックが炸裂し、直樹はひるむ。一輝はそこからパンチラッシュで攻め続け優勢に。3Rに入ると直樹も打ち合いで返すようになり、ほぼ五分で終了。試合は延長にもつれ込む。



 延長Rも激しい打ち合いとなるが、5Rの戦いにもNJKFで慣れている一輝が、持久力で上回り、右フックのヒット数で差をつける。RISEの場合は延長戦はマスト判定ではないため、1者はドローとつけたが、2者が一輝を支持し判定勝ちをおさめた。


第7試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
○佐野貴信(創心會/RISE 5位/57.4kg)
×ヘンリー・セハス [Henry Cejas](ボリビア/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON -60kg王者/57.5kg)
判定3-0 (秋谷29-28/大澤30-29/小川30-29)

 佐野は55kgのバンタム級から階級アップしての2戦目。セハスは日本に住んで約15年で、格闘技は17歳の時にボクシングから始めたという27歳。ダニロ・ザノリニが主催するFIGHT DRAGONの王座を持つ。(RISEの表記では「ヘンリー・セジャス」ですが、本人は前日計量で自分の名前を「セハス」と発音していたため、この表記とします)
 1R、佐野は左右のミドルを連打するが、セハスはボクシング仕込みの重みのある右ストレート、右ボディをヒット。クリーンヒットでは無くても、佐野は圧力で押され、印象を悪くする。



 だが2Rに入ると、佐野は右ローを当ててセハスの勢いを止め、ミドルのヒットを増やし、組んでの膝蹴り、飛び膝蹴りも絡めて攻勢に転じる。3Rもミドルと膝で攻め、パンチの打ち合いにも応じ、被弾してもひるまず攻撃を出し続け試合終了。2R以降を優位に進め判定勝ちした。


第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
×藤田雄也(極真会館/RISE 6位/63.0kg)
〇AKINORI(蹴空ジム/RISE 9位/62.8kg)
4R 判定0-3 (長瀬9-10/大澤9-10/秋谷9-10)
3R 判定1-0 (長瀬29-28/大澤28-28/秋谷28-28)

 1R、藤田が左膝、右フック、AKINORIが右ロー、左ボディ主体で削り合う互角の状態だったが、終盤に一瞬の隙を突いた藤田の右膝がAKINORIの顔面に命中しダウンを奪取。AKINORIのダメージは小さく、2Rはパンチ・膝・ミドルの打ち合いになると、じわじわAKINORIが優勢に。



 3Rは手数でAKINORIが圧倒し、元々足を痛めていた様子の藤田は3度ほどスリップする場面も。延長戦に持ち込んだAKINORIは、パンチ、右ロー、左ハイ、回転蹴り等を当て続けて藤田をダウン寸前まで追い込み、見事逆転勝ちに成功した。


第5試合 ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
×TASUKU(リアルディール/RISE 5位/62.9kg)
〇川島史也(BattleNation/RISEスーパーライト級6位/62.8kg)
判定0-2 (長瀬28-29/豊永28-28/大澤28-29)



 1R開始間もなく、川島がラッシュを仕掛け、右のテンカオをボディに突き刺しダウンを先取。その後も飛び膝でTASUKUの唇を切り裂き攻勢をキープする。
 だがTASUKUもロー、膝を返すと、川島は失速。2Rから3R中盤まではTASUKUが圧力をかけて優勢に。だが終盤は疲れが見え始め、川島が残りの力を振り絞ってパンチと蹴りを連打し、逆転を食い止めた。


第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
〇皇貴(インスパイヤード・モーション/RISEフェザー級10位、2015年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝/60.0kg)
×潔人(リアルディール/59.7kg)
判定3-0 (30-29/30-28/30-29)


第3試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
〇山下力也(道真会館/RISE 9位、2016年RISING ROOKIES CUPヘビー級優勝)
×福田大和(nico mma dojo)
1R 0'54" KO (左ストレート)


第2試合 バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
〇津田鉄平(新宿レフティージム/RISE 10位/54.9kg)
×拓也(蹴空ジム/RISE 11位、2016年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝/54.8kg)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
※1R右フックで拓也に1ダウン


第1試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
×鮫島 力(薩摩ジム種子島/2013年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝/57.4kg)
〇川手裕貴(建武館/JAPAN CUP 2015 -60kgトーナメント優勝、第245回新空手道東京大会K-2軽量級優勝/57.2kg)
1R 2'13" KO (右ストレート)


オープニングファイト第3試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
△KENTA(HAYATO GYM/JAPAN CUP 2016 -65kgトーナメント優勝/59.9kg)
△後藤丈治(P's LAB札幌/59.8kg)
判定1-0 (30-29/29-29/29-29)

オープニングファイト第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R
〇恭介(インスパイヤード・モーション/KAMINARIMON JAPAN CUP2016選抜大会-65kg級優勝/62.7kg)※山田恭介 改め
×瑠夏(新潟誠道館/JAPAN CUP 2015 -60kg級準優勝/62.6kg)
判定2-0 (30-29/29-29/30-29)

オープニングファイト第1試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
〇大日方景都(TARGET/2015年KAMINARIMON全日本大会-60kg級優勝、JAPAN CUP 2016 -60kg級準優勝/57.5kg)
×都築太一(チームバルボーザジャパン)
3R 0'27" KO


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