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20歳の野辺広大、郷州力を撃破「花田、SHIGERU、かかってこい」:10.12 有明

RISE 107
2015年10月12日(月/祝) ディファ有明
 小宮山工介が怪我で返上したRISEスーパーフェザー級(-60kg)王座を賭けた4選手によるトーナメントが開幕。小宮山の王座と、町田光のREEBLS王座に挑戦経験のある郷州力もエントリーしたが、20歳の新鋭・野辺広大が得意の蹴りだけでなくパンチでも郷州を苦しめ判定勝ちすると「反対ブロックには花田、SHIGERUがいますが、かかってこい」と強気にアピールした。
  レポート&写真:井原芳徳 (中継:スカイ・A sports+ Part.1 10/29(木)19時~ Part.2 11/5(木)19時~)


2nd Stage



第9試合 メインイベント 第4代スーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R・マスト判定)
×郷州 力(PHOENIX/3位/60.0kg)
○野辺広大(1-siam gym/4位/60.0kg)
判定0-2 (梅沢29-29/豊永28-30/長瀬28-30)

 昨年12月のBLADE -61kgトーナメントを制した小宮山工介だが、その大会前から痛めていた膝の完治に時間を要し、復帰は早くても来年となることから、以前から持っていたRISEのスーパーフェザー級のベルトを返上した。今大会の郷州×野辺と、11月8日のRISE.108での花田元誓(リアルディール/RISEフェザー級(-57.5kg)王者)vs. SHIGERU(新宿レフティージム/BLADE -61kgトーナメント準優勝)が第4代スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝となり、決勝は来年1月31日のRISE 109後楽園で行われる。

 郷州は耳の聞こえないハンデを持ちながらも、それを感じさせない気迫あふれるファイトで人気上昇中の選手。小宮山のベルトに挑戦した経験があり、今年に入ってからは小川翔に勝利し、7月には町田光の持つREBELSのタイトルに挑戦し、膝蹴りで眉間を切り裂くチャンスを作るも、判定で敗れた。

 対する野辺は5月にNJKFのリングでNJKFスーパーフェザー級王者・悠矢に敗れるまで6連勝していた20歳の新鋭。デビュー当時は勝ち星から見放される時期があったものの、3歳から習った極真空手仕込みの蹴りが、ヌンサヤーム・トレーナー仕込みのムエタイと融合し、本領発揮できるようになってきた。

 試合では1Rから野辺が主導権を握る。野辺の左のジャブ気味のストレートが度々ヒット。事前インタビューで「前からボクシングにも行って、パンチの技術も磨いてきた」と話していたが、その成果が出ているようだ。さらに左の奥足狙いのローを連打すると郷州の動きが止まり、野辺はパンチラッシュで郷州をひるませる。途中、郷州も持ち直すが、終盤には野辺が右ロー、左ボディも絡め、郷州を苦しめる。
 郷州は前に出てもなかなかパンチを当てさせてもらえない状態が続いたが、2Rに入ると少しずつヒットが増え、野辺は少し苦しそうな表情を浮かべるように。それでも左のミドル、ハイ、ジャブストレートを随所で返して、郷州の突進を食い止めるが、終盤のパンチの打ち合いでは少しひるんでしまう場面もあり、若干印象が悪い。



 3Rも激しい打ち合いが随所で繰り広げられ、期待通りの好勝負に場内が沸くが、そんな中でも野辺は左のインロー、前蹴り、飛び膝といった蹴りもたくさん織り交ぜ、トータルスキルの高さを印象づける。郷州もインローを時折絡めるが、野辺の勢いを止めることができない。 



 3Rが終わると、野辺陣営はすぐ野辺に水をかけ、延長に備えて体力回復をさせ、その後読み上げられた判定でも1者がドローとつけたが、2者が1Rと3Rの攻撃を評価し、野辺の判定勝ちに。マイクを持った野辺は「このトーナメント、若い僕が勝つことでライト級に新しい風が吹くと思います。反対ブロックには花田、SHIGERUがいますが、かかってこい。僕が必ず1月ベルト巻きます」と、先輩選手を呼び捨てにする強気のアピールを繰り広げた。


第8試合 セミファイナル フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)
×小宮山夕介(TARGET/RISE 4位/57.5kg)
○小山泰明(建武館/Bigbangキックルール・スーパーフェザー級王者、元J-NETWORKフェザー級王者/57.5kg)
2R 1'35" TKO (3ダウン:左ボディフック)

 最近2試合はシュートボクシングに上がり連勝した小宮山兄弟三男・夕介がホームリングに凱旋。今回の相手はRISE初参戦の小山だ。小山は元学生キック王者で全日本キックでデビュー。全日本の解散後はJ-NETWORKで王者となり、昨年12月に稲石竜弥を下しBigbang王座を獲得した。
 1R開始すぐから、サウスポーの夕介に対して、小山がプレッシャーをかけ、右のインローを何発も当てて主導権。夕介は左のハイや回転蹴りを放つが、空振りが多く、左の飛び膝蹴りの奇襲を仕掛けるも、小山に左のフックを合わせられてしまう。



 そして2R、小山が1Rにも当てていた右ミドルの比重を上げていくと、ロープ際まで下がらせてから右のハイをヒット。ひるんだ夕介にパンチの連打をまとめダウンを奪う。夕介は立ち上がるがダメージは大きく、小山は右フックで2ダウン目を奪うと、最後は左ボディでマットに沈めた。



 夕介はプロ初のKO負け。マイクを持った小山は「RISE初参戦でインパクトのある勝ち方がしたかったので良かったです。まだまだ建武館の強さを証明するような、みなさんが興奮するような試合をしますので、また次見かけたら応援お願いします」とアピールした。フェザー級王者の花田元誓はスーパーフェザー級王座決定トーナメントにエントリー中だが、花田がその試合を終えれば小山がフェザー級のライバルの一人として浮上するのは確実だろう。


第7試合 ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
○藤田雄也(極真会館/RISE 5位/62.9kg)
×SEIDO(Team ORCA/RISE 10位/62.9kg)※KING MASA 改め
判定3-0 (30-26/30-26/29-25)

 5月のライト級王座決定トーナメント準決勝で丹羽圭介に敗れた藤田雄也が、その丹羽に黒星をつけた事があるSEIDOと対戦。藤田は左のミドル、前蹴り、右ローといった蹴り技主体で、SEIDOは右のアッパーやストレートといったパンチと右ロー主体の戦い。1R中盤、SEIDOがホールディングの注意を2回受け、減点1となってしまう。2R、藤田が左ミドルのヒットを増やすと、ロープ際に詰めての右の飛び膝を顔面に叩き込みダウンを奪取する。3Rも藤田の蹴り、SEIDOのパンチという構図が続き、終了間際、胴回し蹴りを空振りした後に倒れた藤田をSEIDOが軽く踏んでしまい、さらに減点1を宣告されてしまう。減点絡みの点差もあったが、藤田がしっかりと空手家らしい攻撃でダウンを取り完勝し、健在ぶりをアピールした。


第6試合 ミドル級(-70kg) 3分3R(延長1R)
○小西拓槙(フリー/RISE 7位、ISKAオリエンタル・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者/70.0kg)
×TAG(ERUPT/69.5kg)
2R 1'26" KO (左膝蹴り)

 サウスポーの小西が総合格闘家のTAGに左のミドル、インロー、テンカオを効かせ、1R終盤に顔面狙いの左膝蹴りでダウンを奪取。2Rにも左ボディを効かせ、パンチの連打でダウンを奪うと、最後は左のテンカオの連打でTAGをマットに沈めた。
 マイクを持った小西は、故郷である大阪・岸和田にまつわるジョークで会場を微妙な空気にした後「RISEの70kgの王座が空位なので腰に巻きたいです。BLADEにRISE代表として参戦して70kgで一番になると心に決めているんで、1か月後(11月8日)のRISE後楽園大会も怪我も無いんで出ます」と勝手にアピールした。


第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
○津田鉄平(新宿レフティージム/RISE 8位/55.0kg)
×沙斗流(ラビカラ/54.5kg)
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-1 (28-29/29-28/29-29)

 開始すぐから沙斗流が距離を潰してパンチと右ローを連打。勢いに押され続けた津田だったが、ボディへの左右の膝とパンチをコツコツと返して、次第に五分に戻し、3Rにはクリーンヒット数で上回るように。延長Rにもつれ込むと、レフティー勢持ち前の豊富なスタミナを発揮してパンチと膝と右ミドルを当て続け、津田が逆転勝ちに成功した。


第4試合 バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
○佐野貴信(創心會/RISE 9位/55.0kg)
×遊輝(モテるジム/WMF世界アマチュアムエタイトーナメント銀メダル/55.0kg)
2R TKO (レフェリーストップ:左スネの負傷)

 1Rから佐野が右ローを効かせつつ、左前蹴り、左右のミドルのヒットも増やして次第に主導権。2R開始すぐ、右ローを強打すると、遊輝は左スネを痛めた様子で足が止まり、佐野がパンチと膝のラッシュでスタンディングダウンを奪うと、足元がおぼつかない遊輝を見たレフェリーがストップ。遊輝は担架で運ばれた。


第3試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
×木野 翔(T-KIX GYM/RISEフェザー級7位、2014年RISING ROOKIES CUP同級優勝/59.6kg)
○一馬(MONSTAR GYM/59.kg)
1R 2'51" KO (左ストレート)


第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
×一貴(日進会館/第21回グローブ空手道選手権大会播州杯軽中量級優勝/62.7kg)
○緒方 惇(チーム緒方/63.1kg→63.0kg)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
※3R左ストレートで一貴に1ダウン


第1試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○田口 尚(ドージョー☆シャカリキ/第24回全日本新空手道選手権大会G-1 GRAND PRIX2013軽量級3位/57.5kg)
×HPS DATE(Team DATE/HPS division/57.0kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)


1st Stage



第8試合 RISING ROOKIES CUPバンタム級(-55kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○優吾・FLYSKYGYM(FLY SKY GYM/元NJKFアマチュア3冠王)
×齋藤 拓(y's glow/フリースタイルカラテチャンピオンシップ一般軽量級優勝)
2R 1'18" KO

第7試合 RISING ROOKIES CUPフェザー級(-57.5kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○皇貴(インスパイヤードモーション)
×華☆勇輔(A☆R KICK!)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第6試合 RISING ROOKIES CUP スーパーフェザー級(-60kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
×伊仙町勇磨(BLA-FREY)
○田中直樹(BRING IT ONパラエストラ葛西)
3R 3'00" KO

第5試合 RISING ROOKIES CUP スーパーライト級(-65kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
×長田真一(LA GYM JAPAN)
○川島史也(BattleNation)
判定0-3 (28-29/28-30/27-30)

第4試合 RISING ROOKIES CUP ヘビー級 決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○山中政信(正道会館)
×OD・KEN(ReBORN経堂)
3R 0'16" KO

第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
×吉田直人(チーム緒方)
○齋藤 律(y's glow)
2R 2'56" KO

第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R
×飯塚祐己(KFG URAWA)
○原 哲夫(T-KIX GYM)
判定0-3 (28-29/29-30/28-30)

第1試合 ライト級(-63kg) 3分3R
○ポッシブルK(翔拳道)
×稲垣宜正(如心館/第237回新空手道東京大会K-3トーナメント軽中量級優勝)
2R 2'40" TKO

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