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不可思、水町浩破り-63kg王者に。村越優汰、小笠原瑛作にTKO勝ち:7.30 有明

RISE 112
2016年7月30日(土) ディファ有明
 メイン、セミはRISE対REBELSの構図となり、不可思は水町浩とのローキックでの削り合いを制してRISEライト級(-63kg)王座を奪取。村越優汰はREBELS王者・小笠原瑛作のボディに膝を効かせ3R TKO勝ちし、1年前に敗れた那須川天心の持つRISEバンタム級(-55kg)王座挑戦権を獲得した。
  レポート&写真:井原芳徳 (中継:スカイA Part1 8/18(木)20~22時、Part2 9/5(月)21~23時)


第7試合 メインイベント RISEライト級(-63kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
×水町 浩(士魂村上塾/王者)※初防衛戦
○不可思(クロスポイント大泉/2位、WPMF日本スーパーライト級王者)
判定0-3 (和田48-49/豊永46-50/梅沢48-50)
※不可思が新王者に

 水町は昨年、イ・ソンヒョンの返上によって8選手で争われたライト級王座決定トーナメントに参戦し、11月の決勝で、11連勝中だった丹羽圭介に判定勝ちし、悲願だったRISEの王座奪取に成功した。
 対する不可思はREBELSの主力選手で、水町がベルトを巻いたのと同じ大会でライト級3位の麻原将平に判定勝ちしている。最近では6月5日のシュートボクシングでWPKLベルギー王者のバリーズ・カラバスを右ハイでKOしている。



 試合はローキックでの削り合いに。1R、水町が左のインローを当てれば、不可思は右ローを当てる構図。不可思の右ローのほうが数は多いが、水町の左のインローで不可思がバランスを崩す場面が数度あり、甲乙つけがたい状態だ。
 2Rもローの打ち合いで、変わらずヒット数では不可思が上。1Rのように不可思がバランスを崩す場面は無くなり、印象を悪くしないよう意識的に耐えているようにも見える。終盤になると組み付く場面が増え、どちらのローも効いていることがわかる。



 3Rは水町の左のインローで不可思がぐらついたりスリップする場面が増える。2Rはなんとか耐えていたが、さすがにキツくなってきた様子で、1Rよりもスリップは多い。不可思は途中からローが減り、右のミドル、ハイで打開を図るが、効果は今一つだ。水町にポイントがついてもおかしくないラウンドとなる。
 4Rに入ると、さすがの水町も不可思のローによるダメージが蓄積してきたようで、自分から組み付く場面が増え、小川レフェリーから注意を受ける。不可思も組み合ってしまう場面が多いが、めっきり左インローを打てなくなった水町とは対照的に、右ローを随所で当てており、今度は水町がスリップする場面が増加。不可思がポイントを取り返す展開に。



 5Rもクリンチが多く、タイトルマッチにふさわしくない展開になってしまうが、そんな展開の中で押し倒す側になるのは不可思のほう。このあたりはムエタイルールと並行して戦っている強みか?すると残り1分、不可思は残りの力を振り絞るようにしてパンチと右ローのラッシュを繰り広げると、水町は後退。最後も不可思が水町を押し倒す場面を作り、しっかり好印象を残す。

 ジャッジはばらつきはあったが、3者とも不可思を支持。ベルトを巻いた不可思は「RISEのベルト、奪っちゃいました不可思です」とアピールしたが「今日の試合内容じゃカッコいいこと言えないですけど」と謙虚な面も見せつつ「RISEの選手層が少ないので、俺は毎回ベルト賭けていいんで、どこからでも誰でもベルト取りに来てください」と話し、挑戦を積極的に受ける構えを示した。




第6試合 セミファイナル RISEバンタム級(-55kg)次期挑戦者決定戦 3分3R(無制限延長R)
○村越優汰(湘南格闘クラブ/1位、元王者)
×小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS 52.5kg級王者)
3R 1'53" TKO (タオル投入:膝蹴りによるダウン後)

 那須川天心の持つRISE王座の挑戦者決定トーナメントの決勝。15年5月に那須川に敗れ王座陥落した村越は、3月大会のトーナメント準決勝で3位の有松朝を3Rに三日月蹴りでKO。小笠原はホームリングのREBELSの6月1日の大会で行われたトーナメント準決勝で、シュートボクシング日本王者の内藤大樹からバックハンドブローでダウンを奪って判定勝ちし、決勝に駒を進めた。

 1R、両者ともサウスポーに構え、パンチ、ロー、ミドルを打ち合う展開で、終盤に小笠原の左ローが増えるが、まだ差がほとんどの無い状態だ。



 2Rに入り、村越が右のインローを多用しだすと、小笠原がスリップする場面も。小笠原はパンチ主体に切り替えるが、村越はブロックして耐え、右ミドルをお返しすると、これが効き目を発揮。後退する小笠原に右のミドル、膝を当て続け、終了間際に左のボディ狙いの膝を連打してダウンを奪う。
 3R、後の無い小笠原はパンチラッシュで逆転を狙うが、力は入らず、村越が再び左の膝を効かせた後、左のストレートでダウンを再び奪取。最後はコーナーに詰めての左の膝蹴りの連打で小笠原をダウンさせると、クロスポイント陣営からタオルが投入された。



 村越は「周りは小笠原選手が勝つんじゃないかと言っていて、そう言われたおかげで自分の力を発揮できたと思います。KOで勝てましたが、この戦い方じゃ那須川戦選手に勝てないです。次やるときにもっと強くなって帰ってきます」とアピール。

 ベルトを肩にかけてリングインした那須川は「村越選手おめでとうございます。どちらかと言うと瑛作選手が勝つかと思っていたんですが、夢で村越選手が勝っている夢を見て、正夢になればいいなと思っていて、こうなって、またRISE対決ができるんで。この試合をKOで締めてくれたことで、このベルトの価値も上がったと思います。このベルトが世界で一番価値があると思っています。お互い強い選手を倒し、いい試合ができるとおもので、タイトルマッチ、もちろん勝つのは僕で、返り討ちしたいです」と話した。タイトルマッチは早ければ9月25日の後楽園大会で行われる。


第5試合 -60kg契約 3分3R(延長1R)
×花田元誓(リアルディール/RISEフェザー級(-57.5kg)王者)
○コブシット・フェアテックス [Krobsud Fairtex](タイ/フェアテックスジム)
2R 0'13" TKO (ドクターストップ:飛び膝蹴りによる額のカット)

 花田は1月の野辺広大とのスーパーフェザー級王座決定戦で敗れて以来の試合。事前インタビューで花田は敗因が減量の調整ミスだったこと、減量苦を含め最近は「キックボクシングが好きかどうかわかんなくなって」いたこと、休養を経て「キックボクシングが好きだなって再確認できた」ことを明かしていた。
 元々、今回はネド“NINTENDO”ゴンバ(南アフリカ)と対戦予定だったが、ゲーオと同じトレーナーから指導を受けている18歳のコブシットに相手が変更。ルンピニースタジアムを主戦場とする戦績50勝20敗1分のサウスポーで、ミドルと膝が得意だという。体格的には55kgぐらいが適正で、軽い分、スピードが活かした戦いが功を奏する。



 1R、両者サウスポーに構え、花田が圧力をかけるが、コブシットも左のハイやミドルを随所で返して応戦。花田が左ストレートを当てた後も、左ストレートを当て返し、パンチでも巧さを印象付ける。
 そして2R、開始すぐにコブシットの飛び膝が炸裂し、花田は額から大量に出血しドクターストップ。初戦でフェザー級王者を下したコブシットは「天心と戦いたい」と、バンタム級王者の那須川との対戦を直球アピールした。




第4試合 -58.5kg契約 3分3R(延長1R)
○森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西/フェザー級(-57.5kg)3位)
×それいけ大和(ブルドッグ廣島/ISSIN-KICKバンタム級王者)
2R 1'45" TKO (レフェリーストップ:右飛び膝蹴りでダウン後)



 RISE初参戦の大和はプロボクシング9戦7勝(5KO)2敗、キック3戦3勝(3KO)の31歳。大振りのパンチを打ちつつ、右ローも連打してくるが、キックでのキャリアで勝る森本の右ローがじわじわと効き目を発揮し、2Rにパンチラッシュからの左の顔面狙いの膝蹴りの連打でダウンを奪うと、最後は右の飛び膝蹴りで豪快にマットに沈めた。


第3試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
○直樹(BRING IT ONパラエストラ葛西/RISEライト級(-63kg)5位、2015年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
×川島史也(BattleNation/RISEスーパーライト級7位、2015年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)

 1R、直樹が右ローを効かせ、2Rには右ロー以外に左フック、右の飛び膝も度々当てて川島を圧倒する。3Rは川島の右ローをもらい続けた影響で勢いが落ちたが、危ない場面は作らず判定勝ちした。


第2試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
○SEIDO(Team ORCA/ライト級(-63kg)10位)
×ダルビッシュ黒木(KING EXCEED)
判定3-0 (30-28/30-29/30-28)
 
 SEIDOが1Rから右ロー主体で攻め、2Rからヒットを増やし攻勢。黒木も飛び膝やパンチの連打で見せ場を作るが、SEIDOの動きを止めるほどにはならなかった。


第1試合 -64kg契約 3分3R
×TAG(ERUPT)
○勝本竜矢(健成会/第27回全日本新空手K-2 GP 2016軽中量級&中量級優勝)
判定0-3 (25-30/25-30/26-30)

 グローブ着用の空手大会である新空手の全日本大会で史上初の2階級制覇を達成した20歳の勝本がプロデビュー戦。父親はK-1やKrushの審判でもある勝本剛司・健成会師範だ。対するTAGは熊本出身で20戦近くのMMAキャリアがあり、昨年10月のRISEではミドル級(70kg)で参戦し、小西拓槙に2R KO負けしている。
 1R、勝本が右の前蹴り、ハイといった蹴り技でTAGを翻弄しつつ、パンチをかわしてからのバックハンドブローでダウンを奪取。2Rからは汗を多くかき、少し疲れが見えてきて手数が落ちたが、2R終盤にも左フックでダウンを奪取。3RはTAGのまぶたを切り、終盤のTAGのパンチラッシュをしのぎ判定勝ちした。



◆ 1st Stage

第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
×永井健太朗(KickBox)
○戸塚昌司(C'rush)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)

第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
○中井将史(リアルディール)
×聡一郎(フリー)
1R 1'57" KO

第4試合 RISING ROOKIES CUPバンタム級(-55kg)準決勝 3分3R(延長1R)
×加藤 雄(リアルディール)
○池田進人(正道会館)
判定0-3 (29-30/27-29/28-30)

第3試合 -68.5kg契約 3分3R
○金田大嵩(インフィニティ)
×富田 誠(PAL-GYM)
判定3-0 (30-28/30-29/30-28)

第2試合 -52.5kg契約  3分3R
○遠山翔太(MONSTAR GYM)
×佐野佑馬(創心會/2015年KAMINARIMON -55kgトーナメント優勝)
1R 2'08" KO

第1試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
○飯田“440”諒(TEAM SUN)
×志藤頼孝(アカデミア・アーザ水道橋)
1R 2'19" KO

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