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那須川天心、マイク・アラモスを1R KO。気持ちは武尊からRIZINへ:11.8 後楽園

RISE 108
2015年11月8日(日) 後楽園ホール
 3連続KO勝ちでBLADEの-55kgトーナメントを制した脅威の高2・那須川天心。今回はKrushで瀧谷渉太を圧倒したマイク・アラモスをわずか1分56秒でKOし、デビュー以来の連勝を10に伸ばすと「RIZIN、ぜひ僕を出してもらえませんでしょうか」とアピールした。一方、対戦を熱望していたK-1王者の武尊については「反応して来ないなら言わなくてもいいかな」と、気持ちが冷めつつあることを明かした。
  レポート&写真:井原芳徳


第8試合 メインイベント -55kg契約 3分3R(延長1R)
○那須川天心(TARGET/RISEバンタム級(-55kg)王者、BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント優勝/55.0kg)
×マイク・アラモス(フランス/チーム・アラモス/54.6kg)
1R 1'56" KO (左膝蹴り)

 那須川は5月大会で村越優汰を2R KOしRISEのベルトを獲得し、8月のBLADEの-55kgトーナメントを全試合KOで制覇。ホームのRISE凱旋試合で用意されたのは、13年1月のKrushで)瀧谷渉太を圧倒して勝っているアラモスだ。タイ人以外で2人目のルンピニー王者となったダミアン・アラモスを兄に持つエリートだが、那須川は全く問題にしなかった。



 那須川はサウスポー、アラモスはオーソドックスに構え、アラモスが伸びのある右ハイを放つが、那須川は落ち着いてかわして左のインローを返しつつ、パンチを交錯させる展開でしっかり右フックを当てる。さらに那須川はじわじわと打ち合いの中で圧力を強め、左ストレートを当てると、アラモスは一瞬嫌そうな表情を浮かべ、その隙を逃さず那須川はさらにパンチを振るって前に出て、ロープに詰めてからの左ストレートでダウンを奪う。アラモスは立ち上がったが腰が引けており、最後は那須川が左の膝をボディに突き刺すと、アラモスはマウスピースを吐き出してうずくまり、レフェリーがKOを宣告。那須川がアラモスの光を完全に消し圧勝し、プロデビュー後の連勝をついに10勝の大台に乗せた。




 マイクを持った那須川は「強い選手と聞いていつも以上に練習しました。これからもRISEを代表してしっかり格闘技界を盛り上げます。そして、年末にもう一勝負したいんですが、RIZIN、ぜひ僕を出してもらえませんでしょうか、RIZINの笹原(圭一:元DREAM広報)さんが来ているので是非出してください」と、12月29日と31日に開催されるRIZINへの出場をアピールした。

◆那須川「あっという間でしたね。ビデオで見ても強いなって不安もあったんですけど、それを全部力に変えられたんで良かったです。
(最初から行こうと考えていた?)倒せる時に倒そうと考えてて、最初にパンチ入った時から嫌そうな顔をしていたんで、最初上で行こうと思って、ガード固めて来たんで、最後は膝で。(距離感は?)遠かったです。ジャブも当たらなそうな距離で、どう仕掛けようかと思って、前足でフェイントかけて、そこから蹴って、パンチも一発打ってみようと思ったら入ったんで。(入るのに苦労はしなかった?)そうですね。ミドルは長いなと思いました。(蹴りは重かった?)重みはあったんですけどこれなら大丈夫と思いました。
(RIZIN参戦をアピールしていましたが?)僕が出れば必ず盛り上げることができると思うんで。(MMAでもいいんですか?)期間が短いですよね(苦笑)。半年ぐらいあれば挑戦もしたいですけど、そっちに行くというのは考えてないです。(試合前後で笹原さんとお話は?)してないです。(どういう相手を用意してもらいたい?)とにかく強い相手とやりたいです。K-1のほう(=武尊)もやってくれなそうなので、別にこっちから言わなくてもいいかな。いつまで言っても僕が下だと思われちゃうんで、これ以上言っても反応して来ないなら言わなくてもいいかなと」


第7試合 セミファイナル 第3代RISEライト級(-63kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
○水町 浩(士魂村上塾/RISE 2位、元WMAF世界ウェルター級王者、元MA日本スーパーライト級&ウェルター級王者/63.0kg)
×丹羽圭介(HAYATO GYM/RISE 4位/63.0kg)
判定3-0 (小川49-48/豊永49-47/長瀬50-47)
※水町が新王者に

 イ・ソンヒョンの王座返上で1月から開幕した8選手による王座決定トーナメントの決勝に駒を進めたのは、キャリア10年、47戦目のベテラン・水町と、11連勝・戦績14戦13勝(1KO)1敗の新鋭・丹羽だ。
 長期戦を意識してか、両者とも序盤は慎重な試合運び。水町は左インロー主体で、時折左ミドルも強打し、丹羽も右ロー、右ミドル、左前蹴りを当てるが、手数が少ない状態が続く。
 均衡が崩れたのは3R。丹羽の左のガードが下がった隙を逃さず、水町が右フックをクリーンヒットし、丹羽の腰が一瞬マットに落ち、レフェリーはダウンを宣告する。その後も勢いづいた水町のペースがしばらく続く。
 丹羽はダウンのダメージはほとんど無い様子で、以降はガードを下げず、4R終盤には、水町をコーナーにパンチで詰めてからの右ハイで挽回。だが5Rに入ると、水町の左のインローで度々バランスを崩してしまい悪印象。水町の序盤のローがここで効いてくる。終盤、丹羽がパンチの打ち合いに持ち込むが、水町が的確に右を当て続け終了。判定が読み上げられると、勝った水町はマットに泣き崩れた。




第6試合 第4代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント準決勝 3分5R(無制限延長R)
○花田元誓(リアルディール/RISEフェザー級(-57.5kg)王者/59.9kg)
×SHIGERU(新宿レフティージム/BLADE FC JAPAN CUP -61kgトーナメント準優勝、元WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者/60.0kg)
判定3-0 (小川30-29/秋谷30-29/長瀬29-28)

 小宮山工介の王座返上により4選手による王座決定トーナメントが10月の有明大会からスタートし、野辺広大が郷州力を下し先に1月31日の後楽園大会の決勝に進出。反対ブロックからベルトを狙うのは2階級制覇を目指す花田と、REBEL、BLADES等での活躍を経てRISEに初参戦するSHIGERUだ。



 1R、花田がサウスポーに構えるが、なかなかいつものように前に詰めず、時折左膝、左ストレート等を当てるが慎重な攻め。SHIGERUも右フック、右膝、右ハイを当てるが、まだ手数は少ない。2Rもほぼ同じような構図でなかなか均衡が崩れなかったが、3Rに入ると花田が最初から圧力を強め、左のテンカオも絡めつつ前に出て左のストレートをクリーンヒット。SHIGERUは鼻血を出し苦しそう。SHIGERUはその後も左のジャブ、ストレート、フックを自在に当て続け、文句無しの判定勝ちを果たした。



 試合後、野辺もリングインし、花田は「広大選手、この間のアピール、生意気でしょ。かかってこいよ」と、10月の野辺の試合後の「花田、SHIGERU、かかってこい」という発言を真似るようにアピール。スーツ姿で登場した野辺は「僕はどっちが勝っても問題ないと思っていました。60kgのRISEのベルトに賭ける思いは僕が一番強いです。必ず1月、ぶっ倒してベルト巻きます」と抱負を述べた。


第5試合 -56kg契約 3分3R(延長1R)
○村越優汰(湘南格闘クラブ/元RISEバンタム級(-55kg)王者/55.8kg)
×一刀(日進会館/元RISEフェザー級(-57.5kg)王者/56.0kg)
4R 判定2-1 (大沢9-10/秋谷10-9/小川10-9)
3R 判定1-1 (大沢29-28/秋谷29-29/小川29-30)

 1R、サウスポーの村越がいつものように左ミドル、三日月蹴りを主体で攻めれば、一刀は右のインロー、ミドルをお返し。手数では村越が若干上だが、一刀がプレッシャーをかけ続ける時間が長く、2R終盤には一刀の右のフックが炸裂し、村越は腰が落ちるとロープに引っかかり、ダウンをギリギリで免れる。



 3Rも村越が左ミドル、一刀が右のロー、右ボディを当てるが、均衡状態が続き終了。2Rのポイントを取った一刀の勝ちかというムードだったが、延長に突入する。その流れで一刀が右のインロー、右フックを当てて先手を取るが、村越は持ちこたえ、左ミドルの連打で挽回。僅差ながらも中盤以降好印象を残した村越が勝利したが、一刀も健闘し、1kg下の-55kgでも可能性を感じさせるファイトだった。


第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
×麻原将平(正道会館/RISE 3位/62.9kg)
○不可思(クロスポイント大泉/RISE 6位、WPMF日本スーパーライト級王者、Bigbangライト級王者/63.0kg)
判定0-2 (29-30/29-29/28-29)

 1R、途中まで麻原がスピードのある左右のパンチを的確に当てていたが、不可思も次第に左右のローを返し挽回。2Rも麻原がパンチ、不可思がロー主体。麻原は左のミドルも終盤に連打。均衡状態は3Rも続くが、終了間際に不可思が右ハイをクリーンヒット。結局この攻撃が差をつける形となり、不可思が接戦を制しRISE本格参戦後2連勝とした。




第3試合 ミドル級(-70kg) 3分3R(延長1R)
○小西拓槙(フリー/RISE 7位、SKAオリエンタル・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者/70.0kg)
×森孝太郎(リアルディール/RISE 8位/68.5kg)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)

 10月大会で連続出場を熱望した小西。森とはサウスポー同士の顔合わせで、1R中盤から小西が右のストレートを何発も当てて優勢。2Rもパンチで森を苦しめつつ、終盤に左フックでダウンを奪う。しぶとい森をなかなか倒せなかったが、3Rも左右のローを絡めながら主導権を維持し判定勝ちし、RISEでの連勝を3に伸ばした。


第2試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
○番長兇侍(習志野トップチーム/RISE 7位/65.0kg)
×安東雅喬(湘南格闘クラブ/64.7kg)
2R 0'00" TKO (ドクターストップ:左足の小指と薬指の間の裂傷)


第1試合 -56kg契約 3分3R
○中井将史(リアルディール/55.8kg)
×大塚 憲(新宿レフティージム/55.9kg)
判定3-0 (29-28/30-29/30-28)


オープニングファイト2 バンタム級(-55kg) 3分3R
○永井健太朗(Kick Box/55.0kg)
×白岡伸仁(平井道場/54.9kg)
判定2-0 (29-28/28-28/29-28)
※2R右フックで白岡に1ダウン

オープニングファイト1 バンタム級(-55kg) 3分3R
×リョウタ(鷹虎ジム/55.0kg)
○銀次(RICE GATE/54.6kg)
2R 2'14" KO (左ボディフック)

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